太田述正コラム#13035(2022.10.4)
<皆さんとディスカッション(続x5311)/映画評論71:ロード・オブ・ウォー>

<HH>

 太田さん・・・土曜日はありがとうございました。
 講演後の議論中、三島由紀夫の父が満洲で阿片貿易に携わった旨の発言をしましたが、帰宅後に確認してみると父ではなく祖父<平岡定太郎>でした。
 具体的な状況はウキペディアに拠ります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%B2%A1%E5%AE%9A%E5%A4%AA%E9%83%8E
https://ja.wikipedia.org/wiki/
 この方の経歴をみると正に岸信介が言うところの政治資金の濾過器の役割を原敬のために行なっていたようです。
 ちなみにこの事件を知ったのは松原一枝さん
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E4%B8%80%E6%9E%9D
という作家のアンソロジー「大連ダンスホールの夜」という作品からでした。
 話は変わりますがプーチンがウクライナ東部4州併合後に行なった演説を読みましたが、ロシア人のタタールの軛的心情が発露されていると同時に、正に今回のオフ会のテーマであった米国による日本(と韓国)の裏金支配のことをあからさまに言及し非難しております。
http://eritokyo.jp/independent/Ukraine-war-situation-aow1589.htm
 今の時点でこのことに言及しても主要メディアからスルーされてしまうのは仕方ないですが、一国の指導者からこの事実を公式に指摘されたのは長期的には自民党の崩壊(と言うより米国による属国状態からの解放)に繋がっていくのではないかと期待したいところです。

 安倍問題。↓

 <岸カルト・チックだわねえ。↓>
 「岸田文雄氏長男が首相秘書官に 「人事活性化と連携強化のため」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/19f486707bc152b0380daf45d29899471eba77ee
 <岸田内閣の精華。↓>
 「山際氏が旧統一教会トップと対面接触「やりとりしたということではない」釈明に与党内からも批判・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d872b87bc9cfed81b31361a3dc69901bbdca8baf
 「山際大臣が旧統一教会との関係公表に消極的なのは…上層部とズブズブではと元信者のジャーナリスト指摘・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b125b37b72971d89d6d1987aa7b0888ba688e67f
 <統一教会はもういい。本丸の自民党を攻めないその他評論家どもめ。↓>
 「統一教会が訴訟へ、「恫喝」に耐えた鈴木エイトの闘い。メディアが再び萎縮すれば時間は逆戻りする・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/383763d201347e16d6c4418755ad19184075b00b
 <だっからー、自民党を攻めろっての。↓>
 「日本人を貧乏にしたのは大企業。カルト教団だけでなく「お友達企業」と自民党の癒着も清算させるべき・・・」
https://www.mag2.com/p/money/1236770?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_mon&utm_campaign=mag_9999_1003&trflg=1
 <そうだよ。だけど、どうしてそうしてきたのか、せざるをえなかったのかを解明せにゃ。↓>
 「保守派の常套句「安倍晋三元首相は土下座外交を終わらせた」の大ウソ・・・」
 保守派は、国内で隣国に罵声を浴びせるかのような強気な発言を繰り返し、海外の勢力から「国益」を守るとか、「自主防衛」とか主張している。だが、彼らは一歩でも海外に出れば何も言えなくなるのだ。そればかりか、日本の国益を売り渡すようなリップサービスを繰り返してきた。長年にわたる保守派の「内弁慶」な姿勢はまさに、相手国の要求を無条件でのみ続ける「土下座外交」・・「二面性」「内弁慶体質」・・そのものではないだろうか。・・・」
https://www.mag2.com/p/news/553732?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_mon&utm_campaign=mag_9999_1003&trflg=1
 <そうだねえ。↓>
 「安倍氏の国葬だが、政府の発表では参列者は、4,183人だったという。海外からの参列者は734人なので、国内からの参列者は3,449人だったことになる。招待状を出した・・・人<の>・・・6割も参加していないことになる。
 それ以上に情けないのは、一般の献花は2万5,000人という数だ。
 始まる前に集まったのは100人超。確かに朝の4時半から集まった人や沖縄から来た人もいるらしいが、これでは人気ラーメン屋のレベルだ。
 吉田茂の国葬では参列者は6,500人、4万人以上の一般人が献花に訪れたという。
 せめてこのくらいの慕われ方でないと国葬と言えないのではないか?・・・」
https://www.mag2.com/p/news/553747?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_mon&utm_campaign=mag_9999_1003&trflg=1
 <小池都知事の知事アフターの政治的展望はもはやないね。↓>
 「都民ファーストの本橋弘隆・都議会副議長、旧統一教会関連団体に公費1万5000円を支出 豊島区議長時代・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/206231

 ウクライナ問題。↓

 <ますますアカン、ロシア軍。↓>
 「ロシア 主力部隊の司令官解任 ウクライナ軍が重要都市奪還・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd78d19c52358bbd0bcf09d6b844ddfaf699d0e3
 「ウクライナ軍、ヘルソン州で進軍し一部集落制圧・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%BB%8D-%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%B7%9E%E3%81%A7%E9%80%B2%E8%BB%8D%E3%81%97%E4%B8%80%E9%83%A8%E9%9B%86%E8%90%BD%E5%88%B6%E5%9C%A7-%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%A9%9F%E9%96%A2/ar-AA12xaCw?ocid=msedgntp&cvid=6aea39efc4174b0db6d62e5affc8079a
 Ukraine tank breakthrough in south towards Kherson・・・
https://www.bbc.com/news/world-europe-63126156
 「ウクライナ軍、・・・東部でも攻勢拡大・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/markets/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%BB%8D-%E5%8D%97%E9%83%A8%E3%81%A7%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E9%98%B2%E8%A1%9B%E7%B7%9A%E7%AA%81%E7%A0%B4-%E6%9D%B1%E9%83%A8%E3%81%A7%E3%82%82%E6%94%BB%E5%8B%A2%E6%8B%A1%E5%A4%A7/ar-AA12yFK7?ocid=msedgntp&cvid=4f6c796cb11f4d01936697f6dde193cc
 「ウ軍、・・・トルコで軍艦進水式・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A6%E8%BB%8D-%E5%8D%97%E9%83%A8%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B32%E9%9B%86%E8%90%BD%E3%82%92%E5%A5%AA%E9%82%84-%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%A7%E8%BB%8D%E8%89%A6%E9%80%B2%E6%B0%B4%E5%BC%8F/ar-AA12xfFG?ocid=msedgntp&cvid=6aea39efc4174b0db6d62e5affc8079a
 <ロシア政府はダッチロール。↓>
 「ロシア、ウクライナ併合地域の国境は画定していない-大統領府報道官・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BD%B5%E5%90%88%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%AE%E5%9B%BD%E5%A2%83%E3%81%AF%E7%94%BB%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E5%BA%9C%E5%A0%B1%E9%81%93%E5%AE%98/ar-AA12xMYm?cvid=2aebe25efce7437da3b3b158de87ade8
 <よって、ますます追い詰められてるプーチン。↓>
 「戦況悪化でむなしいプーチンの「領土拡大」宣言、モスクワではポスト・プーチン体制に向けた臆測も・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/969bcfc686fc21be2604f9ba09966439cc877f42
 <嘘つきはドロボーじゃなく強盗の始まりだった。↓>
 「プーチン氏、発言と矛盾=8年前「ウクライナ分割望まず」 ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E6%B0%8F-%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%81%A8%E7%9F%9B%E7%9B%BE-%EF%BC%98%E5%B9%B4%E5%89%8D-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%88%86%E5%89%B2%E6%9C%9B%E3%81%BE%E3%81%9A/ar-AA12ypvl?cvid=2d9676ec22c24d1f93ddbe695267e61e
 <2発目に対しては、バルト艦隊を殲滅? 但し、3発目に対して北海艦隊を殲滅はない。戦略核搭載潜水艦群がいるからだ。↓>
 「・・・米国を訪問していたポーランドのズビグニェフ・ラウ外相は27日NBCテレビの報道番組「ミートザプレス」に出演し、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用も辞さないという態度を示していることについて次のように語った。
「我々の知る限りプーチンは戦術核兵器をウクライナ国内で使用すると脅しており、NATOを攻撃するとは言っていないのでNATO諸国は通常兵器で反撃することになるだろう」
 ラウ外相はこうも続けた。
「しかしその反撃は壊滅的なものでなければならない。そして、これはNATOの明確なメッセージとしてロシアに伝達している」
 これに先立ち、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障問題担当補佐官は25日の「ミートザプレス」に出演し、ロシアが核兵器を使用した場合は「ロシアに破滅的な結果を与える」と言い、これはロシアの当局者との個人的なやりとりを通じてロシア側にはっきりと伝えてあると言明した。 その「壊滅的反撃」や「破滅的な結果」をもたらすものが具体的にどんな作戦なのかは不明だが、それを示唆するような記事が英紙「デイリー・メイル」電子版21日にあった。
「独自取材:プーチンがウクライナで核兵器使用に踏み切った場合、米国はロシアの黒海艦隊やクリミア半島の艦隊司令部に対して壊滅的な報復をするだろう、元米陸軍欧州司令官が警告」
 2018年まで米陸軍欧州司令官をしていて、今はシンクタンク欧州政策分析センターの戦略研究の責任者をしているベン・ホッジス退役中将がその人で、「デイリー・メイル」紙のインタビューに次のように語っている。
  「プーチンがウクライナで核攻撃を命令する可能性は非常に低いと思う。しかし、もし戦術的な大量破壊兵器が使われたならば、ジョー・バイデン大統領の素早く激しい反撃に見舞われることになるだろう」 その具体的な作戦についてホッジス中将はこうとも言う。
「米国の反撃は核兵器ではないかもしれない。しかしそうであっても極めて破壊的な攻撃になるだろう。例えばロシアの黒海艦隊を殲滅させるとか、クリミア半島のロシアの基地を破壊するようなことだ。だからプーチンや彼の取り巻きたちは米国をこの紛争に巻き込むようなことは避けたいと思うはずだ」 ホッジス中将が米国の作戦を承知していたとは思わないが、米軍の元司令官と現在の作戦立案者が考えることはそうは違わないはずだ。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/46984fa393aa551420875c9b0fb4ed8e5ed5011b

 それでは、その他の記事の紹介です。↓

 何騒いでんだよ。
 日本向けミサイルじゃねーのに、肝心の米国が反応してない程度のチンケな話じゃん。
 そもそも、大気圏外を突っ切る飛翔体がさして危険なワケないわ。↓

 「北朝鮮弾道ミサイル、東北を通過 松野官房長官、厳重抗議・・・」
https://www.sankei.com/article/20221004-DTF2KPWS2RMFRM4PWMOCD7QEGE/
 「4600キロの飛行距離は過去最長と防衛相・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3041f94cef3b8106fb561adc6072a7a34ba8eadf
 <NYタイムス電子版は記事を載せてないし、ワシントンポストも斜に構えた短い記事だけ。↓>
 North Korea fires ballistic missile over Japan, Tokyo says・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2022/10/03/north-korea-missile-japan-tokyo/

 五輪汚染。↓

 <さー、どーかしら。↓>
 「東京地検特捜部が「菅前総理」をロック・オン…ひそかに進む「重大捜査」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/205678c9eceb40513626685cf511d8686de0e2f2

 当たって欲しい八卦だが・・。↓

 「・・・、世界中が大混乱の中で「比較優位」を保つ日本は・・・日本の『お家芸』製造業、じつはここへきて『圧倒的な世界1位』になってい<ること>を武器に・・・日本円<が>・・・躍進するのではないかと考える。  
 戦後以来の歴史的サイクルで考えれば、1980年代後半からの「円高」局面は反転の時期を迎えていると考えており、今後も歴史的に見れば「円安」が続くと考えている。だが、それはむしろ日本の製造業などにプラスである。  事実、ドルが基軸通貨であった時代にいつもドル高であったわけではない。  
 つまり、日本円は、世界の通貨が混乱する中で意外に強固なポジションを持つ可能性があるということだ。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/15e99336e52f30bdcf635acea4cb2c7e6307b67a

 そーねー。↓

 「・・・太原雪斎は、今川義元の師匠であり、その子今川氏康と家康の少年時代の師匠でもあった人物です。なんと今川家の家臣でありながら、なんと後には後奈良天皇から宝珠護国禅師を贈られたほどです。その太源雪斎が、今川義元のいわばプロデューサーとなり、これによって今川義元は、海道一の弓取りとまで言われるようになりました。けれど太源雪斎が死んだあと、自分で措置をしなければならなくなった今川義元が、自身で兵を率いて尾張へと侵攻し、結果、桶狭間で命を失うに至っていることは、皆様御存知のとおりです。それだけ太源雪斎の影響は、計り知れないほど大きかったのです。・・・」
https://www.mag2.com/p/news/553453?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_mon&utm_campaign=mag_9999_1003&trflg=1

 私も納得。↓

 「・・・時政が後妻に迎えたのは、平頼盛(たいらのよりもり)の所領であった駿河国大岡牧で預所を務める牧宗親(まきむねちか)の娘で、俗に牧(まき)の方(かた)または牧氏と呼ばれる。・・・
 牧宗親を・・・池の禅尼・・・の実弟とする説が有力視されている。
その通りであれば、牧の方は池禅尼の姪にあたり、生まれも育ちも都であった可能性が高く、のちに牧の方所生の女子が滋野井実宣(しげのいさねのぶ)や藤原師家、坊門忠清(ぼうもんただきよ)など、いずれも藤原北家の流れを汲(く)む上級貴族に正室として迎えられたのも納得がいく。・・・」
https://www.rekishijin.com/21403?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
 「・・・牧の方所生のなかでも、<時政との間にできた>嫡女の婿に選ばれただけあって、・・・平賀朝雅・・・は北条時政からの信任厚<かったところ、>・・・元久元年(1204)3月にはその実力の試される事件が勃発した。  
 伊勢・伊賀両国で平家一門の残党が蜂起し、両国の守護を兼ねる山内首藤経俊(やまのうちすどうつねとし)は無勢のために敗れて逃亡。そのため朝雅に出陣命令が下された。  
鈴鹿関を塞がれたことから、朝雅は迂回せざるを得なかったが、伊勢国内に入ってからは滞りなく、本格的な戦闘を交えることわずか3日で伊勢一国の平定に成功。伊賀国の蜂起軍も同じく短期間で討ち平らげることができた。  
 あっけなく平定されたことから、この騒動は「三日平氏の乱」とも呼ばれる。  
 立役者となった平賀朝雅は「親の七光り」でなく、武門源氏に相応しい存在であることを天下に示した形で、藤原定家の『明月記』によれば、後鳥羽院に至っては朝雅を「上北面(じょうほくめん)」と同じように扱い、「殿上人(てんじょうびと)」として遇したという。
 「上北面」とは白河法皇が創設した院直属の武士のうち、四位・五位の官位者を中心に構成された隊で、六位の武士を中心とした下北面より格上という位置づけの、言うなればエリート部隊であった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e373e2ee629551aaf8d0c64d06775a5a72dc9d80

 おーや、アンドロイド陣営も頑張ったんだ。↓

 「・・・対象は15歳~69歳のスマートフォンを所有する男女で、日本(東京、大阪)は557人、米国(ニューヨーク州、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンフランシスコ)は562人、中国(北京、上海)は552人となった。
 メインで利用しているスマートフォンのOSを聞いたところ、日本はiPhoneが49.4%、Androidが50.4%、米国はiPhoneが58.7%、Androidが41.4%、中国はiPhoneが33.7%、Androidが66.3%。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B-iphone%E3%82%88%E3%82%8Aandroid%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%8F-%E7%B1%B3%E4%B8%AD%E3%81%AF%E3%81%9D%E3%81%AE%E9%80%86-mmd%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ar-AA12wwLS?ocid=msedgntp&cvid=6aea39efc4174b0db6d62e5affc8079a

 日・文カルト問題。↓

 <報道することを許す。↓>」
 「野球:村上宗隆56号、最終戦で新記録–日本人選手最多・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/10/04/2022100480861.html
 <報道価値あり。少なくとも、レーダー照射事件は忘れてやるってこと。↓>
「岸田首相「韓国は重要な隣国、緊密に意思疎通していく」…日本政府にも姿勢変化の兆し ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/10/04/2022100481026.html
 <信徒/シンパは黙ってな。↓>
 「韓国への態度が柔軟に…岸田首相の所信表明演説を韓国メディアが評価=韓国ネット「裏取引が?」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902255-s39-c100-d0195.html
 <同じく。↓>
 「「尹大統領は日本に劣等感がある」韓国野党元代表が指摘=韓国ネット「日本の現状を分かっていない」・・・韓国・MBN・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902235-s39-c100-d0191.html
 <そりゃよかったねー。次は、「朝鮮半島西側の水域」で米韓共同訓練をぜひ。↓>
 「米太平洋艦隊が「東海」「朝鮮半島東側の水域」と表記 「日本海」でなく・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/10/04/2022100481219.html
 <通名も書いてくれや。↓>
 「「ロッテ-野村交流会」にロッテグループ会長の息子が出席…意味深長な動向・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/296184
 <同意。↓>
 「メディアの対日・対米外交批判 韓国政府が反論「国益に反する」・・・」 
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20221003001500882?section=politics/index

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 米中冷戦酣ってのに、習ちゃんがそういう態度を日本に対してとるってのは、彼、日本は、脳死した、そして金輪際再軍備しない、と、匙投げたってことだろな。↓>
 「日中国交正常化50周年<の>・・・北京での記念イベントが行われたのは、人民大会堂ではなく、「格落ち」の釣魚台国賓館。しかも中国側代表として現れたのは、習近平国家主席でも王毅国務委員兼外相でもなく、丁仲礼という人物だった。  
 この方、日本とはほとんど縁もゆかりもなく、中国科学院で長年、古生物学を研究してきた学者である。しかも、中国を一党支配する共産党員ではなく、「お飾り弱小政党」の民盟の党員だ。  
 2017年に党首に祭り上げられたことから、翌2018年に全国人民代表大会常務委員会の副委員長になった。「国会副議長に相当」と言えば聞こえはいいが、副委員長は計14人もいて、そのうち11番目である。中国国内でさえ、まったく無名の人物なのだ。・・・
 習近平主席は、50周年で何もしなかったかと言えば、日本に電報を一本送ってきた。そこには、後半部分に気になるくだりがあった。  
 「時代の潮流に従い、新しい時代の要求にふさわしい中日関係を構築するようけん引していきたい」  
 これは一体、何を意味するのか?   
 私の脳裏に、以前、中国外交部の外交官が口にしていたセリフが去来した。  
 「これまでの50年は、日本が指導し、中国が従ってきた。だがこれからの50年は、中国が指導し、日本が付き従う時代になるのだ。パンダは龍になったのだ!」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/55853cac5cf18f9350a888563932a8712454b463
 <これ自体は、米国政府のスタンスじゃないって言っても、国全体が完全に冷戦メンタリティーだわ。↓>
 ・・・Countering China’s maritime dominance will take time, money and commitment. But if we fail to diversify American import sources and re-establish some control over the global maritime supply chain, the United States may find itself in a confrontation with China, and with one arm tied behind its back.
https://www.nytimes.com/2022/10/03/opinion/china-us-shipping-security.html
 <ここからは、レコードチャイナより。
 日中交流人士モノ。↓>
 「<サッカー>中国選手がまた一人、岡田武史氏に感謝・・・中国のスポーツメディア・新浪体育・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902246-s25-c50-d0052.html
 <同じく。↓>
 「<卓球>日本の「リンゴちゃん」に期待する中国ファン、絶好調・長﨑美柚にも注目・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902228-s25-c50-d0052.html
 <そうそう。↓>
 「シャインマスカットの次はもうない、「海外からの流入」から脱却を・・・環球時報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902138-s25-c30-d0202.html
 <原子力空母(原子力発電所!)の母港(定係場所)だってことを中共人民くらいは問題視してくれや。↓>
 「・・・横須賀・・・米軍基地から約172倍の有害物質=中国ネット「核汚染水の放出をやめよ」「わが国は…」・・・
 こうした事態に中国のネットユーザーからは「日本はパパである米国に逆らうことはできない」「(横須賀市の)抗議が通用するならそもそも米軍はそこに駐留していないだろう」「属国とはそういうものよ」「そんなに有害な水を出して、米軍は基地内で一体何をしているんだろうな」といった声や、「日本は米軍に抗議する前に核汚染水の海洋放出をやめよ」「片や核汚染水、片やフッ素排水、どっちもどっち」といった声が上がっている。
このほか、少数ながら「わが国の化学工場の排水はどうなっているのか。日本のことを気にかけている暇があるのか」といった声も見られた中国メディアの観察者網・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902231-s25-c100-d0052.html
 <なかなか大変ねー。↓>
 「・・・台湾の女優でEXILE・AKIRAの妻である・・・リン・チーリン、「中<共>愛してる」を・・・中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でリツイートし物議・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b902243-s36-c70-d0052.html

                 --映画評論71:ロード・オブ・ウォー--

 アマゾンプライムの4つ星以上の映画の中で、ウクライナ出身者が主人公だというのに惹かれて、昨夜、表記を鑑賞。
 「『ロード・オブ・ウォー』(Lord of War)とは、いわゆる「死の商人」をテーマとした2005年の<米国>映画。複数の武器商人への取材を元に作られた、ノンフィクションに基づくフィクション映画である。・・・
 ビクトル・ボウト – 本作のモチーフの一人の可能性あり(公式ブログより)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC ※
というわけで、そのボウトだが、
 Viktor Bout’s origins are unclear. United Nations documents and Bout himself both state his birthplace as Dushanbe, Tajik SSR, Soviet Union (now the capital of Tajikistan), and that his date of birth is most likely on 13 January 1967, although several other dates are possible. He became a Russian citizen following the 1991 Dissolution of the Soviet Union. Bout is an ethnic Ukrainian, according to a South African intelligence file from 2001.
https://en.wikipedia.org/wiki/Viktor_Bout ○
と、ウクライナ人でタジキスタン生まれでロシア国籍の人間であるところ、映画では、「主人公ユーリ・オルロフ・・・は、ウクライナからユダヤ人を装って<米国>に移民してきた4人家族の長男である。家族と共にリトル・オデッサ(ニューヨーク・ブルックリン区のブライトン・ビーチBrighton Beachの通称)に住みレストランを開いていた。しかし、客の入りは悪く、父親は見せかけだったユダヤ教を熱心に信仰するようになり、カトリックの母親と信仰を巡って対立していた。そんな中、ユーリは、メニューの偵察に出かけた向いのレストランでロシアン・マフィアの銃撃戦に遭遇する。その光景に衝撃を受けたユーリーは、武器商人の道を歩むことを決意し、弟のヴィタリーを相棒に商売を始める。」(※)という設定に変えている。
 「日本では・・・一時は、<米国>への皮肉を込めた「アメリカン・ビジネス」に決定し、その邦題での広報なども実際に行っていた。しかし、公開直前になって、監督のアンドリュー・ニコルが異議を唱えた。ニコルによると、「別に<米国>を批判するための映画ではない」「作品の意図が誤解される」ということである。実際、この映画の中でユーリが商っている兵器はAK(カラシニコフ突撃銃)をはじめ、ほとんどロシア製および中<共>製であり、<米国>の兵器はM16、M60などが登場しただけである。現実世界でも、<米国>製火器は高価で精密すぎるため、地域紛争が激しく政情不安定な貧しい国々では、メンテナンスの問題から普及していない。
 その後、監督と日本サイドとの折衝により、原題での公開と「史上最強の武器商人といわれた男」という副題をつけることで合意した。」(※)というのだが、ボウトは2010年にタイで逮捕され、米国に移送されて裁判を受け、服役中であるところ、’Russia called the Thai court decision in 2010 politically motivated. Russia’s Foreign Ministry took steps to prevent Bout being extradited to the U.S. Russia’s foreign minister Sergei Lavrov suggested that Bout was innocent.
 On 18 November 2010, shortly after Bout’s extradition to the United States, former Russian President Dmitry Medvedev’s aide Sergei Prikhodko said that Russia had “nothing to hide” in Bout’s criminal case stating, “it is in our interest that the investigation … be brought to completion, and [Bout] should answer all the questions the American justice system has.”
 On 18 January 2013, Russian government officials announced that “judges, investigators, justice ministry officials and special services agents who were involved in Russian citizens Viktor Bout’s and Konstantin Yaroshenko’s legal prosecution and sentencing to long terms of imprisonment” would be added to a list of U.S. officials who will be denied Russian entry visas in response to the U.S. Magnitsky Act, under which certain Russian officials are ineligible to enter the U.S.
 It is thought that Bout was of help to Russia’s intelligence agencies, and he is alleged to have connections to ranking Russian officials, including former deputy prime minister Igor Sechin. The language institute Bout attended has been linked to the GRU. Bout allegedly served alongside the GRU-affiliated Sechin in Mozambique in the 1980s, although both men deny this allegation. According to a 2002 United Nations report, Bout’s father-in-law Zuiguin “at one point held a high position in the KGB, perhaps even as high as a deputy chairman”.’(○)というのだから、そもそも、最初から、監督は、主人公をロシア籍という設定にすべきだったのを、ロシアへの配慮、具体的には、メドヴェージェフ元大統領やラブロフ外相・・それにしても在任が長いねー・・、そしてもちろんプーチン大統領、への配慮から、米国籍にしたのだろう。
 もっとも、この映画の邦題が「アメリカン・ビジネス」に決まっていたとしても、この映画だけ見れば的確な表現だし、また、客観的に見ても、米国だって国を挙げて自国製の武器の売り込みに狂奔してきているのだから、何の問題があるのさ、と言いたくなる。
 いずれにせよ、実在のボウトにせよ、この映画上のオルロフにせよ、ウクライナ人であることは示唆的であり、冷戦終焉/ソ連崩壊の後、ウクライナに残置/放置された山のような旧ソ連軍武器群の合法/非合法の「処理」がウクライナ自身を含め、ロシアを含め世界中に多大なる悲劇をもたらしたことは否めない事実であることを、この映画は見事に描き出している。 

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太田述正コラム#13036(2022.10.4)
<2022.10.2オフ会次第(続x3)>

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