太田述正コラム#130955(2022.11.3)
<皆さんとディスカッション(続x5341)>

<0FPU3/iU>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 …economics of developing a Level Four AV — something Niedermeyer says automakers like Ford and VW are only now realizing may not pencil out for them, even if many believe the tech itself is within reach.
 Because the Level Four vehicles undergoing testing today tend to be covered in “hundreds of thousands of dollars worth of sensors” — and, because, by their nature, they operate only in limited roadway scenarios, like a fully driverless bus on a dedicated bus lane — Niedermeyer says the most logical applications for them would probably subtract vehicles from the road, yielding an “urbanist’s dream” of reduced car dependence but cutting into automaker profit margins.
 The so-far-mythical Level Five AV, though, could operate anywhere without any human help, and supercharge the private vehicle market in a way never seen before — but the industry is growing increasingly less optimistic that it will exist anytime soon.
https://usa.streetsblog.org/2022/11/02/why-the-argo-shut-down-is-a-bad-sign-for-americas-av-future/
 「革命」は、現在テスラのみが実現可能と宣伝し、実際には危険な運転をやりかねない装置を米国の公道で顧客に試させて、実現への期待を煽っている「レベル5」自動運転の実現。そしてその結果もたらされる総自動車販売数の減少ないし個人の自動車所有の終焉だよ。
 テスラが「革命」なんて考えてる?
 顧客が欲しいのは電動化と自動運転化。電動化は安いが20年持つようなものは高い。自動化は見てくれ「自動運転」は安くできるが、実現可能性が高い、安全な制限付き「自動運転」は高い。
テスラは、電動化では技術があるが、自動運転ではマインドコントロールされた状態でないと信じれないレベル。
 でもカルト宗教に建国されたアメリカだから、無問題。
 トヨタ?
 自動運転の各種センサー等ハードだけでなく、自動運転プログラムのソフトの品質チェックも問題になる。
 テスラがやってることをトヨタやBYDがやってたら今頃米国下院委員会前で号泣させられてらw

<文十郎>(フェイスブックより)

 「初等科から学習院の麻生さんは『俺だって受験すれば東大に受かってた』が口癖。」
https://gendai.media/articles/-/101284?imp=0
 「未曾有」を「みぞうゆう」と読む人がねえ・・・。

<太田>(同上)

 社会人になって2年目、思惑を「しわく」と読んで上司に爆笑された私。

<文十郎>(同上)

 むむむっ、それでは私の理論(?)がはじょう(破綻)してしまいます。

<太田>

 安倍問題。↓

 <岸カルトが牛耳る自民党がマジで調査するワケないわー。↓>
 「【旧統一教会問題】岸田首相、「推薦確認書」調査せずで「やる気なし」の大合唱…被害者救済新法も先送りへ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6287081d0c087d096b627842a1d493b68355af96
 <言うことにこと欠いて。↓>
 「旧統一教会関係者を政務官室に、井野副大臣「真摯に反省している」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/318b20ab525ad72b3caf58f6b26ff9099622a000

 ウクライナ問題。↓

 <苦労しつつジリジリ前進しているウクライナ軍。↓>
 Where Russian Fire Pours Down, His Men Sneak Forward–The commander of a Ukrainian reconnaissance unit spearheading the counterattack in the southern region of Kherson explained how his team helped breach defenses he described as frighteningly dense.・・・
https://www.nytimes.com/2022/11/01/world/europe/ukraine-war-kherson.html
 <言葉は無、力が全て。↓>
 「ロシアが穀物合意復帰 「条件満たされた」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%8C%E7%A9%80%E7%89%A9%E5%90%88%E6%84%8F%E5%BE%A9%E5%B8%B0-%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E6%BA%80%E3%81%9F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F/ar-AA13EIFi?ocid=msedgntp&cvid=6f8ba6acc75d430e81c32963ea3d1f53
 <軍事革命やねえ。↓>
 ・・・Increasingly, air strikes can only be safely carried out from long range, and the days of aircraft flying overhead to shoot targets on the ground from close range seem to be over—at least on battlefields where both sides have copious air defence systems. Modern guided weapons may not yet have eliminated ground tanks, but the flying tank is on its way out.
https://www.economist.com/the-economist-explains/2022/11/01/has-the-ukraine-war-killed-off-the-ground-attack-aircraft?article_block=most-pop-content-auto-region&utm_campaign=a.22singlesday_offer_v2_registered&utm_medium=email.owned.np&utm_source=salesforce-marketing-cloud&utm_term=11/2/2022&utm_id=1375688&sfmc_id=0033z00002y0xIxAAI
 <筆者の言ってる過去はソ連時代だが、モンゴル時代だよ。↓>
 Ukraine war: Russia’s uncertain future a product of its past・・・
https://www.bbc.com/news/world-europe-63471505
 <プーチンも正恩坊やも何でもアリだからな。↓>
 North Korea has secretly shipped munitions to Russia through the Middle East and North Africa, the U.S. says.・・・
https://www.nytimes.com/2022/11/02/world/europe/russia-ukraine-north-korea-ammunition.html
 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 無駄撃ちして、正恩坊やも酔狂だねえ。↓

 North Korea launches suspected ICBM amid fresh missile tests, sparking alarm in Japan–Launch of suspected intercontinental ballistic missile prompted warnings in northern Japan to shelter indoors before all-clear was given・・・
https://www.theguardian.com/world/2022/nov/03/north-korea-launches-ballistic-missile-sparking-emergency-warnings-in-japan
 <恥までかいてー。↓>
 「・・・北朝鮮が発射した1発は新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」とみられ、段が分離した後に飛行に失敗したと推定される・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%88%86%E9%9B%A2%E5%BE%8C%E3%81%AB%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%9F%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%81%A8%E9%9F%93%E5%9B%BD%E5%A0%B1%E9%81%93/ar-AA13FU5q?ocid=msedgntp&cvid=80068365078744f9bc9da9d1fdbec124

 全然「無慈悲」でもないじゃん。↓

 「婚姻関係なきLGBTQカップル 無慈悲な「終活」事情・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%A9%9A%E5%A7%BB%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AA%E3%81%8D%EF%BD%8C%EF%BD%87%EF%BD%82%EF%BD%94%EF%BD%91%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB-%E7%84%A1%E6%85%88%E6%82%B2%E3%81%AA-%E7%B5%82%E6%B4%BB-%E4%BA%8B%E6%83%85/ar-AA13DyT7?cvid=49652e7d6eb345b3839016e1ad3716ef

 女尊男卑が日本古来の伝統であるとの正しい理解を踏まえて男性を搾取し続けるところの、この記事筆者を含む日本の女性達。↓

 「「男尊女卑は日本古来の伝統ではありません」ワンオペ育児を正当化して女性の負担を増やした日本人男性の“罪深すぎる誤解”・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%94%B7%E5%B0%8A%E5%A5%B3%E5%8D%91%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%A4%E6%9D%A5%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93-%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%9A%E8%82%B2%E5%85%90%E3%82%92%E6%AD%A3%E5%BD%93%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E8%B2%A0%E6%8B%85%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%97%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E7%94%B7%E6%80%A7%E3%81%AE-%E7%BD%AA%E6%B7%B1%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E8%AA%A4%E8%A7%A3/ar-AA13FdKt?cvid=10711bcdf8c849c0bf350fde6f2fa0e6
 <モチ、女性が男性をそう誘導してんのよ。↓>
 「・・・多いのは結婚するまで、子供が生まれるまでは女性の仕事を理解し、支援しているけれど、子供が生まれると昔の父親像に戻る例です。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/40%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%AE-%E5%8F%A4%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E7%B5%90%E5%A9%9A%E8%A6%B3-%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%8D%E3%81%9A%E3%82%8A-%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%98%94%E3%81%AE%E7%88%B6%E8%A6%AA%E5%83%8F%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%82%8B-%E7%94%B7%E6%80%A7%E3%82%82-%E4%BB%A4%E5%92%8C%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%8C%E8%A6%8B%E6%A5%B5%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D-%E7%B5%90%E5%A9%9A%E7%9B%B8%E6%89%8B%E3%81%AE%E8%B3%87%E8%B3%AA/ar-AA13FHUh?cvid=515be18dd8ba45499c3bb132c1d49785

 日・文カルト問題。↓

 <文カルト以前に未来を予見する力なき韓国民。↓>
 「・・・雑踏事故で、警察の特別捜査本部は2日、ソウル警察庁と梨泰院を管轄する竜山警察署、竜山区庁など8か所の家宅捜索に入った。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/393f1a9edf0a811aed5190acdbfd747b340c4825
 <だから、そんなこと考えるの止めときーな。↓>
 「韓国経済が日本の後を追わないためには?・・・韓国メディア・アジア経済・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b903600-s39-c20-d0195.html
 <文カルト以前に過去は忘れる韓国民。↓>
 「「ノージャパンが吹き荒れた国なのか?」 韓国でふたたび日本食ブームの兆し、日本ビールの輸入も急増中・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/99191752653a3dbdad0339794f85f379f9ac27af
 <文カルト以前に論理を無視する韓国民。↓>
 「韓国軍が自衛隊旗に敬礼してもOK?国防部長官が「旭日旗より若干ずれている」と説明=韓国ネット呆れ・・・韓国・釜山日報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b903743-s39-c100-d0191.html
 <文カルト以前に非本質的なことにこだわる韓国民。↓>
 「「ウサギ耳男」犯人捜し過熱 韓国・梨泰院雑踏事故 現場で5、6人が「押せ」と叫ぶ声 耳は黒?白?ネット捜査めぐり中傷被害も・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AE%E8%80%B3%E7%94%B7-%E7%8A%AF%E4%BA%BA%E6%8D%9C%E3%81%97%E9%81%8E%E7%86%B1-%E9%9F%93%E5%9B%BD-%E6%A2%A8%E6%B3%B0%E9%99%A2%E9%9B%91%E8%B8%8F%E4%BA%8B%E6%95%85-%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%EF%BC%95-%EF%BC%96%E4%BA%BA%E3%81%8C-%E6%8A%BC%E3%81%9B-%E3%81%A8%E5%8F%AB%E3%81%B6%E5%A3%B0-%E8%80%B3%E3%81%AF%E9%BB%92-%E7%99%BD-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E4%B8%AD%E5%82%B7%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%82%82/ar-AA13DEgf?ocid=msedgntp&cvid=80068365078744f9bc9da9d1fdbec124
 <韓国の事故と「好一対」だな。
 こちらの犠牲者数が韓国のを抜くのでは?↓>
 「【新疑惑?】古ケーブル替えず磨いただけ? インドつり橋崩落事故・・・
 この日はヒンドゥー教の太陽に祈りを捧げる祭り「チャットプージャ」にあたり、つり橋の上で多くの人が祝っていたということです。
 1人の男性が橋を揺らした直後に崩落したつり橋。橋の上にいた人たちは約10メートル下の川に転落しました。・・・
 この川は水深が浅く、川底に多くの岩があるため、転落した時にぶつかって亡くなった人が多いということです。
 また、ほとんど流れがないため、水が濁って視界が悪いほか、水草が群生している場所があり、捜索を困難にさせています。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%96%B0%E7%96%91%E6%83%91-%E5%8F%A4%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%81%9A%E7%A3%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%A4%E3%82%8A%E6%A9%8B%E5%B4%A9%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85/ar-AA13DITM?ocid=msedgntp&cvid=4e21a8d3923f4297ac31b6983ee594eb
 <報道価値殆どなし。↓>
 「韓国外相 麻生氏と朝食会=両国関係など巡り意見交換・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20221103001000882?section=japan-relationship/index

 分かりにくいロジックだが、要は、米国の政治は大卒者以上のエリートのためのものってことだな。↓

 「・・・現在、米国の論壇では、民主主義がトランプ前大統領のスローガン「MAGA(マガ)=Make America Great Again(米国を再び偉大に)」の狂信者、選挙否定論者、そして都合の悪い結果は無視すると脅す共和党員(彼らは選挙および政治の世論調査の監視に、忠誠心の強い者を雇う)(1)に脅かされているとの読み筋が支配的である。
 だがこのストーリーは、真実のほんの一断面でしかない。はるかに長い間語られ続けてきた別のストーリーがあり、そこには別の悪人たちが登場する。それは、過去50年以上にわたり、大学を卒業していない米国人の生活が物質的、健康的、社会的な成果の範囲において悪化してきたというものだ。
 米国の成人人口の3分の2は4年制大学を卒業していないが(2)、政治は彼らのニーズに応えるどころか、企業の利益や高学歴の米国人を優先してむしろ害を与える政策を頻繁に打ち出してきた。大学を卒業していない米国人から「盗まれた」のは選挙ではなく、政治の意思決定に参加する権利、つまり民主主義が保証するはずの権利だ。・・・」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00351/102800057/?n_cid=nbpnb_mled_enew
https://diamond.jp/articles/-/312223

 イエス。↓

 「ハーバード大の人種差別は永遠に?・・・」
https://diamond.jp/articles/-/312223

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <出。↓>
 「羽生結弦さんの16年前と同じ「ため息」…これほど実直な人を愛さずにいられるか・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b903721-s25-c50-d0052.html
 <しゃーないよ。↓>
 「・・・「爆買い」で名をはせた中国人は戻ってこない。中国側が出国制限をしているからだ。日本のメディアは、経営が回復しないのは、中国人客がいないからと説明した。家電販売店の経営者も、中国人客が来ないために、売り上げは全盛期の2割から3割にしかならないと語った。
 日本側にも「回復していない」点があるようだ。日本旅行から帰ってきたばかりというある外国人ブロガーは日本の状況を紹介した。宿泊した何カ所かのチェーン式経営のホテルで、カウンターで英語があまり通じなかったという。大都会である東京都内のホテルですら同様で、荷物を預けるような基礎的な仕事でも、相手は的確に応じてくれなかった。そのため、上手ではない日本語を使って意志疎通をするしかなかったという。・・・香港メディアの香港0・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b903548-s25-c30-d0198.html
 <まあ、客観報道。↓>
 「円安で日本経済の奥深い脆弱性が露呈・・・環球時報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b903697-s25-c20-d0192.html
 <同じく。↓>
 「日本の嘉手納基地からF-15戦闘機撤収、専門家「中国軍の新世代戦闘機の前では張りぼて同然」・・・環球時報・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b903698-s25-c100-d0193.html

 祝日の臨時一人題名のない音楽会です。
 旧ソ連圏がらみの曲の落穂拾い集です。(順不同)

? Beautiful waltz? アコーディオン:2.42分
https://www.youtube.com/watch?v=z4LTY3DrmTE

(注)ロシアの作品?

? Lonely harmony waltz アコーディオン:Hohner Lucia 1.09分
https://www.youtube.com/watch?v=uHiEYQFdftM

(注)スロバキアの作品?

Alexander Tupitsyn March on themes of songs of Eduard Kolmanovsky  5.24分
https://www.youtube.com/watch?v=SlHzkMqdKxM

(注)March on themes of songs of Eduard Savelyevich Kolmanovsky (1923—1994) by Alexander Fyodorovich Tupitsyn (1914—1998), g-moll, 1970s. Songs: “Song about a beep”, “I Love You, Life”, “Alyosha” and “Biryusinka”. Plays: State Wind Band of Russian Soviet Federative Socialist Republic, conductor: Alfred Eremovich Mishurin, 1980.(上掲)

Isaac Dunaevsky(注)(コラム#12879) “Waltz” 指揮:Hobart Earle オケ:Odessa Philharmonic Orchestra  7.30分
https://www.youtube.com/watch?v=2IZWaXJjjRw

(注)イサーク・ドゥナエフスキー(1900~1955年)。「1900年に・・・ウクライナ<の>・・・ポルタヴァ州ロフビツァで生まれた。1910年からハリコフ音楽院でジョゼフ・アクロンにヴァイオリンを、セミョン・ボガティリョフに音楽理論を学んだ。1919年に同音楽院を卒業した後、ヴァイオリン奏者としてハリコフのオーケストラの主席演奏者となり、後に指揮も始めるようになった。1924年にはモスクワで公演を行っている。
 1929年から1934年までレニングラードで指揮活動を行った後、オペレッタと映画音楽の作曲のためモスクワに移った。・・・
 彼はソ連で最初にジャズを取り入れた作曲家の1人で、メロディアスで覚えやすい旋律を多用し成功を収めた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%8A%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC

Isaak Dunayevsky The Children of Captain Grant(注)  4.01分
https://www.youtube.com/watch?v=8FARnTNOhbM

(注)Overture to the film “Children of Captain Grant” (1936)

Francis Goya(注)(コラム#10116) Goodbye Moscow ギター:Francis Goya 3.50分
https://www.youtube.com/watch?v=4jY1hIw4cJQ

(注)ベルギー人だが、タイトルにひっかけた。(下掲も同様。)

Francis Goya Russian Waltz ギター:Francis Goya 3.34分
https://www.youtube.com/watch?v=2zGlFIcjad8

Istvan Kovacs(注) Silver guitar Tango 指揮:Tomáš Balász 3.21分
https://www.youtube.com/watch?v=azq0bjcK8JI

(注)Hungarian Retro Jazz-Sextet leader Tomas Balas (István Kovács )
https://www.youtube.com/watch?v=7wbI3eGnpvo

Vadim Kozin(注) Autumn, transparent morning 歌唱:Vadim Kozin 3.04分
https://www.youtube.com/watch?v=GS6kKEfsh_I

(注)Vadim Alekseyevich Kozin(1903~1994年)。a Russian tenor, songwriter, and an openly homosexual man until 1934 when male homosexuality became a crime in USSR.
 Vadim Alekseyevich Kozin was born the son of a merchant in Saint Petersburg to Alexei Gavrilovich Kozin and Vera Ilinskaya in 1903. His mother was of Romani heritage and often sang in the local gypsy choir. Their house was frequently full of musicians, exposing Vadim to tradition from an early age.
 He began to sing professionally in the 1920s, and gained success almost immediately. In the 1930s he moved to Moscow and began playing with the accompanist David Ashkenazi.
< https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8 >
 During World War II he served in the entertainment brigade and sang for Soviet troops.
 In 1944, shortly before the birthday of Stalin, the police chief Lavrenty Beria called him up and asked why his songs didn’t involve Stalin. Kozin famously replied that songs about Stalin were not suited for tenor voices. In late 1944, Kozin was sentenced to five years in jail as part of the repression campaign against prominent Soviet performers and was sent to the Magadan labour camps because of his homosexuality.
 He was initially released in 1950 and was able to return to his singing career. Though released once again several years later, he was never officially exonerated and remained in exile in ‘the spa Magadan’ -as he called it- until his death. Speaking to journalists in 1982, he explained how he had been forced to tour the Kolyma camps: “The Politburo formed brigades which would, under surveillance, go on tours of the concentration camps and perform for the prisoners and the guards, including those of the highest rank.”
 His prison sentence deeply traumatized Kozin, leading to the cessation of his singing career. He even began burning his own records, to the point where his friends were forced to hide their own copies from him in order to preserve them. The Soviet government never officially rehabilitated him and his 90th birthday was celebrated in private among friends in Magadan.
 In 1993, while being interviewed by Theo Uittenbogaard for the TV documentary Gold – Lost in Siberia, he recalled how he was released from exile temporarily and flown into Yalta for a few hours, because Winston Churchill, a big fan of his, unaware of Kozin’s forced exile, had asked Stalin for the famous singer Vadim Kozin to perform, during a break in the Yalta Conference, held February 4–11, 1945.
 Also in 1993, Anna Sadovnikova and Christian Gramstadt made a report (SAT.1) and a film (“Gold, Gulag, Gewalt”, ORB) about the Magadan-Susuman area, which included an interview with Vadim Kozin and recorded his famous Magadan song in his Magadan flat.
https://en.wikipedia.org/wiki/Vadim_Kozin

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太田述正コラム#13096(2022.11.3)
<工藤美知尋『海軍大将 井上成美』を読む(その12)>

→非公開