太田述正コラム#13213(2023.1.1)
<皆さんとディスカッション(続x5400)>
<wDkamsf.>(「たった一人の反乱(避難所)」より}
あけまして、おめでとうございます
今年もよろしくお願いします
⇒皆さん、引き続きどうぞよろしく。(太田)
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<もう十分。
後は、充実した余生を・・。↓>
「・・・山上容疑者が関係者に対し、「罪を償って人の為になることを行いたい」と現在の心境を話していることがわかった。事件については「やるべきことをやった」と話しているという。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%85%83%E7%B7%8F%E7%90%86%E9%8A%83%E6%92%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%A7%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%81%AE%E5%B1%B1%E4%B8%8A%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85-%E7%BD%AA%E3%82%92%E5%84%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%82%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84-%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%A2%83%E3%82%92%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99/ar-AA15PPh7?ocid=msedgntp&cvid=bc1f7f00d84e44e082cfef3d73d4eae9
ウクライナ問題。↓
<年越しちゃってまことにご苦労さま。↓>
「・・・ロシア軍によるウクライナへの攻撃やウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生品ドローンも監視・偵察のために両軍によって多く使用されている。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20230101-00330820
<年末も頑張ってるね。↓>
「ウクライナ軍、ミサイル12発とドローン1機を撃墜・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/75e4c5a099b8d9e29776d095bec21a9d6e1f5e98
<キリスト教徒だからって、共通の「倫理」なんて備わってやせんで。↓>
Without shared moral values, how can we call Putin evil?・・・
Only 31 percent of Americans go to church, synagogue or mosque every week or almost every week, Gallup reported this month; the same poll reported that 58 percent seldom or never go to church.
If the collective pulpit has lost its reach, what will transmit a shared morality from which we can venture judgments about good and evil? ・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2022/12/28/putin-evil-shared-moral-standards/
備考。↓
昨日、「先の大戦の終戦まで、縄文的弥生人に敬意を払う伝統が続いていたから・・・後醍醐天皇<や>・・・浅野内匠頭<は>・・・名君<とされた>」と書いたが、補足しておくと、縄文的弥生人(武士)を創り出したのは天皇家であり、武士を、所期通りに天皇家(日本国)の暴力装置たらしめようとした後醍醐天皇は名君なのであり、足利家同様、武士を自家(日本の私政府)の暴力装置たらしめてきた徳川家の意思決定に対する異議申し立てを行動によって行った赤穂浪士達を訓育したことになる浅野内匠頭もまた名君とみなされた、ということだ。
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
欧州はさておき、個人主義/集団主義の原理しか基本的に持ち合わせていない英米は、全球的な意味では真の自己批判などできない。
また、台湾/韓国は、旧日本帝国域内国であり戦後も日本の隣国だったことから原理云々とは関係なく経済が発展し、日本は縄文的弥生人が縄文人を指導して人間主義の原理に基づく高度経済成長体制である日本型経済体制を構築し、中共は、この日本型経済体制を(縄文的弥生人集団たる)中国共産党が阿Qを縄文人へと変革を試みつつ構築した、ということ。↓
「・・・自己の原理で自己批判できるところが米国・西欧的な原理の強みだと、二人ははっきりと述べる。
もうひとつ浮かび上がるのは中国である。リベラルな秩序と資本主義の発展を両輪とする従来の見方からすれば、どちらもうまくいかなかったロシアは理解の枠内にある。他方、中国は非リベラルでありながら資本主義に成功した新現象であり、リベラル資本主義側を不安にさせている。私的所有の否定はあらゆる物資を動員可能な資源にした、これがグローバル化時代の成長の前提となったという二人の中国論は刺激的だ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68c1754850ad3b03106a45b3668a39b49f5b217
自然も対象としているのが人間主義なのよね。↓
「米紙が紹介「日本では豚骨スープで列車が走り、野菜クズでセメントが作られ、卵の殻で椅子ができる」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0549e6adc20e5353c7117c63c53172e3426e262d
廓復活運動、全然始まらないなあ。↓
「・・・吉原のみに廓言葉が作られたのは、吉原が、日本全国から人が集まる「江戸」という都市にあったからで、そこで女性たちは土地の女=地女=日常の女性から、遊女=傾城=浮世の女=別世の天女に生まれ変わらねばならなかったからです。 まさに都市とは架空の空間です。吉原は花がそこに咲くのではなく、花を持ち込んで季節を作るところでした。土地の祭りがあるわけでなく、吉原独特の祭りを芸者衆が作ったところです。すべてのものが創造され、仮構された別世界でした。そのことが、人を惹きつけてやまないのでしょう。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce60841ecc93a1011526900bb9aaf10f41f7236
松平信光はコラム#12455で最初に取り上げてから、既に何回か取り上げているが、この話は未紹介。↓
「・・・信光が安城城を攻めた方法は、なかなかユニークなものだ。『三河物語』によると、きらびやかな踊りの行列をつくって、安城から1.5キロメール離れた西の野へ向かわせた。行列が楽しげに太鼓や笛、鼓を打ちはやすと、人々はこう興奮したという。
「何かはよくわからないが、西の野を通る踊りはおもしろいそうだ。さあ見に行こう」
こうしてはいられないと城も町も明け渡して、男女みなが西の野に向かったところを、信光は狙っていたらしい。すぐさま城下に入っていき、そのまま奪ってしまったのだという。
家康は後世からしばしば「ずる賢いタヌキ」として描写されることがある。だが、戦わずして勝つ、もしくは自軍の犠牲を最小限にして勝つ策略があるならば、実行しない手はないだろう。遠い祖先の松平信光の策士ぶりが、そのことを如実に伝えてくれている。
85歳まで生きたとされる信光は、実に40人以上の子どもを残した。そのため、松平家は分派していく。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7-%E3%81%8C%E4%BB%8A%E5%B7%9D%E7%BE%A9%E5%85%83%E3%81%AE%E4%BA%BA%E8%B3%AA%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E7%B5%8C%E7%B7%AF-%E4%BD%95%E3%82%82%E3%81%8B%E3%82%82%E9%A0%86%E8%AA%BF%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%9F%E6%9D%BE%E5%B9%B3%E5%AE%B6%E3%82%92%E8%A5%B2%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%82%B2%E5%8A%87%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA15QY0X?cvid=59b48c949a5f4a988f765dbfaf1b1eea
日・文カルト問題。↓
<いいことや。↓>
「日韓がミサイル探知レーダー接続、情報を即時共有へ…対北迎撃能力向上・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e210c822f8f86c835a665be4c29c9643467ce354
<「足かせをはめたのが米国だ」が完全な間違いであることはご承知の通り。
また、米国の日本への期待はナンセンスってことも・・。↓>
「・・・50年がたち、米国は再び「キッシンジャー秩序」に代わる新しい安全保障の枠組みを練っている。当時ソ連をけん制するために中国を引き入れたとすれば、今は中国をけん制するために日本を積極的に引き寄せている。第2次大戦後、日本を武装解除し、「戦争できない国」として足かせをはめたのが米国だ。その米国が今や日本の「軍事大国化」を最も熱心に後援している。日本が「反撃能力」の保有と防衛費2倍増などを明記した安保3文書改正を議決した先月16日、米ホワイトハウス安全保障補佐官、国務長官、国防長官、上院外交委、下院外交委が先を争って歓迎声明を出した。「歴史的な安全保障の飛躍」「必要不可欠なパートナー」といった文言を使った。米外交・安全保障担当者のこぞった歓迎ぶりはほとんど見たことがない。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/12/28/2022122880106.html
<和田秀樹センセの言うことは参考程度にすることをお勧めするが、こういう日本(日本人)の引き合いに出し方はよろしい。↓>
「・・・ 長野県は日本47都道府県のうち男女とも平均寿命が1位を誇る。長寿国の日本国内でも最長寿地域だ。その理由が、バッタやハチの巣など昆虫を食べる習慣があるからというのもあれば、ほとんどが山間地域で山道をよく歩くため下半身が鍛えられているからだという指摘もあるが、高齢者の高い就職率が決定的な理由だとする解釈だ。長野県の65歳以上の男性の就業率は42%と全国1位だ。女性も22%で1位を誇る。
このように、家にいるのではなく、外に出て働くのが、運動機能や脳機能の老化を遅らせ、長生きするのに効果があるという。労働が老化を遅らせる最高の薬というわけだ。これについて著者は、することがなくても意識して外出しろと説き、横にならずに動かなければならず、外に出て日光を浴びる習慣が人を若くする、と力説する。精神的老化を遅らせるためには、ソーシャルメディア(SNS、交流サイト)を通じてオンラインでも人々と付き合い、知人と会って討論することを勧める。日本の療養保険の統計を見ても、こうして人生の後半を活動的に過ごすことで、周囲の世話を受けずに自立した生活を最後まで送る確率が高まることが立証されている。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/12/24/2022122480009.html
カトリック教徒を迫害したかつての英国や米国が懐かしい。↓
Biden and Pelosi pay homage to Pope Benedict XVI.–President Biden and House Speaker Nancy Pelosi, both Catholic, issued statements mourning the passing of the retired pope.・・・
https://www.nytimes.com/2022/12/31/world/europe/biden-pelosi-pope-benedict.html
物理学がまだいかに不完全な科学かがよく分かる。↓
「「量子力学」が解き明かす「この世界の本当の姿」がヤバすぎた…! SFよりスゴイ「不思議な現実」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c6cdcb68710faac21abc6a00afca2e57a895edf
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<ムアハッハ。↓>
「中国で干支の「ウサギの切手」が不評―「日韓英仏のものより劣る。妖気を帯びている」・・・大手情報/ポータルサイトの網易・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b906962-s25-c30-d0198.html
祝日の臨時一人題名のない音楽会です。
一ピアノ愛好家として、原点に戻り、バッハのピアノ協奏曲小特集を組んでみました。
J.S.Bach Piano Concerto no.1 in D Minor BWV 1052(注α)(1738年前後) Polina Osetinskaya Anton Gakkel 23.51分 ピアノ:Polina Osetinskaya 指揮:Anton Gakkel オケ:The Mariinsky String Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=osg_WmeLxQk&t=60s
(注α)もともとは、The Harpsichord(チェンバロ) Concerto。(下掲についても同様。)
https://en.wikipedia.org/wiki/Harpsichord_Concerto_in_D_minor,_BWV_1052
J.S.Bach Piano Concerto No.5 in F minor, BWV 1056(注β) 10.55分 ピアノ:Glenn Gould 指揮:Vladimir Golschmann オケ:Columbia Symphony Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=z4cmCIz1aJw
(注β)「協奏曲第5番は,第2楽章のラルゴが大バッハの代表的な名曲ですので,一連のチェンバロ協奏曲集の中でも特に有名で輝いています。・・・
他のチェンバロ協奏曲と同様に,ヴィヴァルディの協奏曲の様式に則って,急・緩・急の3楽章構成となっています。」
https://ameblo.jp/yuh-sen/entry-12080296905.html
一、井岡戦
昨日、たまたまTVをつけたら井岡-フランコ戦をやっており、最後まで見てしまった。
記事、こんだけ?↓
「井岡一翔戦のラウンドガール、衣装を巡り物議「ほぼ下着」との声も・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/23469459/
二、紅白
その後、紅白で散々な目に・・。
X299パソコンで、Diximによるながら鑑賞したのだが、まず、右ディスプレイではDiximが全く機能しないことが分かり、左ディスプレイへ。
ところが、途中でTV番組に繋げなくなってしまった。
そこで、止むなく、スマホのJ:COM提供のDiximによる鑑賞に切り換えた。
しばらく経ってから、ものは試しと、もう一度、X299のDiximを起動してみると、今度は、画面は映るが音が出ない。
というわけで、そこからは、画面はX299、音はスマホ、という鑑賞スタイルに。
今朝、中央ディスプレイで、チェックしたら、Diximは画面も音も出た。
教訓:Diximは中央ディスプレイ以外では使ってはいけない?
とぎれとぎれにしか視聴していないし、23:00頃にはリタイアしたが、圧巻は、藤井風「死ぬのがいいわ」
https://www.youtube.com/watch?v=lRVJuPI5IXI
自身によるイントロのピアノからして度肝を抜かれた。
この歌を含めて気付いたんだけど、このところの、一人歌唱Jポップスって、プロト日本文明回帰に伴う、和歌の朗詠のリバイバルなんだね。
言うまでもなく、和歌は、言葉の力で勝負するんで、旋律はどうでもよくって、かつてはみんなおんなじだったところ、一人歌唱Jポップスって、ちょいとずつ旋律が異なるだけで、要は、歌詞を聞かせてるワケだ。
三、スマートリモコン
<太田>(昨日)
<LiveSmart御中、>本日、先ほど、うっかりして、二階で、TVオフとAlexaに呼びかけたら、TV(とセットトップボックス)が切れてくれて、びっくりしてしまいました。
というわけで、一応、問題が全て解決したようです。
色々ありがとうございました。
なお、スマホ上の御社アプリでは、どちらも電源が入っていないのに、TVの電源は青、応接室エアコンはグレーアウト状態、なのが気になります。
(この応接室エアコン、引き続き、Alexa経由で音声でオン/オフできています。)
⇒とにかく、二、三、だけからも、IT社会の現状は、いかに脆弱かをひしひしと感じさせられる。
近い将来、こういった諸問題はIT自身が自動的に解決してくれるようになるのだろうが、果してそれまで私の命が持つのかしら。(太田)
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太田述正コラム#13214(2022.1.1)
<安達宏昭『大東亜共栄圏–帝国日本のアジア支配構想』を読む(その29)>
→非公開