太田述正コラム#13230(2023.1.9)
<皆さんとディスカッション(続x5408)>

<太田>

 現在公開中の帝国海軍三馬鹿トリオのそれぞれのシリーズにおける私見の少なからざる部分が、前回のオフ会「講演」原稿
https://www.ohtan.net/blog/archives/21836
で修正されているので、ご注意ください。

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <この記事に対するコメント群の中に、私が書いたようなことまで踏み込んだ人が全然いないね。↓>
 「山上容疑者に現金100万円超 拘置所に差し入れ続々・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/548378e1c84a2636272760fdd71bf480fd5e7420
 <そりゃそうだろうが・・。↓>
 「“防衛費増税”反対71% 賛成22%を大きく上回る JNN世論調査・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e6a397409f4cc2a470b5a8f6bdfeffa5f2d569

 ウクライナ問題。↓

 <露軍あるある。↓>
 Russia Shoots Own Troops Planning To Surrender, Ukraine Warns・・・
https://www.newsweek.com/russia-shoots-own-troops-planning-surrender-ukraine-warns-1772148 <これも情報戦の一環。↓>
 Ukraine sees ‘year of victory,’ but decisive defeat of Russia won’t be easy・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2023/01/08/ukraine-war-2023-russia-future/
 
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 昨日に引き続き、囲碁将棋チャンネルをながらたま鑑賞中。↓

 「壮絶な打ち合い!形勢は?王将戦第1局封じ手予想 藤井聡太王将 VS 羽生善治九段 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=EGsy2ItNVfQ

 一流のエンターテイナーだったのねえ。↓

 「猪木さんのサービス精神は北朝鮮でも変わらなかった! 後援会重鎮が目撃したファンとの交流・・・」
https://nordot.app/985001043536265216?c=247599509560559095

 八幡和郎君、不勉強だねえ。
 ツッコミどころが多過ぎて、ほんの一部だけ取り上げた。(一か所以外は、コラム#を含む典拠は付さなかった。)↓

 <ウソ。http://hanaha-hannari.jp/emag/data/kado-reiko03.html ↓>
 「・・・戦国時代の日本女性は自由で男女差別も少ないと宣教師たちは報告しているが、江戸時代には隔離され表舞台での活躍もなくなった。
 <その代わり、特権も与えた。↓>
 穢れなどを理由とした身分差別はそれまでもあったが、厳格で服装まで区別するような極端な部落差別は江戸幕府がつくりだした。・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/30c4abe7e039a5ca2e852e70126d851ae2edb200
 <アホちゃうの。↓>
 教育レベルは低かったし、識字率が高いのも嘘・・・
 識字率が高いというのは、中国や朝鮮では数千字の漢字、日本では仮名だけができるかで計算した結果・・・
 <幕臣は昌平坂学問所で学び学問吟味(国家公務員試験)を受け、実務能力は高かったし、薩英戦争での「勝利」を見れば、外様の諸藩の少なからざる藩士の軍人としての能力も高かった。↓>
 武士は戦国時代の先祖の遺族年金というべき禄を食んでいるだけに近く、軍人・官僚としての実務能力も使命感もなかった。・・・
 <いや、まれだった。↓>
 切り捨て御免も伝説ではなくまれでもなかった。・・・
 <そんなこと言ったら、広義のアングロサクソンに大笑いされるで。↓>
 フランス革命が民主主義へ世界を導いた転換点であるのは世界の常識・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/30c4abe7e039a5ca2e852e70126d851ae2edb200

 了解。↓

 「・・・今川方の兵力2万5000にしても、輜重雑兵などの<準>兵力がほとんどで、戦闘力の中心である武士の数は多くても5000人程度だったと考えられている。今川方は、鷲津砦の攻略に有力家臣の朝比奈泰朝を差し向け、丸根砦には松平元康(徳川家康)、鳴海城には岡部元信、大高城には鵜殿長照をあてるなど、兵力の分散が目立つ。おそらく、今川義元本隊の兵力は、3000かもっと少なかった可能性が高い。
 一方の織田信長は、戦闘力のある家臣団を集中的に運用し、武士の数は約2000程度であるが、戦闘兵力としてはかろうじて今川方に拮抗する。また、信長は地元の利を生かし、地形や気象変化などについて今川方よりも詳しかった。
 また、沓掛の梁田氏という土豪を敵方探索のために組織化して使い、今川方の動きを察知していた、という説もある。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20230109-00332095

 はいよ。↓

 「・・・義元は岡崎城に家臣を派遣して、社長代行のような立場に置いた。しかし、実際の領国の統治は、やはり松平家の家臣が行っていたことが明らかになっている。義元は、当主である広忠を失い危機に瀕していた松平家を保護し、家を存続させるための配慮をし、その一環として家康を身近に置いてエリート教育をほどこしたと考えるべきなのだ。  
 同じ時期、関東の支配者である北条氏康の四男・氏規も、駿河に身を置いて今川家の「人質」となっていた。北条家は今川家と親戚関係にあったので、おそらく家同士の友好関係を続けるために、次代を担う子どもの1人として親戚に預けられたのだろう。やはり人質としての悲壮感とは程遠い。  この氏規と家康は、同窓の学友とでも言うべき関係だった。そして、ともに今川家のもとで元服し、ともに関口氏純という今川家の「御一家衆(一門)」の娘と結婚している。つまり、2人は義兄弟となったのだ。義元の立場から見れば、氏規も家康も義元の嫡男・氏真と年齢も近く、ともに今川グループの明日を担う人材である。だからこそ、一族の関口家の娘を嫁がせたのだろう。  
 さらに駿府時代の家康は、義元の学問の師であり今川家の軍事指揮官で「軍師」的な役割を担っていたともされる太原雪斎という高僧から直接教えを受け、当時、最高レベルの学問と政治技術を直に学ぶことができたのだ。  とうてい、人質に対する遇し方ではない。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/39bf3051946ce33d082624274c30abaaf9590d24

 日・文カルト問題。↓

 <日韓交流人士モノ。↓> 
 「金建希夫人、安藤忠雄氏と書簡をやり取り…「韓日交流に寄与しましょう」 ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/09/2023010980011.html
 <同じく。↓>
 「日本、5月のG7サミットに尹大統領の招待を検討・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/299679
 <客観報道。↓>
「歴代級の円安で急増した円テク族、今年も笑えるか・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/299657
 <ホントかねえ。↓>
 「日本の寿司屋でまた「ワサビテロ」…抗議コメントに「旅行楽しんでほしい」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/299666
 <伊大統領ヨイショコラムだが、お手並み、高みの拝見を続けたい。↓>
 「・・・韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領は、文在寅元大統領を全否定して当選した大統領だ。  
 選挙中も日本との関係改善を最重要課題として関係者に話していたことは、何度も報道されている。  
 尹錫悦大統領は「反日」をすることがいかに韓国という国にとって愚行かを一番理解しているはじめての大統領かもしれない。  
 韓国ではついに、元徴用工問題をめぐって2023年の1月12日にも公開討論会を行うというのだ。
 公開討論会では解決のために財団を通じて肩代わりする案が提示されると見られている。  
 その討論会には原告側なども参加するというが、じつは過去には公開討論を通じて、いかに左派市民団体が予算を得るために支離滅裂な要望をしているかを国民に知らしめたことがある。  
 元徴用工問題の公開討論も、あえて公開することによって、左派市民団らの言い分が「いかに解決には程遠くて国民の理解を得れないものか」を示すという新政権の狙いがあると指摘する声がさっそくあがっている。  
 もちろん、これから元徴用工問題の解決に対して政府が多少強引に決着させようとすれば、左派の激しい報復デモも予想される。また、徴用問題も慰安婦問題も市民団体と民弁(民主社会のための弁護士会)が絡む以上、解決は容易ではないと感じている。  
 が、韓国人の多くは慰安婦合意を破棄へと導こうとした文在寅政権に対して国として「恥」を感じている国民も多いのも事実だ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cdb96588b69a4d57e26c9105121ae8499060b4

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <習ちゃんらの日本研究の深さってやつ。↓>
 「・・・中国メディアの環球網は・・・、日本では「おひとりさま社会」が進化し続けていると論じる、在日特約記者の潘小多氏の署名入り記事を発表した。・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b907266-s25-c30-d0198.html

 祝日の臨時一人題名のない音楽会です。
 Yulia Shcherbakovaの小特集をお送りします。
 彼女、Viv engineerだとロシア語で自己紹介をしている
https://www.youtube.com/@julia_legend/about
・・但し、Vivが何を指しているのか不明・・ので、セミプロからアマチュアなのでしょうが、結構イケてるんじゃないでしょうか。
 歌がうまいし、かわいいし、何よりも流し目がコケティッシュ。
 (既紹介の歌もあるけれど、いちいちコラム#を付していません。)

And I like him 3.23分 作詞:Alexander Zhigarev 作曲:Vladimir Shainsk ←彼女の流し目を御覧じよ。
https://www.youtube.com/watch?v=wIF2BpA3osU
In the moonlight(Bell/Ding-ding-ding) 作詞・作曲:Yevgeny Dmitrievich Yuryev 3.55分 ←彼女ののど自慢大会出演時のものらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=AUZyXGdzQ8c
You looked at me 作詞: Lev Ivanovich Oshanin 作曲:Arkady Ilyich Ostrovsky 3.13分
https://www.youtube.com/watch?v=OlLSIdWdnDY
Echo of love 作詞:Robert Rozhdestvensky 作曲:Yevgeny Ptichkin 3.20分
https://www.youtube.com/watch?v=Eg0uJrWgieY&list=RDOlLSIdWdnDY&index=2
Earth, Earth, I am Jupiter!  作詞・作曲:Evgenia Tedzhetova and the group Salyut 5.19分
https://www.youtube.com/watch?v=Vo3reOKEqzQ&list=RDOlLSIdWdnDY&index=4
Song about bears (Somewhere in the world) 作詞:Leonid Derbenev 作曲:Alexander Zatsepin 3.14分
https://www.youtube.com/watch?v=mRMLMeRf_BY&list=RDOlLSIdWdnDY&index=7
Polyushko-pole(注) 作詞:V. M. Gusev. 作曲:L. K. Knipper 4.23分
https://www.youtube.com/watch?v=z15kCRPDt4o&list=RDOlLSIdWdnDY&index=8

(注)「ポーリュシカ・ポーレ・・・は、1934年に作られた曲。ヴィクトル・グーセフ(・・・1909-1944)作詞、レフ・クニッペル作曲。クリメント・ヴォロシーロフに献呈された『交響曲第4番《コムソモール戦士の詩》』の第1楽章の第2主題がのちに独立して軍歌として歌われるようになった。ロシア語のポーレ・・・は「草原」の意味であり、ポーリュシカ・・・はポーレ・・・に縮小辞を付けたもの。直訳すれば「愛しき草原よ草原」といった意味。・・・
 「ロシア内戦」における赤軍・・・の活躍を歌ったもので、赤軍合唱団の歌唱により世界的に知られるようになった。歌詞は”鋭いまなざしのヴォロシーロフ将軍””集団農場で共に働こう””赤軍の英雄””わが軍の快速戦車隊””いかめしい飛行士””快速の潜水艦”などの政治宣伝を歌っている。戦争の主役は騎兵隊であり、パーカッションで馬の走る音が表現されている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AC

⇒トロイカ(コラム#13145)の時もびっくりしたけれど、ポーリュシカ・ポーレが軍歌だったとは驚きです。(太田)

Song Cecile  作詞:Robert Burns (訳詞:Samuil Yakovlevich Marshak) 作曲: Mark Karminsky 1.57分
https://www.youtube.com/watch?v=CVY4hTCZVWA&list=RDOlLSIdWdnDY&index=9
Kind fairy tale (Lullaby-Sweet mother) 作詞:Nikolai Dobronravov 作曲:Alexandra Pakhmutov 4.11分
https://www.youtube.com/watch?v=a4gtGRuOWdY&list=RDOlLSIdWdnDY&index=11
The snow is spinning, flying, flying (Such a snowfall, they don’t remember these places for a long time ) 作詞:Lydia Kozlova, 作曲:Sergey Berezin 3.55分

https://www.youtube.com/watch?v=BkeZG2sf06c&list=RDOlLSIdWdnDY&index=15

<太田>

一、スマートキー

 昨日、Alexa経由で音声で解錠しようとしたらできない。
 外出後、初めて指紋認証で解錠することができた。
 暗闇で2回目で成功したので、感度は、ほぼできないHPパソコンよりはマシで概ねできるASUSパソコン並みと言えよう。
 (数字入力方式やカードくっつけ方式はまだ試していない。) 
 で、昨夜(日曜)、Switchbotのサポートに電話したら、込み合っているので電話番号または云々を言ってくださいってんで、電話番号を吹き込んだ。
 後で、同社ホームページの注意書きをよく読んだら、土日祝日はお休みとのこと。
 じゃ、土曜に電話してサポートを受けることができたのはなんでや?
 いや、そもそも、すぐ係員が電話に出、同じ日に二回目にかけた時も同じ係員がすぐ電話に出たのは、その日はお休みだと思っているので普通の人は電話をかけようとしないからだった可能性が・・。
 そこで、試しに、(探し回った上、)チャットができないか確認してみた。
 そうしたら、チャット画面で、(通常、英語と日本語対応を選択するところ、)英語対応しか選択できないよう・・日本語要員だけはお休み?・・になっていた。
 よっぽど、英語でやろうかと思ったけれど、SwitchbotもAlexaもアプリの画面は日本語なので、とてもじゃないが、やってられんわ、と、諦めた。
 その後、ものは試し、と、Alexa経由で、スマートキーに、Switchbotのデフォルトの名前で呼びかけたところ、開/閉ができるではないか。
 (但し、最初に開く(解錠する)時には、呼びかけ後、Alexaから解錠コードを聞かれ、答えなければならない。あてずっぽうで、設定の時に用いて結果的に成功したところの、いつも最も用いている4桁数字コードを答えたら解錠できた。なお、スマートキーの室外器から解錠する際に用いることとし、登録済である6桁数字を最初答えたら、Alexaに、それは解錠コードではありません、と言われてしまい、改めて、上出の4桁数字を答えたもの。)
 もちろん、Alexaアプリ上では、スマートキーには、私が付けた新たな名前が登録されているというのに・・。
 これじゃ、やはり、サポートを受ける必要がある、という結論に。
 それにしても、電池を交換するたびに、昨日記した作業が必須の上、今回記した障害が生じたり、するのでは、たまったものではない、という気持ちがしている一方で、やはり、スマートキーはスグレモノだという感想だ。
 例えば、今朝、二階で解錠し、ゴミ袋を両手にそれぞれ一つずつぶら下げて一階から外に出る再、ドアを解錠することなく、ドアを押すだけでそれができた!
 なお、電話できた暁には、Siriとの連携の設定についても教えてもらうつもりだ。

二、タブレット

 このところ、タブレットを殆ど使っていないこともあり、SwitchbotアプリとLivesmartの新アプリをインストールした。
 後者は設定に成功したが、前者はサインインがどうしてもできず設定に失敗した。
 普段使っていないので偏見があるかもしれないが、iOSのスマホに比べて、使い勝手が悪いと思った。
 その後、思い直して、サイインインの際のパスワードを変更する手順を踏み、同じパスワードに「切り替え」たら、サイインインできた。
 問題は、正しくこのパスワードを設定できたかどうかを(修正パスワード入力画面がポップアップしたキーボードで隠れて見えないので)確認できないことだ。これは、Androidの使い勝手の悪さ・・言うよりは、Switchbotアプリの作り方の拙さなのかもしれないが・・の一つだ。
 不安になり、スマホでSwitchbotアプリを開いてみたが、最初に設定した時以来、そうだったように、サインインの必要なしに「ホームページ」が開いてくれたので、差し当たり困ることはなさそうだ。

三、Echo Dot

 8日中と9日午前中の2択で前者を選んだら、9日中に代わり、13:45にようやく「配達中」になった。

四、ブログ・ツイッター連携

 数日前から、表記ができなくなっており、ブログのアップ後、適宜、手動でツイッターに書き込んでいる。

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太田述正コラム#13231(2023.1.9)
<増田知子等『近代日本の『人事興信録』(人事興信所)の研究』を読む(その3)>

→非公開