太田述正コラム#13417(2023.4.12)
<皆さんとディスカッション(続x5499)>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題。↓
<問題は、ウクライナが勝利しても、ロシアが占領されるわけではなく、モンゴルの軛症候群が更に強固になるだけってことだ。
北朝鮮やパキスタンにも通じることだが、核を手にした病んだ国の国民は永遠に煉獄に閉じ込められたまま放置されるんだよなあ。↓>
As Ukraine prepares its spring offensive, Russia goes from defeat to defeat・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2023/04/10/ukraine-russia-defeats-spring-offensive/
「「ロシア軍には戦術的撤退か全滅の道しかない」ウ軍従軍の元米軍兵士が断言・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74749?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=top
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
藤井タイトル戦初の振り飛車ということで、目新しく、一日制でもあり、片面的プロレスの必要などないまま終局。
(次は、中飛車、その次は四件飛車、またその次は振り飛車穴熊、万一そこで、無理やり藤井六冠が大ポカを演じて負けてあげたとしても、更にその次は袖飛車、と、片面的プロレスの出番はないかもね。)
それでも、藤井六冠、わざわざ自分だけ1分将棋にしてアクロバチックな終盤を演出し、観客にサービス。↓
「1分将棋でノーミス!? 藤井聡太叡王 VS 菅井竜也八段 第8期叡王戦五番勝負第1局・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=dqTGs-wgDQk
「1分将棋で全部最善手!? 藤井聡太叡王の人間やめてる強さをハイライト 第8期叡王戦五番勝負第1局・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=TvY8UMmMReM
世界政府はまーだだかい。↓
「・・・中国系のカジノやリゾートホテルが相次いで進出するカンボジア。東南アジアの越境犯罪に詳しい立命館大の本名純教授によると、都市の発展に伴い外国人犯罪も増えているといい、「犯行を見逃してもらうため賄賂が横行している。日本人が『犯罪をやりやすい環境』に目を付けたとしてもおかしくはない」と話す。・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243553
「国境すり抜けるマネーはNO 神戸の富裕一族、52億円申告漏れ・・・」
https://mainichi.jp/articles/20230411/k00/00m/040/166000c
じゃ、黙ってなよ。↓
「ジャニーズJr.として活動していた歌手の岡本カウアン・・・は、喜多川前社長に対し「感謝の気持ちを持っている一方、当時15歳の僕や、他のJr.に対して性的行為を行ったことは悪いことだと思っています」と話した。・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/24042666/
この一連の無償キャンペーンの仕掛け人は誰や?↓
21世紀の日本で、よくもまあ、こんな恥ずかしいことを・・。↓
「宗教の違いを超えて、禅僧と神父が語る「信仰心を持つ」意味・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/145fdb32ee324f0d7e9ac30c3564f9b50691f2a1
細かい話はともかく、杉山元らが、米国に対露(ソ)抑止・・冷戦・・を押し付けたんだぜ。↓
Brilliant, prescient, troubled: The man behind Cold War containment–As the architect of U.S. Cold War policy toward the Soviet Union, George F. Kennan believed his ideas had been badly misinterpreted. A powerful new biography probes a complex and often tormented man.・・・
https://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2023/0410/Brilliant-prescient-troubled-The-man-behind-Cold-War-containment
なんで、アカンタレの帝国海軍ばっかしがこんなにモテるんよ?↓
「陸上と海中で別の顔をした、機に応じて変に即応する俊敏な判断力の持ち主呑兵衛艦長「安久榮太郎」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0710d22d701a613ef0f1b0473860cb4125f1ba3e
「海底からの刺客・帝国海軍潜水艦かく戦えり・・・
https://www.rekishijin.com/26697?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
英国は 当時の世界覇権国だからなあ。↓
「・・・四カ国連合艦隊は、英国蒸気軍艦9隻を含む、蒸気軍艦13隻、帆船軍艦3隻の軍艦16隻。この艦隊は、アヘン戦争に匹敵する。英国は、薩英戦争では単独で勝てなかったので、連合艦隊を組織してアヘン戦争並みの兵力で臨んだのだ。 英外交官、アーネスト・サトウによると、「わが軍は砲台を破壊のうえで、長州の領土を占領するつもりだった」「しかるべき機会まで、占領を続ける計画だった」という。交渉の詳細は不明だが、長州は幕府に巨額賠償金を押し付け、占領はなかった。 英国が、軍事占領地域を簡単に手放すとは考えにくく、何らかの「英長密約」も想像される。サトウは「英国政府は長州と大君の戦争の間は下関海峡に軍艦一隻を配備している」と記録している。明治維新まで、実は長州は英国軍艦の監視下にあった。長州は英国支援の下、軍事力を急速に増強した。英国は、長州を「手先」に、薩摩と友好関係を結び、倒幕親英政権樹立に方針転換したと推察される。徳川将軍中心に、幕藩29隻の蒸気軍艦が団結すれば侮りがたい。サトウは66年、『英国策論』を発表し、「将軍は主権者でなく諸侯連合の首席にすぎず」「条約のほとんどの条項は主権者でない将軍には実行不能」「現行条約を廃し、天皇・連合諸大名と新条約を締結、政権を諸侯連合に移すべき」と記した。これを徳島藩士、沼田寅三郎が和訳し、維新志士のバイブルとなった。以下はサトウの記録だ。67年末、英国公使、ハリー・パークスは、英国12隻を含む蒸気軍艦計18隻、アヘン戦争よりも強力な連合艦隊を大阪湾に集結させ、にらみを利かせた。パークスは年末、老中に「外国人と衝突の恐れがあり、全軍を大阪から撤退させよ、さもなくば自分は2個連隊を大阪へ呼び寄せる」と恫喝(どうかつ)した。徳川慶喜は大坂城から京都・二条城に移るべく、先遣隊入京を図り、薩長の新政府軍と衝突した。「鳥羽・伏見の戦い」(68年)である。「もし、パークスが維新の際に薩長の側に立たなかったら、王政復古に障害が起こり、かくも早い内乱収束は不可能であった」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a56d8d80c7a417c47d663aa5733362b9e1fb4c29
ムツカシー話はよけいだよ。
後期水戸学は要するに倒幕論をぶち上げたんだわ。↓
「朱子学、経世論、国学…幕末武士に多大な影響を与えた「後期水戸学」への系譜・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74644?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list
歴史オタクむけ雑文もネタ切れ気味やね。↓
「武田氏が黒川金山のために遊女55人を溺死させた「おいらん淵伝説」とは?・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5644fa45ab2f2b5e3c41956bd0aa6d44d974c97
日・文カルト問題。↓
<日本への言及を許す。↓>
「EV28位のトヨタもテスラに挑戦状「2025年までに10モデル発表」・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/12/2023041280020.html
「日本、2027年末までに潜水艦発射長距離ミサイル開発…予算584億円・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/303117
<同じく。↓>
「トランプ氏、安倍氏が贈った金装飾のゴルフクラブ返却…「就任前にもらったから申告の要件に当たらない」 ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/12/2023041280005.html
https://japanese.joins.com/JArticle/303125
<健闘を称える。↓>
「かつて韓国がまねた日清食品、三養食品のヒット商品をまねた即席麺発売・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/12/2023041280009.html
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/11/2023041180179.html
https://japanese.joins.com/JArticle/303114
<ゴメンね。↓>
「東京観光誘い20代韓国人女性に性的暴行した47歳日本人男性、IT企業の役員だった・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/12/2023041280007.html
<文カルト健在?↓>
「店名・地名の「日光」に親日と批判殺到で…釜山の自治体が怒りの反論・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/11/2023041180205.html
「「ポーランド大規模輸出」忘れるべき…韓国防衛産業を脅かす日本の中古武器輸出・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/303123
「・・・慰安婦問題は・・・人類普遍の関心事の人権問題であり、日本側が歪曲しようとすれば声を高める必要がある。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/303074
ま、かつては日本でも牛・豚は食べなかったんだからバカにはできんが・・。↓
「・・・中世のキリスト教世界では、豚が主要な食肉だったのに、少しずつ蔑視されていった。もっとも、いつも鼻で地面を掘り返してばかりいて、神がいる天に目を向けようともしないこの動物をどうとらえればよかったのだろうか。
しかも、この動物は、ほかの動物の糞や死骸も食べるのだ。悪魔の特徴といえそうなものも、もれなく備わっていた。色は黒(中世ヨーロッパの豚は、アジア由来のピンクの豚と混じっていなかった)。開かれた口からは地獄の淵のような光景がのぞいた。視力が弱く、神という光を見ることもできない。
中世の美術作品では、豚には「不潔」「暴食」「淫乱」「憤怒」といった特徴があると強調され、まるで悪徳を体現するかのような動物として描かれた。ぬかるみに浸る豚は、おのれの罪に舞い戻る人間の象徴だった。
ヨーロッパでは、中世・近代ともにユダヤ教を敵視する風潮があり、ユダヤ人が忌み嫌うこの動物の名が、ユダヤ人の呼称に使われた。13世紀から17世紀まで、ユダヤ人の子供がメス豚の乳を吸う絵も出回った。・・・
イエスのたとえに出てくる放蕩息子は有り金を使い果たし、ユダヤの民にとって穢れた豚の世話をする……アルブレヒト・デューラー作「放蕩息子」(15世紀末)・・・
とはいえキリスト教徒は、豚肉を食べることを禁じられていたわけではなかった。それが、豚肉を食べることが厳禁だったユダヤ教とは異なるところだ。
(古代イスラエルの民に与えられた「モーセ五書」のひとつであり、祭祀律法書である)「レビ記」(11章7~8節、聖書協会共同訳)にはこう書かれている。
「豚、これはひづめが割れて、完全に分かれているが、反芻しないので、あなたがたには汚れたものである。これらの肉を食べてはならない。死骸に触れてはならない……」
生きた豚に触れてはならず、豚の名を口にしてもならなかった。
イスラム教の聖典「コーラン」にも同じタブーがあり、複数の節でその禁忌が書かれている(2章168節、5章4節、6章146節、16章16節)。
加えてイスラム教では、正規の作法に則って喉を切って殺した動物でなければ、その肉を食べてはならないことになっている。もっとも、これは特定の動物の肉の禁忌というよりは、血に関するタブーだ。
なぜ豚は忌避されたのか。衛生上の理由や気候を原因として挙げる人もいる。豚はゴミを食べ、その肉は消化しづらかった。よく火を通して調理したり、適切な条件で保存したりしないと不衛生だったというわけだ。
フランスの歴史家ミシェル・パストゥローが唱える説は、それとは異なる。豚を食べるのが禁じられたのは、人類学的な観点から見たときの人と豚の近似性が原因だというのだ。
豚を食べるのは、人肉を食べるのと同然とみなされたという見方である。実際、中世では教会が人体の解剖を禁止していたので、医学校では人体の構造を知るために豚を解剖していたこともある。
パストゥローによると、豚が変わり種の動物であることにも留意すべきだという。豚は反芻動物のようにひづめが分かれているが、反芻しない。このような「収まるカテゴリーがない」動物は、穢れているとみなされることが非常に多い。
分類不能ゆえに忌み嫌われた動物──それが豚の歴史なのだ。」
https://courrier.jp/cj/322234/?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=322234&utm_content=society
そっかー。↓
「寝入りばなの90分、ノンレム睡眠の深い眠りがまず海馬から大脳皮質への情報の移動や保存を助け、その深い眠りから切り替わったレム睡眠中には脳内の情報伝達を司るスパイン・・神経細胞の樹状突起から飛び出す・・・「棘」のような細胞突起・・の最適化を行う・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/af45f68eddfbb7079f0250f05e87ea9d9df03e88
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<英語媒体より。
意図せざる、マクロンの習ちゃんと協働しての対日再軍備要求ってやつだな。↓>
Macron’s Taiwan comments anger allies, delight Beijing・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2023/04/11/macron-taiwan-china/
<邦語媒体より。
何も起きんよ。予定通り、単に米国から中共に世界覇権国の地位が移行する・・それに伴い、日本が米国の属国から中共の属国に移行する・・だけだよ。↓>
「マクロン仏大統領はなぜ「単に米国に追従すべきでない」と“爆弾発言”したのか。これから何が起きるのか・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3%E4%BB%8F%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C-%E5%8D%98%E3%81%AB%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AB%E8%BF%BD%E5%BE%93%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%81%A8-%E7%88%86%E5%BC%BE%E7%99%BA%E8%A8%80-%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BD%95%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B/ar-AA19Kir8?ocid=hpmsn&cvid=075f2326124a4b6eab3273bcb8b44b74&ei=25
<ここからは、レコードチャイナより。
日中交流人士モノ。↓>
「中日が高級事務レベル海洋協議で8つの共通認識・・・人民網・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b912316-s6-c100-d0190.html
<片面的日中交流人士モノ。↓>
「<サッカー>三笘薫の2つのプレーに中国ファン「この誤審はない」「何かしらの力が働いた?」・・・中国のサッカーメディア・直播吧・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b912239-s25-c50-d0052.html
<出。↓>
「「Arigato legend」中国スノボ金メダリスト蘇翊鳴が羽生結弦とのツーショットを投稿・・・北京冬季五輪スノーボード男子ビッグエアで金メダルを獲得した中国の蘇翊鳴(スー・イーミン)選手・・・自身の微博(ウェイボー)アカウント・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b912187-s25-c50-d0192.html
<映画館にいらはい。↓>
「流川楓バージョンの予告動画公開!劇場版アニメ「スラムダンク」、中国で公開へ・・・人民網・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b912292-s6-c30-d0190.html
<引き続きの健闘を祈る。↓>
「中国の黄酒が日本で大人気に、RCEP協定が追い風に・・・人民網・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b912245-s6-c20-d0190.html
<健闘に敬意。↓>
「日系車が中国で不人気に、トヨタ、ホンダなど軒並み急落・・・快科技・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b912225-s25-c20-d0193.html
<太田>
一 Acronis
X299パソコンでAcronisのエラー表示が出たので、Data_Hourly_Backupの再設定とSystem_Weekly_Backupの再設定を、それぞれ、「<4> Data_Hourly_Backupの再設定」(コラム#11070)、「180820-02 一つ目のシステムバックアップの設定」(コラム#10018)、を参照して行った。
二 口腔洗浄機
水流が強い・・前の製品は水が飛び散るので水流を最強にすることが憚られた・・おかげで、新たに弱っている歯を発見できた。
三 洗濯乾燥機
夏の間は月と木に3/4洗濯液の洗濯物の分量で洗濯乾燥を行い、金に同じく包布類等の洗濯乾燥を行う、というサイクルが確立しつつある。
冬は、日、火、木、金、へと1回回数を増やせばOKかしら。
——————————————–
太田述正コラム#13418(2023.4.12)
<小山俊樹『五・一五事件–海軍青年将校たちの「昭和維新」』を読む(その32)>
→非公開