太田述正コラム#2308(2008.1.19)
<皆さんとディスカッション(続x41)>
<Fan>
「太田総理~」みました。
すっかり、太田述正=爆弾発言、のイメージが定着したようですね。ファンとしては喜ばしい限りです。
けれど、全体を通して発言があまりに少ないように思えたのですが、もう少し積極的に発言するわけにはいかないのでしょうか。平沢さんの発言はあまり聞きたくないので・・。
<太田>
公開したコラム#2299をお読みになると分かるように、昨日の番組では私がしゃべった主要な話題三つのうち最初のものだけしか放送されず、残念に思っています。
二番目にしゃべった話題こそ、一番重い、日本が米国の保護国(属国)であるという話だったのですがね・・。
まあ、この話をメインに取り上げてくれる番組が出現するのを待ちましょう。
<カチハヤ>
番組を拝見させていただきました。
私もこの話題(日本が米国の保護国(属国)である)がいつ出るか、そして出たときに他の出演者の方々がどういう反応をするのかちょっとドキドキしながら見ていたのですが、結局出ないまま終わってしまって残念です。
特に爆笑問題の太田さんがどういった反応をするのかに興味があったのですが・・・次の機会を楽しみにしています。
<Yoshu>
私も、初めて、太田さんのニュース以外に出演された番組として、いつもは、視ませんが、太田総理拝見しました。家族ともども、太田さんの意見に頷きながら、視てました。
日本がアメリカの属国というのは、何も気が付いてない日本人が初めて聞くとかなり衝撃的でしょうね。その話しが出た時の秋野女史の顔はどうだったのでしょう。彼女のアメリカに守ってもらうという発言を思い出してしまいました。なんか、日本人って・・・。
コラム#1877に出てくる日本とCIAのパイプ役になってた方から、本物を聴かされてた太田さんのコラムを読ませて貰えることに有り難さを感じてます。
これからのご活躍期待しております。
<AY>
太田さんの選挙にたずさわったものとして、また、国民の一人として、ご主張がテレビを通じて世に出ることにより、世に認められることを願っております。
春は近いです。まだまだ、寒いですが、ご活躍ください。
<読者SK>
番組(「太田総理・・・」)を見させて頂きました。単刀直入に言うと、論ずるべき内容は無いように思いました。
番組が開始した当時ちょっとみて、つまらなかったので見るのは止めていましたが、相も変わらず言った所でしょうか?
そんなに米国が嫌いならお引き取り頂いて、それで防衛上不安を感じるなら、防衛力を強化(憲法改正、防衛費増額など)すればすっきりすると思うのですが、不思議です。
太田総理はケビンさんでしたか、彼の言う事に反発を感じるなら、このような結論になると思うのですが、どうなっているのでしょうね?
絶交というのは・・・?
米国が嫌いだけどお引き取り頂くのは困るから、なんとかして居て(守って)もらうようにする(米国の言いなりになる)というのは属国の証(主体性の放棄)ですよね。
あの場の大部分の方がこれを支持しているようでした。
例外は太田さんと金さんでしょうか?
小沢氏に関するコラム(#1888、#1884)を読ませて頂きました。「日本改造計画」をその執筆当時読んだ事が有ります。この当時は国連重視主義でも説得力が有るかな思っていましたが、いまだに国連中心主義を言い出すのはナンセンスです。
これは属国の延長手段でしかないですね。国連は北朝鮮になにかしてくれるのでしょうか?
今回の決議の欠席の件およびその後の記者会見での対応と良い、早めに退場願った方が良いです。期待していませんでしたが、その通り方のようです。
オフ会の件、お気遣い感謝いたします。
でも、秋田からは仙台より東京の方が行き易いという事もありますし、行けば行ったで用事があるので、ぜひ両方でお知らせ下さい。
<太田>
こりゃいよいよ東京でのオフ会を近々やらなきゃならなくなってきましたね。
そうそう。金さんと言えば、台湾「独立」を掲げる林建良さんのメルマガ「台湾の声」は私のメルマガより発足が1年くらい遅いのですが、購読者数は3倍くらいあります。
台湾「独立」を支援する会合も全国各地で頻繁に行われており、日本の中央や地方の政治家や地方名望家を始めとする多数の日本人が出席しています。
大変結構なことではあるのですが、我が身を省みよ、日本の「独立」にどうして取り組まないのだ、と彼らの極楽とんぼぶりを叱りたくなります。
<マコト>
この間高校の時の歴史教科書をたまたま読んだ時に思ったのですが、日本はいつアメリカと同盟を結んだのでしょうか?昔は日米安保と言っていたはずです。
よく学者の方は日米同盟日米同盟とおっしゃいますが、この安保と同盟ということに違いはあるのでしょうか?
<太田>
米国が同盟諸国(Allies)の中に日本も入れているので日本側でもちゃっかり日米同盟という言い方をするようになったのですが、とんでもない話です。
双務性がなければ同盟ではないからです。
日米安保条約は、米国が一方的に日本を守る(protectする)片務的な保護条約であり、同盟条約ではありません。
<YM>
>コラムの番号を↓に入れれば、そのコラムのURLが分かるようになったのでやってみてください。http://www.ohtan.net/blogtoc/(コラム#2306)
太田ブログの検索をするには、2つの方法があります。
<その1>Googleの「検索オプション」を使う。
① http://www.google.co.jp/ にアクセス。
② 「検索オプション」をクリック。
③ 検索用語を記入。
④ ドメインに「 http://blog.ohtan.net 」を記入。
<その2>
たとえば 「武器」を検索したい場合は、アドレスに「武器 site:blog.ohtan.net 」と記入する。
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太田述正コラム#2309(2008.1.19)
<ガンジー・チャーチル・ホロコースト(特別編)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x41)
- 公開日:
08/01/18の「太田総理」を見た感想です。
1、平沢氏「インド洋に日本が行かないと、中国が尖閣(沖縄の島々)に侵攻してきたら、米国に助けてもらえない。」
太田光氏「そうなったら日中で話し合えば良い。米国なんか出て行ってもらう。」
2、平沢氏の意見は、保護国の現状を認めるからこそ、集団的自衛権行使という独立への1歩を志向しているのでしょう。もし保護国のままでいいなら、閉じこもって何もしないのが正しい保護国作法ですから。
3、対して太田光氏の意見は、戦前の幣原外交ではないでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%A3%E5%8E%9F%E5%A4%96%E4%BA%A4
つまり、幣原「アジアの事は日中でやる、欧米は介入するな。」です。その結果米英は、日本が抜け駆けをして中国と特殊な関係になったと捉え、以後日本が孤立化する流れになりました。
まんまと太田光氏はチャイナの日米分断策略に乗っているんですね。
太田総理は開始以来ずっと観ていますが太田さんがご出演されるようになってから面白さが増したと感じています。
日本が米国の属国であるという主張自体は特に目新しいものではありませんがあのようにズバリと発言出来る太田さんの存在は貴重だと思います。
これからも是非頻繁に(他の番組にも)出て頂きたいです。