太田述正コラム#13461(2023.5.4)
<皆さんとディスカッション(続x5521)>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<日本の脳死ジャーナリズムに順位をつけるだけヤボよ。↓>
「報道自由度、日本は68位 国境なき記者団、ランク三つ上昇・・・」
https://nordot.app/1026386633605414912
ウクライナ問題。↓
<大反攻前哨戦は既に始まってるぽい。↓>
Gruelling cat and mouse fight along Ukrainian river poised to escalate・・・
https://www.theguardian.com/world/2023/may/03/fight-ukrainian-river-battle-dnipro-delta-kherson
<誰がやったもんであれ、その通りだわ。(自作自演であるものか。)↓>
Analysis: Kremlin drone attack is highly embarrassing for Moscow・・・
https://www.bbc.com/news/world-europe-65476085
https://www.bbc.com/news/world-europe-65475333
Kremlin drone: Zelensky denies Ukraine attacked Putin or Moscow・・・
https://www.bbc.com/news/world-europe-65471904
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
全て、杉山元らがもたらしたり利用したりしたものだよー。↓
「・・・金解禁論争における「新平価四人組」のうち高橋亀吉や山崎靖純は、それまで自由貿易を主張していた英国がブロック経済に転換したことを批判して「日満支経済ブロック」の建設を主張し、軍部に協力していく。高橋や山崎と同じ「新平価四人組」だった石橋湛山は満州国建国など現実の日本の行動を追認しながらも自分の基本的な考えは維持し、ブロック経済論を批判して国際貿易の重要性を説き、英国との関係改善を主張し続けるが、流れを変えることはできなかった。・・・
<そんな問題じゃないだろ。日米経済力の圧倒的格差だよ。↓>
日本も米国も主戦場に軍隊や軍需物資を運んだり、また資源を本国に運ぶには大量の船舶(輸送船)を必要としたが、開戦前の日本は当面の日中戦争に対応するため、軍需部門と生産力拡充の基礎となる製鉄・機械工業部門とに資源が優先的に投下されており、南方の資源を入手するのであれば本来は大量に必要だった船舶の増産は後回しにされていた。
船舶を大量に建造する計画造船体制の制度が整うのは開戦後の1942年5~6月であり、実際の体制が整うのは43年後半であった。その頃には既に戦局は悪化し造船の原材料となる資源の本土還送が難しくなっていた。
一方で米国は本格的に第二次世界大戦に参戦する前から、豊富な資金と強い権限によって船舶の建造計画を加速しており、流れ作業的なブロック建造方式と電気溶接工法を採用して船舶の建造期間を短縮し大量建造を可能にした。船舶が猛烈な勢いで建造されるようになり、また輸送船を撃沈しようとするドイツのUボート(潜水艦)に対する連合国軍の攻撃システムの確立によって船舶の損失も43年から大幅に減少したため、英国への軍事物資の補給も問題なく行えるようになった。
海軍力だけで言えば1941年の日本と米国とは互角ともいえる状態だったが、それを支えるロジスティクスの準備には大きな差があり、それが勝敗を決めることになった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fae00ec6aadc37d85abbb6cb50ec3a7102b876c
こんな当たり前のことをことさら書き立てなきゃならない、戦後日本の異常さよ。
(欧米の国家機構は戦争遂行機構だってのにさー。)↓
「・・・福沢<は>蘭学を学び、日本の近代国家化を考えるうえで、「兵学」を重要視していた
・・・
19世紀初頭、フランス・ナポレオン帝国の崩壊によって独立したオランダ王国では、軍事工学の専門化が急速に推進され、士官学校であるブレダの王立軍事アカデミーをはじめとした組織が創設されます。これは、ナポレオン戦争後の、ヨーロッパ全体における近代国民国家形成の流れと軌を一にします。そして、そこで使用されたテキスト群は、高野長英をはじめとした徳川後期日本の蘭学者たちによって、積極的に翻訳されました。
福沢もこの世界史的な潮流と無縁ではありませんでした。福沢は西洋兵制から学んだ軍事秩序像との類比のなかで近代国家の組織化の論理を捉え、それを文明論へと投影していきます。
「一身独立して一国独立す」と唱える福沢の政治構想の裏面には、徳川期の蘭学を源流とする西洋兵学への深く鋭い洞察が、べったりと、はりついています。・・・
近代国家の成立を現実問題として考えていた当時の蘭学者は、そのための組織づくりを考えるうえで「兵学」を土台にしていた。兵学を重視していたのは福沢が特別というわけではなかった・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%A6%8F%E6%B2%A2%E8%AB%AD%E5%90%89%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%BF%91%E4%BB%A3%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E5%8C%96%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6%E9%87%8D%E8%A6%81%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%9F-%E5%85%B5%E5%AD%A6-%E3%81%A8-%E5%A0%B1%E5%9B%BD%E5%BF%83-%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE/ar-AA1aHgVI?ocid=msedgntp&cvid=8855ec0cb38d4a60938086d9fad4cbfd&ei=43
日・文カルト問題。↓
<「面会」かね。「表敬」としなかったのはよしとして・・。↓>
「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日午後、ソウル市竜山区の韓国大統領室で、日本の秋葉剛男国家安全保障局長と面会した。秋葉局長は、7日の岸田文雄首相の訪韓を前に、韓日関係改善を主導した尹大統領に感謝の意を伝えるため事前訪問したものとみられている。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/04/2023050480010.html
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/03/2023050380264.html
https://japanese.joins.com/JArticle/303967
<それは重畳。↓>
「日本でオムライスを食べた尹大統領「岸田首相に炭火焼肉をご馳走したい」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/303968
<それは重畳?↓>
「訪韓する岸田首相 韓国経済6団体トップらと会合へ・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230503005200882?section=japan-relationship/index
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20230504/4132990/1
<止めとき。↓>
「7日の韓日首脳会談 福島原発汚染水の「2国間検証」議論か・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/03/2023050380229.html
<まあそう言わざるをえないんだろうが・・。↓>
「国会議員の独島訪問 日本の抗議を「不当な主張」と一蹴=韓国外交部・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230503001600882?section=japan-relationship/index
<大きく取り上げ過ぎ。↓>
「日本の有名お笑い芸人、ソウルの市場で迷惑行為…ツバの付いたようじで売り物をパクリ ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/03/2023050380278.html
https://japanese.joins.com/JArticle/303963?sectcode=740&servcode=700&cloc=jp|main|
https://japanese.joins.com/JArticle/303955?sectcode=740&servcode=700&cloc=jp|main|
<あーそう。↓>
「韓国の新韓金融 韓日スタートアップ向け投資ファンド組成へ ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/03/2023050380184.html
「大韓乗馬協会 8年ぶり日本との交流戦再開へ・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/03/2023050380194.html
<本件での日本取り上げを許す。↓>
「「現金王国」脱出に乗り出した日本、を大幅に削減・・・」
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20230504/4132996/1
<敬愛するNYタイムス様のこの記事、よもや韓国の主要メディアはスルーしないよな。↓>
A South Korean Horror Story, Long Suppressed–The story of a brutal sex trade built for American soldiers shows how women have been exploited in service of political and economic goals.・・・
https://www.nytimes.com/2023/05/03/world/asia/south-korean-comfort-women-suppressed.html
その視点はなかったなあ。
(カイロで、アルメニア人女性にピアノのレッスンを受けていた私。)↓
「・・・中東を中心にユーラシアを股にかけた交易民であるアルメニア人・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6365416cfb475ea2dfb64244cbaf9954ba445d3
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<日中交流人士モノ。↓>
「現役引退発表の石川佳純、最後の相手となった陳夢とのツーショット公開・・・自身のウェイボーアカウント・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913454-s25-c50-d0192.html
<片面的日中交流人士モノになりそこね?↓>
「貴士「ブラジル代表にネイマールがいなければ三笘が代わりになれる」、・・・中国サッカーファンからは「inuiさんさすがにそれはないでしょ」「三球王のすごさは認めるが、ネイマールの代わりにはなれないと思う」「ネイマールは全盛期は世界のトップ3に入るプレーヤーだった」「ネイマールは25歳の時、どんなパフォーマンスを見せていた?いま25歳の三苫が当時のバルサで主力を張れるか?」などの反応が見られた。・・・中国スポーツメディアの直播吧・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913459-s25-c50-d0192.html
<ついてけんわ。↓>
「アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」、半天狗は妓夫太郎よりも弱い?・・・中国のニュースサイト・深セン熱線・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913434-s25-c30-d0052.html
<ご愛顧に深謝。↓>
「中国の4月の映画興行収入、「スラムダンク」と「すずめの戸締まり」がワンツー!・・・中国メディアの正観新聞・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913422-s25-c30-d0052.html
休日の臨時一人題名のない音楽会です。
西島三重子の2回目です。
想いのとどく日(1994.11.30)収録諸曲の続き。↓
カルナバルの朝(注a) 4.39分 作詞・作曲:Luiz Bonfa 訳詞:崎南海子
https://www.youtube.com/watch?v=8En_fB7hZDY&list=OLAK5uy_l_O9H2emfWvWAZrp2ENByyQRArGfPL_hw&index=8
(注a)https://mysound.jp/song/916917/
「映画『黒いオルフェ』主題歌。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%9C%9D
サベリア(注b) 3.33分 作詞・作曲:Maguy Zanni 訳詞:平野肇
https://www.youtube.com/watch?v=ld5yLyAt1SE&list=OLAK5uy_l_O9H2emfWvWAZrp2ENByyQRArGfPL_hw&index=9
(注b)https://mysound.jp/song/916918/
アマール・アマンド(注c) 4.32分 作詞・作曲:Horacio Guarany 訳詞:小林佳人
https://www.youtube.com/watch?v=30Nda5UtqLU&list=OLAK5uy_l_O9H2emfWvWAZrp2ENByyQRArGfPL_hw&index=10
(注c)https://mysound.jp/song/910668/
ラ・ボエーム(注d)(コラム#4389) 3.53分 作詞・作曲:Charles Aznavour 訳詞:西島三重子
https://www.youtube.com/watch?v=xp6BbJcZivc&list=OLAK5uy_l_O9H2emfWvWAZrp2ENByyQRArGfPL_hw&index=11
(注d)https://mysound.jp/song/916919/
帰り来ぬ青春(注e)(Yesterday when I was young)(コラム#8395) 3.54分 作詞・作曲:Charles Aznavour 訳詞:武田全弘
https://www.youtube.com/watch?v=BO0zD0Epxgo&list=OLAK5uy_l_O9H2emfWvWAZrp2ENByyQRArGfPL_hw&index=12
(注e)https://mysound.jp/song/916920/
もう森へなんか行かない(注f) 3.19分 作詞・作曲:Guy Bontempelli 訳詞:西島三重子
https://www.youtube.com/watch?v=_1lpKlOnock&list=OLAK5uy_l_O9H2emfWvWAZrp2ENByyQRArGfPL_hw&index=13
(注f)https://mysound.jp/song/916921/
PERSONA(1994年)収録諸曲。↓
アブラザメ(Abrazame/抱きしめて/せめて最後に)( 4.29分 作詞・作曲: Gabriele Rafael Ferro 訳詞:中西礼
https://www.youtube.com/watch?v=mgcSRPRHLKk
シェルブールの雨傘(コラム#省略) 3.36分 作詞・作曲:Michel Legrand 訳詞:崎南海子
https://www.youtube.com/watch?v=Q4oWRPBMxlw
ある日恋の終りが(Les Amours Finissent Un Jour…) 3.29分 作詞・作曲:Georges Moustaki 訳詞:西島三重子
https://www.youtube.com/watch?v=SpiZy29MhyI
(続く)
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太田述正コラム#13462(2023.5.4)
<太田茂『新考・近衛文麿論』を読む(その12)>
→非公開