太田述正コラム#13481(2023.5.14)
<皆さんとディスカッション(続x5531)>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題。↓
<本当に始まったんじゃないの。↓>
「「ウクライナ軍の反攻、本当に始まったのか」プーチンやワグネルが疑心暗鬼に・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1326cab0fc5250e6a6af3c45fc36ae7fb592f8d
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
引き続き、名人戦をAbemaTVでたまにチラ見鑑賞中。
早くも藤井六冠の勝ちが決定的。↓
https://abema.tv/now-on-air/shogi
死ぬまでに一冊くらいは大江の小説読んでみるかなあ。↓
「・・・「セヴンティーン」の天皇に心酔する青年は、いっけん大江さん自身の考え方とは対極にある人物に見えます。でも、だからといって突き放すのではなく、むしろ右翼青年に自分を投影するように書いている。戦時下に四国の小さな村に育ち、皇国教育を受けた大江さんの中にある、自分もこのような日本人であり得るのではないかという、強い自己批判的な姿勢を感じます。 だから「セヴンティーン」は、右翼を揶揄していると怒りを買った反面、三島由紀夫などは、大江健三郎は、やはり根っこの部分ではこうなんだ、という読み方をしました。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4849daa4c40a1c8b680d4f2584dd8322375a78e
まだまだ山本への評価が甘すぎるわ。↓
「・・・ジレンマを抱えながらも、山本は、自己の任務と知見に基づく政策推進に忠実な軍人だったという評価は、従来の英雄的でスマートな山本像からすれば過少な評価に映るだろう。しかし史料に基づく等身大の山本と彼の功績とはまさにこのようなものだ。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9B%B8%E8%A9%95-%E7%AD%89%E8%BA%AB%E5%A4%A7%E3%81%AE-%E4%B8%80%E8%BB%8D%E4%BA%BA-%E5%83%8F-%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD-%E7%9B%B8%E6%BE%A4%E6%B7%B3%E8%91%97/ar-AA1b9xro?ocid=msedgntp&cvid=713e3d55205b4cd1a59143211ab1da2f&ei=79
みんなみんな出たとこ勝負ぶつ切り史観だからだい。↓
「・・・家康をめぐっては、新説の乱立状態なのである。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b79265beda42ce96774b368c2359fdb0ef8ec75f
こりゃ、旧説なんだろうが、知らなかったな。↓
「・・・ある時、・・・本多正信・・・に天下取りの策を聞かれると、家康は当然のごとく、
「自分以外の四大老(前田利家、毛利輝元、上杉景勝、宇喜多秀家)を順番に潰していく」と答えたといいます。
しかし、正信の頭の中にあるのは、全く違う方法でした。
「そんな悠長なことをしていたら、いつまでたっても、誰が敵で誰が味方なのかわかりません。それよりは敵を炙り出して、一気に叩く手が有効でしょう。そのためには、手強くとも石田三成を殺してはなりません。
三成を生かしておけば、三成憎しでこちらにとっての敵と味方がはっきりいたします。三成をそのまま泳がしておけば、三成が勝手に政局を掻き乱してくれるので、必ず天下が殿の手に入ります」
と、進言したのです。
正信は長い放浪生活の経験上、一丸となった組織は強いけれど、内部で相互に不信感を持つ組織は案外と脆いことを、よく知っていました。
そして、豊臣家の文治派の代表である三成が、多くの武断派の武将たちに蛇蝎の如く嫌われていることも、よく理解していました。
秀吉の発案、決断とはいえ、朝鮮の役(えき)の前線で必死に戦っている武断派の武将たちを、三成は充分にねぎらうこともなく、終始横柄な態度で接し、秀吉への報告は讒言といってもいいぐらい、悪意を含んだもの(もちろん、武断派からみて)だったからです。
家康は正信の進言を容れ、家康は武断派の面々が三成へ向ける愚痴を丁寧に聞いてやり、三成との対立軸づくりに応用しました。
やがて三成は、秀吉の死後、豊臣家乗っ取りを企てる家康打倒に立ち上がり、事は家康の描いた絵図通りに進行していきます。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%AF%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E3%82%92%E3%81%A8%E3%82%8C%E3%81%9F-%E6%AD%A6%E5%B0%86%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AF%E5%87%A1%E5%BA%B8%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%8C-%E6%81%90%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E6%89%8D%E6%B0%97%E3%82%92%E7%99%BA%E6%8F%AE%E3%81%97%E3%81%9F-%E4%BA%BA%E5%BF%83%E6%8E%8C%E6%8F%A1-%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%A9%E6%8A%80/ar-AA1b9FZ2?ocid=msedgntp&cvid=a9bb9a5da88847d392b8b8dc5438f7d9&ei=20
これも旧説なんだろうが、仮に信玄が10年生きていたとしても、家康はともかく、信長には勝てなかったさ。↓
「・・・三方ヶ原合戦で、家康は命を失いかねない状況に何度も見舞われ、生涯で最大の敗北を喫したのである。
だが、それで終わりではなかった。信玄は実際に堀江城を攻撃し、続いて浜名湖の北西方面にある三河の野田城を攻めている。
「野田城を攻略し、野田領を接収してしまえば、武田軍は信濃に通じる補給路を確保し、背後を気にせず、吉田城や田原城攻略に専念できることになる」・・・。
信玄はあらゆる方向から浜松城への補給を遮断し、実際、元亀4年(1573)2月、野田城を落としている。これだけやりたい放題にやられながら、家康は手も足も出なかった。
もし信玄があと1年生き延びていれば…・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%8D%E5%BB%B6%E3%81%B3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AB%E7%AD%89%E3%81%97%E3%81%84-%E4%B8%89%E6%96%B9%E3%83%B6%E5%8E%9F%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84-%E3%81%A7%E6%AD%A6%E7%94%B0%E4%BF%A1%E7%8E%84%E3%81%8C%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%9F%E5%AE%8C%E7%92%A7%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E6%AE%B2%E6%BB%85%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3/ar-AA1b9AnC?ocid=msedgntp&cvid=b40106e23ff2474abbd06fbb1be1ebd5&ei=31
日・文カルト問題。↓
<日韓交流人士モノ!↓>
「日陰から表舞台へ…日本のAV女優ら、ユーチューブを活用し韓国へ進撃–ファンミーティングから広告撮影まで–ネットフリックスも新しいバラエティー番組を制作・・・
韓国ではAVは違法。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/12/2023051280124.html
<日韓交流人士モノ?↓>
「・・・同じく建築家の著者は「日本の建築家の中で、妻がこれほど影響力を行使している人物はまれ」と語る。ひたすら前を見て走る安藤の傍らで、事務所の経営を切り盛りしている人物が妻だ。草創期に作品説明を自ら英訳して安藤の存在を海外に知らしめたのも、英文科出身の妻・由美子さんだったという。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/12/2023051280119.html
<日韓交流人士モノ。↓>
「「原爆で姉を亡くした…韓日首脳の慰霊碑訪問決断に感謝」 被爆者で日本球界のレジェンド、張本勲さんインタビュー・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/13/2023051380028.html
<今頃こういうののっけて、遅過ぎるってもんじゃないぞー。↓>
「「日本にいつまで『謝罪しろ、カネを出せ』と言うのか」…在日韓国人・張本勲氏の苦言【5月13日付社説】・・・
外部勢力に侵略されて植民地になった国は多い。だが韓国のように、80年も謝罪と賠償を要求し続けている国はない。ベトナムはフランスの統治と日本軍の進駐、米国との戦争などで800万人の国民を失った。だが相手国に賠償を要求する代わりに「未来のために協力しよう」と言った。金大中(キム・デジュン)政権が「韓国軍のベトナム良民虐殺疑惑」に対する補償の意志を明かすと「必要ない」と答えた。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/13/2023051380007.html
<これだってそうだ。↓>
「福島第一原発、恐怖ではなく科学を・・・
1年に東海に降る雨水の三重水素の量を30年かけて太平洋に放流した場合、これが魚介類に影響を及ぼし、国民の健康を害するという主張が成立するだろうか。最初から話にならないのだ。自らの目的を達成するために放射能を恐れる国民を欺く、いわば詐欺に近い主張だ。
このように三重水素の危険性には説得力がないので、今度はストロンチウムのような高い放射性核種の問題も議論されるようになった。ストロンチウムやセシウムなどは放射線の危険度(例えば放射能1ベクレルの影響)が三重水素の1000倍以上に達するが、これが処理水の中にごく微量含まれているのは事実だ。しかし処理水に残るこれらの危険物質から出る放射能は三重水素放射能のわずか10万分の1レベルだ。これらの相対危険度が三重水素の1000倍と仮定して考えても、三重水素の危険度に比べると数十分の1ほどだ。三重水素に問題がないのだから、これらの核種にはさらに問題がない。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/12/2023051280123.html
<そしてこれも。↓>
「・・・ 「周四原則」により韓国と台湾企業に対する日本の投資は相次いで縮小された。トヨタは中国の顔色をうかがって韓国の新進自動車(大宇自動車の前身)との協力関係を断った。当時、新進自動車はトヨタと技術提携を結んで1500CC乗用車「コロナ」を発売する等、輸出拡大を狙っていたところだった。三菱や三井といった大企業も韓国・台湾との取引・投資を中断した。
ほぼ唯一、新日本製鉄(現・日本製鉄)は浦項製鉄(ポスコ)との技術提携を維持した。新日鉄もまた中国からの強い圧力を受けたが、当時の朴泰俊(パク・テジュン)浦項製鉄会長との信義に背くことはできないとして頑張った。当時、日本の各企業は「中国と国交を正常化する」という展望に基づいて中国進出競争を繰り広げていた。それでも新日鉄は「周四原則は認めるが、浦項製鉄に対する技術援助はその原則に抵触しない」という立場を中国側に通告した。浦項製鉄に対する技術支援は貿易取引でも、経済協力でもないので「周四原則」違反ではないという趣旨だった。外交部(省に相当)で中国・台湾を担当していた元高官は「中国はその後も圧力をかけ続けたが、新日鉄は韓国との取引を断絶する理由はないという論理を固く守り、事実上、中国側があきらめた」と語った。そうして1972年に中国と日本が国交を正常化し、これにより「周四原則」は死文化。翌年には完全に廃止された。中国の韓国、台湾に対する制裁も取りやめとなった。」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/13/2023051380021.html
<これもだ。↓>
「韓国、日本との共生…険路だが未来路・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/304311
<文カルト健在。↓>
「・・・現在構成されているという韓国の専門家視察団は汚染水のほか、近隣海水、魚介類、底魚類、海草類、堆積物などをできるだけ多く採取し、放射線量を測定して分析するため、徹底的な事前企画が求められる。」
https://japanese.joins.com/JArticle/304308
ユーロヴィジョンの優勝曲。↓
Sweden wins Eurovision contest marked by kitsch and tributes to Ukraine・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2023/05/13/eurovision-song-contest-2023-final/
Loreen – Tattoo (LIVE) | Sweden 🇸🇪 | Grand Final | Eurovision 2023
https://www.youtube.com/watch?v=BE2Fj0W4jP4
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<ご愛顧に深謝。↓>
「・・・中国のニュースサイト・捜狐・・・文章は「『スラムダンク』は単にバスケットボールを語っているのではない。あるいは、バスケットボールはただの題材に過ぎないとも言える。物語を通じて貫かれているのは青春。青春は愚かであり、がむしゃらであり、負けを認められないものであり、心残りがあるもので、キラキラと輝いているものであるということだ」とした上で、「『スラムダンク』を見て熱血を感じるのはまさに青春の中にいる人で、この作品を見て涙を流すのは青春をすでに失い、かつて輝いていた人々だ。しかし青春はいつも気づけば過ぎ去っているもので、振り返ってようやく貴重だったと感じられるものなのだ」と締めくくった。」
https://www.recordchina.co.jp/b913848-s25-c30-d0052.html
<同じく。知らんがな。↓>
「「鬼滅の刃」の疑問、なぜ刀鍛冶の里の防衛体制はこんなにもろいのか・・・中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913775-s25-c30-d0052.html
<読ませる。↓>
「華字メディア・日本華僑報・・・記事は、「残念なことにわが国でも漢字の廃止をめぐって混乱したことがある」とし、魯迅が「漢字が滅びなければ中国が必ず滅びる」「漢字の難しさは多くの人民を、前進する文化から永遠に切り離している」などと述べて漢字廃止を主張したことに言及。「幸い、1950年代から中国では識字運動が展開され、識字率が大きく向上したことで、『漢字が識字を阻害する』というこの主張は理を失った」と説明した。
また、台湾や香港でも繁体字の識字率がほぼ100%にまで向上したことに触れる一方、「逆に韓国では漢字廃止の反動を実感したのではないか」と指摘。「韓国では現在、民間企業が戦時中の旧日本軍による慰安婦強制連行を証明する文書を非常に多く所持しているが、漢字が廃止されては人々は教科書に書かれた歴史こそが正しいと認識してしまう。李承晩政権とその後継者たちは、政府が外交問題を処理しやすいように教科書をでっち上げているのだ」と主張した。
そして、「このように一つの言語システムが激変すると、人民の知る権利が阻害されることになる。漢字廃止によって自国の文化や歴史を破壊するのは、まったくもって下策であることが分かる」と言及。「ハングルにも日本語にも中国語の語彙(ごい)が多数存在するため、漢字を取り除くとあいまいさなど意味の理解に支障をきたす」とし、韓国ではより多くの文字数を割いて漢字の欠落を補っているため「本末転倒」との見方を示した。
記事は、「日本はなぜ漢字を廃止しないのか、というのはまったくの偽命題であり、その必要がないからである。こう着語である日本語は大幅に文字数を削減し、文の認識度を上げ、情報伝達の効率を向上させている。これは、言葉の存在や消滅を考える際の最も基本的な基準ではなかろうか」と結んだ。」
https://www.recordchina.co.jp/b913896-s25-c30-d0052.html
<だべってず、すし食いねえ。↓>
「日本のすしの食べ方、やってはいけないNG行為って?・・・中国紙・環球時報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913767-s25-c30-d0052.html
<ほんとかねえ。↓>
「日本の街が中国発ゲーム「原神」だらけに=中国ネット「すごい人気!」「想像以上だ」・・・中国版ツイッター・微博(ウェイボー)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913893-s25-c30-d0052.html
<日中交流人士モノ。↓>
「中国語生かし「日中親善の架け橋」に、女性目線の新作にも挑戦=真打昇進決定の林家つる子・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913861-s25-c30-d0199.html
<鳥越苦労。↓>
「・・・日本の華字メディア・中文導報は、日本人の「内」と「外」に関する性質を取り上げ、在日外国人が日本社会に入り込めない苦悩を嘆く文章を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b913826-s25-c30-d0193.html
<ふーん。↓>
「・・・キッシンジャーの日本頭越しの訪中によって、米中関係が改善に向かうとなれば、日中関係も打開できるという思惑の下、周恩来総理が各大学に条件のあるところは日本語科を開設するようにと号令をかけたのです。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b911667-s530-c30-d1530.html
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太田述正コラム#13482(2023.5.14)
<太田茂『新考・近衛文麿論』を読む(その22)>
→非公開