太田述正コラム#13559(2023.6.22)
<皆さんとディスカッション(続x5570)/映画評論87:ザ・セル>

<TSY>

 ・・・典拠。失礼しました。
 大祓詞の原文(延喜式記載のもの)は、
https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%85%AD%E6%9C%88%E6%99%A6%E5%A4%A7%E7%A5%93%E7%A5%9D%E8%A9%9E
です。
 僕は、『古事記 祝詞 風土記』(塚本哲三編 1927年 友朋堂書店刊)で、本文チエックをして、大丈夫そうでした。
 「宮廷で働いた人」が対象と僕には読めるのですが、探した限り、そこに注をつけた論文、書籍がみつかりませんでした。
 これに限らず、古典の研究者も、歴史の研究者も、原典への注が少ない、というのが僕の、このところの苦情です。
 大学で、プラトンのパイドンをギリシャ語でやったとき、ケンブリッジ大学の出版会から出ていたの注釈書を使わされました。
 個別事実についても、パイドンの話の流れについても、プラトンの他の著作といまよんでる箇所の関係についても、非常に行き届いた注があるうえに、さらに、注の書き手のその箇所への感想も書かれていました。
 このレベルの注を、日本の史書や文学で、読んだことがありません。すごく有名な和歌への注ぐらいでしょうか。
最近、自宅の近所に、國學院大學があることに気がつき、博物館はちょくちょくいくようになりました。
 折りをみて、疑問点を、博物館に出入りする専門家に訊いてみようと思っています。
 今回の祝詞も、この博物館の企画展『祓』に行って教わりました。
博物館の書籍売場の女性とは、お友達になったので、彼女経由で、コネは作れそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34e1bfa618459a4a9acb347631fb63b3cb12652d

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

 ウクライナ問題。↓

 <これも欺騙工作の一貫だったりして・・。↓>
 Ukraine war: Zelensky admits slow progress but says offensive is not a movie・・・
https://www.bbc.com/news/world-europe-65971790
 <ワオ。↓>
 「ウクライナのマリャル国防次官は21日、ウクライナ軍はロシアが支配しているウクライナ南東部のメリトポリとベルディアンスクの方面で「攻撃作戦」を展開していると明らかにした。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/82730f51bc3e0f8c4235528d8c7982c530adb1c9
 <ムム。↓>
 「ウクライナ軍は1週間で敵の攻撃ヘリ6機を破壊したが、それぐらいではロシアの航空戦力の脅威は変わらない・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8e00483bf555a05ebb69e736268d61cf42ddce
 <というわけ↑だが、心強い。↓>
 Ukraine Could Free Crimea by End of Summer: Ex-U.S. General・・・
https://www.newsweek.com/ukraine-free-crimea-end-summer-us-general-ben-hodges-russia-counteroffensive-atacms-1808088
 <だもんで、プーチン、実は戦々恐々だろうってさ。↓>
 ・・・Moscow’s military command likely believes Kyiv’s fighters are “capable of directly assaulting Crimea,” the government department said in a daily intelligence update posted to social media.・・・
https://www.newsweek.com/vladimir-putin-ukraine-russia-crimea-counteroffensive-defensive-lines-armiansk-kherson-1808097
 <およよ、そんなん、古今東西、どこでもそーだぜ。↓>
 「相手の弱みを握り、最後は武力で押さえる…元外交官が痛感した「ロシア人らしい手口」の共通点・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fcf93f2b3425f00c4da2ba781227aa2e7c5513a
 <かもね。↓>
 「・・・プリゴジン氏は大統領の弱みを握っている可能性がある。・・・
 ドンバス地方の親露派勢力司令官を務めたイーゴリ・ギルキン元大佐は、プーチン大統領がワグネルの「軍事的反乱」に遭う可能性があると警告した。プリゴジン氏と敵対するギルキン氏はSNSで、「恥知らずで偽りだらけの彼の自己顕示欲」を批判しながら、返す刀で与党・統一ロシアを「詐欺師と盗人の党」と酷評した。「詐欺師と盗人の党」とは、反政府活動家、ナワリヌイ氏が2011年の下院選で使ったフレーズで、愛国勢力とリベラル派の接近を思わせる。ギルキン氏は5月に新団体「怒れる愛国者クラブ」を創設。大統領選出馬も検討しており、右派勢力の政権離れが進む。  プリゴジン氏の仰天の政権シナリオは、欧米との連携とする見方が、ウクライナ紙「キーウ・ポスト」(3月5日)で報じられた。欧州の政治活動家、ジェイソン・スマート氏は同紙で、「プリゴジンが権力を握る戦略的道筋の一つは、欧米の後ろ盾を得ることだ。彼が政権を握れば、ウクライナからのロシア軍完全撤退を条件に、ホワイトハウスの支持を得られるかもしれない」と述べた。4月に流出した米機密文書は、プリゴジン氏が複数回、バフムトをめぐる取引をウクライナ側に持ちかけたとし、両者の接触を示唆していた。米連邦捜査局(FBI)が逮捕状を出したプリゴジン氏と米国の接近はあり得ないものの、侵略戦争停止の一つのシナリオと言えるかもしれない。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef7cad0a745f6d1eda3395cf5e7c4f738c856990

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 広末涼子を巡って。
 相も変わらず、見当違いの話ばかりが飛び交ってるなあ。↓

 <語った内容は正しいが、語った相手が自分への加害の共犯者の文春でその文春に更に儲けさせる、ってのはひでー間違いだよ。
 それはともかく、誰か彼女に精神科へ行く鈴をつける人はいないのかよ。↓>
 「・・・ 広末は取材の終盤、「事務所とキャンドル氏が繋がっている」との疑念にも言及し、少し涙ぐみながら次のように語った。 「色んな疑いを私が会社に持ってしまった。ジュンさんと繋がってるんじゃないか、ジュンさんをどうして擁護するのか、とかも含めて。過去のことから今に至るまで、どうしても、私が信じるものが無くなってしまったところでお話しさせて頂きました」 ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/34e1bfa618459a4a9acb347631fb63b3cb12652d
 <そんなん関係なーい。ラブレター付きで浮気を文春に流されちゃうなんて、彼女にも事務所にも想像を超えてるんだからさあ。↓>
 「・・・文春の直撃に対し広末さんは
 「はあ、ありません! 絶対にありません!」
と頑なに否定。3人の母であることまで持ち出して、不倫ではないと強い口調で訴えていました。
こうなると文春としては、自分たちの記事の正当性を守るためにも強い証拠を出す必要に迫られてしまったのです。つまり批判を承知で、第2弾となる〝ラブレター〟を出したのでしょう。
 「事務所も第一報が出た際、〝厳重注意〟などではなく不倫を認めてしまえばよかった。佐藤健さんの時は〝事実無根〟で押し通せたので、今回もうまく煙に巻けると思ったのでしょう。ですが、今回は事実無根と全否定するのではなく〝厳重注意〟としたことを見ても、事務所サイドは不倫関係をある程度認識していたはずですからね。
 とにかく、広末さんが文春の直撃に対してパニックになっていたとしても、ウソの否定をせずに〝今は話せません〟くらいで時間を稼げばよかった。そして事務所を通じて不倫を認めて対応すれば、文春もラブレターは掲載しなかったでしょうし、ここまでドロ沼にならなかったでしょう」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%B5%81%E5%87%BA%E3%81%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E4%BC%9A%E8%A6%8B-%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%81%9F%E5%BA%83%E6%9C%AB%E6%B6%BC%E5%AD%90-%E8%BB%BD%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%9F%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80-%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%95%E9%80%83%E4%BA%A1%E3%81%AE-%E4%B8%89%E6%82%AA%E6%89%8B/ar-AA1cRJr4?ocid=hpmsn&cvid=6e0b63a18bd445b3a6186cd18a6dc243&ei=23
 <主犯者と思われるこの夫が、妻を足蹴にして「売名行為」を行い、それに成功した、と、高らかに宣言。(「腐った日本を変えるための」は余計だったな。)↓>
 「キャンドル・ジュン氏「自分がやっていることは売名行為です、この腐った日本を変えるための」・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/24470460/
 <妻が離婚したいのならどうぞ、とここでもホンネ。謝罪に関しては、やんなきゃいけないのは自分の方。↓>
 「キャンドル・ジュン氏、イベントでダブル不倫騒動に言及「自分が死ぬことはない。離婚や謝罪はどうでもいい」・・・」
 <これほどの心にもないウソはないな。↓>
 僕の奥さんが一刻も早く平穏な気持ちを取り戻してもらいたい。・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/24470057/
 <これに対し、まことにもってお気の毒な(、猿之助(下出)の御両親とある意味同じ立場の)鳥羽氏。繰り返すが、広末のことは諦め、できれば、加害者側に損害賠償請求を。いずれにせよ、謝罪も記者会見も不要でーす。↓>
 「・・・鳥羽氏は〝降板ドミノ〟に陥っている。出演予定だったNHK「きょうの料理」は27日放送分の内容が変更され、事実上の降板に。同氏を起用していた健康食品会社「ユーグレナ」は契約を解除した。
 このほか、鳥羽氏は出身地である埼玉・戸田市の「とだPR大使」を退任。19日には2025年の大阪・関西万博のメニューを共同開発する予定だった六甲バターが16日付で契約解除したと発表した。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E5%BA%83%E6%9C%AB%E5%AE%B6%E3%81%AE-%E5%AE%9F%E5%AE%B3-%E3%81%A8%E9%87%A3%E3%82%8A%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84-%E9%B3%A5%E7%BE%BD%E5%91%A8%E4%BD%9C%E6%B0%8F-%E6%96%99%E7%90%86%E3%81%AB%E5%B0%82%E5%BF%B5-%E3%81%8C%E6%8B%9B%E3%81%84%E3%81%9F%E4%BA%88%E6%83%B3%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%8F%8D%E7%99%BA/ar-AA1cOLsJ?ocid=hpmsn&cvid=514f6075657442f290916079b4bde843&ei=38
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E9%B3%A5%E7%BE%BD%E5%91%A8%E4%BD%9C%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%95-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%81%8C%E5%A5%91%E7%B4%84%E3%82%92%E8%A7%A3%E9%99%A4-%E6%8B%85%E5%BD%93%E8%80%85%E3%81%8B%E3%82%89%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F-%E5%BA%83%E6%9C%AB%E6%B6%BC%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%80%AB%E4%BD%99%E6%B3%A2%E3%81%A7-%E3%81%A8%E3%81%A0pr%E5%A4%A7%E4%BD%BF-%E5%85%AD%E7%94%B2%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%81%AB%E7%B6%9A%E3%81%8D/ar-AA1cOT9f?ocid=msedgntp&cvid=7399bbc959044f40b10806e936aaa50b&ei=17
 <何の病気か突き止めようともせず、ということからして彼女の首根っこを掴んでも医者に引き摺って行く気概だってなかったんだから、彼女に対する身内(家族)としての愛情なんて持ち合わせてなかったのさ。↓>
 「・・・広末は10代の頃から恋多き女性として知られ、柏原崇、伊勢谷友介、金子賢など当時の人気俳優らと次々に浮き名を流していた。
「もっと早く彼女を止めておけばよかった」
 普段はメイクもせず、朝早く起きて子供たちのお弁当を作るが、ひとたび不安定になると派手な服を身にまとって濃い化粧をして、子供たちを残して夜の街に向かう。制御できない妻を夫は黙って見つめ続けた。別の顔を持つ広末は自分に異を唱える声を聞かず、豹変する彼女を諫める者もいなかった。
 《彼女が不条理なことをしたときも事務所は黙って見守るしかできないと。特にぼくや彼女の事務所社長より大変だったのは、彼女の母親だったと思います。本来は親として叱るのが当然だと思うが、叱ることで彼女が遠ざかってしまうので、彼女に対してモノを言う人を彼女は遠ざけて、逃げてしまう》
 だからこそ、ジュン氏もあえて奔放な妻に口を挟まず、不貞が発覚しても、自分の心の中にとどめてきた。それは妻と家族を愛するがゆえの行動だった。
 しかし、そんな「聖人夫」の思いは届かず、広末は鳥羽氏のもとに走ってしまう。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/w%E4%B8%8D%E5%80%AB%E9%A8%92%E5%8B%95-%E5%BA%83%E6%9C%AB%E6%B6%BC%E5%AD%90%E3%81%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB-%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%B3%E6%B0%8F-%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%9F-12%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%B5%90%E5%A9%9A%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AE%E8%8B%A6%E9%9B%A3/ar-AA1cRahT?ocid=hpmsn&cvid=7c2d26fc5afa4fee8e2496e502515137&ei=21
 <保護者のように装っているだけで、(意識の上でも実態としても)保護者じゃないから、保護責任を放棄し、彼女を傷つけてるの!↓>
 「・・・ キャンドル・ジュン氏は器が大きくて大人かもしれませんが、どこか保護者のような目線です。「濃い化粧」や「派手な格好」を見咎(とが)めるのは、思春期の娘を持つ親のよう。夜中に広末が電話をしていると怒ったり、だまりこんだりして、仲が悪くなってしまったようですが、それも反抗期の親子のようです。  ときめきや刺激を求める広末にとって、保護者みたいな夫は小うるさい存在になってしまったのかもしれません。最初はタトゥーにピアスでワイルドでかっこよく思えたのかもしれませんが……。代々木上原の坂を一緒にスケボーしてスリルを感じていたのはもう遠い過去になってしまいました。
 キャンドル・ジュン氏にとっても、突然豹変して色恋に走る妻は、煩悩(ぼんのう)にまみれているように思えたのでしょう。  自分の方が意識が高くてストイックでちゃんとしている、という思いがあると、彼女を庇護(ひご)し、導く、という上から目線になってしまいがちです。夫婦の間に波動格差や意識格差が生まれているようです。・・・
 <帰ってくることは金輪際ないし、彼もそのことは分かってるからこそ、・・後は言わなくてもいいよね。↓>
 いつの日か恋愛に疲れた広末が帰ってくるのを、キャンドル・ジュン氏は家でキャンドルを灯してずっと待っていることでしょう……。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/70b8a656a05f58710684fa4bbe9f8eb40b891158
 <参考の、この欄の刺し身の褄の、猿之助の方は、広末とは違って、精神科の治療を受けてたようだな。しかし、治療の効なく、・・。
 とにかく、精神障害は、治療しても全快とはなかなかいかないようで。ご両親もさぞ苦労をされたことだろうて。↓>
 「・・・ 騒動から1か月が経っても、猿之助本人は都内のメンタルケアの専門病院に籠もっており公にはまったく姿を見せていない。それに加え、両親の遺体さえ親族の元に戻されないという異常事態が続いているようだ。・・・
 「両親ふたりともの頭部周辺に、かすかに『傷』が残っていたのです。猿之助さんの“ビニール袋をかぶせた”という証言が事実ならば、その際に両親が抵抗して、なんとか袋を取ろうとしたときに残された傷かもしれません。また、抵抗する両親を猿之助さんが押さえつけたときに傷がついた可能性もあります。そのあたりが今後の捜査の突破口になるかもしれない」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E7%8C%BF%E4%B9%8B%E5%8A%A9%E3%81%AE%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E3%81%AB%E6%96%B0%E5%B1%95%E9%96%8B-%E4%B8%A1%E8%A6%AA%E3%81%AF%E6%9C%80%E6%9C%9F%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%8A%B5%E6%8A%97%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B-%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E3%83%93%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A2%8B/ar-AA1cRkck?ocid=hpmsn&cvid=46b20b3b3636408dbd72252c7b37c9fc&ei=28

 中身ないなあ。↓

 「「ユー! ズルいよ!」性加害を拒否した僕にジャニー喜多川は言った 男闘呼組・元メンバー土田一徳氏「35年目の告白」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/17f94524c29d5c0938aa70ba7db2167129a886f5

 似ても似つかんよ。
 日本は、最終的に戦争に勝ったのに、ロシアは、論理的に戦争に負ける道しか残されていない。↓

 「・・・陸軍は、「”満洲”は一個師団[1万~2万人程度の規模の軍隊]で5カ月で勝ったから、シナは3個師団、3カ月で勝てる」と考えて日中戦争を始めたという(青江前掲書、196頁、山口重次の証言)。簡単に勝てると考えて始めたのだが、中国のナショナリズムが勃興し、日本は負けていないのだが勝てない、という状況に追い込まれた。 ロシアが、ウクライナのナショナリズムを軽視し、勝てない戦争になったのと似ているだろう。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d62dae5b9d69bbe7adb1e198334c8c1d8d00364

 澁澤榮一といい勝負?↓

 「・・・勝の女性遍歴は、相変わらずで放埒を極めていた。家に置いた女中や、手伝いに来た女性たちに次々と手を出す癖が抜けなかった。お糸、お米、おかね、おとよ……。生まれた子どもはすべて正妻であるお民が自分の子として引き取り、生みの母はそのまま女中として奉公を続けた。妻妾同居の生活である。お民の心中も複雑だったろうが、生みの母たちも辛い思いをしたのではないか。
「夫と一緒の墓には入りたくない」
 勝は、「俺と関係した女が一緒に家で暮らしても波風が立たないのは女房が偉いから」などと吹聴していたが、そう言って機嫌を取れば、「波風が立たない」と甘く見ていたのだろうか。民の本心を、わかってはいなかった。
 勝が75年の生涯を閉じるのは、明治32(1899)年。お民はその6年後に亡くなるが、死に際にある遺言を残す。
「夫と一緒の墓には入りたくない。小鹿の隣に埋葬してくれ」
 小鹿はお民が産んだ男児で、勝にとっても、たった一人の跡取り息子だった。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8B%9D%E6%B5%B7%E8%88%9F%E3%81%AE%E5%A6%BB%E3%81%8C-%E5%A4%AB%E3%81%A8%E4%B8%80%E7%B7%92%E3%81%AE%E5%A2%93%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%81%A8-%E6%AD%BB%E3%81%AB%E9%9A%9B%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%9F-%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E9%81%BA%E8%A8%80-%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%AF/ar-AA1cREvd?ocid=hpmsn&cvid=1811d8b618b343879b2deb15d0d0895b&ei=19

 人間主義社会の特徴であるよ。↓

 「・・・島国であり、民族の多様性がほとんどない日本には、コミュニケーションにおいて話し手と聞き手との間の文化的背景の共通性が高いという特徴があります。このような文化をハイコンテクストの文化ともいいます。コンテクストは文脈といった意味です。反対に、異民族どうしが共存しあう国では、正確にコミュニケーションをとるためには曖昧さを排除して言語化する必要があります。これをローコンテクストの文化といいます。  そして日本は世界で最もハイコンテクストな文化をもつ国といわれているのです。そうした文化だからこそ伝えられる、言葉にならない暗黙知が、たとえば職人や芸事の世界では師匠から弟子へ受け継がれていきました。芸は教わるものではなく見て盗むもの、といわれるのがそれです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3090b68c1825e67c5567736b02c6915ff1cda7

 日・文カルト問題。↓

 <健闘を祈る。↓>
 「韓国原子力学会チョン・ボムジン教授「われわれは科学者だ…専門家が声を出さなければ国民に被害」・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/06/22/2023062280043.html
 「共に民主・李在明代表は「モグリ」呼ばわりした専門家たちと公開討論してみては【月22日付社説】・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/06/22/2023062280052.html
 <ご愛顧に感謝。↓>
 「韓国、新車から生ビールまで…「メイド・イン・ジャパン」の空襲・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/305761
 <でも、いらはい。↓>
 「日本の富士山に観光客が殺到、入山制限を検討・・・」
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20230622/4239556/1
 <・・・。↓>
 「日本に及ばない民間防空対応態勢=韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/305787
 <文カルト健在。↓>
 「汚染水放出計画で消費者が魚離れ 鮮魚・すし店を直撃=韓国・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230622000700882?section=japan-relationship/index
 「保坂祐二教授、慰安婦関連の損害賠償訴訟で一部勝訴・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/305776
 <へー。↓>
 「韓国原子力環境公団、日本に放射性廃棄物処理場敷地確保のノウハウを伝授・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/305785

 最近、インド、あんまし取り上げてないなあ。↓

 「近年の研究により、イギリスによる植民地支配は従来考えられてきたよりもはるかに場当たり的で無計画なものであったことが明らかになってきている。・・・
 18世紀後半以来、東インド会社と私商人との商業上の争いを仲裁するため、インドには東インド会社から独立した国王裁判所(King’s Court)が設置されていた。 当時の史料には、この国王裁判所が、法の支配を掲げて、東インド会社とたびたび論争となったことが記録されている。 例えば国王裁判所は、マラーター戦争中のコメの供給価格をめぐって東インド会社を訴えたインド人商人を勝訴とし、判決文の中で東インド会社の圧政を批判している。 このような行政・司法対立において前景化したのが、法と治安維持の対立、あるいは、法の論理と緊急事態の論理の対立であった。
 東インド会社は、現地のインド人による暴動や反乱といった危機に対処するために、行政官には超法規的な措置をも含む大きな裁量権が与えられるべきだと考えていた。 例えば1820年代には、ビルマ戦争の余波がインド全土に及び、イギリスのインドからの完全撤退が噂されるような大規模な治安の悪化がみられた。そのように非常事態が常態であるような植民地では例外的な対応もやむなし、とされたのである。 これに対して、国王裁判所は、インド人にもイギリス人と同じ法の保護が与えられるべきだと主張した。判事は法廷で、緊急事態かどうかを決定する権限は政府ではなく裁判所にあるとして、政府による緊急事態への対応を違法としたのだ。 国王裁判所において東インド会社の政策に反する決定が下されることは、イギリス人行政官にとって脅威であった。彼らは、東インド会社の政治的な権威が弱まり、国王裁判所がインド人による反政府運動の結節点となることを恐れていた。 当時のボンベイ知事は、やがて大きな反乱につながる懸念があるとして、インドにおける会社と裁判所との二重権力状態を解消すべきことをイギリスの政府・議会に繰り返し進言している。 最終的に、イギリスの政府・議会は、インドにおける司法の独立性を減じて行政の権限を大幅に強化する法案を成立させ、事態の収束を図った。インド植民地の政治体制はより専制的になっていく。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c006f00a0bed9dda9b00828ce534ecd46ae1023

 ウム。↓

 「「ヒト」と「バナナ」の遺伝子は「50%同じ」!・・・
 ヒトとチンパンジーは共通の祖先から進化しているのは明らかで、もっと遡ればヒトとバナナの共通の祖先まで行き着き、もっともっと遡れば最初に誕生した全ての生物の元となった1つの細胞にまでたどり着きます。  つまり1つの細胞からの進化が、地球上のさまざまな生物を作ったわけです。  そして今私が皆さんと考えたいのは「死の起源」についてです。生物の「死ぬ」という性質は全ての生物に共通なので、大元の最初の細胞から存在していたと考えられるのです。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd1c3f54a2b1c0646b7d86ef572c0042d2809822

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

<邦語媒体より。
 なことたって、会談じゃなく会見だからねえ。↓>
 「まるで皇帝にひれ伏す外国使節、習近平と会談したブリンケンが腰砕け・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc04f758e758c17d8db3cf52279bd6e3acc9ed8
 <ここからは、レコードチャイナより。
 客観報道。↓>
 「「ポケモンカード」大量窃盗で浮き彫りになった日本アニメ経済の実態・・・日本華僑報網・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b915818-s25-c30-d0203.html
 <まあね。↓>
 「日本の国際競争力、過去最低の35位=中国ネット「マレーシアより下?」「真に受けてはだめ」・・・フェニックステレビ(鳳凰衛視)東京駐在記者の李●(リー・ミャオ、●は水3つ)氏は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウント・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b916035-s25-c100-d0052.html
 <よろしい。↓>
 「沖縄で国の天然記念物オカヤドカリ682匹をビーチから不正に持ち去る、中国籍夫婦逮捕・・・
 中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で、複数のアカウントがこの事件について投稿すると、ウェイボー利用者からは「食べるためって、さすがに600匹は多すぎでしょ」「売るつもりだった?」「中国に恥をかかせた」「無知蒙昧(もうまい)にどん欲が加わったことによる帰結がこれ」「国の天然記念物って何?」「中国に戻れないようにできるなら、ぜひそうしてくれ。われわれはこんな人いらない」などのコメントが寄せられた。」
https://www.recordchina.co.jp/b916039-s25-c30-d0192.html
 <気にしない気にしない。↓>
 「中国版ツイッターの微博(ウェイボー)にこのほど、日本にある家電量販店の通訳スタッフ案内板を撮影した画像が投稿され、物議を醸している。
 案内板には、英語や中国語などの通訳スタッフの名前と顔写真のほか、担当言語が一目で分かるように国旗も掲載されているが、その中に中国国旗「五星紅旗」のほか、中華民国が使っていた「青天白日満地紅旗」も掲載されている。・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b915979-s25-c30-d0192.html

<太田>

 前回、うっかりすっぽかしてしまったかかりつけ医のところに、余っていた処方薬を活用して40日間粘った後、行って来た。
 定期健康診断も行ない、血液検査の結果はまだ出ていないが、すぐ分かる範囲では、全く問題なしだった。
 また、生まれて初めて、23価肺炎球菌ワクチン接種を行った。

 5年間有効だが、その後、再接種する際には区から補助が出ないとのこと。

          –映画評論87:ザ・セル–

口直しにSFにしようと表記を鑑賞したのだが、「2000年の<米>国のSF映画。 監督はターセム・シン、出演はジェニファー・ロペスとヴィンス・ヴォーンなど。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AB
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Cell_(film)
というこの映画は、一昨日、昨日の映画より更に筋の出来が悪かった。
 これでも、プライム4スターであるところ、プライムの評点システムが壊れちゃっているのかも。
 また、結構昔の映画もあるとはいえ、3作とも米国映画であり、米国自体のフィクション創作力が、その相対的没落に伴い、急降下している感が否めない。
 そう言えば、最近の米国文学って話題にもならない印象だ。
 唯一の収穫は、記憶が確かじゃないけど多分今までに何度かは映画で目にしていたはずの、魅力的なジェニファー・ロペス
https://en.wikipedia.org/wiki/Jennifer_Lopez
、に、再びお目にかかれたことだ。
 両親がプエルトリコ出身であること、現在、(これ知らない日本人いないのかもしれないが、)ベン・アフレックの妻であること(上掲)、を初めて知った。

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太田述正コラム#13560(2023.6.22)
<宮野裕『「ロシア」は、いかにして生まれたか–タタールのくびき』を読む(その1)>

→非公開