太田述正コラム#13766(2023.10.3)
<2023.9.30東京オフ会次第(続x3)>(2023.12.30公開)
O:ところで、自分に認知症の気がないか、気になり始めているという話をしておこう。
ディスカッションに書いたところの、郵便受けの解錠コードが出て来なかった「事件」(コラム#13713)、の数日後に、今度は、ウチの郵便番号の最初の三桁が出て来ず、こちらの方は、インターネットで調べてすぐ解決はできたものの、立て続けにこういったことが起こってショックを受けた。
どうして認知症のことが気になるのかというと、広義の同期生達が次々とオカシくなってきているのはその初期症状じゃないのか、次は自分の番かもしれない、と、しばらく前から憂慮していたからだ。
非人間主義的になるというのが、その一つの「症状」だ。
自分の方から、私が何回か訪れる予定があったところの、地方、に当人が持っている別宅でのメシに誘っておいて、ゴルフだの謡だのと言って、3~4回あったチャンスをことごとくパーにし、おかげで、私が当該地方等において別の人(達)に会ったりする追加的な予定を一切入れられないままになってしまったというのが1件。
彼は、先約重視といった一般規範意識、相手は「現役」だが自分は悠々自適の身分であることの自覚、上述のような相手側の事情の察知と配慮、等、ができなくなっているわけだ。
後のもので印象に強く残っているのは、次のような「症状」の「事件」だ。
それは、無謀にも、私に、日本の先の大戦に係る歴史議論をふっかけてきた「事件」であり、都合2件あった。
2人とも、私が防衛官僚だったことを十分過ぎるくらい承知していながら、それなら、私が少なくとも先の大戦については、相当の知識、見識を有する可能性が高い、と、判断することすらできなくなっているわけだ。
この2件のうちの片方は、メールでのやりとりだったが、そのほぼ全てをディスカッションに書いた(コラム#12941、12947、12951、13030)のに対し、もう片方は、Facebook上でのやりとりだった。
殆ど休眠状態だった彼のアカウントであったところ、急に、罵倒めいた投稿をやり出して、私から、止めるようにメッセージを送ったのだが、今度は私に対して、丁寧な言葉づかいではあったけれど、議論をふっかけてきたものだ。
で、少しは、私のコラムを読んでから議論してくれ、と、コラム#を挙げつつ、メッセージを返した。
そして、この最後の部分だけをディスカッションで紹介した(コラム#13244)。
そしたら、その直後に、Facebook の彼のアカウントが、停止させられていた。
私の、ツイッターのアカウント停止(コラム#13611、13613、13617)は不条理だったが、これはなんとなく納得できた。
(このほかにも、認知症初期症状疑い事例が何件もあるが、省略する。)
オフ会では、出席者が比較的若いだけに、こういった「症状」の人にはこれまで出っくわしていないところ、認知症は精神疾患ではなく神経疾患であるらしい
https://shonan-kokorono-cl.com/blog/692
が、出席者でれっきとした精神疾患の気がある人は、かなり大勢いたように思う。
私は、幼少期から役人生活を終えるまでの間は、幸か不幸かそういう人に殆ど遭遇しなかったので、世の中には様々なオカシイ人が大勢いる、ということに気付かされたオフ会は、そういう意味でも私にとっては得難い場であると言えそうだ。
最近になって気付いたのは、熱心な出席者で境界知能の疑いのある人が1人いたことであり、最近のディスカッション(コラム#13757)でご披露したが、彼が「手先を上手に動かせない」、「体をうまく動かせない」(上掲)ことが度重なったことから、かつて精神疾患を患ったけれど快癒したとのふれこみの彼に対して、君は快癒していないのではないか、医師に改めて看てもらった方がいいよ、と伝えたところ、彼、別の熱心な出席者からも別件で叱られていたこともあり、爾後、オフ会を欠席するようになり、先日、今度は、彼へのコラム配信メールが不達になってしまった。
彼は、これまで、オフ会の時に、殆ど、太田コラムや私のコラムがらみの話についての発言をしたことがなかったけれど、少しは理解はしてくれているものと思い込んでいたけれど、どうやらそうではなかったらしい。
オフ会に出席すること自体が彼の生きがいの一つだったのだろうに、可哀そうなことをしてしまったものだ。
A:そういう人達以外でも、太田オフ会出席者に変った人が多いのは確かだ。