太田述正コラム#13973(2023.1.16)
<皆さんとディスカッション(続x5776)>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <ついに、地方自治体も脳死へ?↓>
 「・・・「地方公務員」22年度の競争率過去最低・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%B8%AD%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%81%AB%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%AE%E8%81%B7%E6%A5%AD%E3%81%A0%E3%81%8C-%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1-%EF%BC%92%EF%BC%92%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%81%AE%E7%AB%B6%E4%BA%89%E7%8E%87%E9%81%8E%E5%8E%BB%E6%9C%80%E4%BD%8E-%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%81%AF/ar-AA1n1XiN?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=c2959305ad05483c8f169c77c34f57d9&ei=153
 <と、考えないのが縄文人。
 だから、子供を作っても子供には奪われるだけと考え、少子化も世界に先駆けた。↓>
 「・・・本当は、価値は無限に創造できる。そして価値が無限に創造できるものならば、他者は奪い合いの相手ではなく、価値の創り合いの仲間になれるのだ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5cdf02d5aad1f1ca2153e14ddc2b1fa2b3fa046https://gendai.media/articles/-/121101?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
 <同等じゃイカンし、少子化は本当、ゆえに日本経済の長期停滞も本当。↓>
 「日本経済の長期停滞は本当か?生産年齢人口の生産性が示す先進国と同等の成長率・・・」
https://diamond.jp/articles/-/337208?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20240116

 ウクライナ問題。↓

 <いいぞ! 春は間近い。↓>
 「ロシア軍の最新兵器「AIドローンキラー」、ウクライナのドローンに破壊される・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%BB%8D%E3%81%AE%E6%9C%80%E6%96%B0%E5%85%B5%E5%99%A8-ai%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AB%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B/ar-AA1n1toh?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=123efdd5458d4d6f9f95127d434b9016&ei=51

 ガザ戦争。↓

 <ナンセーンス!それぞれが、ユダヤ教とイスラム教(スンニー派/シーア派)を捨て去らない限りは、中東においては相手の暴力に対しては暴力で対抗するしかないさ。↓>
 Jonathan Glover’s new book, on the seemingly intractable nature of the Israel-Palestine conflict, quotes George Orwell on the Spanish civil war: “Everybody believes in the atrocities of the enemy and disbelieves in those of his own side without ever examining the evidence.”・・・
 The way to end them, he believes, is to foster dialogue of all kinds. ・・・
https://www.theguardian.com/books/2024/jan/11/israelis-and-palestinians-by-jonathan-glover-review-the-psychology-of-conflict
 Houthi militants strike U.S.-owned ship near Yemen・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/01/15/houthis-yemen-gibraltar-eagle-centcom/

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 大坂なおみへの温かい評価だ。↓

 Naomi Osaka may have been unable to mark her comeback with the instant glory she craved, but on her return to grand slam tennis on Monday the four-time major champion showed she is on the right path. ・・・
https://www.theguardian.com/sport/2024/jan/15/naomi-osaka-australian-open-tennis

 日・文カルト問題。↓

 <日本の地方紙じゃないんだから・・。↓>
 「1位より輝いた…震災を克服して最後までたすきをつないだ石川県代表 第42回都道府県対抗女子駅伝–「私たちの走りで石川県の皆さんに届けられるものがあったら」それ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/01/16/2024011680016.html
 「<バスケット>・・・名古屋出身の・・・188センチの「日本のカリー」・・・富永啓生・・・、米大学で歴史的勝利の主役に・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/313850
 <日韓交流人士モノ。↓>
 「韓日経済協力の重要性再確認した「平和オデッセイ」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/313804

 アルアル話。↓

 「・・・源氏の父・桐壺帝は醍醐天皇がモデルとされ、『源氏物語』では死後、地獄の責め苦を受ける中、須磨で謹慎する源氏を案じ、その夢に現れます。一方、醍醐天皇にも堕地獄説があり、『北野天神縁起』では、菅原道真の祟りで地獄に墜ちた天皇を、僧の日蔵が訪ね、蘇生してその話を伝えるという設定になっています。宇治十帖の“横川の僧都”に至っては、同名の呼び名のあった同時代の源信がモデルとされています。横川の僧都が宇治十帖に登場した時は60歳余りで、50代の妹尼、80代の母尼がいるという設定ですが、「この僧都は源信をモデルにしたことはほぼ間違いないところである。また妹も安養尼と推察される」(石田瑞麿校注『源信』解説)といいます。醍醐天皇は『源氏物語』ができる78年ほど前に死んだ人です。それに対して“横川の僧都”こと源信は、『源氏物語』が書かれたとされる1008年にリアルタイムで生きていた。宇治十帖が書かれたのはそれよりあとかもしれませんが、いずれにしても、当時の人にとっては「今の人」です。・・・
 「長保・寛弘年間において『源典侍』と呼ばれていた女官は、源朝臣明子ただ一人で」「この明子は、紫式部の嫂であった」「明子の夫・藤原朝臣説孝は、『尊卑分脈』(第二編、高藤公孫)を按ずるまでもなく、紫式部の夫・宣孝の同母兄であった」(『角田文衞著作集』第七巻)と。角田氏曰く、源明子が、「浮気な『色好む者』であったかどうかは今日では証明できない」ものの、問題は、「当時の読者が源典侍と言えば誰もが源朝臣明子を想起したこと、また何人も源典侍と明子との想念上の結びつけができぬほど明子が貞潔な婦人ではなかったらしいことにある」(同前)といい、寛弘四(1007)年5月7日、時に50歳ほどの明子が、辞表を出して宮仕えを退こうとしたのは、『源氏物語』の源典侍と彼女を同一視する女房たちのひそひそ話に堪えられなくなったからではないか、といいます。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/963fbe95648a38c2db10415577940d9b5b0be74e
 この時代の実像については、こういった愚にもつかない人間関係の軋轢など忘れ、当時のハイポリティックスがいかなるものであったのか、を、私の前回のオフ会「講演」原稿(コラム#13549)を手掛かりにして振り返っていただきたい。↓

 「・・・冷泉系は実質的に嫡男の家で、摂関家長男の伊尹の系統が押していて、円融系は兼家の系統が押していた。 しかし伊尹を失った冷泉系は兼家の一族に圧迫されて衰退し、頼みの花山天皇も兼家にはめられて早期退位して、懐仁親王がわずか7歳で即位する。 このことにより、最高権力者の兼家が円融系の天皇を抱き込むことに成功した。そして中宮ですらなかった藤原詮子は、一条天皇の母として皇太后になり、弟道長の権力の源泉となるのである。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/30b7b585cb314b9ef8e12acb2d8b07b4a673ca4f

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <英語媒体より。
 中共、次々に海上拠点を獲得へ。↓>
 Maldives asks India to withdraw its military in tilt toward Beijing・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/01/15/india-maldives-china-troops/
 Taiwan loses another diplomatic ally as Nauru recognizes China・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/01/15/nauru-taiwan-china-pacific-recognize/
 <ここからは、レコードチャイナより。
 なるへそ。↓>
 「・・・米国の華字メディアである華夏時報は、日本における株価上昇の驚異的な状況を伝え、その原因や今後の見通しを紹介する記事を発表した。以下は、その主要部分だ。
 資産運用サービスなどを手掛ける香港企業の方徳金控の夏春首席エコノミストは「最も重要な原因は円安だ。日本の上場企業の海外進出を促進し、海外での増収増益をもたらしている。次に、世界でインフレが発生している中で、日本のインフレ率は3%と、比較的制御可能な状態にあることだ」と述べた。
 夏首席エコノミストは、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が、2020年8月に日本の商社の株式を取得したことも、呼び水になったとの見方を示した。夏首席エコノミストは、バフェット氏が率いる投資会社のバークシャー・ハサウェイが円建て社債を発行したことにも注目した。低利で資金調達して株式を購入する手法で、他の大手機関が模倣できる点が多くあるという。
 また、方徳研究センターの英傑海外市場首席アナリストは、1日に発生した能登半島大地震の影響にも言及した。同地震による経済損失は日本の国内総生産(GDP)の0.15%に相当する5121億円と見積もられているが、東日本大震災による損失よりもずっと小規模だ。しかし日本政府は復興支援のための予算を大量に投じる方針であり、「日本銀行が金融引き締めに転じるのでは」との市場の観測は弱まった。政府の財政投入や日銀の緩和策の継続は、日本の株式市場にとってはプラス要因とみられている。
 また、中国大陸部投資家の、合格境外機構投资者(QDII)を利用しての日本株への投資熱も高まっており、関連する上場投資信託(ETF)の2次市場のプレミアム率が高い状態が続いている。12日の取引終了時点で、華夏野村・日経225ETFのプレミアム率は9.15%、易方達・日興資産管理・日経225ETFのプレミアム率は3.12%だった。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b926928-s25-c20-d0198.html
 「中国メディアの第一財経は・・・日本の政策研究大学院大学の邢予青(シン・ユーチン)教授が「半導体は現代産業の土台であり、人工知能や通信、自動運転技術に関わる。もともと世界のバリューチェーンは各国企業間の信頼と協力のもとで運営されてきたが、各国間の信頼度が低下するのに伴って多くの国が自ら半導体工場を建設するようになり、世界中に半導体工場が出現する現象につながっている」と解説したことを紹介した。」
https://www.recordchina.co.jp/b926755-s25-c100-d0193.html

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太田述正コラム#13974(2023.1.16)
<映画評論114:始皇帝 天下統一(続x10)>

→非公開