皆さんとディスカッション（続ｘ5781）

太田述正コラム#13983（2023.1.21）
＜皆さんとディスカッション（続ｘ5781）＞

＜太田＞

　安倍問題/防衛費増。↓

　＜何も変わっとらんがな。↓＞
　「自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、同党の支持率が急落している。時事通信の１月の世論調査では、野党時代を除いて1960年の調査開始以来最低の14．6％。・・・
　＜しかし、＞現時点で立憲民主党や日本維新の会の支持率はおおむね３～４％台で伸びていない・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/47d3ad84ca3d41b7c840f1c2f09b9ff8d6e05331

　ウクライナ問題。↓

　なし。

　ガザ戦争。↓

　＜宗教原理主義者もまた広義の精神障害者。↓＞
　「フーシ派の商船攻撃「イラン精鋭隊員が現地支援」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B7%E6%B4%BE%E3%81%AE%E5%95%86%E8%88%B9%E6%94%BB%E6%92%83-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%B2%BE%E9%8B%AD%E9%9A%8A%E5%93%A1%E3%81%8C%E7%8F%BE%E5%9C%B0%E6%94%AF%E6%8F%B4-%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%A0%B1%E9%81%93/ar-BB1h0IFF?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=c0b4ffcc8e2e440bbecad618b90373c5&ei=8

　それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

　タブレットで、王将戦第２局の２日目をながらチラ見鑑賞中。
　（もちろん、初日は無視。）
　1040過ぎに見始めたらもう、藤井八冠が圧倒的優勢。
　土台、振り飛車側が非穴熊で居飛車穴熊に対抗しようなんてそもそもオカシイ。

　FTもガーディアンもBBCも、調査報道を怠ってきた責めを負わなきゃアカンのでは？ 少なくともジャニーズ問題よりもはるかに深刻なハナシだぞ。↓

　「・・・富士通の責任は甚大だが、事件を長年放置してきた英政府の責任を問う声も上がっている。 　英国では郵便局が民営化されており、それを統括する国有企業「ポストオフィス」には起訴など刑事手続きの一部権限がある。英スカイニューズ・テレビによると、誰かを起訴し、財産没収に成功した場合、起訴を実行した調査官には「ボーナスが支払われた」ケースも度々あったという。 　英政府は事件を受け、ポストオフィスの「起訴権停止」を検討中と報じられている。元検事のケン・マクドナルド氏は英紙ガーディアンに、事件は「制度の失敗」と指摘。「ポストオフィスが自らのスタッフを起訴する権限を持っていなければ、事件は起きなかった」との見方を示した。「無実の罪」で収監されたスキナー氏もこうした点を訴えており、警察がポストオフィスの責任も捜査すべきだと述べている。一方、「全政党に果たすべき役割があった」（英紙フィナンシャル・タイムズ）と政治家の怠慢を指摘する声もある。「ホライゾン」の欠陥については既に99年の時点で当時のブレア首相（労働党）に報告されていたが、放置されていたとも報じられている。その後、保守党政権に代わっても郵政担当閣僚らは「ホライゾンに問題はない」との見解を変えなかった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/63c1bcd4806eefadd934ae99084d5649090c3405

　残念でしたー。朝鮮半島人も米国人も、その大半には、論理など通じないわ。↓

　「・・・本書の報告するラムザイヤー論文の１本が、米国下院の日本糾弾決議の16年前に発表された事実である。この論文だけでも、日本軍の慰安婦が「性奴隷」でも「強制連行」でもなかったことが証される。日本側がこの種の資料を使い、早い段階で反論していれば、日本全体への汚辱も避けられたかもしれない。本書の示す教訓の一つだろう。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%9B%B8%E8%A9%95-%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E6%80%A7%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E8%AA%AC%E3%82%92%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E6%95%99%E6%8E%88%E3%81%8C%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%AB%96%E7%A0%B4-%E8%A9%95-%E5%8F%A4%E6%A3%AE%E7%BE%A9%E4%B9%85-%E3%83%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E9%A7%90%E5%9C%A8-%E5%AE%A2%E5%93%A1%E7%89%B9%E6%B4%BE%E5%93%A1/ar-BB1h0n6H?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=2474af5362b14edea0c4cfc7fdf242e6&ei=9

　だっからー、それだけじゃないんだってばー。↓

　「・・・光源氏のモデルには、紫式部に『源氏物語』を書かせたパトロンたる藤原道長の名もあがっている。たしかに道長の栄華は晩年の光源氏像を思わせる。しかし政界における道長の道程は終始、順風満帆だったのであり、左遷されて帰還したなどという後ろ暗い過去はなかった。左遷されたという意味では、むしろ道長に排斥されて大宰府に送られた中宮定子の兄、藤原伊周(これちか)像が光源氏に近い。しかし伊周はのちに政界に復帰はするが華々しく成功することはなかった。その意味で、光源氏像にもっとも似ている人生を送ったのは、道長ではなくて、道長の父、兼家のほうである。・・・
　『蜻蛉日記』が本格小説の走りとして存在したからこそ、『源氏物語』が書かれるわけである。『源氏物語』は光源氏のようななんでもできるスーパーヒーローを主人公とする物語でありながら、大人の女の読み手が満足できる家庭小説でもある。シンデレラなら光源氏のような世にも美しい貴公子と結ばれて物語は終わる。しかし現実にはときめきを失った夫婦の長い人生が続く。『源氏物語』が描くのはまさにシンデレラストーリーのその先の物語である。同時に『源氏物語」は一条天皇、そして道長をはじめとして大人の男性読者にも広く読まれていたのだが、それは『源氏物語』が男性読者をうならせる政治小説でもあったからである。・・・
　求婚の歌にどんなふうに答えたらいいのか。結婚の儀式のあとの贈答はどんなニュアンスでやりとりしたらいいのか。『蜻蛉日記』は、そんな恋愛、結婚のノウハウを教えてくれる教科書でもあった。それゆえにこそ当時の女たちに読み継がれていたのだろう。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64a1b1d3eed0f3c6eec73fb2e7aa7f89b66c5c2

　取り上げ済みのコラムかもしれないが・・。↓

　＜そう言えばそうだったわ。↓＞
　「・・・皇統は村上天皇の後、村上第二皇子（生母は藤原師輔の女〈むすめ〉である安子）である冷泉天皇系と第七皇子（これも生母は安子）である円融天皇系に分かれ、その後は交互に皇位に即く迭立状態となった。・・・
　道兼は、『小右記』によるとあの藤原実資とも儀式の次第を付き合わせたりしている立派な人物である。紫式部の父の為時とも交流を持つなど（『後拾遺和歌集』）、文化的素養もなかなかのものである。花山天皇を内裏から連れ出して出家させたりするなど、その行動力も群を抜いている。
　＜あっらー。↓＞
　『大鏡』には「非常に冷酷で、人々から恐れられていた」と、『栄花物語』には「顔色が悪く毛深く醜かった」などと、道兼のことをずいぶんと悪く書いてあるが（『栄花物語』の別の箇所には「老成して男らしい」とも書かれている）、これは当然、道長政権を正当化するために書かれたものであり、史実と見なすわけにはいかない。
　後に関白となってすぐに疫病で早死にしなければ、道兼政権が長く続き、その子孫が摂関家になった可能性が高い。その場合、道長の出番は訪れず、せいぜい大臣クラスの公卿となっていたことであろう。頼通も大納言クラス、彰子もどこかの公卿を婿に迎えて土御門第（つちみかどてい）で平穏に暮らしていたかもしれない。道兼の名誉のため、ひとこと申し添えておく。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f26c01365536b149ef537dfa34d63d422f94d05f?page=1

　日・文カルト問題。↓

　＜土木建築の対象は宗教施設だけじゃなかっただろがー。↓＞
　「ローマと京都の支配層は宗教遺産で正統性を確保・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/01/16/2024011680131.html
　＜なんだかなあ。↓＞
　「金河成に朴孝俊、そして大谷翔平・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/01/16/2024011680133.html
　＜取り上げることを許す。↓＞
　「「韓国に親しみ感じる」日本国民が半分以上…「中国」には13%で「過去最低」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/314044
　＜それも一理はあるがね。↓＞
　「韓国の軍事力は世界5位、日本は何位？＝韓国ネット「核抜きのランキングなんて…」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b927257-s39-c100-d0195.html

　でも、私の累次の「講演」原稿群が「解いてきた」諸難問をAIが解けるようには容易にならないだろ、と、一応は言っておこう。↓

　「AIが数学オリンピックの難問証明　ひらめき獲得　数学者「ついに」・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASS1L7SG7S1KPLBJ006.html?iref=comtop_Tech_science_03

　あったりまえじゃん。↓

　Yes, Copying From Wikipedia Is Plagiarism–The question of whether・・・Wikipedia use is plagiarism has a pretty simple answer.・・・
　You can use it, but you have to cite it because you didn’t write it・・・
https://slate.com/technology/2024/01/is-copying-from-wikipedia-plagiarism.html

　ちゃうちゃう。
　マクファーレーンが喝破したように、（資本主義＝アングロサクソン流）個人主義、で、普遍性なんてないんだよ。（コラム#省略）↓

　「・・・そもそも資本主義とはいかなるもので、それはどのようにして生まれてきたのか。おなじみの物語は、勤勉なものと怠け者がいて、「放蕩（ほうとう）な人々は生活をするのがやっとの状態に取り残され、労働力を提供することに」なったというもの。本邦の政治家が好んで引用する物語である。少しまともな政治家なら、ウェーバーが述べた倫理的プロテスタンティズムと資本主義の精神の関係について語るだろう。
　マルクスはどちらの物語も棄却して、従来の統治制度の簒奪（さんだつ）、略取、強奪、暴力、詐欺、国家権力の不正適用の過程から生まれたのが資本主義だと主張している。そして資本主義が生み出してきた疎外の諸構造を見極めろと主張する。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E6%9B%B8%E8%A9%95-%E5%8F%8D%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%8B%E3%82%89-%E7%9C%9F%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1-%E3%81%B8-%E3%83%87%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%A4-%E8%91%97/ar-BB1h0f7F?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=c0b4ffcc8e2e440bbecad618b90373c5&ei=74

　賃借人の権利が厚く保証されている日本じゃ、いささか事情は異なるだろうが、基本的に同感。↓

　「喫煙による健康被害よりも、失業のショックよりも、賃貸に住んでいるストレスのほうが寿命を縮める。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%90%8D%E9%96%80%E5%AD%A6%E8%A1%93%E8%AA%8C%E3%81%8C%E8%A1%9D%E6%92%83%E3%81%AE-%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%AB%96%E6%96%87-%E3%82%92%E6%8E%B2%E8%BC%89-%E8%B3%83%E8%B2%B8%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E6%97%A9%E6%AD%BB%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B/ar-BB1gYapR?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=2474af5362b14edea0c4cfc7fdf242e6&ei=38
　「・・・老化に大きく影響を及ぼしていると考えられるのは、賃貸住宅における『毎月の賃料の支払い』に対するストレスです。同じく、予想外の賃料の上昇や契約延長ができるかどうかの不安などもストレスとなっていると見られ、老化を早めている可能性が高い・・・
　健康に関しては、やはり持ち家のほうが優れていると言えます。特に高齢者の場合は、室温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる『ヒートショック』が寿命に影響すると言われています。持ち家や分譲マンションであれば、断熱やバリアフリーなど、リフォームも容易にできます。
　また、持ち家の場合は、ローンが終わっていれば心理的な安心感につながります。賃貸派は簡単に引っ越せるメリットを主張しますが、高齢者にとって引っ越し作業や慣れ親しんだ家や街から離れるというのは大変なこと。人生を過ごした思い出とともに、愛着のある家に暮らすということは、健康維持にとって何より重要なのです・・・」
https://gendai.media/articles/-/122820

　中共官民の日本礼賛（日本文明総体継受）記事群だ。↓

　なし！

＜太田＞

　数日前から、DellパソコンのCドライブが再び満杯になっており、本日朝、６GBを切っていたので、CCleanerにかけた後、ついに、Avastのアンインストールを行ったが、6.21GBまでしか回復せず、満杯のまま。
　そもそも、本日、最初にこのパソコンを起動した時に「ウィンドウス」ロゴが出た状態でスタックし、やむなく電源を落とし、再びスイッチを入れた、ということもあり、このパソコンがいつまで持つか心配。
　（勝手にインストールされているセキュリティソフトにはAvastのほか、Rapportもあるのだが、そもそも、削除方法を示すサイトに行き着けない。）
　NECパソコンのCドライブも満杯状態が続いているところ、Ccleanerをそもそもインストールしていないことに気付き、インストールしようとしたが、うまく、似て非なるPCcleanerをダウンロード/インストールさせられ、結構よさげではあったけれど有料ソフトだったのでアンインストールした上でCcleanerをダウンロード/インストールして実行したが、焼け石に水。
　Windows Update画面がいつまでたっても結論を出してくれない状態も変わらず。
　とまれ、HPパソコンと富士通旧パソコンは、いつでも使える状態に整備してある。

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太田述正コラム#13984（2023.1.21）
＜映画評論114：始皇帝 天下統一（続x15）＞

→非公開