太田述正コラム#14155(2024.4.16)
<皆さんとディスカッション(続x5867)>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
そんなこと考える前に集団的自衛権解禁を唱えにゃ話にならんわい。↓
「専門家が、日本は「日米同盟から離脱すべき」と警鐘を鳴らす理由・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe477f8113177e62ea84f5806ff38d96096687b
<そんなリスクについて云々できる立場じゃない、ちゅうか、集団的自衛権解禁なくして何も変わりようがないわさ。アホくさ。↓>
「岸田首相「国賓訪米」で痛感した、国民の知らぬ間に、日本が新たな制度や同盟関係に引きずり込まれるリスク・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d96966560c359aec796f34089a493fba038ba232
ウクライナ問題。↓
なし。
ガザ戦争。↓
<恐らく、うまくやるだろ。↓>
Israel begins to shape narrative on its response to Iran・・・
https://www.bbc.com/news/live/world-middle-east-68737710?src_origin=BBCS_BBC
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
静岡県知事もそうだが、学者が知事等の政治家業をやるのも、将棋のプロ棋士の場合同様の残念感があるな。
多くの場合、オーバースペックだからだ。↓
そんなこと言ったって、何度も恐縮ながら、この「文書」をエジプト大使館もカイロ大学も、つまりは、エジプト政府が、否定していない以上、勝負は終わりだっちゅうの。
エジプト政府を執拗に口撃するに等しいことを一体どこまで続けるのさ。
とにかーく、エジプトだけじゃなく、世界の大部分は普通人の国で政府の指導者も普通人、なんであって、彼ら、真実なんてどーでもよくって、損得勘定だけで動いてるんだぜ。↓
「・・・2020年6月・・・9日、なぜか「エジプト大使館」のフェイスブックに「カイロ大学の声明」として、学長名義の文書がアップロードされ、これを「根拠」に、自民党の声の大きな代議士が<小池学歴詐称疑惑の>抑え込みにかかったと言われています。・・・
見る人が見れば、・・・<この文書、>一目瞭然のフェイクです。・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80463?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list
「・・・大学権力を完全に掌握しているのは軍部・情報部。カイロ大学は1954年、軍部に粛清され革命評議会下に置かれて以来その伝統は続いている。・・・
サダト政権(1970~81年)・ムバラク政権(1981~2011年)下において、大学で勉強したこともない多数の国内外の政治家、有力者、その関係者に学士の“不正卒業証書”が与えられた・・・。
小池氏が卒業したとしている1976年はまさにサダト時代である。・・・
「エジプトの有力政治家が『この人物を卒業生にしろ』と命じれば、学長は職員に命じて卒業証明書や卒業証書を作らせる。筆者が「それは政治家のプレッシャーに屈してそうするということか?」と訊くと、苦笑して「プレッシャーは必要ない。エジプトでは当たり前のこと。事務的に処理されるだけ」と答えた。・・・
職員は入学記録や初年度の成績などを参考に成績表も偽造し、大学内の記録も含めて形式的に完璧にする。したがって書類だけを見れば瑕疵がない・・・
<なお、>カイロ大学では2年前から小池氏に関する書類を出す場合は学長の承諾が必要になった・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80464
こういう随想に日本車を登場させてくれたことを多とする。↓
My 17-year-old Honda, Broomhilda, met a tragic end. Why do we grieve when our cars die?・・・
https://www.latimes.com/lifestyle/story/2024-04-15/why-do-we-grieve-when-our-cars-die
何もないところから記事をひねり出す能力に敬意を表したい。↓
On Himalayan Hillsides Grows Japan’s Cold, Hard Cash–A shrub in impoverished Nepal now supplies the raw material for the bank notes used in Asia’s most sophisticated financial system.–Workers cleaning argeli bark in the Ilam district of eastern Nepal. Thousands of miles away, in Japan, the bark will be used to make yen notes.・・・
https://www.nytimes.com/2024/04/15/world/asia/nepal-japan-yen-argeli.html
ちょっとタイムラグがあったけど、出たな。↓
Ushio Amagatsu, Japanese Dancer Who Popularized Butoh, Dies at 74–He brought worldwide attention to a radical yet elemental form of contemporary dance that emerged in the wake of wartime destruction.・・・
https://www.nytimes.com/2024/04/15/arts/dance/ushio-amagatsu-dead.html
Tポイント愛好家の端くれとしてはちょっと寂しいなあ。↓
「「さよならTポイント」、衰退の背景に屋台骨の難題 TSUTAYA不振に「挽回策」の蔦屋書店も拡大せず・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8d61a6579ce066fa1f619dc7b28b281a584ccae
少なくとも、日本に言論の自由はある証拠だな。↓
「知らないのは日本人だけなのでは、実は日本の評価は「世界一」、世界のマネーが日本に向かってくるぞ!?・・・
日本以外全部沈没・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f1d53facb61ca266457a7649626c9beb4259264
旧大蔵省/財務省にそんな大それた力あるわけないじゃん。
人生の総決算がこれとは悲しいねえ。↓
「「日本を貧困化させている元凶だ」がん闘病を公表した経済アナリスト・森永卓郎による“財務省批判”・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f250d8e5536fbcdd655ad6fb39c51b887b6bce
パーチパーチ。↓
「奈良県にある株式会社タカトリは1950(昭和25)年、繊維産業用機械の修理業として創業した。パンティストッキング製造器「ラインクローザー」を開発して世界64カ国に販路を拡大し、創業者の髙鳥王昌氏は「小さな巨人」と呼ばれた。その後、繊維産業は衰退したが、SiC(シリコン・カーバイド)加工機で世界有数のメーカーへと変革を遂げている。・・・」
https://kenja-succession.com/articles/strategy/interview-takatori/
https://news.yahoo.co.jp/articles/6834df6e1168268e52211188742a11a545b132af
何から何まで勘違いしとるねえ。↓
「じつは「日本の良さ」が失われていた「文明開化」の「激しい反動」…崩れてしまった「和魂漢才」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa9f3f15929eb486ce20342ab5e3b59817bbd522
あっぱれあっぱれ。↓
「・・・<浅井>長政は15歳で初陣を果たした。相手は六角勢の2万5千。長政は半分以下の軍勢1万1千を率いて戦った。永禄3年(1560)8月の「野良田合戦」である。 この北近江・野良田での浅井・六角の決戦に先立つ3カ月前。信長が今川義元(いまがわよしもと)を破る「桶狭間合戦」があった。信長は、今川勢2万五千に対して5千という寡兵で奇襲して義元の首を挙げた。この信長の奇跡的な勝利を知った長政も、大軍・六角勢何するものぞ、という気になった。長政15歳、信長26歳であり、2人には11歳の年齢の差があった。 「野良田(のらだ)合戦」はその後の近江周辺から京都至る勢力図を一変させる戦いであった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6385f6c8c07ce9978fdd450238c6fe2da942e8b
あはれあはれ。↓
「・・・姉の死後、紫式部は一人の友を得ます。その人は妹を亡くした女性でした。
ふたりの手紙の交換のなかで、紫式部は表書きに「姉君へ」と記し、相手は紫式部への手紙の表書きに「中の君(妹)へ」と記していたのです。
おたがいに失った人の代わりを求め、慰めあったのでしょう。
二人の間には、いくつかの「相聞歌」が残されています。・・・
それほど慕っていた「姉君」とも別れのときが来ます。
紫式部は父・為時の赴任に伴い、みずからも越前へ向かいます。同じころ、「姉君」も肥前の国に向かうことになり、じつに、その遠方の地で生命を失ってしまうのです。・・・」
https://fujinkoron.jp/articles/-/11218
あれーあれー。↓
「・・・平安時代<、>天皇家は別ですが、藤原家のえらい貴族たちも、お父さんおじいさんの遺体がどこに埋葬されてるか、実は知りません。
「埋葬する場所はあそこ(宇治市の木幡というところ)」と決まっていても「ズバリ、ここ!」とピンポイントで知っているわけではないのです。
遺体が埋葬されたところに墓を作る(「埋め墓」といいます)のではなく、お参りするための墓を作って(こちらは「詣り墓」)、お墓参りはそちらに行く。・・・
庶民<の場合、>・・・地面を掘って埋めるどころか、放り捨てるだけ<であり、>・・・葬送の地(鳥辺野、蓮台野、化野など)や、町外れに捨てに行きます。・・・」
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fujinkoron/life/fujinkoron-11749?redirect=1
衰亡すると書かなかったのは、日本「王」国は生き残ってきたからだろうな。↓
「・・・どんなに栄えた王国や文明もいつかは衰退する。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/40de87d70fcdf7e033806f326bffec2e57a5ee29
日・文カルト問題。↓
<何言ってんのか分からんぞー。↓>
「変化した韓国社会…権威主義に対する怒りが理念・道徳を呑み込んだ 韓国総選挙・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/04/13/2024041380002.html
<報道を謝す。↓>
「日本政府、拉致被害者問題パンフレットの改訂版を2年半ぶりに発行・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/317451
私はトランプ「支持」、トラスは支持。↓
Liz Truss endorses Donald Trump to win US presidential election・・・
https://www.bbc.com/news/uk-politics-68821646
・・・。↓
・・・The very act of telling African history from an African perspective and by making this history accessible to a wide audience is an assertion of dignity and an invitation to learn more. As Badawi puts it: “I hope I have demonstrated that Africa has a history, that it is a fundamental part of our global story, and one that is worthy of greater attention and respect than it has so far received.”・・・
https://www.theguardian.com/books/2024/apr/12/an-african-history-of-africa-by-zeinab-badawi-review-an-insiders-take
人間が少なくとも潜在的には人間主義者であることを裏付ける材料が増えた。↓
The areas of the brain that process reward are activated when we make choices that make other people happy, as well as ourselves, a new study has found.・・・
https://www.newsweek.com/brain-reward-system-other-people-happy-study-1890252
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「楊万明・中国人民対外友好協会長が訪日、日本の友好団体が東京で歓迎昼食会開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2024/0415/c94474-20156958.html
<ここからは、レコードチャイナより。
ご愛顧に深謝。↓>
「日本作品が好調! 中国の輸入映画はもはや「ハリウッド一強」ではない・・・中国メディアの環球時報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b931765-s25-c30-d0165.html
「「ハウルの動く城」中国語吹き替え版、ヒロインのソフィー役はティエン・シーウェイ・・・ティエン・シーウェイ・・・自身の微博(ウェイボー)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b931879-s36-c70-d0192.html
<そうだったんだよなあ。↓>
「日本の紅麹事件に見る保健食品の隠れた危険性・・・香港メディア・香港01・・・」https://www.recordchina.co.jp/b931870-s25-c30-d0193.html
<引き続きの健闘を祈る。↓>
「サッカーU-14中国代表が日本遠征で4戦全勝=中国著名サッカー評論家「日本はもう頭打ち」・・・中国スポーツメディアの直播吧・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b931876-s25-c50-d0192.html
<その撮影してた団体、モチ、支那人のなんだろ?↓>
「桜の枝を揺らして写真撮影、京都での光景に元ジャーナリストが苦言・・・香港ニュースポータルの香港01・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b931892-s25-c30-d0192.html
<いいねえ。↓>
「日本で活動する著名写真家の馮学敏が小田原、弘前と自宅近くの公園で撮影した美しい桜の姿を紹介する。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b931626-s277-c30-d1277.html
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太田述正コラム#14156(2024.4.16)
<加地伸行『儒教とは何か』を読む(その10)>
→非公開