太田述正コラム#2996(2008.12.26)
<皆さんとディスカッション(続x347)>
<moshika>
≫太田さんのロジックになじんでいない人がアメリカからの独立や、自衛隊を軍隊に、という話を聞かされると、→反米→前の対米戦争を連想→日本が軍国主義化する恐れ、というイメージが反射的に浮かんでしまうのかな、とも感じました。≪(コラム#2994。VincentVega)
私も同様に感じます。軍隊を持つ=軍国主義というのもおかしな話で、独立国家が軍隊を持つのは世界標準な考え方のはずなのですが。
予想される反論の一つとしては「世界が逆におかしいのであって(アメリカを見よ)、軍隊を必要としない平和主義(憲法9条)の精神こそ、日本のとるべき立場だ。」というものですが、
(例えば、斎藤貴男氏
http://www.tokyo-np.co.jp/book/shohyo/shohyo2008121402.html
の文末「憲法九条の~」以下など)
9条の本質とは我が身可愛さで、困っている人を助けないエゴイズムだというふうに説得するのが良いのではないかと考えます。
<太田>
斎藤氏は、必ずしもそうは言っていないと思いますよ(コラム#2972)。
なお私は、集団的自衛権の禁止は究極のエゴイズムだという言い方を一貫してこれまでしてきたところです。(最近では、コラム#2989(未公開))
<悩み多き一国民>
≫田母神氏が、海外勤務や留学経験がなく、恐らく自分で英語を身につける努力も十分しなかったことから、日本語文献しか読むことができず、そのためあんな恥ずかしい「論文」を書いてしまったゆえんをぜひ理解していただきたいものです。≪(コラム#2994。太田)
隔靴掻痒の気分でしたが、この結びを拝読して疑問が氷解しました。このように納得するには十分な説明、焦点を明瞭に衝いた考察には感銘に似たものを覚えます。
michisuzuさんが提唱されているように、本物の政治家の出現を大いに期待していますので、太田さんの知名度をもっともっと上げて支持が集まるようにと願うばかりです。
新年早々の初夢が正夢になりますよう。
<太田>
国民の意識を若干なりとも変革するためには、私が議員になり、特定の党派の拘束を受けるよりも、いかなる党派にもしばられない自由な立場で自由な発信を続けることの方がよい、と思われませんか。
議員になっても無所属のままなら、院内ではたまに所属委員会で質問するくらいのことしかできないのであって、単に生活の安定とハクづけのために議員になったことになりますが、それじゃ税金ドロボーに近いでしょう。
<かっちゃん>
太田先生、丁寧なご回答ありがとうございました。
≫おっしゃる「戦後」とは日本の「戦後」に過ぎないのであって、世界の「戦後」の「言論空間」は閉ざされてなんていませんよ。≪(コラム#2994。太田)
世界においても、日中戦争、大東亜戦争の戦争「責任」問題については基本的には「閉ざされた」ままとは言えはしないでしょうか?
例えば、月刊「Will」1月号において中西輝政京大教授の解説記事(p77)を読みますと、世界の歴史学会においても、真珠湾攻撃のルーズベルト陰謀説については、どうも、(公平、真摯な議論、反論があるのではなく)問答無用の袋叩きの状況があるようですが。
いずれにせよ、感想としては、誤解のようなものがあるやもしれませんし、太田先生が、田無神前空幕長と一度対談のようなものをされたならば、今回の田無神問題に関連して、日本の将来にとっては、より実りの多い結果が得られるのではとも想像するのですが。
<太田>
やるんだったら、集団的自衛権/属国問題に焦点をあてたいですね。
なお、
>世界においても、日中戦争、大東亜戦争の戦争「責任」問題については基本的には<言論空間は>「閉ざされた」ままとは言えはしないでしょうか?
とおっしゃいますが、私は何も、太田流の戦前の米国悪者史観が英語世界の大勢を占めていると主張しているわけではなく、私の史観と同じ趣旨の言論、しかも、ここが重要なのですが、同じ趣旨でかつ信頼するにたる言論が提起されている、と主張しているに過ぎません。
これに対し、戦後日本では、私の史観と同じ趣旨の言論はあっても、そのうち信頼するにたるものは、ほとんどと言ってよいほど見いだすことができません。
<こくぴと>
≫森さんや安倍さんや福田さんや麻生さんが首相の時、彼らが日本で一番エライ人じゃないってんでどんなに我々の心の平安が得られているかって思いませんか?≪(コラム#2994。太田)
残念ながら、私個人はそのようなことで心の平安は得られません。
仮に多くの国民がそれで心の平安を得られたからといって、それによって現実が良い方向に向かうわけではないのだから、「精神上の安酒」とか「民衆のアヘン」みたいな役割を果たしているにすぎないように自分には思えてしまいます。
過去に「柔軟に歴史の大転換を最低の人的物的コストでもって果たすことができた(#2994)」としても、民主化が進んだ現代以降でも天皇制って必要なんでしょうか?
<michisuzu>
≫天皇制もある種の宗教で、米国や中東などそれがない国々は宗教原理主義に傾いているのかもしれないし、天皇制なかりせば、日本ももっとひどいカルトに蝕まれているかもわかりません。≪(コラム#2994。コバ)
天皇制のおかげで先の大戦が起こったとする私にはこの言葉は受け入れがたいですね。
特に昭和天皇の戦争責任が国際的にも国内的にも一切不問にされた挙句すべての責任は軍部にあったとする軍法会議<(極東裁判?(太田))>も受け入れがたいです。
先の大戦<の責任>は一に天皇、二に軍部、三に国民と言うのが私の意見です。
皇室を国民のガス抜きとして使うのはあまりにあざといのでやめて欲しいですね。
ちなみに明日実家の明日北海道にかえります^^
<太田>
戦前、昭和天皇が国策を動かしたのは、2.26事件を鎮圧させた時と、終戦を決めた時の2回だけです。
すなわち、内閣(と統帥部)が機能しなくなった場合と、内閣が天皇に決定してくれるよう求めた場合の2回だけです。(典拠省略)
後は、すべて内閣(と統帥部)が決めたことです。
ですから、昭和天皇の責任は法的にも実質的にも問えません。
なお、天皇制というのは、昭和の戦前においては、まさに天皇たる「権威」が内閣(ひいては国民)たる「権力」に従う、ということですから、もちろん天皇制の「責任」を問うこともできません。
軍部の責任論については、雑駁な議論をしてはダメです。
私の過去コラムをきちんと読んでからしてね。
<KY>
私は天皇制の最も重要な効能は、<太田さんがコラム#2989(未公開)で記されたように、>権威と権力の分離ではないかと思います。
無用の用どころか、かなり有用なんじゃないかと思っています。
現在のイランにしろ、北朝鮮にしろ、ジンバブエにしろ、権威と権力が一致しています。常になんとなく危なっかしいアメリカも、程度の差こそあれ同類でしょう。
例えば、Barbara Tuchman の The Guns of August なんかを読むと、統帥権と内政を総覧する権利に加えて、権威の源でもあるドイツ皇帝という存在の危うさが見えます。そういうプロイセン的な下品さを受け継いだ大日本帝国憲法は、御自分では立憲君主である御積りの先帝陛下と組み合わさって、より複雑な問題を発生させました。
翻って英国では、女王は明確に国家元首であり、軍隊の閲兵でも、”My regiment” “My officers” 等という表現を未だに使用します。それだけの権威が女王にはありますが、政治的には中立です。
政治家の愚策で戦争に負けても、今のように不景気になっても、国家の統一性の中心たる権威自体は全く揺るがない。これは実に素晴らしい事です。
これが、私が最近イギリスから引っ越してきたポーランドになると、
http://www.spiegel.de/international/europe/0,1518,584259,00.html
こういう状態になる。
大統領も首相も両方が民選では、どっちも同じ権威、しかも庶民と同水準の権威しか無いですし、そういう権威を超える権威となると、私には長い歴史しか思い付きません。
そういう点でも、日本の皇室の凄さは圧倒的です。まあ、そういうオタク臭い議論は抜きにしても、自分の国がせっかく世界最古の王朝を持っているのに、これを潰してしまえというのは、あまりに近視眼的というか、自国の文化に対する愛着が無いというか、私には理解できません。
潰すどころか、大いに外国に宣伝すれば良い。我々の国があの御一家を未だに頂いているというのは、日本の歴史が諸外国のそれ、特に常に殺戮と略奪の繰り返しだった支那や欧州と比べて、いかに平和なものだったかという、まさに生きた証拠な訳です。
天皇制の存在は、おそらく日本人にとっては空気の様に自然で、その有り難さは日本国内だけにいると見えにくいものだろうと思いますが、もしこれを失う事があれば日本にとって致命的だろうと思います。
いっそのこと、日本の皇室を世界遺産に登録出来ませんかね?(笑)
<太田>
今上天皇が、お世継ぎ問題で体調を崩すほど悩まれている、というのは、天皇制そのものの将来に危機感をお持ちだからでしょうね。
結局のところ、天皇制のありがたみというのは、歴史と(日本以外の)世界を知らないと分からない、ということではないでしょうか。
<雅>
≫知的レベルがそれほど高いとは思われない麻原彰晃が、高学歴のオウム真理教の幹部達をだまして意のままに操ったり、同じく知的レベルがそれほど高いとは思われないヒットラーが、知的レベルの高いドイツ人官僚達や軍人達をだまして意のままに操ったりした事例も思い出しますね。≪(コラム#2995(未公開)。太田)
についてですが、評価がしにくい分野ですが
苫米地英人
wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%AB%E7%B1%B3%E5%9C%B0%E8%8B%B1%E4%BA%BA
この方の本は参考になるかもしれませんね。
いわゆる、一つの手法としての洗脳とその護身術を紹介してくれています。
私も、この人の本を読んでの感想ですが、様々な手法の洗脳にも一種の「技術」があると思います。
もし洗脳(教育ともいえるか?)技術の問題とすれば、洗脳の技術を持ってない人が持っている人に対して色々と仕掛けることができるという手法になりますね。
何分、脳内を分析解明しようと言うことなので、科学的裏付けなどが得られにく分野ですが、一読してみてもよいかと思います。
典拠は洗脳のテクニック論ですので、控えさせてくださいね。
<唯我独尊>
≫要するにキリスト教を始めとする有神論は科学によって否定されつつあるけれど、仏教だけは科学が進めば進むほど、正しさが裏付けられつつある、ということを言っているのです。≪(コラム#2629。太田)
世界のさまざまな文明(社会の絶対権力者)には必ずと言っていいほど宗教(またはその組織)が関与しているようです(ドキュメンタリー番組、博物館などから得た情報による)。ここでいう宗教には呪術も含まれます。
本コラム内容について除夜の鐘を聞きながら熟考したいと思います。
ところで宗教の普及度(熱心な信者の増加程度)と文明社会の安定には相関性があるのでしょうか?
<太田>
最後のご質問ですが、そんな見解は聞いたことがありません。
ただ、熱心な信者・・少なくとも一神教系の宗教の熱心な信者・・は子供をたくさんつくる、という相関性はありそうです。(どなたかコラム#を教えて下さい!)
<広瀬誠>(http://www.hirosemakoto.com/2008/12/post-42.html)
–「太田述正氏の新著」–
書店で『実名告発 防衛省』を手にとって、これだという直感が湧いた。
著者は防衛省の元キャリア、仙台防衛施設局長の時勇退といえば、ご記憶の方も多かろう。
守屋事件でも話題になった人物である。
属国日本の現状への痛憤を記した本だが、実に具体的で隷属状況が集中的に現れる軍事面を官僚として支えてきた経歴を活かしきった著作である。
私も、株式会社金曜日から出た本を紹介するとはつゆ思わなかった。
長州藩が瀬戸内に「都」をおかなかったのは幕府に気兼ねしたからだが、今は外国の基地が60年以上も、のさばっている。岩国である。
サンフランシスコの上空ではけっして出せない轟音をふりまいているのはなぜだ。
われわれ日本人が許しているのだ。
グアム移転で7,000億円払うなら全体が撤退するのにいくら必要なのか。
小泉氏の底なしの売国ぶりには驚嘆を通り越す。
ビル・トッテン氏が、米大使館のお偉いさんが、日本は我々のおもいどおりになるとあざ笑っていたと友人からの話を週刊朝日に紹介していたが、当たり前だ。
そんなユーフォリアは、シャー時代の駐イラン米国大使館を彷彿させる。
ここは米大使館も知ってほしい。
どなたかシェイファーさんに教えてください。以上紹介と自らの感想をのべた。
太田述正氏を皆で応援しましょう。
<植田信>(http://www.uedam.com/kakoota812.html)
≫植田さん、ロシア(ソ連時代末期を含む)を含めた、信頼醸成のための、「敵」「味方」が共に加盟する機構であるところの、全欧安保(=欧州安全保障協力機構=OSCE=Organization for Security and Co-operation in Europe)と攻守同盟であるNATOとを混同されてません?≪(。太田)
いや、これは混同ではなく、そういうことだったのか! です。
細かな事項には私はうといので、太田さんならそのへんのところを指摘してくれるだろう、と・・・予想していたのでした。
いや、私の体験から、東大卒のかたは実に頼りになります。
哲学の領域でも、東大卒の友人の知識に、私は大いに助けられています。
今後とも、よろしくお願いします。
それから次です。
≫私もそう言いたいところですが、そこまで楽観的にはなれません。でも、微力ながら頑張ります。持ち上げていただいてありがとうございます。≪(コラム#2988。太田)
いや、なんのなんの。
太田さんは、いまや、日本ゴミ言論社会におけるダイアモンドです。
これを持ちあげずにいられましょうか、ですよ。
とはいえ、ダイアモンドはいつも輝いていますから、他人が持ちあげる必要もないでしょうが。
しかし、来年は、ますます太田言論を普及させましょう。
ホントに。
<太田>
皆さん、ありがとうございます。
<一塾生>(http://sorceress.raindrop.jp/bbs/light.cgi)
太田述正氏のコラムをみていますが、過去の主張や論考にアクセスできるというのは実に大事だと思いましたね。
有料登録すると過去コラムも<未公開分を含め、>読むことができます。
あの当時、この人はこう判断していたとか、後から読んでも材料になるワケです。
・・・非公開<コラムもあります。例えば、コラム#2921>・・・には太田氏と某平和政党議員との対談の顛末があったりして面白いです。
誠に日本のマスコミ、ことに「左」の偏向編集能力というのは恐るべきものがあります。太田氏の主張のうち、自分たちに都合の良いところをつまみ食いする根性がミエミエの代物でした(本人による手直し前は)。・・・
<太田>
コラム#2921(永久非公開)でも記したように、それは誤解です。
安全保障について、「右」も「左」も余りに無知であるために、私の話を聞いても整理することができないってだけのことなのです。
第一、私が手直ししたそっくりそのまま、同誌は12月19日号に掲載したのですから、「偏向」もクソもないじゃないですか。
<いいい>(http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1196337365/l50x)
それにしても日本のジャーナリズムを少しでもまともにするにはどうしたらいいんだろうか?
・・・
<太田は>ジャーナリズムについて何か書いてるの?
<ととと>(同上)
日本のマスコミは、いまだに記者クラブ制で政治・行政と癒着しており(コラム#107、199、251、936、938)、しかも、一流と称されているメディアに限っても、記者の志の高さや記事クオリティーが英米の一流メディアの域に達していない (例えば、コラム#1195、1196) <と書いている。>
<おおお>(同上)
コラム#107、199、251、936、938 とコラム#1195、1196 全部読んだがこれじゃ答えにならんだろ
>ジャーナリズムについて何か書いてるの?
は
>それにしても日本のジャーナリズムを少しでもまともにするにはどうしたらいいんだろうか?
にかかってるわけで、日本のジャーナリズム批判やイギリスなんかのジャーナリズム賛美については色々触れているが、どうやったら日本のジャーナリズムを変える事が出来るのかについては、まったく触れてない。
それともこれらのコラムには太田お得意の文章を良く読めば裏に別の真意が隠れてる書き方してたの?
ごめん、俺頭悪いから文章に裏の意を込められても読み取れんわ。
<かかか>(同上)
マスコミも政官業の癒着構造の一翼を担ってるから、政権交代によって体制を打破すれば良い方法に進むと理解してるけど、自民党による一党支配がジャーナリズムまでも堕落させたのかな?
<ししし>(同上)
宗主国に守ってもらってる属国なんだから別にジャーナリストが必死こいて頑張って情報集める必要ないんだろうね。
<太田>
私がお答えするまでもなさそうですね。
<まこっちゃん>
–アメリカのライバルはやっぱりロシア?–
次期アメリカ大統領オバマさん、海パン姿で故郷ハワイでくつろいでおられます。
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/barackobama/3917954/Barack-Obama-shirtless-Best-of-the-world-leaders.html
記事によると、世界のリーダーでオバマさんのライバルになりうるほどのバディーの持ち主はロシア前大統領のウラジミール・プーチンさんだけだそうです。プーチンさん、柔道で鍛えたんですかね?
ちなみにオバマさんの幼いころからの写真もあります。
Timeでも家族や地元の人と過ごす様子が紹介されてますが、就任前からプライベートまで追いかけられて大変ですな。
http://www.time.com/time/politics/article/0,8599,1868623,00.html
<太田>
文化放送での私の話は
http://www.joqr.net/blog/main/
で、お聞き下さい。
また、「桜」の昨日の放送分は、既に
http://jp.youtube.com/watch?v=Tg7oycDDZt4
にアップされているようですね。
皆さんとディスカッション(続x347)
- 公開日:
<太田>
戦前、昭和天皇が国策を動かしたのは、2.26事件を鎮圧させた時と、終戦を決めた時の2回だけです。
すなわち、内閣(と統帥部)が機能しなくなった場合と、内閣が天皇に決定してくれるよう求めた場合の2回だけです。(典拠省略)
後は、すべて内閣(と統帥部)が決めたことです。
ですから、昭和天皇の責任は法的にも実質的にも問えません。
なお、天皇制というのは、昭和の戦前においては、まさに天皇たる「権威」が内閣(ひいては国民)たる「権力」に従う、ということですから、もちろん天皇制の「責任」を問うこともできません。
軍部の責任論については、雑駁な議論をしてはダメです。
私の過去コラムをきちんと読んでからしてね。
↑
私の言っている天皇の戦争責任とは戦争に導いた罪でなく、戦争を身をもって止めなかった責任です。
少なくとも昭和天皇の為にと思って死んでいった数百万人の日本人がいたことだけは確かでしょう。
法律的な責任でなく死んでいった人に対して死を持って償うべきだったと私は主張しています。
昭和天皇が自決していたら日本のトップの不祥事に対する姿勢も何かをするときの基準がもっと崇高になったであろうことに対して残念です。
michisuzuさん、天皇が自発的に政治介入することは是とされますか?
また、天皇が自決した場合、日本が大混乱に陥って結果として国民に泥炭の苦しみを味あわせることが予想できた場合でも自決するべきでしょうか?
>>我々の国があの御一家を未だに頂いているというのは、日本の歴史が諸外国のそれ、特に常に殺戮と略奪の繰り返しだった支那や欧州と比べて、いかに平和なものだったかという、まさに生きた証拠な訳です。<< #2989読み返してみましたが、うまく繋がりませんので、よくわかりません。 典拠もなくてすみませんが、お前はアホかとか言わずに教えてください。 江戸時代を除けば、西南戦争までは、日本にも内戦は概ねずっとありましたけど、それでも程度的にシナや欧州と比べてましだった。。ということでしょうか? そしてその理由は天皇制があったから、という意味ですか? 日本が外的に侵略されたことがないのは天皇制の有無とは無関係なのは明らかだと思います。国境から外敵が容易に進入可能な欧州やシナとの地政学上の大きな違いを割り引いて考えた上でも、天皇制があったおかげで日本が相対的に平和だったとどうしていえるのでしょうか?
さっそくご紹介くださりありがとうございます。