太田述正コラム#14335(2024.7.15)
<皆さんとディスカッション(続x5957)>
<TNZM2hcd>
「漢字を発明したのは日本人だった!? 古代中国・殷王朝と縄文人を結ぶ亀卜とタカラガイ/権藤正勝・・・」
https://web-mu.jp/history/38625/
「古代中国に倭人が存在? 2万年前の地図からわかる本当の日本【殷元これ倭国なり】・・・」
https://youtube.com/watch?v=tzcVJEuljfA
最近、長江文明を作ったのは7300年前の鬼界アカホヤ噴火から逃れた縄文人だったのではないか、という説がXで批判されているのを見て興味を持ち、上掲の記事と動画に目を通してみたのですが、あながち馬鹿にしたものでもないなと思いました。
時系列的に筋が通っているだけでなく、仮にこの説が正しいとするならば、弥生時代の人骨の分析で父系の多くが縄文系だったのも、共通の祖先を持っていたのであればすんなり説明できてしまうからです。
「弥生人、母系は渡来系、父系は縄文系か DNA分析で判明・・・」
https://mainichi.jp/articles/20190303/k00/00m/040/089000c
<太田>
弥生人は殷の遺民って話も含めて、おもしろーい。
幸い、部外用レジメ原稿を書き換えるまでの必要はなさそうですが、殷(商)の正嫡たる孔子の仁が殷と倭(縄文人)の共通のご先祖様由来の人間主義から着想を得たものであった可能性が・・。
<aj+qhILi>
「トランプ氏の選挙集会で複数の発砲音 トランプ氏は避難し「無事」・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=nq0ZyRTEtto
正面向いてたら後頭部撃たれたっぽいですね。
一発目で早くも屈むところを見ると咄嗟の判断力は優れてるようで。
<太田>
ケレン味の達人、トランプの真骨頂ってところで・・。
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<安倍チャンが右翼と左翼の違いが分かるヒトだとは思わんが、それにしても、プロト日本文明に戻るのが右だって言うのなら、少なくとも女系はアリの筈だが、ハテ?↓>
「「夫婦別姓」「LGBT法」「皇位継承」…自民党の左傾化を憂いていた安倍元首相・・・」
https://www.sankei.com/article/20240715-22CY7Q2DMRE2XEDM6XYQOZFZRI/?outputType=theme_weekly-fuji
ウクライナ問題。↓
<プロパガンダ合戦。↓>
Russia Seizes Key Ukraine Village Kyiv Took in Counteroffensive: Moscow・・・
https://www.newsweek.com/russia-capture-urozhaine-donetsk-zaporizhzhia-ukraine-1924932
Ukraine Drives Russian Forces From Kharkiv Village・・・
https://www.newsweek.com/ukraine-russia-kharkiv-sotnytskyi-kozachok-1924723
ガザ戦争。↓
<もともと、奇襲して民間人を惨殺・強姦・拉致したハマス「の姿勢に問題」があったのでアイコにもならんわ。↓>
「ガザ停戦交渉中断、イスラエルの姿勢に問題とエジプト治安筋・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/markets/%E3%82%AC%E3%82%B6%E5%81%9C%E6%88%A6%E4%BA%A4%E6%B8%89%E4%B8%AD%E6%96%AD-%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A7%BF%E5%8B%A2%E3%81%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%AD%8B/ar-BB1pWilj?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=41283d3dde314d2297a2066e529005b2&ei=16
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
プロト日本文明に回帰した日本はスポーツの国、と決定?
ところで、エビアン選手権ってのがメジャーだって知らんかったわ。↓
「米女子ゴルフツアー エビアン選手権最終日(14日、フランス エビアン・リゾートGC 6527ヤード・パー71) 女子ゴルフの海外メジャーの今季第4戦。首位と1打差の13アンダー、2位タイからスタートした古江彩佳(24、富士通)が、1イーグル、6バーディ、2ボギーのトータル「65」をマーク。スコアを6つ上げ19アンダーで、自身初となるメジャー初優勝を飾った。日本勢では樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続く4人目の快挙達成となった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/36211cbb6edd9b0ba1fd486f6cc2bc3cd60f9d5e
トランプ襲撃。↓
<NYタイムス様が無償記事にしたくらい大騒ぎの米国。↓>
A Visual Timeline of the Trump Rally Shooting・・・
https://www.nytimes.com/interactive/2024/07/13/us/trump-rally-shooting-maps-photos.html
<なんで、大学に進学しなかったんだろ?↓>
「トランプ氏銃撃のクルックス容疑者、「毎日のようにいじめられ」の証言 成績は優秀・・・」
https://www.sankei.com/article/20240715-KESXYIT47JPFRN6K3WQ7SEB5G4/
<ドローンをどうして使わなかったんだろ?↓>
「トランプ氏銃撃、容疑者の車両から爆発装置 ライフルは父親が合法的購入・・・」
https://www.sankei.com/article/20240715-XURNRAU33NN2FHB57KLT5SABHQ/
<???。↓>
「共和党員、民主党系に寄付の記録も トランプ氏銃撃の容疑者・・・」
https://www.sankei.com/article/20240714-3MGY4FKJVVPL7BNG4ZWIKXEWDQ/
日・文カルト問題。↓
<まったー、余計なことを・・。↓>
「日本、ネイバーに対するLINE売却要求を事実上撤回か…「個人情報流出対策で十分」–ネイバーとの出資比率見直し要求から4カ月–「個人情報流出対策は十分」と立場を変える・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/07/15/2024071580030.html
<まったー、そんなことを。↓>
「古江彩佳メジャー初制覇を受けて韓国メディア危機感「韓国ゴルフに日本が追いついた」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/00dfe95a127d99721a455d845bb793eeaaf3735f
米国の文化的ヘゲモニーは既に失われていて、軍事的≒経済的ヘゲモニーはまだ失われてはない、と思うが、イギリスから受け継いだ個人主義/資本主義の賞味期間はもう過ぎていて、その軍事的≒経済的ヘゲモニーが失われる時期は目前に迫っているってのが、かねてよりの私の見方。↓
「・・・国家としてのアメリカでは、今後も混乱が続くでしょうが、それでもアメリカの軍事的、経済的、文化的ヘゲモニーは、少なくとも21世紀の後半までは維持されるはずです。
対比的に言えば、ローマ帝国の地中海支配は、五賢帝時代が終わって政治の混乱がひどいことになってからも100年以上は続いたのです。いろいろな意味でアメリカの覇権とローマの覇権は似たところがあり、世界はまだまだアメリカから影響を受け続けるし、それが終わるころには、資本主義総体の終わりが見え始めているだろうと思います。そんなことが起こるのはまだだいぶ先で、少なくとも私はもう生きてはいません。
ですから私は、アメリカの時代が終わって中国の時代がくるとは全然考えていないということです。中国はもうしばらく経済成長を続け、軍事的にも強大化して、アメリカとの緊張関係が高まるでしょうが、しかしかつてのソ連がそうであったように、中国もアメリカの他者として強大な立場を築くにとどまると思います。・・・」
https://diamond.jp/articles/-/344358?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20240715
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<へー、そんな風に世の中なってのかあ。↓>
「・・・環球時報は「日本はなぜ『無毛社会』と呼ばれるのか」と題した記事を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b936963-s25-c30-d0193.html
祝日の臨時一人題名のない音楽会です。
Gulshair Kerimbaeva の小特集をお送りします。
ちょっと調べた限りでは、得られた情報は、彼女がキルギスタンの歌手だということだけです。
その「キルギス<タン>は、旧ソビエト連邦の構成国であり、NIS諸国の一つに数え上げられる。独立国家共同体、ユーラシア経済連合、集団安全保障条約、上海協力機構、イスラム協力機構、テュルク評議会、テュルクソイ共同体およびテュルク語圏諸国議会、国連に加盟している。人口600万人のうちキルギス人が過半数を占め、少数民族としてウズベク人とロシア人がこれに続いている。キルギス語は他のテュルク系言語と密接に関連しているが、ロシア語も公用語として話されており、これは1世紀にわたるロシア化の遺産である。人口の90%はイスラム教徒で、その大半はスンナ派である。また、同国の文化はそのテュルク系の起源に加えて、イラン、中央アジアをかつて支配したモンゴル帝国、ロシアの影響を受けている。
<なお、>ロシア連邦軍がカント空軍基地に駐留している<。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%B9
で、こういったこと↑から、キルギスタンは、未だにロシアの保護国であることが分かります。
これは、彼女がロシアとは何ぞや、の象徴でもあることを示唆しています。
そんな彼女の歌唱がYoutubeにアップしている(されている)ところ、そのほぼ全曲を視聴して私に伝わってきたのは、モンゴル化したロシアであり、かつてのゲルマン化とその後のモンゴル化によって弥生性の塊のような存在へと化してしまったロシアです。
実際、軍服姿での歌唱(※)が3つ、軍人達に囲まれての歌唱(*)が1つ、もありましたし、当然、彼女は、キルギスの歌もロシアの歌も自家薬籠中のものとして歌い上げています。
まあ、お耳障りかもしれない講釈はこれくらいにしましょう。
それでは、佳人にして、薄命ならぬ、多才、な彼女の熱唱をどうぞ。↓
Ah, these clouds in blue 作詞:Aksenov V. Sinyavsky P. 作曲:Zhurbin A※ 2.45分
https://www.youtube.com/watch?v=HAhIYvBNZCw&list=RDMM86ZEF56kEd4&index=3
Without me, you, my beloved 4.31分
https://www.youtube.com/watch?v=86ZEF56kEd4
Blue handkerchief※ 2.45分
https://www.youtube.com/watch?v=jGNxFtafsYg
Desire 3.19分
https://www.youtube.com/watch?v=H4UanKLleUU
My head when I love 3.56分
https://www.youtube.com/watch?v=Q00aX7Ed9kU
I will wait for you 3.01分
https://www.youtube.com/watch?v=6-EmPjahxUw
My dream 3.02分
https://www.youtube.com/watch?v=TEijqDuulJw
? 3.37分
https://www.youtube.com/watch?v=-TeAj0pdW5Y
Time again 3.57分
https://www.youtube.com/watch?v=QkqrCB1Z398
My father is with me 3.47分
https://www.youtube.com/watch?v=NvmFGQhguU4
Ah, these clouds in blue 作詞:Aksenov V. Sinyavsky P. 作曲:Zhurbin A※ 2.45分
https://www.youtube.com/watch?v=HAhIYvBNZCw
Parting Waltz* 2.53分
https://www.youtube.com/watch?v=3JJg9r59KBU
THE TERM OF LIFE 3.33分
https://www.youtube.com/watch?v=Xx_JaMaR5eY
I will be with you if I live 1.55分
https://www.youtube.com/watch?v=imYVyK14GFc
Nobility 作詞:Kyalbek Urmanbetov 作曲:Gulnara Toygonbaeva 3.30分
https://www.youtube.com/watch?v=fs9rXG5__no
以下は彼女の弾き語り。(様々な楽器を弾きこなす多才さ!)
Yes, remember 2.09分
https://www.youtube.com/watch?v=5ZGc7Sfe81g
You are my dream 1.27分
https://www.youtube.com/watch?v=pB7y82smUME
Farewell 3.48分
https://www.youtube.com/watch?v=b8KCtWJ1Zlw
Let the music meet us 作詞・作曲:本人 & Nurzhigit Moldoyarov 3.39分
https://www.youtube.com/watch?v=ZM4Pkvk2EWA
(参考)Parting Waltz(前出) 繰り返し
https://www.youtube.com/shorts/r1RM8RGsPo8
———————————-
太田述正コラム#14336(2024.7.15)
<大川周明『大東亜秩序建設/新亜細亜小論』を読む(その29)>
→非公開