太田述正コラム#3027(2009.1.11)
<皆さんとディスカッション(続x364)>
<文民>
宙水様、<太田さんを>馬鹿扱いする<(コラム#3023)>のは簡単だが、何が今後の日本にとって大事となるのかという部にも触れて欲しかった。
共感出来る部分があるが故に表層を論じているだけで終わっている点に残念さを感じました。
一般論を引用する事に終始するだけではなく一石を投じた田母神論文の何処に玉があるのかを今、日本人が賛否を含め真剣に考え感じる時期、機会なのではないでしょうか。
<michisuzu>
≫「私の直感・・・」までは、おおむねそのとおりなんだけど、生きている宗教の敬虔な信者は、たくさん子孫を残す傾向があります。・・・それにしても、michisuzuちゃん、いくら3連休前夜とはいえ、午前4時38分に投稿してくるなんて、一体どうしたの?≪(コラム#3025。太田)
なるほどねえ、流石に子沢山という説は斬新にして真髄を衝いていますね。
あ、午前4時?はは^^ちょっと夜中にむっくり起きただけですよ、ご心配なく。
<太田>
この話は前にも何回かしています。
私の過去コラムにもできるだけ目を通してね。
多すぎる? ま、そう言わずに。
<michisuzu>
<コラム#2953「ムンバイでのテロ(続)(その2)」を読みました。>
繰り返しになりますが、宗教色の薄い(ほとんど教義も戒律さえない日本神道の<ような宗教が>多い、また仏教もしかりですが)日本が表向き平和で、宗教色の濃い地域が凄まじい泥沼になっているのは面白い現象ですね。
やはり人間にとって宗教は麻薬のようなものですね。
たまに使うと効果的だけれど毎日使うと生活そのものが破綻するんですよね。
<志士>
日本人の宗教観は根底に神統の多神教を有しており、それに仏教やキリスト教が取り込まれて、文化として世界的にも稀なほど寛容な吸収力を有しておりますが、一神教はお互いに血で血を洗う結果になりますね。
日本に産まれてよかった。
<太田>
日本文明の人間(じんかん)主義にしても自然との共生にしても、その根底には日本人の、アングロサクソンとも相通ずるところのある自然宗教観(コラム#114、461、504、1256)があります。
下掲のニューヨークタイムスの記事はやさしい英語で書かれているので、ぜひ読んでみてください。
原理主義的一神教信仰がいかに多くのパレスティナ人の目を曇らせているかが分かります。
・・・<ガザの病院に>A car arrived with more patients(患者達). One was a 21-year-old man with shrapnel(=砲弾の破片) in his left leg who demanded quick treatment(=治療). He turned out to be a militant(=軍事要員) with <ハマスよりも過激な>Islamic Jihad(=イスラム聖戦). He was smiling a big smile.
“Hurry, I must get back so I can keep fighting,” he told the doctors.
He was told that there were more serious cases(症状) than his, that he needed to wait. But he insisted. “We are fighting the Israelis,” he said. “When we fire we run, but they hit back so fast. We run into the houses(=<一般住民の>家) to get away(=逃げる).” He continued smiling.
“Why are you so happy?” this reporter(=記者) asked. “Look around you.”
A girl who looked about 18 screamed as a surgeon(=外科医) removed shrapnel from her leg. An elderly(年配の) man was soaked(=まみれていた) in blood. A baby a few weeks old and slightly wounded looked around helplessly. A man lay with parts of his brain(=脳) coming out. His family wailed(=泣きわめいていた) at his side.
“Don’t you see that these people are hurting?” the militant was asked.
“But I am from the people, too,” he said, his smile incandescent(=光り輝いていた). “They lost their loved ones(=愛する人々) as martyrs(=殉教者達). They should be happy. I want to be a martyr, too.”
http://www.nytimes.com/2009/01/09/world/09fighter.html?ref=world&pagewanted=print
(1月10日アクセス)
<kindaichi-jou>(http://maglog.jp/kindaichi-jou/Article463793.html)
・・・何故か知りませんが、佐藤優にせよ高橋洋一、太田述正にせよ下野した官僚は面白い。
これからは下野した役人の 本をみるのがハズレを引かない本の選び方かもしれません。
勿論その元官僚がかなり頭が良い事が殆どなので幾らでも素人も半可通も騙せる事を注意しなければ いけませんが、他の専門家の評価をセカンドオピニオンとして活用すると選別をうまくできると思います。・・・
<太田>
それより、私の場合、典拠をつけてあるので、その典拠に直接自分であたるのが一番です。
英語の典拠じゃ読めない? ゴメンね。
<Ζζζ>(http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1196337365/l50x)
三十年、四十年後にはダッチワイフも高性能になり、さらに科学が進めば擬似セックスが可能になるだろうさ。
そういう流れの中では女性とのセックスは特別な物でなくなるのかもしれない。
(特別な物でなくなるからこそ、さらに特別な意味付けがなされるのかもしれないが。)
既に日本の男性は女性への興味・関心自体が薄れてきていると感じる。
日本の若い世代は性に関してはある意味で世界の(斜め)上を行っていると思う。
だから少子化への対策は女性を自立できるように支援して、人工受精での妊娠=シングルマザーをどんどん増やす事にあるんじゃない<か>。
今は女性に強くなってもらわないと困るのは男性かもな。
<太田>
なかなかいい線行ってますね。
私の、日本人中性化論(コラム#276、739、747、785、807、872、1513、2354、2602、2606、2642、2780、2849、2878)読んでなかったら読んでみたら?
<ζΖζ>(同上)
おーたん、本当に韓国は信用できるの?
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1231592748/l50
<太田>
典拠として挙げられている、2ちゃんの冒頭書き込み読ませてもらいました。
日本帝国時代に京城帝国大学等で朝鮮半島出身者が教わったマルクス主義や戦前戦後の日本の内地でのマルクス主義にかぶれた知識人の影響からいまだに脱することができない韓国「知識人」がいるってことです。
可愛いじゃないですか、けなげじゃないですか。
自分の分身を信用できなくて誰を信用するの?
<ζζΖ>(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/skyp/1229235850/)
<12月末の「桜」見たけど、>国防論・・・やっぱり太田はどこかズレてるな。
<ΖΖζ>(同上)
どこがずれてるの?具体的に教えて。
<ζΖζ>(同上)
すでに日本はアメリカの属国だから、国を守るということさえ必要ない、という考え方だ。近隣諸国の脅威もない。
その考え方によってもたらされる結果は、たどる道こそ違え、九条論者によるものと同じだよ。
<ΖΖζ>(同上)
>すでに日本はアメリカの属国だから、
これは太田がいつも言っているな。
>国を守るということさえ必要ないという考え方だ。近隣諸国の脅威もない。
こんなことをどこで言っていたのか教えて。
<ζΖζ>(同上)
ヤレるのか? 対中国・リアル国防危機論【桜 H20/12/25】
で言っていたように思う。
ようつべにもニコニコにもあるようだが、URLは貼らないぞ
太田は頭はいいと思うし賛成出来る点も多いが、アスペだろうな。
<ζΖΖ>(同上)
日米安保もあるし日本の領土が侵略される直接的脅威は比較的低いと言いたかったのだろうが、太田は馬鹿だから人の心を逆なでするような言い方しかできない。
それで反論が殺到してその不必要な議論ひとつにつき30分ほど時間とられて毎回無駄に時間を浪費。太田が出ると必ずこれの繰り返しだから二度と出さないで欲しい。
<ΖζΖ>(同上)
私は太田の意見を最後まで聞きたかったよ。
水島熱くなり杉でしょ、JK。
太田も自分の意見があるなら、最後まで話してくれと思った。
>日米安保もあるし日本の領土が侵略される直接的脅威は比較的低いと・・・
・・・安保は日米のいずれかが一方的に破棄することで、その1年後に消滅させることが可能・・・なので、安保を担保にしてるわけじゃないと思う。
いずれにせよ、櫻井よしこみたいに冷静に反論に対処してくれればいいわけで、最後まで自説を説明してくれないのが私にはとても残念だった。
<ζζζ>(同上)
田母神批判をやると、保守芸者は座敷がかからなくなるからね。
批判やっても呼んでもらえるのは太田氏くらいか。
<太田>
私の出た「桜」を見る人は、私の使ったフリップを熟読することです。
また、ぜひ私の本を読んでほしい。
『実名告発 防衛省』で、私は、「どうすればよいのか。一つの方法は、米国と合邦し、その一部になることだ。・・・もう一つの方法は、米国からの自立を果たすことだ。日本人は、このどちらかを選択しなければならない。」(216頁)と記したところです。
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太田述正コラム#3028(2009.1.11)
<米国とは何か(英国版)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x364)
- 公開日:
はじめまして、私は無党派、敢えて言うとリベラル平和主義者です。
桜チャンネル「対中国・リアル国防危機論」拝見しましたが、このような議論を聞くは初めてだったので、右翼の考え方がよくわかり参考になりました。
元陸将補閣下がいみじくも、まことに率直に申されました。「軍隊は国民の生命財産を守るものではない。国の尊厳を守るものだ。」
このセンテンスに、すべてが要約されているような気がします。にわか右翼もここを誤解してはいけない。もし戦争になったら、自衛隊は国民の生命財産を守るものではないと言うことは、肝に銘じておかなければいけません。
軍人と言うものは、国の尊厳を守るために命を捨てなければならない公務員であり、新兵にもそのように教育しなければならない。だからそのような軍隊式価値観を国民も共有してほしいと言う願いを持つのは当然だろうし、軍備縮小にも当然反対する。そして、あたかも軍隊の威力さえあれば、外交もうまく行くかのように言う。
だが彼らにとっては、覇権主義の反作用だとか、戦争になって、国民が何人死ぬかなどはもとより、戦争に勝てるか勝てないかすら、本当はまったく問題ではないのだ。彼らは天皇さえ守ればよいと思っている。だからこそ、中国人を2千万人殺し、日本国民を300万人殺し、なおかつ敗戦した先の戦争に対する総括が、少しの反省もなく、「日本はだまされた」「日本は少しも悪くなかった」ですんでしまうのだろう。
こんな連中を野放しにしておいたら、大変危険だと言うことがよくわかりました。
三十年、四十年後にはダッチワイフも高性能になり、さらに科学が進めば擬似セックスが可能になるだろうさ。
そういう流れの中では女性とのセックスは特別な物でなくなるのかもしれない。
(特別な物でなくなるからこそ、さらに特別な意味付けがなされるのかもしれないが。)
既に日本の男性は女性への興味・関心自体が薄れてきていると感じる。
日本の若い世代は性に関してはある意味で世界の(斜め)上を行っていると思う。
だから少子化への対策は女性を自立できるように支援して、人工受精での妊娠=シングルマザーをどんどん増やす事にあるんじゃない<か>。
今は女性に強くなってもらわないと困るのは男性かもな。
↑
これは大笑いですね^^
生理的に見て女性のほうが男性を必要としないようになっていてむしろ高性能のダッチワイフはもてない低所得者の必需品として必要になるというのなら納得できますが。
セックスは男女の摩擦行為だけとでも思っているのでしょうか?
魅力的な彼女のいる男性がダッチワイフとキスをしたいと思うのでしょうか?
まあ、最近変な趣味のオタクが増えたので私が間違っている可能性はありますがね・・・。
性的欲求に駆られて女性を求める男性は割と多いと思うんですよ?自分含めてw
その“原動力”である性的欲求が“女性に”対して薄れていると感じます
“魅力的な女性を求める原動力自体が”薄れて来ていると思うのです
“魅力的”という主観的な女性が居ない場合に限り
性的欲求を満たす対象として女性とセクサロイドは天秤に乗ってしまうと考えます
そして私は日本の性的欲求・フェチズムを満たす各種産業こそが
男性に女性への興味・関心を薄れさせているとも思っているので
将来は益々少子化になって行くだろうと思っているのです
だから女性は男性に女性を養うなんて昔ながらの甲斐性を期待しては駄目だし
ヘタレな我々男性は女性に強くなって自立してもらわなければ困るのです
(ヘタレな男性を代表して言いました!匿名だけどね!)