太田述正コラム#14371(2024.8.1)
<皆さんとディスカッション(続x5974)>
<U/tdyzC2>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
1930年に犬養毅などの協賛の下に誕生した創価学会なるモノがうまく咀嚼できないでいる。↓
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%89%A7%E5%8F%A3%E5%B8%B8%E4%B8%89%E9%83%8E&oldid=100946306
⇒その初代創価学会会長の牧口常三郎、「田中智学の講演を聞くため東京・鶯谷の国柱会館へ何度か通う。・・・日蓮正宗常在寺に所属する法華講「大石講」の三谷素啓に折伏を受け・・・日蓮正宗に入信する。・・・牧口は著書において「人生の目的は価値創造にある」という理念を唱え、価値の対象として「美・利・善」を挙げている。これはヴィンデルバンド(新カント学派代表)の価値体系である「真・善・美」と一線を画すものである。「真理は認識の対象であり価値の当体ではない。主体と客体の関係の中にこそ価値は存在する」として、新カント学派の説く「真」の代わりに「利」の価値を説いた。・・・<1930年の>創価教育学体系の刊行を機に、「創価教育学支援会」が結成された。同会には『創価教育学体系』を高く評価した新渡戸稲造、柳田國男、犬養毅ら28名が参加した。・・・神社神道を批判・・・」(上掲)というわけだが、日蓮正宗は島津斉彬がらみで、また、国柱会は石原莞爾がらみで、どちらも当時のブランドであったことから、犬養毅に関しては、本人が日蓮主義者であったこともあり、牧口の会に参加してもおかしくはないな。
(新渡戸と柳田については、自分でチェックしてみたらいかが。)
なお、牧口が掲げた「利」は「現世利益」のことだろうが、それ自体は、悟ることのメリットに他ならないところ、創価学会では、日蓮とはややズレて世俗的な利益が得られる点を前面に出すようになり、かつ、それを、会員数が増えることで、学会内で世俗的な利益を分配/供与できるようになり、更には政界に進出することで分配/供与できる世俗的な利益を拡充し、現在に至っているということだ。
なお、神道の排斥の点は、最初から日蓮とはややズレている感があるな。(太田)
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題。↓
<直接、(イランと連携している)ロシアをたたけないので、イスラエルがウクライナにアフリカとかシリアで協力してやらせてるっぽいな。なにせ、ゼレンスキーはユダヤ系だし・・。↓>
Russian Base in Syria Hit Hours After Putin-Assad Summit, Ukraine Says・・・
https://www.newsweek.com/russia-ukraine-syria-assad-putin-1932618
<遅いぞって言いたくなるが、こればかりは・・。↓>
First F-16s Arrive in Ukraine in Boost to Zelensky’s Forces・・・
https://www.newsweek.com/first-f-16s-arrive-ukraine-boost-zelenskys-forces-report-1932752
ガザ戦争。↓
<これとの合わせ技だったのね。それにしてもやるわあ。↓>
Hamas political leader Haniyeh killed in Iran, raising fears of wider war・・・
https://www.bbc.com/news/live/c4ng7g74xppt
・・・While Hamas’s capacity to retaliate is diminished, response could come from axis of militias backed by Iran・・・
https://www.theguardian.com/world/article/2024/jul/31/ismail-haniyeh-death-brings-prospect-of-regional-war-closer
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
パリ五輪。↓
「個人総合決勝【結果】20歳の岡慎之助が金メダル、日本勢4連覇…橋本大輝は6位・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2024/20240801-OYT1T50005/
あっらー、佳人、相対的薄命。いや失礼、黙祷。↓
「歌手・園まりさん死去 3人娘で“異例”の活躍 「嫌々組んだ」逸話…中尾&伊東が悲痛「もう逢えないの」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E6%AD%8C%E6%89%8B-%E5%9C%92%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%95%E3%82%93%E6%AD%BB%E5%8E%BB-3%E4%BA%BA%E5%A8%98%E3%81%A7-%E7%95%B0%E4%BE%8B-%E3%81%AE%E6%B4%BB%E8%BA%8D-%E5%AB%8C%E3%80%85%E7%B5%84%E3%82%93%E3%81%A0-%E9%80%B8%E8%A9%B1-%E4%B8%AD%E5%B0%BE-%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E3%81%8C%E6%82%B2%E7%97%9B-%E3%82%82%E3%81%86%E9%80%A2%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE/ar-BB1qZlKy?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=0c43395c8ed94a5bf3171a92687a1e46&ei=10
ですぞ。↓
Atomic People review – the quietly devastating truth about surviving Hiroshima–This deeply moving documentary gives a voice to the ‘hibakusha’ who endured the horrific US bombings – and are running out of time to tell their stories・・・
https://www.theguardian.com/tv-and-radio/article/2024/jul/31/atomic-people-review-surviving-hiroshima-documentary-bbc
日・文カルト問題。↓
<背が低くなった部分だけを見出しにするなんて。↓>
「・・・日本統治時代の韓日の食品交流は平等ではなかった。良質の食材が日本に奪われ、朝鮮人の栄養状態は悪化した。韓国人1人当たりのカロリー供給指数(穀物及びジャガイモ類基準)は、1940年代半ばになると、20年前の基準の半分まで下がった。同期間、成人男性の平均身長も1~1.5センチ減少した。林氏は、「当時、韓半島の人口は増加したが、それに見合った食料供給が円滑に行われなかったため、栄養状態がひどく悪化したとみられる」と話した。」
https://www.donga.com/jp/article/all/20240801/5093131/1
<共存共栄を!↓>
「韓国人観光客のせいで日本の米が底をつく?=韓国ネット「日本は米がおいしい」「韓国から輸出しよう」・・・韓国メディア・韓国経済・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b937977-s39-c30-d0191.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
久方ぶりの饅頭怖い記事。↓>
「日米「2プラス2」など否定的動きを受け、外交部アジア局長が日本側に厳正な申し入れ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2024/0731/c94474-20200590.html
<日中交流人士モノ。↓>
「日中医学協会の小川秀興会長「日中医学交流はウィンウィンの関係」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2024/0731/c94475-20200615.html
<ここからは、レコードチャイナより。
抑えて抑えて。↓>
「<体操男子個人総合>日本の岡慎之介が金、中国ネットでは採点に不満噴出・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b938039-s25-c50-d0052.html
<ありがとよ。↓>
「<バスケ>まるでアニメ?日本・河村勇輝の活躍が中国で絶賛される・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b937988-s25-c50-d0052.html
「<バスケ男子>日本がフランスに惜敗、中国ファンは日本をたたえ、審判の判定に不満・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b937965-s25-c50-d0052.html
<ご愛顧に深謝。↓>
「ドラえもんのラッピング列車が広深港高速鉄道に登場・・・中国新聞網・・・」」
https://www.recordchina.co.jp/b938008-s6-c30-d0189.html
<太田>
nanaco問題ついに解決。
昨夜、最寄りのセブンイレブンでnanacoを使った際、またもやトラブったが、店員が、nanacoアプリを使わずに、アップルペイ上のnanacoを直接起動せよ、と、教えてくれた。
この一言を得るのに、これまで10回くらい手こずらさせられたが、まことに感慨深いものがある。