太田述正コラム#14451(2024.9.10)
<皆さんとディスカッション(続x6014)>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<戦後天皇制の実態がいかなるものかを無視した愚か者達の右往左往。↓>
「日本会議のロビー活動でつぶれた女性天皇議論・・・
06年2月7日、秋篠宮紀子さまの懐妊報道、9月6日の悠仁さま誕生により、典範改正の動きは止まってしまう。 旧宮家養子案の実現を目指す保守派は今、「静謐な環境のもとでの議論を」「皇室を政争の具とするな」と主張する。しかし、小泉政権当時はそれとは反対の手法、すなわち政治力や大衆動員力を使って、女性・女系天皇阻止に動いていたのである。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d363596470703d031096be313747decb0657a85
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
・・・。↓
「『全ての人事権を持つ知事』が「懲戒処分決定は誤った権限執行」と吉村氏 「自分の道は自分で」と斎藤知事・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4e8b7dd005f185f87971d92062a0fa949515337
なにせ、杉山元は総力戦体制にも空軍事情にも詳しかったからねえ。↓
「・・・ 六月下旬、同盟国のドイツがソ連に侵攻して独ソ戦が始まっていた。米国との関係も悪化しており、軍はソ連もしくは米国に空襲された場合、数回の爆撃で東京は灰燼に帰すと分析していた。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb2146444661d850ad8518bf8ee3d42a1b544a0
今年の大河ドラマにも登場したところの、「大和国を初め数ヶ国の国司を歴任した・・・源頼親<(966?~1057?年)>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E9%A0%BC%E8%A6%AA
だって貴族であり、何度も口を酸っぱくして言ってるように、多かれ少なかれ、貴族みんなが、武家創出のために粗暴にふるまってたのよね。↓
「・・・刀伊の入寇<の再、>・・・貴族たる隆家自身が・・・戦<ったが、このような>ことは、稀有のことだった。このような規格外の行動力のためだろうか、後世には・・・藤原隆家<(979~1044年)>・・・を流祖と仰ぐ武士団も少なくない。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%85%89%E3%82%8B%E5%90%9B%E3%81%B8-%E3%81%A7%E7%AB%9C%E6%98%9F%E6%B6%BC%E3%81%95%E3%82%93%E6%BC%94%E3%81%98%E3%82%8B%E8%97%A4%E5%8E%9F%E9%9A%86%E5%AE%B6%E3%81%AF%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%81%AB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E5%AE%88%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%81%AB-%E3%81%82%E3%81%AE%E9%81%93%E9%95%B7%E3%81%8C%E8%8B%A6%E6%89%8B%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%9F-%E9%97%98%E3%81%86%E8%B2%B4%E6%97%8F-%E9%9A%86%E5%AE%B6%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E8%80%85%E3%81%8B-2024%E5%B9%B4%E4%B8%8A%E5%8D%8A%E6%9C%9Fbest/ar-AA1qdRGP?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=e189c295dc6c4846935d523dffc2c2a6&ei=25
紫式部自身が、竹取物語と源氏物語は関連している、と注意喚起してくれてたんだね。↓
「・・・源氏物語のストーリーはさらに進み、ゲンジ三十一歳のころ。ビブリオバトルならぬ絵画による対戦─ウェイリーの訳語で言えば「ピクチャー・コンペティション」─の場面である。いつもながら好敵手であるゲンジとトウノチュウジョウは、このときも各々が所有する自慢の絵画で、競うのである。それもただの気慰みではない。ゲンジが後見する姫君と、トウノチュウジョウの娘の姫君。二人のどちらがエンペラーの正妻格となるか。相手を上回る優れた絵画を出品し、寵を勝ちとるか。寵愛を巡っての、運命の大バトルなのである。実際に絵を出し合うのは姫君同士。それぞれのお付きの女房たちが、才を競い論を戦わせる。宮廷中、いや国中の耳目を集め、準備からして熱狂的になる。
対決の場では、二つの陣営は衣装もカラフルに色分けされ、部屋の両側にずらりと並ぶ。女房、女童など多くが見物するなか、次々と並べられる絵。披露されるときの緊迫感。聴衆があっと愕く様子。色彩や構図、カメラの動きにも似た視点の移動。ウェイリーの翻訳では映画かテレビドラマを見るような劇的な運びで、ひとの息づかいはもちろん、BGMや効果音まで聞こえそう。細かに入り組んだ英語の描写を読み解くのは困難だったが、いったんウェイリーが思い描いただろうイメージが摑めると、わたしたちにも運命の場の熱気がのり移って翻訳にも気持ちが入る。
ここに『竹取物語』が登場する。第一ラウンドでゲンジ側の姫君が出したのが、『竹取物語/バンブー・カッター・ストーリー』を描く一作だったのである。技術的な面よりも、絵画のモチーフそのものが論争の種となり、女房たちが自説を熱く展開して伯仲する。
「(……)レディ・カグヤというヒロインには、この世の穢れがなく、ものの考え方もふるまいも気高くて、わたしたちを〈神々の時代〉へと誘ってくれます。この物語をお褒めにならないなんて、それはあなた方が理解できないだけ」
「レディ・カグヤが連れ去られた〈天の国〉はたしかに、わたしたちの理解を超えていましょう。でもそもそも、そんな場所が実在するとはとても思えませんもの。〈バンブー・カッター・ストーリー〉の人間界に目を向けてみましょう。ヒロインは竹の節から生まれてきたわけですわね。とすると初めからずいぶんと貧しげな雰囲気の物語ではありませんの、不快です。レディ・カグヤは光を放って、養父の家の隅々まで照らし出したとか。でももしわたしの記憶が正しければ、その程度の光なんてヒズ・マジェスティの宮殿のご威光の前にはあまりにも貧相じゃございませんの。(……)」
女たちは互いに譲らず、かぐや姫の光を巡っての論争が続く。原典では「かやうの女言にて乱りがはしくあらそふに、一巻に言の葉を尽くしてえも言ひやらず」となっていて、「女言/女同士のおしゃべり」と、脈絡のなさがやや軽んじて書かれているものの、女性たちはゲンジやトウノチュウジョウほか貴公子たちの見守るなかであっても、自由に発言している。この後も和歌のやりとりで応酬するなど、かまびすしくも才気煥発。胸がすく。なにより紫式部の筆の冴えといったら! ウェイリーの英語も生き生きして、わたしたちも論戦に参加している気分になる。
第一ラウンドはゲンジ側の『竹取物語』に対抗して、『宇津保物語』の絵を出したトウノチュウジョウ側が圧勝する。絵合せはこのあと、エンペラーもご臨席の第三戦までもつれ込み、クライマックスを迎えることになる。
話を『竹取物語』に戻せば、ウェイリーはここにも以下のように注をつけている。
『竹取物語』は九世紀の作品で、竹の節から見つかった妖精が、恋人に途方もない試練をさまざま与え、最後には〈天上の世界〉に消えていく物語。
妖精! ウェイリーはこの世を超えた存在、異界の存在としてのかぐや姫を伝えるにあたって、フェアリーの語を当てたのである(また、一八八八年に世界ではじめてこの物語を英訳したフレデリック・ディキンズにも言及している)。
ゲンジを指してのシャイニングの単語を目にしたとき、ゲンジもまたかぐや姫のごとく、ある種この世を超えた神々しい存在なのか、と目が覚めるようであった。それは時としてゲンジという「人格」に対して感じる、魅力的だけれどなにか腑に落ちないような、捉えどころのないような気分を吹き払うものでもあった。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%89%88-%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%81%AE%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99-%E5%85%89%E6%BA%90%E6%B0%8F-%E3%81%A8-%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB-%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E9%96%A2%E4%BF%82/ar-AA1qduG2?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=fd019bf222ff40bd9e9e7b54f4cce97e&ei=33
日・文カルト問題。↓
<習ちゃんのおかげです。↓>
「・・・最近の調査では、20代・30代の韓国人回答者の57%が日本に対して好意的な見方をしているのに対し、中国に対して好意を持つ人は10%にとどまっている。・・・」
https://www.mag2.com/p/news/617381
<ご自由にどーぞ。↓>
「韓日ロッテが協業…海外の日本ロッテ工場でも韓国の「ペペロ」製造へ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/09/2024090980065.html
<ハテ。↓>
「韓国サッカー代表チームが、北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の初戦で拙戦の末に引き分け、ファンのブーイングを受けたことについて日本メディアも驚きを示した。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/323383
<言葉遣いが分カルト。↓>
「日本の地方自治体が独島挑発…「領有権確立集会、14年ぶりに開催」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/323477
<一応健闘を祈る。↓>
「販売好調の韓国ヒョンデ「キャスパー」、2025年に日本進出=韓国ネットには厳しい声「日本はすでに…」・・・韓国経済TV・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940233-s39-c20-d0191.html
<文カルト健在。うれしー!↓>
「韓国の元慰安婦が死去、生存者は8人に=韓国ネット「日本の謝罪する姿が見たい」「日本の願いは…」・・・韓国・週刊朝鮮・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940212-s39-c30-d0191.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<そおお?↓>
「・・・観察者網は、中国製電気自動車(EV)という「黒船」が襲来した日本で、自国の自動車メーカーによるEV戦略はなおも遅れを取っているとする記事を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940203-s25-c20-d0193.html
<ご愛顧に深謝。↓>
「・・・香港メディアの香港01は、日本の人気漫画「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」に関する四つの隠された秘密について紹介する記事を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940211-s25-c30-d0201.html
<まあまあ。↓>
「サッカー元中国代表FW「日本に0-7大敗の9月5日を恥辱の日に」・・・中国スポーツメディアの直播●<(口偏に巴)>・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940219-s25-c50-d0192.html
「・・・中国サッカー協会の宋凱(ソン・カイ)会長らが激励の演説を行った。宋会長は「チームにはできるだけ早く初戦の敗北の陰から抜け出し、安定と団結を保った状態でポジティブな姿勢で次の試合に注力してほしい。10日の試合では良いメンタル、ホームの勢い、気概を示してほしい」と語った。・・・
香港メディアの香港01によると、宋会長の言葉は中国のサッカーファンから嘲笑の対象となっており、「気概ってなんだよ」「激励したのは一度や二度じゃない。どんなに激励したところで気概なんて生まれない」「実力がないやつほど、気概を強調するんだよ」「気概を求めるならまず自分が見せよ」「気概を出せるかどうかはわからないけど、フルボッコにされる可能性は高い」といったコメントが寄せられた。
ほかにも、「(中国代表は)浪費にかけてはナンバーワン」「恥をかくな。まだやる気?もう解散しなよ」「練習のダラダラした感じからもう結果は見えている」「棄権すれば(規定により)0-3の負け。そんなに恥をかかなくて済む」「どんなに大敗しても高給がもらえるんだから、選手たちは気にしないだろう」「中国でサッカーは金を稼ぐための道具。他国とは本質が違う」などの声が上がっているという。」
https://www.recordchina.co.jp/b940210-s25-c50-d0052.html
<太田>
どこから買うか、だけが残された問題。↓
「Apple iPhone 16 / 16 Plus発表。・・・
これまでPro限定だった「アクションボタン」、右側面には新しい「カメラコントロール」を搭載。軽く半押しと押し込み、スライド操作ができ、標準カメラのほかアプリにより様々な機能に対応します。
縦持ちでも横持ちでも、画面のボタンに指を伸ばすことなく、シャッターやズーム、設定変更などが可能です。・・・
iPhone 16は9月20日発売。価格は12万4800円(128GB)から・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/shopping/iphone-16-16-plus%E7%99%BA%E8%A1%A8-%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%B8%96%E4%BB%A3a18%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E6%90%AD%E8%BC%89-%E8%83%8C%E9%9D%A2%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%8C%E7%B8%A6%E5%9E%8B%E9%85%8D%E7%BD%AE%E3%81%AB%E5%9B%9E%E5%B8%B0/ar-AA1qgYxe?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=b7bffac066624367a9f1f7fff71fe74c&ei=18
「・・・iPhone 16シリーズ全モデルが、Appleの生成AI「Apple Intelligence」に対応しており、文章の作成支援や画像の生成、より賢くなったSiriとのテキストでの会話などが可能になる。Apple Intelligenceは2024年内に米国英語のβ版から対応し、日本語は2025年内に対応する予定。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9bbb9b91c2b2760956355f0da0fcb2ed629e2a1
「・・・iPhone 16の本体側面に搭載されるカメラコントロールボタン。1クリックで写真を撮ることができるだけでなく、被写体のあらゆる情報をAIが検索してくれる機能「視覚的インテリジェンス」が登場することが明かされた。
レストランを撮影するとメニューや予約情報などが瞬時に確認できたり、犬を撮影すると犬種を確認できる。また、資料などに使用することで、ChatGPTに質問することなども可能となっている。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/shopping/iphone-16-%E8%A6%96%E8%A6%9A%E7%9A%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9-%E6%A9%9F%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%A0%B4-%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E7%9B%B4%E6%8E%A5ai%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%81%8C%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AB-apple-event/ar-AA1qgS19?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=e189c295dc6c4846935d523dffc2c2a6&ei=36
<高価なVisionPro
https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_Vision_Pro
を持ってなきゃ、空間云々、の機能は宝の持ち腐れのようだが・・。↓>
「・・・人工衛星を使った緊急SOS機能も内蔵する。・・・
また、カメラの配置を見直し縦一列にしたことで空間フォト/空間ビデオが撮影できるようになった。・・・
9月13日に予約受付をスタートする。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/shopping/iphone-16-%E7%99%BA%E8%A1%A8-a18%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A7-apple-intelligence-%E3%82%92%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%82%82%E6%92%AE%E5%BD%B1%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AB/ar-AA1qgT0b?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=e189c295dc6c4846935d523dffc2c2a6&ei=22
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太田述正コラム#14452(2024.9.10)
<映画評論127:あなたを抱きしめる日まで>
→非公開