太田述正コラム#14573(2024.11.10)
<皆さんとディスカッション(続x6073)/映画評論180:L.A.コンフィデンシャル>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <だっからー、自衛隊は(、むろん集団的自衛権行使解禁後だけど、)国内じゃなく国外でしか使いようがないんだからそれでいいってばいいんだよー。↓>
 「自衛隊「対敵特殊部隊」訓練が非現実的な理由 特殊部隊が侵入できない日本の現実を考えていない・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A-%E5%AF%BE%E6%95%B5%E7%89%B9%E6%AE%8A%E9%83%A8%E9%9A%8A-%E8%A8%93%E7%B7%B4%E3%81%8C%E9%9D%9E%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%90%86%E7%94%B1-%E7%89%B9%E6%AE%8A%E9%83%A8%E9%9A%8A%E3%81%8C%E4%BE%B5%E5%85%A5%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84/ar-AA1tO8VT?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=f8a81352f7784d7286bd883a798f128a&ei=27

 ウクライナ問題。↓

 間違っていないが、あくまでも根本的原因はモンゴルの軛症候群なんだからね。
 (ずっと下の方で紹介する記事も参照。)↓

 「・・・ロシア人はナワリヌイのような反体制指導者が掲げる自由や民主主義といった社会正義よりも、なおプーチンが築いた「秩序」が大事だと考えている・・・
 ソ連という国家の崩壊と大混乱を経験した多くのロシア国民にとって、たとえ指導者が独裁者でも、たとえ戦争を始めても、国際的に孤立しても、社会の「秩序」が維持されていることが最も重要なのです。・・・
 ソ連という国家の崩壊と大混乱を経験した多くのロシア国民にとって、たとえ指導者が独裁者でも、たとえ戦争を始めても、国際的に孤立しても、社会の「秩序」が維持されていることが最も重要なのです。・・・
 ドイツが二〇二三年一月にウクライナにレオポルト2戦車を提供すると発表したことは、プーチン政権のプロパガンダには追い風でした。 独ソ戦はソ連のT-34戦車がナチス・ドイツのティーガー戦車と戦ったロシアにとっての“聖戦”です。プーチン政権はドイツ戦車レオポルト2の提供に対して、「宿敵ドイツの戦車が再び攻めてくるならば、自分たちも祖先たちのように勇敢に戦わなければならない」というメッセージを拡散しました。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/59388425749941cca6e37b9fbef59315311808b9

 ガザ戦争。↓

 <めでたい。↓>
 「ガザ仲介、カタール離脱か 交渉妥結、一層困難の恐れ・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/27525746/

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 「お母さん」の場合も含めて、父/母・子関係は千差万別。
 一般論はほぼ意味ないよ。↓

 「・・・ 「高学歴で勉強ができたタイプのお父さんは、自分が受験フレーム(偏差値競争)を勝ち抜いているせいで、子の心に焦点を当てるという第一歩を忘れて、過去の自分と比べて、『どうしてこんなこともわからないんだ』『さっき言ったことをもう忘れたのか』などと厳しく子どもに当たってしまうことがあります。これでは子どもが自信を失い、やる気をなくすだけです」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0507795c1e918bd6c454a4138be06ee2255c30f5

 そんなこと言っても、すすきのホテル殺人事件があったばっかしだからなあ。↓

 「世界が日本にドン引き「精神医療のおぞましい実態」…「精神科病院ベッド数は世界一、不必要な薬漬け治療」課題山積の現実・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e3a7a4eaaf1b376b295dee14e389870b61c734

 そもそもそういう捉え方がおかしいって、私、前から言ってんだよな。
 だって、当時、朝鮮半島南部と日本列島(の少なくとも北九州)は同一文化圏だったと私は見てるから・・。↓

 「<話題の本>日韓に論争 朝鮮に倭(日本)の拠点はあったか 『加耶/任那』仁藤敦史著・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%A9%B1%E9%A1%8C%E3%81%AE%E6%9C%AC-%E6%97%A5%E9%9F%93%E3%81%AB%E8%AB%96%E4%BA%89-%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E5%80%AD-%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E3%81%AE%E6%8B%A0%E7%82%B9%E3%81%AF%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B-%E5%8A%A0%E8%80%B6-%E4%BB%BB%E9%82%A3-%E4%BB%81%E8%97%A4%E6%95%A6%E5%8F%B2%E8%91%97/ar-AA1tOaYl?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=aa24fcdc4ad247fb83a69897416c513c&ei=17

 日・文カルト問題。↓

 <そもそも、宗主国との関係は内政だよー。↓>
 「安倍氏はトランプ氏と「ゴルフ外交」…ゴルフしない石破氏が不安な日本・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/326004
 <文カルト健在?↓>
 「「慰安婦像の重要性を知らなかった」米国人ユーチューバーが謝罪・・・韓国・毎日経済・・・も、韓国ネット「バレバレのうそ」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b943479-s39-c30-d0191.html
 <日韓非友好人士モノ。↓>
 「5人で予約で中に21人…1泊100万「グランドハイアット東京」スイートルームで大暴れした韓国籍兄弟を逮捕 100万相当の備品も破壊、部屋は13日間使用不能に 六本木・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/27523674/

 孤立主義ファシズムは大いに結構じゃないのさ。
 また、ウクライナが嘆く必要は必ずしもないのであり、欧州が米国の肩代わりをしてくれる可能性を信じるべきだろう。(トランプの要求通り各国がGDP比3%の軍事費を実現し、ウクライナに軍事援助すりゃいいのよ。)↓

 ‘Fascism comes not with goose-steps but dance moves’: European writers react to Trump’s win・・・
 Ukrainian author Andrey Kurkov reports from a shocked Kyiv・・・
https://www.theguardian.com/books/2024/nov/09/fascism-comes-not-with-goose-steps-but-dance-moves-european-writers-react-to-trumps-win

 トヨタのより、こっちの方が空飛ぶ「クルマ」らしいなあ。↓

 「CycloTechの革新的な飛行車が2025年に個人用空輸の革命を約束・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/cyclotech%E3%81%AE%E9%9D%A9%E6%96%B0%E7%9A%84%E3%81%AA%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E8%BB%8A%E3%81%8C2025%E5%B9%B4%E3%81%AB%E5%80%8B%E4%BA%BA%E7%94%A8%E7%A9%BA%E8%BC%B8%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%82%92%E7%B4%84%E6%9D%9F/ar-AA1tNaKR?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=aa24fcdc4ad247fb83a69897416c513c&ei=82

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <中共いいぞ、米国アカンな。↓>
 「・・・2023年の世界の特許出願件数は過去最高となり、初めて350万件を突破しました。マクロ経済環境が試練に満ちている中で、世界の特許出願件数は4年連続で増加しました。
 中国からの特許出願件数は164万件で世界1位でした。以下は、米国の51万8364件、日本の41万4413件、韓国の28万7954件、ドイツの13万3053件と続きました。インドからの特許出願件数は前年比15.7%の6万4480件で伸び率が最も大きく、5年連続の2桁成長でした。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b943534-s12-c20-d0165.html
 <杉山元らの予想の範囲内のハナシだもんで、習ちゃんは用意万端整ってるわ。↓>
 「習近平、「トランプ再登場」にボー然…!電話会談はなく「電報を送っただけ」のセコい対応に込められた中国の困惑と戦々恐々・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/113e2a505c5ef70580824fab76a6c36edd5be407
 <なるわきゃないよ。↓>
 「・・・香港メディア・香港01は、米大統領返り咲きが決まったトランプ氏について「その孤立主義、自国優先政策、実利重視、言動不一致により中台情勢が不安定になる可能性がある」と報じた。・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b943447-s25-c100-d0193.html

           --映画評論180:L.A.コンフィデンシャル--

 
「『L.A.コンフィデンシャル』(・・・L.A. Confidential)は、1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイの『L.A.四部作』の第3部である小説、またそれを原作とした1997年公開の<米>映画<で、>・・・一癖も二癖もある刑事を演じたラッセル・クロウ(<ニュージーランド生まれで>ハリウッド初出演作)、<イギリス生まれで豪州国籍の>ガイ・ピアースの出世作となった」
https://ja.wikipedia.org/wiki/L.A.%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB
というのだが、ロス市警(の一部が)凶悪犯罪集団化していた、という、政府組織のトップは健全でも一部が腐敗していた、という、米映画でしばしば登場するパターンながら、魅せてはくれた。
 それにつけても、米国には、今や、米国民の、初めて過半が、政府組織のトップのトップである大統領に、腐敗した半グレのトランプなる人物を就けることに賛成した、という、このパターンの映画も真っ青の未曾有の事態が出来したのだから、まさに、事実は小説より奇なりだよ。
 まさに、自己実現的予言が繰り返されてきてたな、と、つくづく思う。

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太田述正コラム#14574(2024.11.10)
<G・クラーク『ユニークな日本人』を読む(その30)>

→非公開