太田述正コラム#14615(2024.12.2)
<皆さんとディスカッション(続x6094)/映画評論202:オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主>
<HH>
確かに戦後アジアにおける熱戦には仮に日米軍事同盟が双方向であったとしても、そもそも米国自体、南ベトナム支援で軍事介入している立場で軍事的脅威に晒されているわけではない立場ですし、まして日本にとったも過去の行きがかりからも、軍事同盟の求める派兵条件に無条件に合致したわけではないので、太田さんのおっしゃる通り後方支援以上の軍事義務は課せられなかったとは思います。その意味でアジア戦争介入による縄文性の毀損の危機はあまり考慮する必要性はなかったことに首肯いたします。
ただ再軍備をしたことにより日蓮主義を展開する弥生性が保持できたかどうかは、太田さんほど楽観的な見解は持てないです。人間主義と日本史をめぐる太田史観の形成過程で江戸時代の藩校と結果的にそれを引き継いだ陸軍幼年学校によるエリート養成が人材供給源となっていたことが重要な指摘であったと記憶しています。しかし再軍備はたとえ実行されても陸軍幼年学校や東亜同文書院といった島津斉彬コンセンサス実行に重要な役割を果たした基礎教育機関は再興される見込みは戦後の状況から薄く、日蓮主義を戦後の世界情勢に合わせて再定義し実行する人材の供給は例えば岩畔豪雄のような先の大戦生き残りの俊英が一時的に復権しても結局、先細りになってしまったのではないかと思います。
更に言えば昭和25年の段階で秀吉流日蓮主義と帝国主義という時代に対応してそれを発展させた島津斉彬コンセンサスがほぼ成功裡に当初から考えられていた使命を終えた段階で、再び聖徳太子コンセンサスに立ち返って当時は見えていなかった人間主義普遍化の障害であるイスラム教徒の衝突、それから支那に根強く巣食う漢人による血縁第一思想が中共建国によりどのように推移していくかを見通すには、あまりにも情勢は不透明でしたし、日本自体が国土再建と米軍に占領されている状況ではそれを明確に定義できる余裕もなく、当面、杉山構想の維持にアメリカを騙して専念させ国力を再軍備ではなく経済力強化に振り向けたと考えるのが妥当と考えた判断は仕方がなかったのかな、と思います。ただ、そこからの脱出をどのように思い描き、後継者たちと対話したのかがまだ思い至っていません。
また再軍備はするべきであったと思いますが、やはり問題は主体性なき軍事力の保持にならざるを得ない状態、端的に言えば戦略核兵器の自力保有なしに米国から独立できたか、また杉山構想の核心の一つは米国軍事力の活用による対ソ抑止力の維持ですが、その路線を取りやめて自力でソ連と対峙するためにそういった軍事力を持ち、第七艦隊を横須賀と佐世保から追い出すことは昭和50年以前の経済力では不可能だったのではないでしょうか。せいぜい平時における米空軍による空域管制を日本の手に戻すのが精一杯だったではないでしょうか。
<太田>
間接的にお答えしましょう。
米国の欧州への軍事関与、ソ連の抑止、西独の監視、を目的としてNATOができたのは1949年4月で、12カ国が創立メンバーですが、(第二次世界大戦の終わり頃に連合国に乗り換えた)イタリアはその中の一国です。
このNATOが1951年に統合軍事機構を設立するに至ったのは1950年の朝鮮戦争の勃発がきっかけです。
そして、1955年には第二次世界大戦敗戦国の西独がNATOに加盟します。
https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_NATO
その後、1957年にイタリアと西ドイツの間で核兵器開発密約が交わされるも西ドイツは断念に追い込まれます
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E5%85%B5%E5%99%A8
が、そこまで調べなかったところ、イタリアは、NATO加盟国である以上自発的に核開発の要なしとその後判断するに至ったのではないでしょうか。
他方、フランスは核開発をします。(1960年に最初の核実験。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E5%85%B5%E5%99%A8
(ちなみに、フランスは1966~2009年の間、NATO軍事機構から離脱しています。
https://www.y-history.net/appendix/wh1602-081_1.html
また、英国の最初の核実験は1952年です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E5%85%B5%E5%99%A8 )
日本は、1952年の「主権回復」後、締結された国連軍地位協定の下、米・加・ニュージーランド・英・南ア・豪・比・仏・伊・泰・土、と、片務的だが事実上の同盟関係にあり、このうち、米・加・英・仏・伊・土はNATO加盟国、米・ニュージーランド・豪は(1951年に成立した)ANZUS加盟国、であるところ、日本はNATOとANZUSの事実上の加盟国でもある、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E8%BB%8D_(%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E5%8D%8A%E5%B3%B6)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ANZUS
と言えるでしょう。
以上を踏まえれば、史実としてのインチキ「主権回復」ではなく、まともな再軍備/主権回復の後、日本がNATO加盟を申請しておれば・・NATOというネーミングをどうすべきかというささいな「問題」こそあれ・・少なくとも1955年までにはそれが認められ、かつ、日本が、イタリア(や原加盟国で加盟当時は植民地保有大国であったポルトガルや1982年に加盟したスペイン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84%E6%A9%9F%E6%A7%8B%E3%81%AE%E5%8A%A0%E7%9B%9F%E5%9B%BD
等)と同様の地政学的立場・・敵性諸国からの距離及び海の障壁・・にあることもあり、核開発の必要なしとの日本の主体的判断を行い、その判断を維持したまま現在に至っていた可能性が大である、と、私は見ています。
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<国の脳死に伴う研究政策の愚劣化を含め、外交・安保の基本を放擲した必然的結果だよ。↓>
「・・・職務時間のうち研究活動が占める割合は、国立大学では2002年度で50.7%。そこから徐々に減り、18年度には40.1%と、10.6ポイントも減った。・・・
国別の研究力を測る有力な指標である「トップ10%論文」(引用された数が各分野の上位10%に入る、注目度が高い論文)数の順位は、04年の4位から13位に低下。G7で最下位となっているうえ、最近では韓国やスペイン、イランよりも下位となっている。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa57e09e99d6423f69b0fc9d058ae1402a3800ec
ウクライナ問題。↓
<早くくたばれ。↓>
「ロシア戦時経済に新たな亀裂露呈 ルーブル急落で・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%88%A6%E6%99%82%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%81%AB%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E4%BA%80%E8%A3%82%E9%9C%B2%E5%91%88-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E6%80%A5%E8%90%BD%E3%81%A7/ar-AA1v5Bc0?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=4cdb9f3bde594f52b88c81fc27b7dca5&ei=28
ガザ戦争。↓
<ロシアもイランもザマザマ。↓>
Rebels behind Aleppo’s surprise fall took advantage of Russian and Iranian distraction・・・
https://www.theguardian.com/world/2024/dec/01/rebels-behind-aleppos-surprise-fall-took-advantage-of-russian-and-iranian-distraction
<袋叩きのアサド。↓>
「アル=カーイダによるアレッポ市制圧に乗じて、トルコが支援する反体制派、米軍、イスラエルもシリアを攻撃・・・」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c36f1729dc0513891c1ff2ac9a3544ce320744b1
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
兵庫県知事問題。↓
<待ってました。郷原ヤメ検はいいこともたくさんしてるね。↓>
「斎藤知事の公選法違反疑惑、弁護士と大学教授が買収罪で刑事告発 PR会社社長も・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c300c87ce9beac6076303476e4750aa876b68a7
<兵庫県に現在副知事はいるのかいないのか。↓>
「齋藤元彦知事が大ピンチ「副知事のなり手がいない」問題が兵庫県庁内で紛糾していた・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53d8f9d6b852af7e1af37e2039f9a873f4b607a
健康な娘、足が不自由でも自分で外出できた夫、が、2人とも、どうして逃げられなかった?↓
「応接室が火元か ストーブなどなく電気が原因の可能性も 猪口参院議員自宅火災・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/27676501/
日本もベルギーの爪の垢でも・・。↓
Belgium’s sex workers get maternity leave and pensions under world-first law・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c5ygn31ypdlo
めでたしめでたし。↓
<隆家篇。↓>
「・・・藤原隆家・・・は・・・長久5年(1044)正月、66歳で亡くなったが、その家系は明治維新まで続いた。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/other/%E5%9B%B2%E7%A2%81%E3%81%AE%E4%B8%8A%E9%87%8E-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%88%A6%E3%81%A7%E5%84%AA%E5%8B%9D-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8B%A2%E5%88%9D-%E7%AC%AC7%E5%9B%9E%E5%91%89%E6%B8%85%E6%BA%90%E6%9D%AF/ar-AA1v3FTO?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=40464147cdf44421a44ec37d0ef5dffa&ei=9
「・・・都から届いた・・・寛仁3年(1019)・・・4月18日付の勅符(諸国に勅命を下すための公文書)には、「勲功者には行賞を与える」とあったため、隆家は11人の勲功者の名を連ねた注進状(報告書)を送っている。勲功者のトップに名が記されたのは平為賢で、隆家は入っていない。同年6月29日には陣定が開かれ、勲功者の処遇が議論された。意外なことに議論されたのは、勲功者にどのような行賞を与えるかではなく、行賞を与える必要があるか、否かであった。刀伊との戦闘は4月13日に終わっており、勅符が到着する前に勲功を挙げているのだから、行賞は不要ではないかというのが、その理由だった。・・・藤原公任は、「行賞は不要」と主張したが、藤原実資は「行賞を与えなければ、今後、奮戦する者がいなくなる」と意見し、最終的には行賞が認められた・・・。だが、隆家も為賢も、何も貰えなかったのかもしれない。史料に残る限り、行賞を得たのは、大蔵種材と藤原蔵規の二人のみだという・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a879ba70b747831951e8ad2eff3dd3bfd791878
<賢子篇。↓>
「・・・藤原賢子<は、>・・・貴公子たちと次々と浮名を流したことでも知られる。道長の次男(母の源明子)、藤原頼宗。藤原公任の子、定頼。道長の正妻である倫子の兄の子、源朝任。そして『栄花物語』によれば、道長の次兄、道兼の次男であった兼隆と結婚し、その娘を産んだという(「左衛門督と呼ばれるその相手が別の人物だという説もある」。
また、万寿2年(1025)、誕生した親仁親王(道長の六女、嬉子の子)の乳母に任ぜられた。これで一段格が上がった感がある。その後、東宮権大進の高階成章と再婚し、一男一女をもうけたのち、寛徳2年(1045)に親仁親王が即位すると(後冷泉天皇)、典侍(後宮の事実上の長官)になり、さらに従三位にまで上り詰めている。
母はおろか、祖父の為時の従五位下よりはるかに上で、中下級貴族としては異例の大出世であった。むろん、天皇の乳母だからだ・・・。
その後、承暦2年(1078)に開催された歌合に参加しており、没年はわからないが、80歳近くまで存命であったことは確認されている。・・・」
https://president.jp/articles/-/83963
日・文カルト問題。↓
<日韓交流人士モノ。↓>
「「家出して何も考えずに韓国に来た」 仁川空港でスマホ盗んだ日本人の女に懲役6カ月の判決–クレジットカードなど数回盗み使用・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/12/02/2024120280042.html
「日本の臨床試験専門家 釜山市「バイオヘルス分野」政策顧問に・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241202000700882?section=japan-relationship/index
「アサヒグループHD社長 「韓国は非常に重要な市場」=近くノンアルビール発売・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241202000900882?section=japan-relationship/index
「・・・韓国・ヘラルド経済は「日本の地上波テレビ放送にAI(人工知能)アナウンサーが導入された」「ぱっと見では人間と区別ができないほど精巧だ」と伝えた。
記事によると、琉球朝日放送は来年1月から地上波放送やインターネットで配信する天気予報などの番組にAIアナウンサーを起用する予定だ。韓国の生成AIベンチャー「ディープブレインAI」がNECと協力し、AIアナウンサーを供給するという。同社独自の映像制作プラットフォーム「AI Studios」は、放送台本をテキストで入力するとAIアバターが生成され、本物のアナウンサーのように自然な表情と言葉で内容を伝えることができる。記事は「誰も気付かなかったアナウンサーの秘密」「これは衝撃的だ」と、AIアバターの出来を称賛している。
慢性的な人材不足や財政難に苦しんでいる地方局は少なくないため、「AIアナ」が問題解決の突破口を提供できるかに関心が集まっているという。ディープブレインAI関係者は「AIアナは本物のアナウンサーのような自然な表情、動作で、内容も正確に伝えることができる。NECと協力してメディア産業内の事業競争力をさらに拡大し、日本の放送局市場での立地を広げていきたい」と話している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「アナウンサーは100%、AIに入れ替えていいと思う」「ただ台本を読み上げるだけの人=アナウンサー。真っ先に消える職業だ」「今後、出演料がバカ高い芸能人もAIに代替すべきだな」「一目見て異質感があったけど」「衝撃だし恐ろしい。カットラインを決めておかないと、いずれほぼ全ての職業がAIに取って代わられるだろう。人間滅亡の危機につながるのでは」「悲しいな。AIが必要ない職業って何だろう」など、賛否さまざまな声が寄せられている。」
https://www.recordchina.co.jp/b944821-s39-c30-d0195.html
<いらはいいらはい。↓>
「日本のデジタル化に「商機」 韓国企業が相次ぎ現地進出・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241201000400882?section=japan-relationship/index
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<総体継受は続く。↓>
「日本が強いのは学校サッカーがあるから?元中国代表が持論を展開・・・中国スポーツメディアの直播●<(口偏に巴)>・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944809-s25-c50-d0193.html
<歓迎だけにしろっての。↓>
「・・・中国国営の中央テレビ(CCTV)は「日本で中国旅行熱が高まっている」とアピールした。・・・
このニュースのコメント欄には中国のネットユーザーから「全員731部隊記念館(侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館)に連れて行け」「南京大虐殺記念館に行けよ」「新疆ウイグル自治区の綿花栽培の様子を見てもらおうじゃないか」「スパイに注意せよ」「日本人は歓迎しない」「来るな。来たら襲撃されるぞ」などの声が殺到する一方、「旅行に来てくれるのはいいこと」「春運(春節の帰省ラッシュ)にかぶらなければいいよ」「世界各国から中国に旅行に来てもらおう」「日本はとても清潔と聞いているから行ってみたい。(中国人への)ビザ免除はいつ?」などのコメントも寄せられている。」
https://www.recordchina.co.jp/b944927-s25-c30-d0052.html
<困ったこった。↓>
「中国の日本人学校、「南京事件」の日は休校など対応、反日感情の高まり懸念・・・台湾メディアのCTWANT・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944893-s25-c100-d0192.html
<太田>
一 タブレット
昨日、新タブレット到着後のことを考え、ネットで調査。↓
旧タブレットからのアプリ/アプリ内データの移行方法。
https://appllio.com/android-smartphone-transfer-app-data
<上掲はスマホの場合なので、タブレットを含めた一般論も調査。↓>
「・・・この手順の一部は、Android 10 以降でのみ動作します。お使いの Android のバージョンをご確認ください。・・・」
https://support.google.com/android/answer/13761358?hl=ja
「Android のバージョンを確認して更新する・・・
セキュリティ アップデートと Google Play ソフトウェア アップデートを入手する・・・」
https://support.google.com/android/answer/7680439?sjid=15908835918533254683-AP
二 全自動洗濯機
本日、またもや半乾きになったので、BD-SG110HLのマニュアル
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=1dcd5a177989304eb06da925db4c0078fc661c8c022199cff800502d65db8aaeJmltdHM9MTczMzAxMTIwMA&ptn=3&ver=2&hsh=4&fclid=3204d1cd-4871-6146-2f33-c4ff499b60fd&psq=BD-SG110HL+%e3%83%9e%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab&u=a1aHR0cHM6Ly9tYW51YWxsLmpwL2hpdGFjaGktYmQtc2cxMTBobC13YXNoZXItZHJ5ZXIv&ntb=1
をダウンロードし、乾きだけをもう一度やったり、設定で乾きを念入りにする方法をチェックした。
次回は、これらをやってみるつもりだ。
–映画評論202:オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主–
今回は、「2013年の<米国>のミステリースリラー映画<で、原題は>・・・Odd Thomas・・・。原作は、ディーン・クーンツのオッド・トーマス第一作である『オッド・トーマスの霊感』。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9_%E6%AD%BB%E7%A5%9E%E3%81%A8%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E6%95%91%E4%B8%96%E4%B8%BB
ちなみに、「ディーン・レイ・クーンツ(Dean Ray Koontz、1945年<~> )は、<米>ペンシルベニア州出身の作家。SF小説からホラー、ミステリー、サスペンスなどジャンルミックスした手法で80年代から現在に至るまでベストセラー作家であり続けている。また小説家としてだけではなく、詩作や児童向け書籍の執筆、映画の脚本なども手がけている。・・・
シッペンズバーグ大学(現:シッペンズバーグステートカレッジ)を卒業し、・・・高校で英語の教師の仕事に就<いた後、作家として>・・・デビューする。・・・
デビュー年や作品傾向が近いスティーブン・キングと比べられることも多い<。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BBR%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%84
たあいのない軽オカルト作品だが、主演のアントン・イエルチン(Anton Viktorovich Yelchin。1989~2016年)がロシア系ユダヤ人の両親の下でレニングラード生まれの米国人俳優で自責事故で若くして亡くなっていることを知った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%B3
助演女優のアディソン・ティムリン(Addison Timlin。1991年~)は女優としては並みの美女だが、日英両ウィキペディアに写真が載せられていない上、両親のことも学歴も載せられていないのは気の毒。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Addison_Timlin
https://www.bing.com/images/search?q=addison+timlin&qpvt=addison+timlin&form=IGRE&first=1 ←写真群
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太田述正コラム#14616(2024.12.2)
<浜口恵俊『間人主義の社会 日本』を読む(その13)>
→非公開