太田述正コラム#14619(2024.12.4)
<皆さんとディスカッション(続x6096)/映画評論204:社会から虐げられた女たち>
<rn3940rc>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「米国、汎用人工知能(AGI)開発に向けて「マンハッタン計画」に匹敵する新プログラムを提案、対中技術競争に勝利を目指す・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E7%B1%B3%E5%9B%BD-%E6%B1%8E%E7%94%A8%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD-agi-%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB-%E3%81%AB%E5%8C%B9%E6%95%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%92%E6%8F%90%E6%A1%88-%E5%AF%BE%E4%B8%AD%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%AB%B6%E4%BA%89%E3%81%AB%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99/ar-AA1utipk
コラム#14617にも出ている通り、AIは前世紀の原爆と同じ扱いになってる。
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題。↓
なし。
ガザ戦争。↓
<やれーやれー。↓>
Rebels and government battle in Syria; Lebanon ceasefire fraying・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/12/03/israel-hamas-war-news-lebanon-syria-aleppo/
<おごれるもの久しからず、いや、久しかったけどなあ。↓>
「・・・政府軍の最重要拠点であるシリア南部の首都ダマスカスにおいてでさえ、すでに激しい銃撃戦が繰り広げられているのだ。 主流派メディアは報じていないが、すでにアサド大統領がモスクワに脱出したという情報が出ている。私はこれは確実だと見ていいのではないかと考えている。というのは、ロシア大統領府のペスコフ報道官がアサド大統領がモスクワに予定外の訪問を行ったという未確認の報道について、コメントすることを拒否したからだ。公式には認められないけれども、否定もできないということではないだろうか。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5535e9508788c5d98f75d77bc8534eba1572c1a4
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
兵庫県知事問題。↓
<ヒアヒア。↓>
「斎藤知事とPR会社社長を刑事告発の弁護士、女性社長は「寛大な処分にしてもらうべき」 単独取材に真意明かす・・・
71万5000円の支払いが選挙運動の報酬ではなかったかのような説明をしているが、それはもう通らないということをいろんな方向から実証していった。しかもその根拠になっているものの多くは、斎藤陣営側の選体の主力メンバーがXで投稿している内容。折田氏との間で事前の意思疎通をして了解の上で出されたnoteの投稿だということは明らかだ。そうだとすると、そもそも代理人弁護士が言っているような、あれは盛ってるとか事実に反するという話になるわけがない。ちゃんと(事前に)中身を確かめているわけだから。・・・
折田さんは自分の承認欲求のためにあんなものを勝手にクライアントの了解もなく出したかのように言われているけど、それは全く反対で、むしろクライアント側からの要請があったからあれを出したと見るべきじゃないか。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%96%8E%E8%97%A4%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%81%A8pr%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%82%92%E5%88%91%E4%BA%8B%E5%91%8A%E7%99%BA%E3%81%AE%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AF-%E5%AF%9B%E5%A4%A7%E3%81%AA%E5%87%A6%E5%88%86%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%86%E3%81%B9%E3%81%8D-%E5%8D%98%E7%8B%AC%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%81%AB%E7%9C%9F%E6%84%8F%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99/ar-AA1vaTh2?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=39b59de135ed48fef2ba6673b662cba0&ei=5
<斎藤知事より更に悪質?↓>
「斎藤元彦兵庫県知事を再選に導いた立花孝志氏の3つの”ウソ”・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%85%83%E5%BD%A6%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%82%92%E5%86%8D%E9%81%B8%E3%81%AB%E5%B0%8E%E3%81%84%E3%81%9F%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E5%AD%9D%E5%BF%97%E6%B0%8F%E3%81%AE%EF%BC%93%E3%81%A4%E3%81%AE-%E3%82%A6%E3%82%BD-%E3%81%A8-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2-%E3%81%AE%E7%8A%AF%E3%81%97%E3%81%9F%E9%81%8E%E3%81%A1/ar-AA1vaJyR?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=8a72eb9c2cfe4a218212c4fe9c4bec9e&ei=12
甘い甘い。↓
「玉木代表、「役職停止」が有力か 国民民主、不倫疑惑巡る処分で・・・」
https://mainichi.jp/articles/20241203/k00/00m/010/298000c
何度も言ってるように、日本にゃ自死に対する宗教上の禁忌がないからねえ。↓
「G7のなかで自死者の数が1位の日本人・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5b1a3c66c261d968f7f209ac91dd32b811b109
日・文カルト問題。↓
<尹の乱。おーうれし、これで文カルト完全復活、韓国正常化へ?↓>
「韓国大統領が非常戒厳を解除 宣言から約6時間、国会から軍撤収 国政運営は一層混迷か・・・」
https://www.sankei.com/article/20241204-7WRNKSKHSFKK3IGDJQNSNFOJ3A/
<これで、決して「だま」されない政権に変わるだな。↓>
「・・・まただました日本…韓国大統領室は痛みを感じないのか・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/326959
<健闘を祈る。↓>
「米国が韓国産半導体の対中輸出を規制、日本は除外・・・韓国・MBN NEWS・・・韓国ネット「無能」「なぜ日本のようにしなかった?」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945018-s39-c20-d0191.html
<日本人の名前が登場しないのが残念。↓>
「・・・中国南京大虐殺記念館は先頃、1939年に記録された関東軍第六病院関連の資料を公開した。内容は医療日誌などだが、その中に日本軍慰安婦の身体検査の記録が確認された。中国人12人と共に「呉(オ)」「金(キム)」「朴(パク)」など10~30代の韓国人9人の名前が並び、出身地が「鮮(朝鮮)」と記されているという。
記事は「新たな慰安婦関連資料が発見され、文書全体を把握し研究を進める必要性が高まっている」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本の蛮行を決して忘れてはならない」「徹底的に内容を確認し後世に記録を残すべきだ」「力のない者はこうなる」「だから強大国にならなければいけない」「中国から出てきた資料なら、捏造では?」「日本じゃなければ米国やロシアが入ってきて、今頃はハワイみたいな状況になっていたかも。日本だからアジアが守られたところもある」など、さまざまなコメントが寄せられている。」
https://www.recordchina.co.jp/b945056-s39-c30-d0195.html
この程度で収まってることをよしとせにゃ。↓
A war of words between Bangladesh and neighbour India is threatening to spiral out of control following protests and counter-protests over the alleged ill-treatment of Hindu minorities in the country.・・・
https://www.bbc.com/news/articles/ceql54yxy89o
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
なんちゅう偏頗な紹介の仕方なんだ。↓>
「・・・「北京-東京フォーラム」中日共同世論調査の結果が2日、東京で発表された。それによると、経済貿易協力は依然として中日関係の「安定装置」と「推進装置」となっており、両国の回答者の過半数が相手国を自国にとって重要な経済・貿易パートナーと見ていることが分かった。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2024/1203/c94476-20249602.html
「・・・相手国を訪れたことのある回答者の割合は両国ともにやや増加した。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2024/1203/c94474-20249509.html
<ここからは、レコードチャイナより。
迷惑行為はダメよ。↓>
「山形県米沢市で下校中の小学生を撮影した中国人インフルエンサーが日本で物議を醸していることについて、中国のSNS上でも反響が寄せられている。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945087-s25-c30-d0052.html
<日中交流人士モノ。↓>
「元卓球選手の福原愛さんが自身の微博(ウェイボー)に中国の伝統衣装である漢服を着て四川省成都市内で撮影した写真や動画を相次いで投稿し、ファンから「美人度がさらにアップ」「まるで紅楼夢の林妹妹」「時代劇にも挑戦して」などのコメントが寄せられた。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945033-s25-c30-d0192.html
<同じく・・らしいぜおのおのがた。↓>
「・・・「彼はユニクロの中国でのビジネスを考えた時に新疆綿については語りたくなかったが、BBCが落とし穴を掘り、彼は回答せざるを得なくなった。彼は『それはない(使っていない)』と言っただけで『(拒否して)使わない』とは言っていない」と主張。「BBCの編集手法」や「注目を集めたい中国国内のメディア」によって、「ユニクロは新疆綿を拒否する」と解釈されて中国で伝えられたのだと論じた。
その上で、「『使っていない』と『(拒否して)使わない』とでは意味に大きな差がある」とし、これがBBCの策略であると主張。「なぜ西側メディアはユニクロを陥れたのか。その核心は、ユニクロが中国で売れすぎていることにある」とし、「ユニクロは中国に1000以上の店舗を抱え、2024年度の売り上げが360億元(約7400億円)に上っており、今なお業績を伸ばし続けている」と述べた。
一方、欧米のファストファッションブランドについては「中国市場で急速に落ち込んでいる」とし、「H&Mはピーク時、中国に535店舗があったが、現在は300店舗ほどしか残っておらず、大きな損失を出している。ZARAはさらにひどく、ピーク時の183店舗から96店舗に落ち込んでいる」と説明。「BBCは『新疆綿』を宣伝することでユニクロの中国での影響力を弱め、経営環境に打撃を与え、中国と他国の対立を生み出そうとしている」と強弁した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945020-s25-c30-d0052.html
–映画評論204:社会から虐げられた女たち–
今度のは、「社会から虐げられた女たち・・・原題・・・Le Bal des Folles<は、>・・・2021<制>作<の>フランス<映画>」
https://eiga.com/movie/95565/
’directed by Mélanie Laurent. It is adapted from the novel of the same name by Victoria Mas,・・・’(Googleで仏→英)
https://fr.wikipedia.org/wiki/Le_Bal_des_folles ←筋
だ。
主役のLou de Laâgeが、国際エミー賞で最優秀女優賞を受賞したが、注目すべきは、脚本2人のうちの1人、監督、そして、準主役、をこなしていることだ。(上掲)
彼女、ユダヤ人を母とする’a French actress, director, screenwriter and singer, born on February 21, 1983 in the 13th arrondissement of Paris.’ という、美人のつわものだが、グリーンピースの活動家でもあるというのはいただけない。
https://fr.wikipedia.org/wiki/M%C3%A9lanie_Laurent
で、この映画なのだが、Pitié-Salpêtrière Hospitalという、ケアハウスと精神病院を兼ねた施設・・そこで、この映画のタイトルであるところの、Le Bal des folles(The Ball of the Madwomen)が毎年行われた・・が舞台であるところ、それが史実に即しているのかどうかは知らないが、精神病患者ないし精神病であると誤診された人々がいかに悍ましい(拘束、独居「牢」入室、拷問的、等の)「治療」を施されていたかを描いており、なんだか、19世紀欧州の中心のフランスは欧州文明の光のみならず闇の中心でもあったことを実感させられ、暗澹たる気持ちになった。