太田述正コラム#14683(2025.1.5)
<皆さんとディスカッション(続x6128)/映画評論235:シャッター アイランド>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題。↓
なし。
ガザ戦争。↓
なし。
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
次の有料読者向けコラム・シリーズでは、23年前に上梓された池上裕子『織豊政権と江戸幕府』を取り上げるが、下掲の話を記憶にとどめておいて欲しい。
すなわち、そこに出て来る、日蓮宗僧侶⇒商工業者⇒武士、というベクトルを・・。↓
「・・・斉藤道三の出自は判明していません。
通説では、浪人だった父親のもとで生まれたとされています。
そして、11歳で京都・妙覚寺へ出家。20歳で還俗(僧侶を退職)して油屋の娘と結婚し、油を売る油商人になりました。
僧侶から商人へ転身した斉藤道三は、油を一文銭の穴に通すというショーを兼ねた実演販売で大成功を納めます。しかし、この実演販売を鑑賞していた客のひとりから「素晴らしい才能だが所詮は商人の技。武芸を極めれていれば立派な武士になれただろう」と指摘されてしまうのです。
このことがキッカケとなり闘志に火が点いた斉藤道三は、一念発起して武士になることを決意。商人を引退し、武士への道を歩みはじめるのです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ccabb936063fd03c4d5468deff69dc2950a8e7ec
戦前、戦後を通じ、東大法を中心に、厩戸皇子(聖徳太子)理解が浅薄だった、というか、間違っていた、だけのこと。
太子は、要するに、人間主義思想家/政治家だったのよね。↓
「・・・戦前において刑法学の分野で重要な成果を発表し、聖徳太子研究にも尽力した東京帝国大学教授の小野清一郎(1891~1986)の言葉に着目したい。
<「>和の倫理は近世の自由主義・民主主義的な協和思想とは勿論全く異れるものである。近世の自由主義・民主主義は結局に於て個人の抽象的自由・平等を原理とするものであり、即ち個人主義的・原子論的なものである。これに反して憲法17条の世界観は全体的・普遍的な「公」を原理とする。いはば全体主義であり、普遍主義である。<」>
この言葉が記された論文は、1938年に雑誌『改造』で発表されたが、太平洋戦争開始後の1942年には、権威ある『聖徳太子全集』に再収録されている。
このことからも、当時の聖徳太子研究者の間で、この視点がいかに広く支持され。いわば常識として受け入れられていたかがうかがえる。
つまり、現代の理解とは真逆であろう。
近現代日本史において、配線前後の断絶的な側面を強調しすぎる傾向があるものの、聖徳太子に関しては、この断絶がまさに当てはまると言える。
例えば1947年5月、っ国民主権および象徴君主制を定めた日本国憲法が施行され、同時に最高裁判所が設置された。
1949年に完成した大法廷に飾るため、画家・堂本印象(1891~1975)が絵を依頼され、1951年に3枚を仕上げた。
すべて聖徳太子を描いたもので、一つは母が幼い太子を抱く「間人皇后御慈愛」、もう一つは太子が黒駒に乗る「聖徳太子諸国巡遊」、そして裁判官の背後右側に飾られた「聖徳太子憲法宣布」である・・・。
すなわち、日本が戦後「民主主義」として再出発するにあたり、新憲法を守る最高裁のシンボルに選ばれたのは、聖徳太子であった。
1945年までの小野清一郎の発想が支配的であった体制から、10年も経たずに、大法廷でこのような聖徳太子増が掲げられるようになった。
聖徳太子は、戦前の全体主義のシンボルから戦後民主主義のキーパーソンへと変わったが、その時々の政体を象徴する存在であるという位置づけそのものは、変わっていない。
この連続と断絶には、近現代の人々の期待と苦悩が秘められており、そうした感情を通して日本精神史にもう一つの物語を描き出すことは、人文学系研究者にとって大きな課題である。」(Orion Klautau「民主主義の表象としての聖徳太子」(46~47頁)(學士會会報No.970 2025-I)より)
なるほど。↓
「・・・日本中世史の研究者である林屋辰三郎は、1791年の著書『日本の古代文化』(岩波現代文庫)の中で、「日本の古代は柱の文化であり、中世は間の文化であった」という主旨のことを述べています。「柱の文化」から「間の文化」へ。林屋はそこに日本の歴史文化のコンセプトの基本的な流れと移行を読みとりました。・・・
注目してほしいのは日本人が神さまを「御柱」と呼んだり、神さまの数を「柱」で数えたりしてきたということです。神々が柱であり、柱が神々だったのです。これはアポロンの神殿とはまったくちがいます。古代ギリシアやローマの神殿にはすばらしい石の列柱が組み立てられていますが、その柱は神々ではない。ゼウスもアポロンも、神殿の奥や前庭に鎮座しています。ところが日本の神社では、柱そのものが神々でした。伊勢神宮や出雲大社その他の神社では、真柱そのものが神々です。柱がコンセプトとしての神だったのです。多くのお祭りで巡行する山車や山鉾でも、その中心を柱が担う。各地の正月の行事に登場する「どんど焼き」や「ぼんてんさま」も高い柱になっている。のみならず、かつての日本家屋では(とくに農家では)、必ず大黒柱が中心にありました。また床の間は中世以降に出現するのですが、そこにも「床柱」が登場しました。 林屋はこうしたことをふまえて、日本の古代は「柱の文化」で成り立っていたと言ったのです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/851cf0f701b0558e340ae38d8edcc3cc021f2473
言われてみれば・・。↓
「・・・『古事記』を見ると、崇神天皇や垂仁天皇の章に・・・ドラマチックな伊勢神宮の鎮座伝承は書かれていない。各天皇の后妃や皇子女を列挙する箇所の、トヨスキイリビメとヤマトヒメの名前の下に、それぞれ割注という形で「伊勢の大神の宮を拝(いわ)ひ祭りき」と書かれているにすぎない。なぜ『古事記』は伊勢神宮の鎮座伝承を省いたのだろうか。『古事記』が天皇家の由来や権威を説くことを主要な目的としていたのであれば、これははなはだ奇妙なことである。可能性の一つとして、次のような論は成り立たないだろうか。「『日本書紀』の編纂時期には伊勢神宮の鎮座伝承は成立していたが、『古事記』の編纂時期にはまだ明確には成立していなかった。そのため、『古事記』は伊勢神宮のはじまりについてはっきり書くことができなかった」。そもそも伊勢が古くから天皇家とゆかりの深い聖地であったのならば、高天原を発った天孫は九州の高千穂ではなく、伊勢に降臨してもよさそうなものだ。だがそうはなっていないところに、皇室と伊勢の関係の微妙さがみられる。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e463968ef275e1a2c8d561ced72ec49ed518bbb
日・文カルト問題。↓
<キミタチ、問題はそこにではなく、大統領制そのものにあるんだぜ。↓>
「「プレジデント」の日本語訳はどうして「大統領」になったのか【朝鮮日報コラム】–「議長」「司会者」の意味を持つプレジデント–黒船に驚いた日本、偉大な「侍の頭目」の意味で米国のために最高の尊称「大統領」を造語–韓国では大統領という用語に押さえ付けられ、民主リーダーではない君主選出…5年ごとに処刑や追放–大統領でなく国家議長と呼ぶのはどうだろうか・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/12/30/2024123080014.html
<日韓交流人士モノ。↓>
「<男子バレー>大韓航空に日本人リベロ「リョウヘイ」入団・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/328199
「<野球>韓国代表内野手の金慧成、LAドジャースと劇的契約…大谷「ようこそ、友よ」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/328198
米国そのものも、そして、その民主党も共和党も、ことごとく醜悪だが、とりわけ醜悪なのが耳障りの良いウソのご託宣を並べ立ててきた民主党だよ。↓
Woodrow Wilson stood on the wrong side of history–In “Woodrow Wilson: The Light Withdrawn,” former U.S. Rep. Christopher Cox examines how the president undermined rights for women and Black people.・・・
https://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2025/0102/woodrow-wilson-light-withdrawn-christopher-cox
まだまだ私が知らなかった話があるなあ。↓
「・・・現代でも町の消防団が使っている「手押し消火ポンプ」が最初につくられたのも、古代ギリシャにおいてである。 記録によれば、「圧縮した空気の圧力を使って水を押し出す」という原理のもとに、ピストン、シリンダー、弁がある圧力ポンプを最初につくったのは、紀元前3世紀の発明家・クテシビオス<(注α)>である。・・・
(注α)[Ctesibius](活動期間:BC285~BC222年)。「古代ギリシャの発明家、数学者。・・・始め床屋だった。・・・アレクサンドリアのムセイオンの最初の館長と思われる。・・・
錘によって調節可能な鏡を作ったとされる。その後、水オルガン(ヒュドラウリス)を発明し、水時計を改良したという。この水時計は、17世紀にクリスティアーン・ホイヘンスによって振り子時計が発明されるまで、もっとも正確な時計だった。また、サイフォンを発明したと言う。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%B7%E3%83%93%E3%82%AA%E3%82%B9
https://en.wikipedia.org/wiki/Ctesibius ([]内)
クテシビオスは同じ原理、つまりシリンダーとピストンによって得られる圧縮空気を利用した水力オルガンや空気銃もつくっていたらしい。 ここに示される原理は、現在のコンプレッサーの原理とまったく同じものである。・・・
⇒空気銃の話は、クテシビウスの日英ウィキペディアには登場しないが、ブリタニカには、’invention of several devices using compressed air, including force pumps and an air-powered catapult.’
https://www.britannica.com/biography/Ctesibius-of-Alexandria
という形で出て来る。
クテシビウスは、プトレマイオス朝の絶頂期に生きた人物であり、セレウコス朝等との戦いに明け暮れていた同朝の、アレクサンドロス大王が建設を開始し、プトレマイオス朝の首都となっていたアレクサンドリア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B9%E6%9C%9D
の(恐らくは)住民であったクテシビオスは、同朝の有形無形の支援の下、圧縮空気を利用したカタパルトの発明をしたけれど、武器としては成功しなかったものの、その時の経験を下に、様々な民用品の発明を行って行った、というのが私の見方だ。
つまり、ここでも戦争が技術革新をもたらしたのだ。(太田)
そして、このクテシビオスの消火ポンプを、現在の消防団が使う消火ポンプにまで改良したのが、彼の弟子であるヘロン<(注β)>なのだ。・・・
(注β)Hero(BC10年頃?~)。「古代ローマ属州エジプト(アエギュプトゥス)のアレクサンドリアで活動したギリシャ人工学者、数学者。・・・
アイオロスの球(ヘロンの蒸気機関)の構造を記述したことで知られる。これはロケットエンジンの原型であり、記録に残る最古の蒸気機関であるともいわれる(ただし古代ローマのウィトルウィウスもまた、ヘロンより100年ほど前にその著作『建築について』の中でアイオロスの球に言及している)。いずれにせよ蒸気機関は産業革命より2000年も前に発明されたことになる。その他にも、密閉された容器を祭壇の炎によって熱し、そこから噴出する空気を用いて別の容器から水を移動させ、その水の重みでロープを引っ張って神殿の扉を開けるという発明もあった。
世界初の自動販売機も一説にはヘロンが発明したとされる。マシンの最上部にある投入口からコインを入れると、決まった量の聖水が出てくるという物であった。著作『気体装置』(後述)で記述している。
ヘロンの風力オルガンは世界初の風力機械とされる。また、ギリシアの劇場における様々な仕掛けも発明した。中には円柱形のギアを回転させて動く簡単な仕掛けと、ロープの結び目を用いた二進法の様なシステムを用いて、完全な機械仕掛で10分間も動き続けるような物もあった。機械的に一定の間隔で落下する金属球を用いて隠れたドラムを鳴らし、雷の音を鳴らす仕掛けもあった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea514f12d91dd35dc7ddd139983cc7a0f9e522d
「・・・現代人が計り知れない恩恵にあずかっている冷蔵庫や冷凍庫、エアコンなどの冷却・冷暖房装置は、いずれもボイル・シャルルの法則を応用したものである。
確かに、気体の温度・体積・圧力の関係を〈定量的〉に明らかにしたのはボイルとシャルルである。
しかし、それらの〈定性的〉な関係は、彼らの時代をさかのぼること1800年ほど前のヘロンがつとに熟知していた。その知識を、ヘロンは実際に神殿の自動扉として応用したのである。」
https://gendai.media/articles/-/121812?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
そりゃそうだろうな。↓
「・・・心理学者のクルト・レヴィン・・・、自分の意思を表明する機会があると、その後の実際の行動にもつながりやすくなることを示していると結論付けた。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f66e5f135c2f17e36eb55dffa16bede00530c13
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<支那人も豊かになったもんだねえ。杉山元らが泣いて喜んどるで。↓>
「中国のネットに、「一人の週末極限の日本の旅―東京2泊3日観劇旅行」と題する旅日記が掲載された。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945683-s25-c30-d0198.html
<ご愛顧に深謝。↓>
「中国のポータルサイト・捜狐に、中国語表現における日本アニメの分類とその背後にある文化的な意味を紹介する記事が掲載された。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b946235-s25-c30-d0201.html
<理解の深さに敬意。↓>
「中国メディアの環球時報はこのほど、日本人と発酵食品との関係について紹介する記事を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b946278-s25-c30-d0193.html
一人題名のない音楽会です。
これも耄碌のため、昨日、完璧なまでに、一人題名のない音楽会を掲載するのを忘れしてしまっていましたが、本日、すぐ下で紹介する映画である『シャッター アイランド』、で使われていた楽曲中、白眉たるマーラーのものを含む、印象に残った4曲を、一日遅れでお送りしましょう。
Krzysztof Penderecki(注a) Symphony No.3 Passacaglia – Allegro Moderato(注b) 6.47分
https://www.youtube.com/watch?v=ebeiX7HIsw8
(注a)1933~2020年。「ポーランドの作曲家、指揮者。クラクフ生まれのカトリック教徒。・・・オーケストラを用いたトーンクラスターに大きな特徴があった。創作の頂点とされるルカ受難曲を書き上げた後は新ロマン主義へ傾倒し、作風を古典的なものへ回帰させていった。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%84%E3%82%AD
「トーン・クラスター(・・・tone cluster)は、ある音名から別の音名までの全ての音を同時に発する房状和音のことを指す。「密集音塊」とも。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC
(注b)「1988年から1995年の間に作曲<された交響曲>」の第四楽章。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC3%E7%95%AA_(%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%84%E3%82%AD)
Max Richter<(注c)> On The Nature Of Daylight 6.36分
https://www.youtube.com/watch?v=InyT9Gyoz_o
(注c)1966年~。「ドイツ生まれのイギリスの作曲家、ピアニスト。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%92%E3%82%BF%E3%83%BC
Gustav Mahler Piano Quartet in A minor(注d) 9.53分 Cello: Michal Kanka Piano: Sachiko Kayahara Viola: Josef Kluson Violin: Vlastimil Holek
https://www.youtube.com/watch?v=zPXinFjtIyg
(注d)’The Piano Quartet in A minor, or more exactly the Quartet Movement for Piano, Violin, Viola and Cello in A Minor, by Gustav Mahler is the first movement to an abandoned piano quartet and the composer’s sole surviving piece of instrumental chamber music.・・・
The existence of the 24-bar scherzo sketch (which is sometimes paired with the surviving complete movement) has resulted in attempts to complete the quartet by a number of composers. In 1988 the Russian composer Alfred Schnittke wrote a completion of this movement; he also used the fragment in the second movement of his Concerto Grosso No. 4/Symphony No. 5.[7]
French Pianist and composer Enguerrand-Friedrich Lühl worked on completing the quartet from 1998-99. He not only realized the scherzo, but added two movements of his own in the style of Mahler to give the work a satisfying structure. ‘
https://en.wikipedia.org/wiki/Piano_Quartet_(Mahler)
Max Richter & Dinah Washington This Bitter Earth.(注e) 8.06分 歌唱:Dinah Washington(注f)
https://www.youtube.com/watch?v=XFVpqOHk3Y8
(注e)’The song was featured on the soundtrack for the 2010 Martin Scorsese film Shutter Island, in the form of a mashup with Max Richter’s “On the Nature of Daylight.”・・・
”This Bitter Earth” is a 1960 song made famous by rhythm and blues singer Dinah Washington. Written and produced by Clyde Otis<.>’
https://en.wikipedia.org/wiki/This_Bitter_Earth
(注f)1924~1963年。「<米>国のブルース/R&B/ジャズ・<黒人>シンガー。・・・自他共に認める「ブルースの女王」(Queen of the Blues) の称号を持つ。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3
<太田>
–洗濯機–
知らなかったよー。↓
「使ったら毎回閉めている?開けっぱなしは洗濯機の蛇口に強い水圧がかかった状態に…どんなリスクがあるのか・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/879591c59c260552d4c887f1c46c9de5ff11e5c2
--映画評論235:シャッター アイランド--
今回は、「『シャッター アイランド』(・・・Shutter Island)は、2010年の<米>[neo-noir psychological thriller]映画。原作はデニス・ルヘインによる同名のミステリー小説「Shutter Island」。監督マーティン・スコセッシ・主演レオナルド・ディカプリオ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC_%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
https://en.wikipedia.org/wiki/Shutter_Island_(film) ←筋。[]内も
なのだが、スコセッシ監督作品の中では高評価とは言えなかったようであるところ、私は十分過ぎるほど堪能した。
後で、比較的新しい、既存のクラシック音楽ばかりでこの映画の音楽が構成されていることを知った(上掲)が、背景としてでなく、ディカプリオらが音楽そのものに聞き入る場面で流れた、私にとっては、とりわけ、初出のマーラーの”Quartet for Strings and Piano in A Minor”(上掲)が心にしみる良さだった。
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太田述正コラム#14684(2025.1.5)
<木村敏『人と人との間』を読む(その9)>
→非公開