太田述正コラム#14715(2025.1.21)
<皆さんとディスカッション(続x6143)/映画評論245:武則天(その4)>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
なし。
妄想瘋癲老人米国。↓
<衰退の象徴がそう仰せになるとはお笑いだ。↓>
「「米国の衰退終わる」とトランプ氏・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%A1%B0%E9%80%80%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8B-%E3%81%A8%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F/ar-AA1xx9MN?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=5243885b7c694f6fb484850f35320b66&ei=146
https://www.sankei.com/article/20250121-5E7BYAITLBKURMIIZJ2I4C5FEI/
<この象徴大統領におひねりを投げたくなるな。↓>
「アメリカ「パリ協定」から脱退すると発表・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/58db035b20745d703e0ced0130107459cef52124
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
何でも屋ではあるが、傑出した業績はなさそうだなあ。↓
「・・・平賀源内の名で知られているが、源内は通称で、諱は国倫(くにとも)、字(あざな)は子彝(しい)という(ここでは、源内と表記)。
本草学(薬用となる植物や鉱物を研究する薬物学)・物産学者、鉱山技師、戯作者、浄瑠璃作者、発明家など、自ら「変化龍の如し」と称したようにいくつもの顔をもち、西洋風の油絵も描く源内は、戯作者としては風来山人(ふうらいさんじん)、天竺浪人(てんじくろうにん)、浄瑠璃作者としては福内鬼外(ふくちきがい)、油絵や物産学においては鳩溪(きゅうけい)と号するなど、名や号を使い分けた。
ドラマで蔦屋重三郎に称したように、貧家銭内(ひんかぜにない)と、戯れに名乗ったこともあるという・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/86079
日・文カルト問題。↓
「・・・今の韓国社会は、民主主義国家である大韓民国と、犯罪者だらけの全羅道<(注)>カルテルが戦争しているようなものだ。当初、尹大統領には勝算がないように見えたが、全羅道カルテルの悪質な実態が明らかになるにつれて、新たな局面を迎えている。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bf8e71df5d4a60359e2f3e0df65e225bc6e0119
<気にしない、気にしない。↓>
「「嵐前夜」米中を引き寄せる日本…首脳外交ストップした韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/328882
<報道価値なし。↓>
「韓国議会特別訪問団 石破首相と面会=「国交正常化60年を有意義なものに」・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250120002900882?section=japan-relationship/index
「ソウル市長が日本大使と面会 国交正常化60年迎え協力策議論・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250120003000882?section=japan-relationship/index
<エッ、無主の地がそんなにあったの?↓>
「「倭軍の侵略にもかかわらず、民の糧だった山林川澤」・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20250121/5409748/1
(注)「現在の韓国で特に有名かつ強く残存しているのは後三国時代や王建にまでさかのぼる全羅道と慶尚道の対立である。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%AF%BE%E7%AB%8B
大乗仏教と違って、人間主義実践を説かなかった点で両者は五十歩百歩。↓
「・・・大乗仏教とキリスト教の類似には、西アジアの宗教・ゾロアスター教が関わっていたと考えられる・・・」
https://gendai.media/articles/-/141737?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
「・・・シュラーヴァスティーの裕福な商家の嫁であったキサー・ゴータミーは、突然男の子を亡くしてしまった。彼女は死んだ子を抱いて歩きまわり、会う人ごとに薬をせがんだ。人びとは「死んだ子に飲ませる薬があろうか」とあざけった。彼女を憐んだある人が、たまたま近くに来ていたブッダのところへ行くようにと教えてやった。 ブッダに近づき、また薬をせがんだキサー・ゴータミーに向かってブッダは、「町に行き、だれも死んだことのない家から、カラシ種をもらってくるがよい」という。キサー・ゴータミーは死者を葬ったことのない家を探してまわるが、そういう家を見つけることができない。〉 〈そうしているうちに彼女は、無常ということは、神がみさえも免れることのできない、世の定めであることにおのずから気づいた。ブッダのもとに戻った彼女は出家を申し出て許され、修行に専心し、のちに、ついに解脱して聖者となった。 ・・・そこにあらわれるブッダの教化の仕方と、つぎつぎに病人をいやし、死者をよみがえらせる奇跡を行ったイエスの教化とのあいだに対照的な相違<が>ある・・・。 ブッダは常に、静かにものごとの本質を指し示して見せた。そして神変や奇跡を行うわけでもなく、人びとがみずから真理に気づくのを待った。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e51c7197ead4921a18dcbcb50993ef73b0997409
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
頑張れー。↓>
「・・・今回、「出生数が増加に転じた」というのが、中国政府が自画自賛したデータの一つだった。昨年の出生数が902万人で、今年が954万人なので、52万人も増えたというわけだ。 だが、昨年上半期の出生数は433万人だった。ということは、下半期の出生数は521万人だったということだ。わずか半年で88万人、率にして2割も増えたのだ。 これはおそらく、3年に及んだ「ゼロコロナ政策」が解除された反動で、昨年前半に結婚した人々が多かったということだろう。つまり、あくまでも「特異」な現象で、来年は再び降下していくのではないか。・・・
先月3日、深圳で行われたある投資者会議で、国投証券チーフエコノミストの高善文氏は、次のように述べた。
「GDPは3%上乗せされている」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/48f715a52854fda04da02bff0aace4b8b077f9c7
<ここからは、レコードチャイナより。
総体継受も8合目、という感を深くするわいな。↓>
「「日本旅行に行ってはいけない」と訪日中国人、日本人が翻訳アプリを使って見せてきたメッセージ・・・中国のSNS・小紅書(RED)・・・<に>反響が寄せられている。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b947428-s25-c30-d0052.html
<痴漢「文化」は継受しないように。↓>
「日本で大学受験の日に痴漢多発、女子生徒は<制服を着るべきか>服装選びに悩む・・・華字メディアの日本華僑報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b947451-s25-c30-d0052.html
<ご愛顧に深謝。↓>
「「名探偵コナン」安室透役の後任声優に草尾毅、・・・この情報が中国のSNS・微博(ウェイボー)で、複数のブロガーに紹介されると、・・・「これ以上の人選はない」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b947430-s25-c30-d0201.html
<太田>
一 トイレ
<太田>(昨日)
まだ、取り付け日、決まりませんか?
<業者>(同上)
・・・現在日程調整中でございます。改めてメールまたはお電話にてご連絡致しますのでしばしお待ち頂きますようお願い致します。・・・
二 旧ヤマハMusicCast対応スピーカー2台
昨日、表記をパソコン部屋に置いて電源に繋いだ上で、YMC_OperatorをX299パソコンにインストールしたが、MusicCast機器検出ができない。
本日になって、結局、旧MusicCast対応サウンドバー本体が生きていないと、そもそも、そのリアスピーカー群を使うことなんてできないことが分かってきた。
(でも、このサウンドバー本体が故障しちまったんで現在のサウンドバーSR-B40Aに買い替えたわけだ。)
次いで、現在使用しているサウンドバーSR-B40Aは、MusicCastアプリに対応していないことを「発見」したので、下掲に出て来るSound Bar Remoteアプリをスマホにインストールしようとしたら、インストール済みだった(?!)もののログインしたことがなかったことが分かり、ログインしておいた。
https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/1/2142721/web_VGM6690_SR-B40A_qg_J_Ja_A0.pdf
もっとも、このアプリ、専用リモコンの代わりを務めるだけで、それ以外には、何の役にも立たない。
その後、結局、RX-S602 AVレシーバー(AVアンプ)・・生産終了品・・
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/av_receivers_amps/rx-s602/
的な製品が、私の表記(MusicCast20)を使うためには必要なことが判明したけれど、その中古品
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o1170135735
を買って果たしてちゃんと機能してくれるものか、不安で手を出す気にならず。
生産終了品じゃないAVアンプで、ブルートゥース機器にも対応しているもの、ないかどうか、そのうち、ヤマハのサポートに聞いてみるつもりだ。
三 災害時のネット維持方策
単純に、スマホ契約をデータ無制限プランに臨時に切り替える方策がイチバンか。↓
それにしても、私、なんにも分かっちゃないなあ。↓
「5G通信、5GHz、5GB、ややこしいスマホ関連キーワード「5G」の違いってなに?・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/5g%E9%80%9A%E4%BF%A1-5ghz-5gb-%E3%82%84%E3%82%84%E3%81%93%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89-5g-%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%AB/ar-AA1xuaTT?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=0a426765cd814287875f6275a8410973&ei=48
–映画評論245:武則天(その4)–
実在しない登場人物も多いが、実在の登場人物群中の徐慧(じょけい)(徐賢妃。627~650年)は、「生まれて5ヶ月で言葉を喋り、4歳で『論語』『毛詩』を暗誦し、8歳で文章を自在に書いたと伝えられ<、>太宗が彼女の評判を聞いて、召しだして才人とした<ところ、>文章が美しかったので、婕妤に任じられ、さらに充容(嬪)に上った<人物であって、>貞観末年、しばしば唐は四方に軍隊を出征させ、宮殿建築の事業を興し、百姓は労役に倦んでいた<という背景の下、>徐恵は上疏して民衆を苦しめないよう太宗を諫め<、>649年に太宗が世を去ると、徐恵は悲しみのあまり発病したが、進められた薬を受けつけず、650年に24歳で亡くな<り、>賢妃の位を<高宗によって>追贈され<た。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%90%E8%B3%A2%E5%A6%83
という次第であり、彼女、祖先は、南朝梁、南朝陳の地方高官、父は唐の地方高官で、唐時代最初の女流歌人とされ、上出の上奏文では、過度な軍事遠征のほか、宮殿建設、贅沢品調達、も咎めた。
https://historicalfact.net/tang-xu-hui/
とまあ、知性においても飛び切りの女性だったらしい。
長孫皇后といい、武則天といい、この徐賢妃といい、唐の二代目の太宗の女性の選び方はある意味見上げたものであり、これに比べれば、徳川幕府の(二代目で御台所の江に頭が上がらなかった秀忠はさておき、)三代目の家光の側室は、農民の子である宝樹院・・4代将軍家綱の母!・・、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E6%A8%B9%E9%99%A2_(%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%85%89%E5%81%B4%E5%AE%A4)
町民の子である順性院、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E6%80%A7%E9%99%A2
八百屋の子であるとする説がある桂昌院・・5代将軍綱吉の生母!・・、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%82%E6%98%8C%E9%99%A2
父親が特定していない芳心院、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B3%E5%BF%83%E9%99%A2_(%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%85%89%E5%81%B4%E5%AE%A4)
と、フツーの女性のオンパレードであって、そもそも、「徳川将軍家では三代家光以降慣例となった五摂家または宮家出身の御台所(将軍正室)で次期将軍生母となった人物は存在せず、それ以外でも天皇家・公家を外戚に持つ将軍が誕生しないよう大奥が管理していたとされる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E5%85%89%E9%99%A2
と来れば、何をかいわんやだ。
しかし、それだけ厳選された太宗の妃群の筆頭の長孫皇后も、彼女と太宗との間の子に関して、高宗を含め、碌なのを生むことができず、それは、この太宗と武則天との間の子供達についても同様であり、その挙句、武則天の孫の玄宗の時代に唐は名存実亡状態に陥ってしまう一方、徳川幕府は15代目まで概ね安泰に続くのだから、物事はうまく運ばないものだ。
ところで、徐賢妃は、南朝系なので漢人だったのだろうが、彼女の諫言は、要は、漢以来の陳腐な緩治の勧めに過ぎず、人間主義統治とも弥生性の維持とも無縁の内容だったこと、が銘記されるべきだろう。
(続く)
————————————————
太田述正コラム#14716(2025.1.21)
<池上裕子『織豊政権と江戸幕府』を読む(その8)>
→非公開