太田述正コラム#14739(2025.2.2)
<皆さんとディスカッション(続x6155)/映画評論257:96時間/レクイエム>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <岸カルト中枢の雇われ巫女がいつもながらの祝詞をあげてるね。↓>
 「櫻井よしこさん、最後の夕刊フジで訴え「石破政権は絶望的」「保守政治家よ、結集せよ」・・・」
https://www.sankei.com/article/20250202-BSXU5MHJCRCUHHHJO24OM77BAI/?outputType=theme_weekly-fuji

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 <やれやれ。↓> 

「・・・ユダヤ教超正統派とは髭やもみあげをのばし黒いハットを被り黒の上下の服装をした人々で・・・彼らは政府から毎月生活費を支給され、しかも兵役まで免除されている。超正統派は決して少数派ではなく国民の10%以上を占めているという。≪参考≫最新統計では超正統派は13%という数字もある。なぜ彼らがかくも優遇されているのか。彼らは宗派の教えに従い世俗の仕事に就かずユダヤ教を学び研究することに一生を捧げている。そして彼らが組織する超保守系政党は現在のネタニヤフ連立政権を支えており政府も超正統派の声を尊重せざるを得ない・・・。・・・超正統派は子供を増やすことを重要な義務としており平均出生率が6〜7人という子沢山なので超正統派の人口増加は加速しているので放置できないという。  ネットニュースで調べたら2024年7月に最高裁で超正統派への兵役免除は違憲と判断されたが、ネタニヤフ政権は連立政権維持のため対応を先延ばししているようだ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf87858aa5258b48877c3b90d103a9fea6fec26

 妄想瘋癲老人米国。↓

 なし。

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 このところ、累次にわたって紹介してきたところの、元裁判官の著書引用で、今回は、見出しだけにとどめるが、とにかく、この元裁判官を始めとして、本日公開した、コラム#14568、等の私の日本人の法意識に係る指摘を咀嚼して欲しいね。
 そこからも言えることだが、日本の裁判官が相手にしている刑事裁判の被告や民事裁判の原告(被告の場合も往々にして)、の大部分は非人間主義者であって、フツーの日本人じゃないって自覚が裁判官には必要だな。↓

 「なぜ日本には「本当に無意味な規則」が存在しているのか?…いまだに存在する日本の「過去の亡霊」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcb408e3393444db187cee7f21cbecd5254728d0

 日・文カルト問題。↓

 <この説の当否はともかくとして、武が天皇家の懸命な努力によって上から日本に植えつけられたのは確かだ。↓>
 「・・・佐伯真一<氏>・・・は、古代と中世の日本は「神国」であって、「武国」ではなかったと語る。「武に秀でた国」という認識は・・・中国に対する反発で・・・16世紀末ごろ本格的に広まった。・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/01/18/2025011880012.html
 <台湾も引き合いに出したのは良いことだが、台湾に抜かれたのを抜き返した?↓>
 「韓国の1人当たりGDP3.6万ドル 日本・台湾上回る=24年・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250202000200882?section=economy/index
 <いずれにせよ、実は・・。↓>
 「半世紀ぶりに2年連続で米国より低い韓国の成長率・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20250201/5426350/1

 こんなドイツに経済規模で抜かれちまった日本。↓

 How Volkswagen slid from German engineering icon to innovation laggard・・・
https://www.csmonitor.com/World/Europe/2025/0127/german-engineering-volkswagen

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 当局の力がムチャクチャ強く、かつ土地が国有の中共でこういうことが起きるってびっくりだが、ヤラセ?↓>
 「「今は後悔している」立ち退き拒否した家主が地元政府と交渉決裂で“ポツン”住宅に…道路下の専用トンネル使い日常生活 中国・江西省・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bd233e83924bae7cf81d1fade4d1eccd49edb67
 <ここからは、レコードチャイナより。
 おー、武則天の姐ちゃんやねん。↓>
 「女優ファン・ビンビン、ベルリン国際映画祭の審査員に・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b947971-s36-c70-d0190.html

<太田>

一 太陽光発電等

 当初、回収は3.7年、という話もあったようであるところ、それが、下掲のように7.3年へと変わってしまった理由については、3.7年は「年間電気使用量4008kWh(東京ガスのお客様の平均)に基づいて」いる、との説明に納得しているわけではないが・・。↓

 <東京ガス提携会社>

・・・※<下掲は>実際の削減額を保証するものではありません。あくまでシミュレーションになります。

<太田宅の>年間使用量:5898kw
月平均:492kw
年間発電量:10287kw
月平均発電量:857kw

206,435円÷35円(買電単価)=5,898kw(年間使用量)
5989÷12ヶ月=492kw(月平均使用量)
492÷3=164kw(昼間平均月使用量)
164kw×35円(買電単価)=5,734円(パネルによるメリット)
857kw(月平均発電量)-164kw(昼間平均月使用量)=693kw(残発電量)

※蓄電池スペック計算
14.9kw×30日×80%=358kw(蓄電容量)

358kw×35円(買電単価)=12,516円(蓄電池メリット)
693kw(残発電量)-358kw(蓄電容量)=336kw(売電にまわる残発電量)
336kw(売電にまわる残発電量)×15円(売電単価)=5,037円(売電収入)
5,734円(パネルによるメリット)+12,516円(蓄電池メリット)+5,037円(売電収入)=23,287円(月平均メリット)
23,287円(月平均メリット)×12ヶ月=279,449円(年間メリット)

2,028798<円>(お客様のご負担額※補助金が引かれた後)÷279,449円(年間メリット)=7.3年<。すなわち、>7.3年での回収になります。・・・

 <太田>
 
 ・・・いただいた数字は、拙宅の屋根への実際の日照時間予測に基づいているのかどうかを教えてください。
 そもそも、最初にネット上で太陽光発電に関心ありと東電に通知した後に、同社(か御社か知りませんが)から電話があり、南方が崖で日光が遮られているので日照時間に懸念がある的なお話があったのですが、実地調査でパネルの枚数が減らされることになったと承知しているところ、それは、残されたパネルには、平均的な日照が確保されるとの判断の下でだった、と理解してよろしいですか?

 <東京ガス提携会社>

 ・・・図面等の記載のある発電量のグラフはパネルのメーカー(ネクストエナジー)が用意しているものになります。天候としては東京都の天候でお出ししている形です。・・・
 どのお家も季節や時間帯によっては影にどうしてもなってしまうケースはどうしても起こりえることではございますので、その点に関してはご了承いただければと思います。・・・

 <太田>

 ・・・さて、エコキュートの方です。
 御返事は急ぎませんが、二点教えてください。
 第一点は、(補助金をカウントせず)55万円とおっしゃった御社が手掛けることが可能なエコキュートは、果たして(ソフトウェア面等で)太陽光発電/蓄電池システムに最適合的な製品なのか?
 第二点は、現在は東京ガスの給湯器で床暖房もまかなっているところ、床暖房を今冬はまだ一度も使用しておらず、恐らく使用しないまま春を迎えそうなので、要するに床暖房は不要なのだが、エコキュートはガス式床暖房には対応困難であると承知しているところ、床暖房を給湯器から切り離してそのままの状態で安全に休止状態にすることは、御社で、ないしは御社を通じて可能か?

<太田>

 ガス給湯器のエコキュートへの換装を検討しているのは、13年近く経っていてそもそも買い替え時期であること、太陽光発電に伴い、ガスから電気への変更がランニングコストの低減をもたらすこと・・エコキュートは省エネだし発電した電気は買電より使った方がトク・・、(これを勘案しても、エコキュートそのものは割高だが、国と都の)補助金がつくこと、に加えて、これがキモなのだが、タンクにお湯を貯めておくスタイルであることから、断水の際に生活用水にそれを転用できること、からだ。
 要は、太陽光発電もエコキュートも、安全保障対策ってこと。
 地震等が起きて全部パーになる可能性がある?
 拙宅は制震構造だと聞いているし役所時代から入っている防衛省生協火災保険が地震等もカバーしていると信じている(?!)。
 太陽光発電/蓄電池は15年保証・・地震等の場合は除く・・だが、それまで「人命保障」できないのでは?
 いや、これを励みに(?)生き抜こうと思っているのだが・・。

二 DeepSeek

 本日、試みたらサインアップできた。

三 RX-V4A 

 この後、MSIパソコンをメンテするつもりであるところ、表記とのBluetoothペアリングまで行う時間、気力があるか、それが問題だ。

四 飲酒

 連日のように言われると、週一ビール一缶くらいの私にもこたえるわ。↓

 「・・・少量の飲酒でも発がんリスクが上昇する・・・」

https://news.yahoo.co.jp/articles/87eb3493b822501d71ef401ba65edae9e52c72dd

          –映画評論257:96時間/レクイエム–

 引き続き、三部作の3作目(2014年制作)だ。
 1、2作との違いは、ワルがアルバニア・マフィアだったのが、ワルの正統派たるロシア系犯罪組織に変わった点と、制作が米仏から米仏西になった点、くらいか。 
 「鋭い洞察力を持ち<主人公>も警戒するほどの切れ者」であるロサンゼルス市警警部に黒人俳優をあてることで、ポリティカルコレクトネスにもばっちり配慮がなされている。
 「本作は批評家から酷評されている<が、>・・・観客からの評価は良好」の由。
https://ja.wikipedia.org/wiki/96%E6%99%82%E9%96%93/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0
 そもそも、ヒマつぶし映画なのだから、批評家は多くを求め過ぎであり、一般観客と私の評価は同じだ。

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太田述正コラム#14740(2025.2.2)
<池上裕子『織豊政権と江戸幕府』を読む(その20)>

→非公開