太田述正コラム#14777(2025.2.21)
<皆さんとディスカッション(続x6174)/映画評論270:ディバイナー 戦禍に光を求めて>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<それでいいのだ。↓>
「・・・ブルームバーグ・エコノミクスのアントニオ・バローゾ氏は「ウクライナにとって最悪のシナリオは、米国がロシアの意向に沿った合意を仲介し、ウクライナに受け入れを迫るか、もしくはウクライナが米国の支援を失うリスクを負うことだ。そうした場合、ウクライナは恐らく欧州の支援を受けながら戦い続けることを選択するだろう」と語った。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/138f03fc109b1656c530eec00143e8ea4f44816d
<既にこんな動きが・・。↓>
Europe Preps Huge Defense Package in Boost to Ukraine: ‘Never Been Seen’・・・
https://www.newsweek.com/europe-defense-package-700-billion-ukraine-boost-2032541
<その通り。↓>
「イスラエル首相「極悪非道のハマスに激怒」 人質の遺体誇示受け・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9725ea8e4a003dfdf8c696aed5d7ee95bc234ff7
妄想瘋癲老人米国。↓
なし。
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
もちろん東大じゃありません。↓
「ダウン症の原因の染色体を除去できることが判明と発表 三重大学の研究・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef40bca000fdebe49e6060dc579d9b3e06ade50f
まっとうなことを言うと思ったら、やっぱ、非東大系歴史学者。↓
「・・・町田明広さんは、幕末史を専門とする歴史学者で、神田外語大学教授。 本書は、「攘夷」という考え方に焦点を当てながら幕末史を見ていくというものです。特徴的なのは、従来の一般的な見方であった「公武合体vs.尊王攘夷」という対立図式を批判しつつ、〈本書で主として扱う文久期(一八六一~一八六四)といえば、例外なく日本人すべてが尊王であり、攘夷であった〉という見方をとる点。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/77852a7e1767429d43170da6c316326fe8adb1fc
たまには、東大卒の東大のセンセもまともなことを言うけど・・。↓
「・・・歴史上起きた事柄のすべてが史料として残されているわけではありません。捨てられたり災害に遭ったりして消えてしまった史料は数知れず、そもそも史料に残されることなく忘れ去られた事実や、関係者だけの「秘密」として書き残されなかった事実も数多くあったはず。また残された史料がこれまた穴だらけです。そうした大きな欠落を、史料以外のさまざまな歴史の知識、そして推理と想像力で埋めていくのが、歴史研究者の修業なのです。 この訓練は、私たちがいま生きている現代社会にも応用できるのでは?・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5088596dbd559561dd2255e3c08cf0b912e7313a
「・・・鎌倉幕府の成立はずばり一一八〇年。頼朝が鎌倉入りした年です。重要なのは「土地の安堵」です。ここまでに三浦、安西、上総、千葉、さらには足立、畠山、河越、江戸といった東国の武士たちが参集し、頼朝はすでに独自に土地の安堵を始めているのです。この状態はまさに「東国政権の成立」といえるのではないでしょうか。・・・」
https://bunshun.jp/articles/-/76955?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
日・文カルト問題。↓
<やれやれ。↓>
「〈U20アジアカップ〉韓日戦は負けられない…韓国が劇的な引き分け・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/330179
<文カルト健在?↓>
「ソウルで天皇誕生日祝賀レセプション開催、会場の外では反日デモ・・・韓国メディア・韓国経済は・・・韓国ネット「反日もほどほどに」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b948901-s39-c10-d0191.html
腑に落ちるような・・。↓
「衝撃すぎる…「生物は寝ている状態が普通(デフォルト)で起きている状態が特別」という大胆な仮説・・・
眠りの起源は6億年以上前に遡り、睡眠は必ずしも脳に付随する現象ではない・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e91084b351921941c19b5b5a056b4d54f54d017
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<ご愛顧に深謝。やj理宇市>
「舞台「千と千尋の神隠し」が上海で初上演へ!「多くの観客の心に響くものとなるだろう」・・・中国のポータルサイト・捜狐・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b948903-s25-c30-d0201.html
<それも異文化経験。↓>
「日本の温泉旅館で思わぬ困難に遭遇=「部屋に戻ってみると…」―訪日中国人・・・中国のSNS・小紅書(RED)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b948834-s25-c30-d0052.html
<まあまあ。↓>
「<サッカー>日本代表候補、欧州組70~80人・・・中国スポーツメディアの直播●<(口偏に巴)>(・・・中国ネット「8軍メンバーでも中国に楽勝」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b948911-s25-c50-d0192.html
<太田>
一 東京公式アプリ
TVで、秋になると、都がポイントを奮発する際に受け皿となるとのことだったので、表記を昨晩、スマホにインストールしておいた。
二 昼おび
本日、6チャンの表記を見ていて、動物言語学者の鈴木俊貴東大准教授の存在を知り、鳥が文法を持ち言葉をしゃべっているってことを(今頃)知り、そんな面白くかつ画期的な研究成果が東大から? と不思議に思って調べたら、やっぱり、鈴木准教授、「東邦大学理学部生物学科卒業、立教大学大学院理学研究科博士後期課程修了。」
https://www.keiomcc.com/magazine/sekigaku271/
だったー。
三 サレー
A giant hole opened up on a street in Surrey, southwest of London, forcing evacuations and leaving a car teetering on the edge. The cause was unknown.・・・
https://www.nytimes.com/2025/02/20/world/europe/sinkhole-england-surrey.html
埼玉のに匹敵する道路の穴が英国のサレーで起こった↑ところ、サレーが懐かしいので調べたら、「ロンドンのうち、ランベス、ウォンズワース、サザークの各特別区の領域は1889年まで、クロイドン、キングストン、マートン、サットン、バーンズ、リッチモンドの各特別区の領域は1965年までサリーの一部であった。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC_(%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89)
とあったのでびっくり。
だって、1988年の1年間住んだキングストンは大ロンドンの一部でかつサレーの一部、という認識と違うことが書かれてたんだもん。
四 王家の谷
父も母も古代エジプトに何の関心も持っていなかったため、エジプト在住時代にカイロから南に殆ど足を踏み入れることがなく、王家の谷ともご縁がないまま現在に至っているのは極めて残念。↓
Ancient pharaoh’s tomb unearthed in Egypt, first since Tutankhamun’s in 1922–The tomb of Thutmose II, who ruled about 3,500 years ago, was discovered by an Egyptian-British team near the Valley of the Kings.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2025/02/20/egypt-pharaoh-tomb-discovery-thutmose/
–映画評論270:ディバイナー 戦禍に光を求めて–
今回の映画は、「『ディバイナー 戦禍に光を求めて』(原題:The Water Diviner)は、2014年の<豪米>合作の戦争ドラマ映画。<主演もしている>ラッセル・クロウの初監督作品<で、>第一次世界大戦中のガリポリの戦い、および<その後の>希土戦争の様子を描いている」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC_%E6%88%A6%E7%A6%8D%E3%81%AB%E5%85%89%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%A6 ※
ものだ。
助演女優のオルガ・キュリレンコ(Olga Kurylenko。1979年~)がウクライナ生まれの現在フランス国籍なのに、トルコ語をしゃべるトルコ人の役を演じさせられているのが面白いが、父がウクライナ人で母がロシア人とはいえ、彼女、髪の毛が黒っぽいし顔つきもどことなくトルコ人っぽいことから、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B3
先祖にタタール人ないしトルコ人の血が入っているのかもしれない、なーんてことを思った。
なお、この映画、ギリシャ人達を徹底的に悪役視しているところ、「ギリシャをはじめ幾つかの国では、オスマン帝国によるギリシャ人虐殺やアルメニア人虐殺について触れず、トルコを美化するような映画の内容に対し批判的な評価が出・・・てい<て、>1915年のアルメニア人虐殺、アッシリア人虐殺、ギリシャ人虐殺の犠牲者の子孫たちは、一部のトルコ人がジェノサイドを行っていたこと、また映画の中でトルコ人を犠牲者として描写したことについて憤慨し<、>また様々な映画批評家やギリシャのサイトには、「トルコを和らげるだけの歴史の歪曲、その後の虐殺の否定」などと書かれた」(※)のは当然だろう。
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太田述正コラム#14778(2025.2.21)
<橋爪大三郎・峯村健司『あぶない中国共産党』を読む(その9)>
→非公開