太田述正コラム#14851(2025.3.30)
<皆さんとディスカッション(続x6211)/映画評論296:ウィルバーの事情>

<Y.Xq6KPo>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫でも、コンピュータ・システム全体は、例外的な機械装置とは言えないのでは?≪(コラム#14849。太田)

 仰る通りで、引用されていたgendai.mediaの記事は計算機科学も機械工学も分かってなさそうなセンセイの出来悪エッセイに見える。
 例えば、「これに対して自動車の場合は、複雑な部品がリアルタイムで相互作用しているため、すべての組み合わせで問題がないことを確認するのは極めて困難である。」
 そんなのソフトウェアも同じだよ、というか、むしろ「部品」の組み合わせの多様さがメカトロの比じゃないから遥かに困難なんだよね。
 この著者の言いたそうなことについては人工知能の文脈では大昔に議論されていたことで、記事の内容から察するに、彼が新たな何かを提示できることはないだろうと思われる。
 記事では翻訳孫引きサイトのgigazineを典拠にしているようなので、そこからもう少しましな記事を引っ張るならこれらかな:
https://gigazine.net/news/20250321-brain-blinds-2-hours-every-day/
https://gigazine.net/news/20250328-current-ai-agi/
 ところでyoutubeにはarxivから論文紹介するチャンネルがいくつもあって、たまに妙だけど刺激的な論文も出ているらしい。↓
https://www.youtube.com/watch?v=7cR8APAB3Js&embeds_referring_euri=https%3A%2F%2Fjbbs.shitaraba.net%2F&source_ve_path=Mjg2NjY

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

ウクライナ問題/ガザ戦争。↓

 <当然だろ。↓>
 「イスラエル現地で高まる「ハマス壊滅」の強硬世論、「攻撃反対」「反政権」派が訴えるのはあくまで人質解放取引、「パレスチナ和平派」は消えた・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b17a142d3c641b4162b76327c86530cb24c9582
 <その調子。↓>
 「イスラエル首相、ガザ住民の移住先模索を極秘指示…ソマリアや南スーダンなどと交渉か・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E9%A6%96%E7%9B%B8-%E3%82%AC%E3%82%B6%E4%BD%8F%E6%B0%91%E3%81%AE%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E5%85%88%E6%A8%A1%E7%B4%A2%E3%82%92%E6%A5%B5%E7%A7%98%E6%8C%87%E7%A4%BA-%E3%82%BD%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%84%E5%8D%97%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%A8%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%81%8B/ar-AA1BTWaa?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=bcb2d5fe4d0b49a99d108efa87841319&ei=105
 <ご臨終の近いハマス、そしてかわいそうだが、ガザ「一般」住民達。↓>
 「ハマス、新たなガザ停戦案の受諾表明 イスラエルは対案と攻撃拡大・・・」
https://mainichi.jp/articles/20250330/k00/00m/030/027000c

 妄想瘋癲老人米国。↓

 <嗤っちゃうわあ。↓>
 Britain has been paying a high price for Uncle Sam’s craziness. It’s time to turn to Europe・・・
 <狭義の独立戦争だと勘違いさせるが、1812~15年の米英戦争のことであり、確かに、ナポレオン≒プーチンではあるわいな。↓>
 The “war of independence” that started as a middle-class taxpayers’ revolt was a stab in the back for Europe’s struggle against Napoleon’s tyranny – the Vladimir Putin of his time. American resistance to British efforts to suppress the global slave trade perpetuated another evil.
 <ここはちゃうでえ。チャーチルが杉山元らに操縦されちまったために自分で墓穴を掘ったんだよ。↓>
 Claims the US saved Britain in 1940 are overblown. Britain saved itself. Franklin Roosevelt steered clear until forced to fight by Pearl Harbor and Hitler’s 1941 declaration of war.
 <お気持ちはよっく分かりますだ。↓>
 Postwar Britain, devastated and penniless, watched as the US grabbed its global markets and military bases. Suez in 1956 cemented its fall. It was still paying off war loans in 2006. ・・・
 <この自省の弁は頗るよろしいが・・。↓>
 Such rudeness and condescension do not come out of nowhere. We British know; those ugly Americans learned their imperial arrogance from us.・・・
 <ここは、むしろ、日本人が正面から受け止めるべきことだ。↓>
 Gradual strategic disengagement from America, coupled with renewed integration in a reformed, revitalised Europe, is the only sane, safe path. Stop feeding the monster. He will devour us all.
https://www.theguardian.com/commentisfree/2025/mar/29/britain-has-been-paying-a-high-price-for-uncle-sams-craziness-its-time-to-turn-to-europe

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 「縄文的弥生性」という一言で終わるってのを知らない世界の学者/評論家達。
 (なーんてことを、鬼滅の刃を鑑賞したことがない私が言っちゃあアカンのだが・・。)↓

 Japanese anime draws on religious traditions–It uses them to explore themes of destiny, sacrifice and the struggle between desire and duty・・・
https://asiatimes.com/2025/03/japanese-anime-draws-on-religious-traditions/

 ちゃうのよ、チミ。それだって、杉山元らの計算通りなんだぜ。↓

 「戦争を煽ったのは誰だったのか? 民意が生んだ娯楽統制と戦争への道・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/05a529718be34c96795daadf9f978e796822e25d

 日・文カルト問題。↓

 <日韓交流人士モノ。↓>
 「ソウルで「日本歌謡大会」 中学生から40代韓国人が十八番披露・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20250329000100882?section=japan-relationship/index

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <総体継受、継続中。↓>
 「日本旅行で「本当に感動(泣)」、親切な人にたくさん出会った!!―訪日中国人・・・中国のSNS・小紅書・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b950816-s25-c60-d0052.html
 <中共は、何が何でもこういう事態は回避してね。↓>
 「・・・中国メディアの環球時報は、急速な高齢化が進む日本に存在する「2025年問題」について解説する、天津社会科学院アジア太平洋協力・発展研究所の師艶栄(シー・イエンロン)氏の文章を掲載した。
 文章はまず、日本で今年5人に1人が75歳以上という超高齢化社会に突入し、雇用や医療、介護、福祉などさまざまな問題が生じる「2025年問題」がいよいよ現実のものになったと紹介。超高齢化の背景には2008年以降の人口減少と、1940年代後半生まれの団塊世代が75歳以上の後期高齢者になることがあると伝えた。
 そして、「2025年問題」で最も重要な課題は高齢者介護だと指摘。・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b950792-s25-c10-d0193.html

<太田>

一 ZOOM

 昨日、ポイ活の一環としてのZOOMの初使用をしたが、成功。
 但し、これは事前の説明会に過ぎず、どうして、ZOOMを使う必要があったのか、分からずじまいだった。
 質疑応答があるのだが、動画を流してから一人に一問を質問させただけで終わった程度の内容なので、一方的に動画を見ることが可能にすれば足りたし、そもそも、動画で流さなければならないような内容のものでもなかった。
 事前の案内も出来が悪く、私は、予定していた時間に参加しそこね、次の時間にまわされたので、30分以上、時間を空費させられた。
 企画主体は政府系団体なのだが、???感が・・。
 本番の2回にわたる「雑談相手」との雑談が段取りや内容が「期待」される。

二 コーヒーかす

 食い物にはできないんだねえ。↓

 「コーヒーのかすは植物に良い・・・このエコな植物肥料・・・」

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%AF%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%81%AB%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%81%AA%E6%A4%8D%E7%89%A9%E8%82%A5%E6%96%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99/ar-BB1nY6nl?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=bcb2d5fe4d0b49a99d108efa87841319&ei=482

      –映画評論296:ウィルバーの事情–

 今回の、『ウィルバーの事情』(WILBUR WANTS TO KILL HIMSELF)は、2002年のデンマーク・英のドラマ映画だ。
https://blog.goo.ne.jp/gonfuku923/e/1026126d44a0a4cf5a28865d2641e138
https://en.wikipedia.org/wiki/Wilbur_Wants_to_Kill_Himself ←詳細な筋
 古本屋が舞台になっている点では『丘の上の本屋さん』(コラム#14839)と同じだが、こちらはスコットランドの物語であるところ、兄弟間の機微に、一人っ子の私が疎いせいもあるだろうが、作品の出来はやや劣るように思った。
 俳優陣も、そこそこだ。
 なお、これは、『ラストオーダー 最後の注文』(コラム#14837)のような労働者階級の物語とは言えないが、イギリスの労働者階級の話す英語の訛りとスコットランド英語の訛りが似通っていることを思い出させた。

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太田述正コラム#14852(2025.3.30)
<遠藤誉『毛沢東–日本軍と共謀した男』を読む(その24)>

→非公開