太田述正コラム#3757(2010.1.9)
<皆さんとディスカッション(続x708)>
<θβθβ>(「たった一人の反乱」より)
小沢と鳩山に非がないとは言わないが、反米政権(旧田中派)になると検察が動くと言う陰謀論がでてくる。
田中氏のコラムはそれを言いたいわけでもないだろうが、なんだかそう思えてくる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%A0%E9%80%80%E8%94%B5%E7%89%A9%E8%B3%87%E4%BA%8B%E4%BB%B6
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/01/post_204.html#more
<太田>
私がこれまで言ってきたことの繰り返しになる部分があるけど、宗主国米国は、日本の有力政治家を失脚させる手段は二つあるんだな。
一つは、辞任しないと宗主国米国として日本の安全保障に責任が持てないということをにおわせる方法、もう一つは、日本の政府も組織も個人もほとんど防諜していないところへもってきて宗主国米国はスパイ(techint+humint。(後出))のやりたい放題であることから当該政治家の不祥事情報がいくらでも入手でき、この情報をマスコミや検察に流す方法だ。
鳩山首相と小沢幹事長の不祥事情報の出所の一部が米国政府である可能性は常にあるってことさ。
その小沢の方の話だけど、彼の政治錬金術の原資の三つ目は、やっぱしこれだな。
政党をつくってはこわしてきたのはこのためだったのか、と言われても仕方がないね。↓
「・・・小沢一郎幹事長が、党首などを務めていた新生党と自由党を解散した際、両党の残金の大半計約22億8千万円を自分の関連政治団体に移していたことが・・・分かった。このうち政党助成金など公金は少なくとも9億円近くに上る。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100109/crm1001090124002-n1.htm
こちらは、原資の一つ目のオハナシ。
原資は三つとも、出所の大部分は我々の税金だよ。↓
「小沢一郎民主党幹事長の関連政治団体が2000~06年、鹿島、清水建設、大成建設、大林組などゼネコン8社から計6億円近い献金を受け、大半を小沢氏の資金管理団体「陸山会」に移していたことが・・・分かった。」
<Ueyama>
≫BBC記事には、「・・・But UK experts warned other conflicting research had linked cannabis, and other cannabinoids, to an increased risk of depression and anxiety. ・・・」ともあるぜ。≪(コラム#3725。太田)
確かにカナビノイドって「depression and anxiety」な気分のときにやるとそれを「increased risk」してしまう危険があります。
例えば(ドラッグ中毒患者用語かは知りませんが 笑)バッドトリップというのがそれにあたるだろうと思います。
よくいわれる陳腐な表現になってしまいますけど「セッティング」ってやつですね。アルコールでも起こりうることなんじゃないかと思いますけど。
嫌いなやつと酒飲んだら嫌な気分になるでしょう 笑
せっかく現実逃避のために(精神系)ドラッグやって気持ちよくなろう(といって悪けりゃ不安やイライラやその他諸々の症状から解放されよう)としてるのに「depression and anxiety」してしまうんじゃ困ったもんなわけですが、ほとんどの場合「セッティング」の問題なだけですから、逆に言えばそれさえしっかりしてれば問題ないし、もしそれでも問題があるならたぶんカナビノイドが体に合わない人なんだろうから、やめちゃえばいいだけの話なんですよ。
カナビノイドに肉体依存なんてほとんどないわけですから。
20年間摂取し続けた人間がぱったりやめてもわかるような禁断症状は現れません(でしたよ。ueyamaが見聞き限りでは)。
だから、上掲のBBCの記事は決して正しくないとは言わないけれど、少し足りない気がします。
まあ、英日間でのカナビノイドに対する認識の違いが大きすぎて、日本で紹介する際には少し足りない気がしてしまうのかも知れませんが。
≫それにしても、日本で鬱患者が増えてるっての心配だなあ。≪(コラム#3725。太田)
ライフリンクの自殺実体白書2008によると、「昨年1年間の全自殺者数3万3093人のうち、原因・動機を特定できた2万3209人の内訳<のうち>・・・うつ病が6060人で最も多<い>」(自殺実態白書2008三章p419)とのことですから、心配ですねぇ。
このライフリンクの自殺実態白書ってのは(日本にしては?笑)実に良くできた社会学的資料です。
特に興味のある方はざっと全体的に見て欲しいし、そうでなくても暇があれば、一章p12にだけは是非目を通して欲しいです。
文字ではなく図なので時間的な抵抗はないでしょうし、「昨年1年間の全自殺者数3万3093人のうち、原因・動機を特定できた2万3209 人の内訳<のうち>・・・うつ病が6060人で最も多<い>」とはいえ、実は「鬱病」自体に焦点を当てるのは間違っている、ということがはっきりわかります。
http://www.imagecheese.com/?v=suicide.png
(自殺実態白書2008一章p12。無断「転載」は禁止らしいので「転載」だと判定されれば文句くるかも。「引用」だと思うけど。。)
この資料、去年の頭だか一昨年だかくらいに自殺の話題にしてたとき、出そうと思ってた資料だったんですけど、たぶんだしそびれちゃってるんですよね。
ブログをライフリンクで検索してもでてこないし。
http://www.lifelink.or.jp/hp/whitepaper.html
≫上記とも関連してるが、鎮痛剤、睡眠誘導剤、抗鬱剤といった、まとまなヤクの依存症になる人が米国で急速に増えてるんだね。≪(コラム#3727。太田)
翻訳担当じゃないので訳しません 笑
ここで問題視されてるのはまずは阿片系鎮痛剤ですね。
これ系は身体的・肉体的中毒性が非常に高く、致死量もわりかし低め(風邪薬とかトランキライザー(安定剤、睡眠薬等)よりもずっと簡単に死ぬ。
トランキライザーなんて1万錠とか飲まないと死にません)です。
こういうものが「処方薬」として簡単に手に入る状況自体がまずいんじゃないですかねぇ。クスリの過剰摂取で死んじゃうみたいな問題に関しては。
だって、試したことないですが、デメロールとかヴァイコディンとかって、アメリカから個人輸入できちゃいますよ、税関?でとめられなけりゃ。
日本じゃこんな系統のドラッグはなかなか手に入りませんね。
精々咳止めシロップにちょっとだけ含まれたコデインでしょう。
次に出てくるのがアッパーなAdderallですね。
これってアンフェタミンですよ。覚醒剤です。
メタンフェタミンよりも弱く、リタリンよりも強いというのが一般的評価だと思います。
こんなものを簡単に(リーガルかは関係なく)販売してたら依存患者が続出するのは当たり前のことじゃないですかね。
抗鬱剤(たぶんのパキシルとかSSRI系とかことだと思いますが)の話は、少なくとも太田さんが引用された部分には出てきませんでした。
ところで、太田さんが「まともなヤク」といった理由が知りたいですね。ヤクにまとももへちゃちゃもないだろうと思っちゃうんですが。対象が処方薬だから敢えて「まともなヤク」といったんですかね?
≫抗鬱剤(コラム#3751)は、重篤の鬱病にしか効かないんだそうです。≪(コラム#3753。太田)
ここで基本的に注目されてるのはパキシルとかに代表されるSSRI系のクスリに関してのようですけど、パキシルって効果が実感できるまでに大抵1週間~2週間はかかるクスリだっていわれています。
ですから、よく考えてみると「重篤の鬱病」以外の患者にSSRI系の抗鬱剤なんて処方するのはおかしいんですよ。
重篤じゃなきゃ1週間~2週間のうちに気分晴れるでしょ。。
<太田>
鬱病、重篤じゃないと薬が効かないって話、私が紹介した話、読売が後追いで記事にしてたね。
太田コラム読んでる人は、日本人一般より確実に早く情報を入手してるんですよ。↓
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100108-OYT1T01583.htm?from=main4
なお、
・・・only about half of all Americans with depression receive treatment of any kind.
Moreover, only 1 in 5 are getting care ? talk therapy, medication or both ? that conforms to American Psychiatric Association guidelines・・・
http://www.nytimes.com/2010/01/12/health/12ment.html?hpw=&pagewanted=print
なんだそうです。
<Ueyama>
≫「一人題名のない音楽会」と銘打って続けているシリーズで言う「音楽」とは、TV番組の「題名のない音楽会」がクラシック音楽の普及を図る番組であることから推察していただけると思います≪(コラム#3727。太田)
はは、これ、見落としてました。そういえばそんな番組ありましたね。
このセンテンスを見ると、結構無駄な会話をしましたね。
今も続いている番組なんですか? これ。
視聴率とれてんのかなぁ。とれてないのに続けてるとしたらえらいですね。
<太田>
昔、作曲家の黛敏郎が司会をしてた頃は、彼の国粋的傾向ともあいまって、結構人気番組だったですがね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%9B%E6%95%8F%E9%83%8E
<θββθ>(同上)
ジェームズ・キャメロン監督、広島と長崎への原爆投下を映画化。
http://eiga.com/buzz/20100108/13/
完成のあかつきには太田さんも観てやってください
<太田>
ニューヨークタイムスが『アバター』を酷評してるね。
私もおおむね同感だけど、米国民を刺激したり覚醒したりする要素が皆無なこんな時間つぶしの娯楽映画なんて、そもそも、酷評するにも値しない、と私は思うな。↓
Every age produces its own sort of fables, and our age seems to have produced The White Messiah fable.
This is the oft-repeated story about a manly young adventurer who goes into the wilderness in search of thrills and profit. But, once there, he meets the native people and finds that they are noble and spiritual and pure. And so he emerges as their Messiah, leading them on a righteous crusade against his own rotten civilization.
Avid moviegoers will remember “A Man Called Horse,” which began to establish the pattern, and “At Play in the Fields of the Lord.” More people will have seen “Dances With Wolves” or “The Last Samurai.”
Kids have been given their own pure versions of the fable, like “Pocahontas” and “FernGully.”・・・
Yet of all the directors who have used versions of the White Messiah formula over the years, no one has done so with as much exuberance as James Cameron in “Avatar.”・・・
The peace-loving natives ? compiled from a m���lange of Native American, African, Vietnamese, Iraqi and other cultural fragments ? are like the peace-loving natives you’ve seen in a hundred other movies. They’re tall, muscular and admirably slender. They walk around nearly naked. They are phenomenal athletes and pretty good singers and dancers.・・・
It rests on the stereotype that white people are rationalist and technocratic while colonial victims are spiritual and athletic. It rests on the assumption that nonwhites need the White Messiah to lead their crusades. It rests on the assumption that illiteracy is the path to grace. It also creates a sort of two-edged cultural imperialism. Natives can either have their history shaped by cruel imperialists or benevolent ones, but either way, they are going to be supporting actors in our journey to self-admiration.・・・
http://www.nytimes.com/2010/01/08/opinion/08brooks.html?ref=opinion&pagewanted=print
だから、キャメロンが原爆映画を撮るたって、全く期待しない方がよさそうだ。
その他の記事の紹介です。
米国人が、自助努力・前向きな考えを抱くこと・幸福であると思うこと、を強いられていることが、いかに悲惨な結果をもたらしているか、ガーディアンの書評が嗤っています。↓
・・・Informing the uneducated and unmedicated that their plight is all their own fault is followed up by instructions for making anything you desire–from a new TV screen to a trip to Mexico– “materialise” through mind control. The censorship of negative opinion combines perfectly with the American policy of each man for himself in the best of all possible worlds.
This is the philosophy that gave us the smart bomb, the space programme, sub-prime mortgages, plenty of psychopaths and Sarah Palin. Every dumb American idea we’ve all had to stomach and die for can be attributed to this devotion to fantasy and self-satisfaction. ・・・
Americans aren’t happy, they’re just trained to look as if they are. It’s fake orgasm on a grand scale・・・
http://www.guardian.co.uk/books/2010/jan/09/barbara-ehrenreich-smile-lucy-ellmann
何と涜神法が米国の6つの州に残ってるらしいね。
アイルランドにもあるようだけど、ただただ呆れるだけだな。↓
・・・six American states — Massachusetts, Michigan, Oklahoma, Pennsylvania, South Carolina and Wyoming — still have laws against blasphemy on the books, although they are only occasionally enforced in the 21st century.・・・
http://opinion.latimes.com/opinionla/2010/01/the-island-of-saints-and-blasphemers.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+OpinionLa+%28L.A.+Times+-+Opinion+Blog%29
アフガニスタンにおける米諜報活動の弱点が要約されています。↓
・・・”Afghanistan is an intelligence nightmare and we don’t have any Arabic or Pashto speakers on the ground.”
This・・・led to an over-reliance on the Jordanians.
Intelligence experts say that the Americans have also tended to rely on technical intelligence (techint) at the expense of human intelligence (humint). ・・・
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8444345.stm
全体としての論旨には全く異存はないけれど、’colonization’と一語で片付ければいいところを、わざわざ’Western colonization or foreign invasion’などという長ったらしい表現を用いているのは、’Western colonization’というと、その中に日本が入らないからです。
この場合、England、Western European powers、U.S.、Japanをそれぞれ別々に扱うか、全部一緒くたに扱うしかないのにね。↓
・・・China’s famine alone of 1958-1961 <caused by Mao(毛沢東)> took an estimated 35 million lives. That was before the “terrible decade” of the Cultural Revolution ? as shattering to minds as starvation had been to bodies ? began in 1966.・・・
<Ho(ホーチミン)> did not do things on Mao’s scale. But more than three decades of war, followed by sweeping collectivization, took a toll in the millions.
These Gods were once absolute and their exactions severe. So why are they revered still? I think above all because they asserted their countries’ nationhood, unity, pride and independence against Western colonization or foreign invasion and so delivered them forever from forms of humiliation.・・・
http://www.nytimes.com/2010/01/08/opinion/08iht-edcohen.html?ref=opinion&pagewanted=print
シーシェパードの高速艇と捕鯨船との衝突事件、遅きに失したきらいがあるけど、前者に明確に非があるという記事が米国で出ました。↓
・・・the consensus of experienced mariners and sea captains who have e-mailed me is that, while it’s the responsibility of all vessels at sea to take every precaution to avoid a collision, and so to a certain extent there is blame to be spread around, that smaller, more maneuverable boats like the Gil are generally expected to have more responsibility for avoiding collisions, since they can turn faster.・・・
http://www.csmonitor.com/World/Global-News/2010/0108/Whale-Wars-Sea-Shepherd-lodges-piracy-charge-against-Japanese-whalers
北アイルランド自治政府の首相の妻の不倫騒動(コラム#3753)の続報です。
1割キックバックするとは、「情夫」の青年も律儀だねえ。↓
・・・On Thursday, a BBC television program called Spotlight issued a report accusing First Minister Peter Robinson’s wife Iris of breaking the law by failing to disclose her financial interest in a 2008 business deal that helped launch the caf���. The report alleged that Iris Robinson ? then aged 59 and, like her husband, a well-known politician in Northern Ireland ? had obtained $80,000 from two property developers for a 19-year-old man, Kirk McCambley, with whom she had been having an affair. According to the report, the teenager allegedly used most of the money to set up the caf��� but saved $8,000 to give back to his lover, the appropriately named Mrs. Robinson.・・・
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1952511,00.html
映画監督の小津安二郎論として、これ以上ないほど優れたコラムです。
世界中でイギリス人以外には書けないでしょう。↓
Akira Kurosawa made great samurai films. Kenji Mizoguchi filmed the lives of courtesans and geishas with the feel of classical Japanese painting. Yasujiro Ozu made films about middle-class families in Tokyo. Of these three masters of Japan’s cinematic golden age, which lasted from the 1930s till the 1960s・・・
The American director Paul Schrader once wrote a book entitled The Transcendental Style: Ozu, Bresson, Dreyer. He compared Ozu’s stillness to the minimalist styles of the European directors Robert Bresson and Carl Dreyer, and found a similar spiritual quality in all three. Another European comparison with Ozu’s films might be the still lifes and genre paintings of the 17th-century Dutch masters. Nothing much happens in a Vermeer painting, and yet, in the depiction of everyday life, everything happens.・・・
http://www.guardian.co.uk/film/2010/jan/09/yasujiro-ozu-ian-buruma
——————————————————————————
一人題名のない音楽会のトルコがらみの音楽の続きです。
ベートーベン(Beethoven)のトルコ行進曲(Turkish march)(『アテネの廃墟(The Ruins of Athens)』より)(1811年)も有名です。
本来のオケ曲
http://www.youtube.com/watch?v=SexvTXYNcjY&feature=related
キーシンによるピアノ演奏(ルービンシュタイン編曲)
http://www.youtube.com/watch?v=8oS7Gk7-KZ8&feature=related
Art Rodriguezによるエレキギター演奏
http://www.youtube.com/watch?v=s4XvEFc-wWw&feature=related
作品91 181番(ウェリントンの勝利(Wellington’s Victory)=the Battle Symphony )(1813年)
ヴィトリア(Vitoria。スペインのフランスとの国境近く)での英軍の仏軍に対する勝利(注)を記念して注文を受け作曲されたものです。ただし、ベートーベン自身はこの曲を嫌っていました。
この曲の前半部には、英軍の”Rule Britannia” 、そして仏軍の”Malbrouck s’en va-t-en guerre(=Marlborough Has Left for the War)”という、それぞれの戦闘的愛国歌がトルコ風にアレンジされて織り込まれています。
http://www.youtube.com/watch?v=TUZNAZ3LHnw&feature=related
この曲の後半部には、トルコ風の箇所はありませんが、英国国歌(God Save the King/Queen)が織り込まれています。よろしければお聴き下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=gTU-7TtPLi0&feature=related
(注1)1813年6月21日に、アーサー・ウェレズリー大将(General Arthur Wellesley。後にWellington公爵)率いる英・ポルトガル・スペイン連合軍がジョセフ・ボナパルト(Joseph Bonaparte。1768~1844年。あのナポレオンの兄で当時スペイン王)とジャン=バプチスト・ジュルダン(Marshal Jean-Baptiste Jourdan)率いる仏軍を打ち破り、<イベリア>半島戦争(Peninsular War)での勝利へと導いた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Vitoria
参考のため、Rule Britannia(注2)
http://www.youtube.com/watch?v=DeC0hlsDcqc&feature=related
とMalborough(Malbrouck) s’en va t’en guerre(注3)
http://www.youtube.com/watch?v=5Bi_V9z6H7Y
の、本来の曲もどうぞ。
ついでのついでに、誰でも知ってる曲だけど、英国国歌・・カナダ、オーストラリア、ジャマイカ等の国歌でもある・・の本来の曲もよろしければどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=DnuoGOo3Bew&feature=related
(注2)「この・・・1740年<にできた>・・・歌は、仮装劇「アルフレッド大王」の劇末部分に含まれている。ブリタニアはイギリスを擬人化した女神のことである。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%A2
(注3)スペイン継承戦争における最大の激戦を記念した曲。1709年9月11日に、マルプラケット(Malplaquet。現在のフランスとベルギーの国境付近)で、フランスのヴィラール元帥(Marshal Villars)とブフレール元帥(Marshal Boufflers)率いる仏・ババリア連合軍が英国のマールボロー公爵(Duke Marlborough。1650~1722年。チャーチルの祖先)とサヴォイ公国のオイゲン公(Prince Eugene of Savoy)率いるハプスブルグ・英・蘭・プロイセン連合軍に2倍の損害を与えたが、退却したため、当時の基準では敗戦とみなされた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Malplaquet
(続く)
————————————————————-
太田述正コラム#3758(2010.1.9)
<米国・欧州・コーポラティズム(その1)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x708)
- 公開日: