太田述正コラム#3969(2010.4.25)
<皆さんとディスカッション(続x814)>
<太田>
「普天間問題での鳩山政権の対米提案をワシントンポストにスクープされるような日本の主要マスコミはゴミだ。」と昨日ツイッターでつぶやいたばかりだけど、そのゴミどもが大慌てで後追い記事を書き散らしてる。↓
「・・・――(岡田外相が現行案を大筋受け入れたという)米紙ワシントン・ポストの報道は事実か。
「この報道は事実ではありません。・・・報道は事実ではありません。・・・内容に関しては必ずしも<・・ここがミソ(太田)・・>事実ではない、ということであります。・・・」
――総理は先日、「自分が愚直だから辺野古の現行案にならずに済んだ」と言っていたが、今後も現行案や報じられた修正案になることはないのか。
「私はあの辺野古の海に立って、あの辺野古の海が埋め立てられる、そのことの自然に対する冒涜も含めてですが、それは大変強く感じました。あそこに立った人はみんな、『あの海が埋め立てられたらたまったもんじゃない』と思われたと思います。したがって私はまさに、現行案が受け入れられるというような話はあってはならないと。そのように思います」
――修正案もないということでいいか。
「・・・」(立ち去る) 」
http://www.asahi.com/politics/update/0424/TKY201004240342_01.html
→ワシントンポストが報じたところの辺野古修正案(恐らくはそれにプラスα)で行く、ということがコンファームされたね。(太田)
「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、政府がキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)を埋め立てる現行計画の工法を、くい打ち桟橋(QIP)方式を軸として変更するとともに、沖合への移動を検討していることが分かった。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010042401000669.html
「・・・「くい打ち桟橋方式」は、1996年の日米特別行動委員会(SACO)の最終報告に、海上ヘリポート構想の工法の一つとして併記された。ただ、当時は地元建設業者の参加が容易で地域振興につながる「埋め立て方式」を求める声が上がり、現行計画につながった経緯がある。
桟橋方式なら「辺野古の海を埋め立ててはいけない」と強調する首相発言とも矛盾しない。・・・」
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819481E0E6E2E3EB8DE0E6E2E6E0E2E3E28297EAE2E2E2;bm=96958A9C93819481E0E6E2E3E18DE0E6E2E6E0E2E3E29F9FEAE2E2E2
→その修正案の中身もはっきりしたね。(太田)
徳之島では、島民オールキャストで、政府から最大限カネをむしり取るために精一杯演技してるって言われても仕方ないな。↓
「・・・22日の夜、基地移設賛成派20人が、天城町議会の元議長、前田英忠さん(62)宅に集まり、「米軍普天間基地誘致推進協議会」を発足させた。・・・
「政府案の発表は近い。発表しさえすれば必ず島の6割が賛成に回る」
24日午後、記者会見した前田会長は、自信ありげな口ぶりだった。・・・」
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001004240001
<kt2>
≫私は、様々な議論がなされている(ウィキ上掲)十分条件の方ではなく、必要条件の方に着目し、メタボ≒肥満、ととらえてメタボという言葉を使ったまでのことです。≪(コラム#3967。太田)
諸行無常、「メタボ≒肥満」と捉える人が案外増えているのかもしれません。
太田さんが着目したという「肥満病」の定義に関し、「肥満病」という病名は初耳だったので、ちょっとだけ調べてみました。
“New criteria for ‘obesity disease’ in Japan.”
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12419927
’obesity disease’と引用符を付けているくらいだから、NIH も初耳だったのかもしれません。
蛇足:
「肥満指数と死亡率との関係について」
http://epi.ncc.go.jp/jp/jphc/outcome_entry/himan/
「やせていても、太っていても死亡率は高い」
「男性では肥満よりもやせ傾向での死亡率の増加が問題」
「少なくともこの40~59歳の男性集団においては、太っていることよりも、やせ傾向であることの方が、10年以内の死亡率という観点から深刻な問題であったと言えます。」
これによると、
「またまた言っとくよ。メタボは命取りだって。」という注意喚起よりも、
「中年男性においては、肥満よりも、やせ傾向が命取りだって。」という注意喚起の方が良いかもしれません。
<太田>
世の中にはそそっかしい人がいるもんですねえ。
第一に、私は、「メタボ」≒「肥満「病」」なんて言ってませんよ。「メタボ」を「肥満」の意味で使ったと言ってるんです。
その証拠に、コラム#3907でも、私は「メタボ」を「normal weightを超えている人」、という意味で使ってます。
なお、「メタボ」をもっぱら「腹囲が基準値を超えている人」といった意味、すなわち私とほぼ同じ使い方をしているケース
http://cocodoco.info/kenko/hara.html
は少なくありませんよ。
分かったかな?
第二に、私がコラム#3963で紹介したNYタイムスの記事は、obeseであることが脳に与える悪い影響を指摘しているものであり、それが死亡率を上昇させるかどうかに触れているわけではありませんよ。
なお、ここでは私は、「命取り」という言葉を、「命取り」=「生命を失う決定的な原因になる事柄」という狭い意味ではなく、「命取り」=「生命、または地位・財産などを失う決定的な原因になる事柄」
http://dictionary.nifty.com/word/%E5%91%BD%E5%8F%96%E3%82%8A
という、フツーの意味で使っているわけです。
そそっかしさを直すクスリはありません。
文章をきちんと読むように心がけましょう。
<べじたん>
≫カトリシズムないし欧州文明の害毒についてのコラム・バックナンバーですが、べじたんさん、いかがでしょうか。≪(コラム#3967。太田)
カトリシズム(欧州文明)は害毒ってのは、カトリシズム(ナショナリズム、ファシズム、共産主義)が世界を引っ掻き回し続けた、ってことでいいですかねえ?
≪ローマ時代(アングロサクソン文明vs欧州文明の起源)≫
ローマ帝国は、キリスト教を国教化し、キリスト教化した一方で、
*トラディショナリズム(その4)
http://blog.ohtan.net/archives/50955420.html
*両極分解する米国(番外編)(その1)
http://blog.ohtan.net/archives/50955363.html
英国は自由の精神を重んじるため、一時期を除いて、精神のローマ化(キリスト教化)をすることはなかった。
*近代科学の成立(アングロサクソン論1)
http://blog.ohtan.net/archives/50955789.html
*アングロサクソンと北欧神話(アングロサクソン論3)
http://blog.ohtan.net/archives/50955759.html
*イギリスのカトリシズムとの戦い
http://blog.ohtan.net/archives/50955661.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955652.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955650.html
キリスト教化した欧州が先進国英国を追い越すために考えられた理論が、ルソーによるカトリシズム由来の民主主義独裁であった。
*アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その3)
http://blog.ohtan.net/archives/50954577.html
*ルソー
http://blog.ohtan.net/archives/50955771.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955769.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955762.html
この理論によって、世界史上初の全体主義国家フランスが誕生した。
*アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪
http://blog.ohtan.net/archives/50955733.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955706.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955704.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955671.html
≪大航海時代(植民地)≫
収奪的な植民地政策によって、後進国スペインは大帝国となり、欧州の植民地政策の原型となった。
*スペイン・ラテンアメリカとは何か
http://blog.ohtan.net/archives/50955702.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955687.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955686.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955685.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955684.html
一方、英国は欧州列強と比べて、はるかにマシな植民地統治(インフラ整備、奴隷制廃止)を行った。
*ニール・ファーガソン
http://blog.ohtan.net/archives/50955626.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955625.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955624.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955623.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955622.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955621.html
≪近代≫
共産主義(欧州の生み出したカトリシズムの突然変異)とファシズム(欧州が生み出したナショナリズムの突然変異)の台頭。
*スターリンとヒットラー
http://blog.ohtan.net/archives/50955433.html
*スイスとイギリス
http://blog.ohtan.net/archives/50955774.html
*世界を決定した1759年(その1)
http://blog.ohtan.net/archives/50955376.html
<太田>
ありがとうございます。
いつもながら、べじたんさん、すんげえなあ。
<植田信>(2010.4.24)http://8706.teacup.com/uedam/bbs
太田述正氏のサイトに実に興味深いニュースがありました。
ディスカス812
「<ΒΒττ>(「たった一人の反乱」より)
普天間飛行場の移設先、在沖米海兵隊の移転先について
テニアン「最適地」 北マリアナ 上院が誘致決議 と、米軍に強烈ラブコール~♪
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161169-storytopic-3.html
まぁ、普天間基地問題のキモ部が見えてきたのは なによりだが、要は、地元も米軍も“もっと金よこせ!”との、タカリの構図ということで納得。
<太田>
前からそう言ってるだろが。
それにしても、何で中央紙がこういう記事書かないんだろね。」
・・・
この<北マリアナ>上院の決議を受けて鳩山首相はどう出るか。
鳩山政権の面白さは、密室で決まっていかない点です。
鳩山首相が不決断主義を採用しているせいで、周りがなんだかんだと考える機会が持てます。
たぶん、これは鳩山氏の戦略的不決断なのだろう、なんても勘ぐられます。
小沢・前原対立も、民主党政権の演出である、と。
ま、ここは勘ぐれば、どこまでも切りがありません。
・・・
太田氏のサイトから、もうひとつ。
太田氏による、「官僚天下り」がいかに官僚たちの生活互助会組合か、です。
ずっと前からの太田氏の主張が防衛庁の場合に特化されて整理されています。
ディスカス810
「<太田>
本日TVのインタビューを受ける前、防衛省でどうして関係企業との癒着が生じるのかを整理したので、お読み下さい。
・・・<中略>・・・
結局、防衛省の天下りにからむ不祥事をなくそうと思ったら、まず、自衛隊の現状を直視した上で、自衛隊をどうするのか、真剣に考えるべきだ、ということになりそうです。」
要するに、「天下り」問題とは、官僚たちの定年後の生活安定問題です。
これを、謙虚な官僚たちは大きな声で主張できないので、その代わりに、こっそりと公益法人などをつくって、定年後の生活安定先を確保しておいてきたのでした。
天下りとは、つまり、官僚たちのアクドサというより、謙虚さが生み出したものです。 自分の老後の生活権を主張できないばっかりに、天下り戦略を決行するために官僚党を結成して、国家予算の立案に介入してきた、と。
解決策は、太田氏の言う恩給制度が一案でしょう。
私の親戚の人が、戦死した兄の遺族年金を長いこと、もらっていました。
天下りとは、見方によっては、官僚たちの人権問題でもある、と言えます。
定年後の生活を国はどう保証してくれるのか、と。
<太田>
「官僚党を結成して」の箇所はともかく、的確に受け止めていただきましたね。
<植田信>(同上)
・・・グアム移転人数は18000人ではないことを米軍基地の司令官や米軍情報にあたって確認したのは川内衆院議員です。鹿児島県選出の民主党議員ですから、徳之島移設案は、議員自身にとっても最重要の問題です。
そこで、従来発表されてきた18000人説が日本政府発の勝手な説だったと判明したところで、川内議員自身は、いかなる代替案を出しているのか、と議員のサイトを訪問してみました。
そしたらこんな具合になっていました。
「週刊朝日」が川内議員を鳩山首相の特命チームと報じたようで、川内議員がそれを否定しています。政権与党の国会議員が動くと、場合によっては国の政策になるので、メディアも注視しています。
で、議員が朝日の記事を訂正したうえで、オリジナルのプランが掲載しています。
「平成22年3月6日
2010年5月日米両国政府合意案(第1次案)に向けて
沖縄等米軍基地問題議員懇談会
会 長 川内博史
事務局長 近藤昭一
1、グアム協定を維持し、遵守する。
2、SACO合意を改定する。
一在沖縄海兵隊の本拠地を、2014年までにグアムに移設する。費用の相当部分は日本政府が負担する。
二2014年グアム移転までは普天間基地を、負担軽減の上、使用する。
三V-22オスプレイの運用については、日米両国政府で協議する。
四辺野古沿岸の基地建設は中止する。
五日本政府は、海兵隊のローテーション展開基地を、日本国内に確保するために、米国政府と誠実に協議する。
3、日米地位協定見直しの協議を開始する。
一刑事裁判権について
二低空飛行訓練の日本の法令遵守について
三134ヶ所の米軍使用基地・施設の整理統合について」
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/
これを拝見するに、しかし、何か具体的な前進になっているのかどうか、私にはよくわかりません。
せっかく日本政府発表のウソを暴いたのであれば、もう少し踏み込んでもよさそうなものですが。しかし、議員としての正式なホームページのようなので、そうもいかないのてしょう。
岩上氏のインタビューでは、もう少しはっきりと自分の主張を述べていました。
http://www.ustream.tv/recorded/6196793
ちなみに、岩上インタビューでは、岩上氏が孫崎氏の説に引きずられているせいか、中国要因がほとんど考慮されていません。説にもとづいて、考慮する必要なし、という姿勢です。しかし、中国軍の軍事デモンストレーションを見た後は、どうなのか。デモンストレーションがなくても、現代の国際環境は常に「パワー・ポリティクス」です。徹底平和か、徹底戦無か、ということはありえません。あるのは、戦後の9条のもとで考える日本人の頭の中だけです。
国際問題、あるいは日本の外交問題を考える時は、一度、9条がないとした場合を想定して、シミュレーションしてみる必要があるでしょう。
で、話題は、太田述正氏のディスカスを紹介した中に、こうありました。
結論の部分です、
「防衛省の天下りにからむ不祥事をなくそうと思ったら、まず、自衛隊の現状を直視した上で、自衛隊をどうするのか、真剣に考えるべきだ、ということになりそうです。」
その通りでしょう。
海兵隊のグアム移転の数字が18000人というのが日本政府の独断だとわかったように、現状は実際のところ、どうなっているか、という事実認識が不可欠です。
太田氏の指摘では、現在の自衛隊の最大の問題は、自衛隊が本来の任務をさせてもらえないこと、です。
これは大きな問題です。
これは自衛隊の出自の問題ともなり、憲法9条とも関連します。
そもそも憲法9条のあるところに、いかにして軍隊が存在しえるのか、と。
・・・
<太田>
私のコラム(#3959、3961)でも紹介したインタビューの話なので、少し広めに転載させていただきました。
<植田信>(同上)
・・・片岡<鐵(鉄)>哉<(コラム#249、250、594、602、1334、1698、2302、2548)>氏の『日本永久占領』を読み直しているのですが、この人の文章は非常に鮮明で、わかりやすいです。長年、アメリカで研究生活を送られたからでしょう。英語の発想が身についているのだろうと考えられます。
もう故人になられました。1933~2007年12月26日
で、一つ、興味深いことに、太田述正氏と同じ提案をしている人がいました。
国防次官のトレイシー・ヴォーヒューズです。
まだ占領中の時代の話です。
日本が独立を回復するときは、マッカーサー憲法を改正して、再軍備を可能にする憲法にしてやってからにせよ、と。
「ヴォ―ヒューズは日本の再軍備と憲法改正をうるさく要求していた。改憲のほうは、占領中に占領軍の権限で押しつけるのがよいというのである。」p.174
太田氏の提案はどうだったかな。
吉田茂がそれを言いだす<べきだった>、と<いう>ことだったのではなかったか。
とにかく占領中に再軍備を規定する憲法にしてしまえば、戦後の長期にわたる「本来の仕事をやらせてもらえない」という自衛隊の悲劇もなかったはずです。・・・
<太田>
ほう、『日本永久占領』にそんなくだりありましたっけ?
それでは、その他の記事の紹介です。
「アソビ・セクスという奇妙な名のバンドが米国や英国で人気だ。日本出身の築達友紀(ちくだて・ゆき)とアメリカ人男性との2人組を軸にした編成・・・」
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201004230286.html
http://www.youtube.com/watch?v=8paDhfGQH4E&feature=related (太田)
http://www.youtube.com/watch?v=KYuDBdVj8_k&feature=fvw (太田)
1932年の上海事変の際、英陸軍が日本の駐在陸軍武官に対し、助言をしたり、国民党軍の配置を教えたりした、という興味深い話が出てる。
(こんな「麗しい」日英関係が、先の大戦が始まった頃から急速に悪化して行く(「ロバート・クレイギーとその戦い(続)」シリーズ(未公開)参照)わけだけど、その責任はもっぱら英国側にある、というのが私の見解。)↓
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100425/acd1004250821005-n1.htm
「NGOによる第三世界での救援活動」を批判した本の書評記事をコラム#3953で紹介したけど、同じ本の書評がまた出てた。
全くやんなっちゃうなあ。↓
・・・ the aftermath of the genocide in Rwanda in which the Hutu killers fled en masse across the border to what was then Zaire (now the Democratic Republic of Congo). There, in Goma, huge refugee camps were assembled and served by an enormous array of international agencies, while back in Rwanda, where Tutsi corpses filled rivers and lakes, aid was not so focused. The world was looking for refugees, the symbol of human catastrophe, and the refugees were Hutus. This meant the militias that had committed the atrocities received food, shelter and support, courtesy of international appeals, while their surviving victims were left destitute.
Worse still, Polman believes the aid enabled the Hutu extremists to continue their attempt to exterminate the Tutsis from the security of the UNHCR camps in Goma. “Without humanitarian aid,” she writes, “the Hutus’ war would almost certainly have ground to a halt fairly quickly.”・・・
http://www.guardian.co.uk/society/2010/apr/25/humanitarian-aid-war-linda-polman
またまた、ゴールドマン・・今度はそのトップ・・の余りにも率直なメールが公開されちゃったぜ。↓
・・・Lloyd Blankfein, chairman and chief executive of Goldman, told other top executives in a November 2007 email exchange: “Of course we didn’t dodge the mortgage mess. We lost money, then made more than we lost because of shorts.”
He then added: “Also, it’s not over, so who knows how it will turn out ultimately.”・・・
http://www.ft.com/cms/s/0/5defa420-4fa9-11df-a1ab-00144feab49a.html
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太田述正コラム#3970(2010.4.25)
<ロバート・クレイギーとその戦い(続)(その7)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x814)
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