太田述正コラム#4003(2010.5.12)
<皆さんとディスカッション(続x831)>
<princeofwales1941>(2007.9.28)http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/f778c7ed2a4069c9fd6bc950a3a2f519
中国やインドなどの巨大な人口を持つ国々が製造業に参入してくれば、現在の日本の優位性は容易に失われかねないとの長沼真一郎氏の主張・・・<が>ある。
太田述正氏によれば、日本の製造業はこれらの国々に対抗するために、機能・品質に係る研究開発や、価格に係る生産以外の何か、つまり『匠(たくみ)』を必要としている。<(コラム#1534)>
そして、フランスやイタリアのブランド商品が価格や機能・品質で優れていなくても高価格で売れている事を考えると、『匠』とは文化そのものではないかと想像される。
日本人は奥ゆかしく、自らの文化をあまり宣伝しようとしない。
しかし、『匠』を手に入れるためには日本は今後大々的に日本文化の優位性を全世界に宣伝していく必要があると思われる。
<機関員より>(2008.9.17)http://kikan987.blog82.fc2.com/blog-entry-33.html
隠謀論を無意味に否定する者は、スパイなり。
本物の隠謀といえば、この方に聞け。
元防衛局官僚の太田述正より。
・・・
http://a.mag2.com/0000101909/20080224114709000.html
・・・
「ゲイ・ホモ運動はメーソンのプログラムであったという。」
http://blog.ohtan.net/archives/51150809.html
http://blog.ohtan.net/archives/50955422.html
http://blog.ohtan.net/archives/51150809.html ・・・
<天国太平>(2009.10.1)http://aishoren.exblog.jp/m2009-10-01/
・・・吉田ドクトリンなどとは、まこと笑止である。
永井陽之助をはじめとする「保守本流を守り抜くかぎり、吉田ドクトリンは永遠である」(『文芸春秋84.5』)などと曰う愚か者を、樋口恒晴博士は「吉田フェティシズム」と括り、さらには「歴史歪曲に一肌ぬいだ」(『幻の防衛道路』かや書房H19.10.25 164P)とまでも非難すべき詐術ですらある。
「吉田ドクトリンなるものは、二重のただ乗りの上に咲いたあだ花」(太田述正『防衛庁再生宣言』H13.7.5 236P)とも揶揄され、まさに『さらば吉田茂』(片岡鉄哉)としか云いようがない恥ずべきデタラメである。
はっきりいえば、吉田のような始末に困る狡猾官僚によって『日本永久占領』(片岡鉄哉)という恐るべき事態に陥ったのである。・・・
<・・・>(2009.10.31)http://hannoumita.seesaa.net/article/129965397.html
元防衛庁の高官でソ連との冷戦期に防衛白書の製作にも携わった太田述正氏曰く、
・明治から現在にかけて日本の防衛ラインは台湾-沖縄-朝鮮半島(旧帝国)である事。
・戦後は日米安保があり、しかも米軍が日本に駐留している以上、日本には「自国の中心的な領域が武力攻撃を受ける可能性がない」。
また日本は島国であり、かつ、戦後一貫して、在韓米軍と韓国軍によってアジア大陸向けの前方防御がなされていること。
もちろん、戦後のミサイル時代には、核を始めとする大量破壊兵器による攻撃を受ける可能性、テロを受ける可能性はあること。
しかし、総じて言えば、日本のような戦略環境にある国は、それこそ非武装でも構わない事。
(尖閣、テロに対してだけ備えるのであれば警察力の強化で対処が可能。)
つまり、戦後一貫してソ連、中国等による日本本土への通常武力による侵攻の脅威などなかったとのこと。
だからこそ米軍が日本を戦略拠点として利用してきたと言う視点は正しいが、一面的な見方でもある。
戦後日本政府(自民党)は米軍の戦略拠点を利用し米国・韓国・台湾の安全保障にただ乗りしてきたと言う視点もある。
日本から米軍を追い出したら、誰が“日本の安全保障に関わる防衛領域下”である台湾・朝鮮有事に駆け付けるのでしょう、抑止力になるのでしょう、自衛隊は本土(内地)を守る軍隊なので無理ですな。
そしてこれが日米同盟だわな、アメリカ国民ならオバマのようにこの同盟国に相応の軍事的負担をするよう問い掛けるべきでわ?
中近東になぜ自衛隊は派遣されないのかを逆に問うべきだと思うが・・・・・・。
<豊丘時竹>(2010.4.3)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20100403/1270278820
普天間基地の移転問題が、五月に決着できなくても不利なことはなにもない、と太田述正氏は言っている。その部分をコピペ・・・し、そのコピペ部分が出ているブログのURLを記載する。
なお、海兵隊の沖縄存在については、根拠がないという部分からコピペした。
また氏のこのブログは、外にも記録に残したい
「明治、大正、昭和の各天皇は、自由民主主義を一貫して追求した、や、米国が日本の足を引っ張らなければ、戦前の国家運営はおおむねうまく行った」(筆者が改変している)
というような文言もあって私は大いに啓蒙された。読者諸氏、ぜひURLからたどってお読みいただきたい。
前項でもそうだが、太田述正氏のブログを読めば、日本がいい方向に進んでいるらしいと分かって、安心できる。
ただ、私には難しいところが多く、そういう部分は飛ばし読みしている。
だから勝手読みになっている恐れがある。
だもんで、ぜひURLをクリックして原典を確かめてください。
http://blog.ohtan.net/archives/51956821.html
海兵隊独自の存在根拠なんてなくなっている上、沖縄は中共に近すぎるからだ。グアム以遠にホントは米軍を引き上げたい米国の足を引っ張っているのは日本の思いやり経費負担だ。[ここまで氏の言葉]
「たとえ日本が五月と定められた期限内に決着をつけることができなかったとしても、日本に不利なことは何ひとつ起こりはしない。」
→偶然、私の見解と合致している。[ここは氏の言葉。]
<takahashi>(2010.4.16)http://runsinjirun.seesaa.net/article/146616000.html
私は・・・かつて映画好きでした。・・・
映画マニアやオタクのような人・・・は意外なほど視野が狭いのではないか?・・・
・・・心を鬼にして爆弾を投下することにしました。
特にHALTANさんや太田述正(のぶまさ)氏の冷酷にして正確な分析に脱帽しています。
この二人の慧眼によって、私は進歩出来たと感謝しています。
・・・
–アニメオタクについて–
私にはアニメの詳しい知識はありません。最近になって、宮崎駿の思想に興味を持ったので宮崎アニメをテレビでやる時は録画して見るようにしています。
押井守の映画は『イノセンス』しか知りません。アニメといえば、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999のイメージしか残っていない私は、その映像の素晴しさにショックを受けました。
しかし、中身の難解さには閉口しました。
オタクやインテリはいろいろと詮索するのでしょうが、本当は無内容なのではないかと勘繰っています。
なにしろ、会話に荘子が出てくるのです。中身が何もないことを隠すために、いろいろと小難しい屁理屈をつける。
最近、この見方が正しいのではないかという援軍を得ました。
↓以下コピペ
太田述正コラム#3857(2010.2.28)・・・<より>
そうそう、オフ会の2次会の時に、『パトレイバー2』の映画評はいつ出るのだという質問が出ました。
・・・<中略>・・・
熱狂的押井ファンの逆鱗に触れたかな。
こわいこわい。
↑コピペ終了・・・
<古舘一郎>(2010.4.27)http://ceron.jp/url/blog.ohtan.net/archives/51970034.html
朝ナマや太田総理にも出たことがある太田述正っていう安全保障の専門家ブログに、知らぬ間に私の記事が引用されていてビックリ。
普天間基地問題における偏向報道の是正に少しでも役立てばと思います。
<太田>
私のどのコラムに、どういう引用名で引用させていただいたんでしょうね。
<豊丘時竹>(2010.5.4)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20100504/1272955063
■日本国憲法には規範性がない
成文憲法は、あっても無いのと同じということなのだろうか。太田述正コラムから、大量コピペさせていただく・・・。
こうして太田述正氏のブログで少しずつ勉強してきたら、リフレーンを「集団的自衛権を行使できるようにしよう。」と変更したくなってきた。国家反逆罪、原爆の項より、こちらの方が重要のように思えてきた。
なお、これで昨日までに配布されたメルマガの中で、覚えとして録っておきたかった部分を、コピペし終わった。本コピーは、太田述正ブログ#3985からとったもので、URLは以下の通りである。
http://blog.ohtan.net/archives/51973624.html
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<ΒΥΥΒ>・・・
憲法には規範性がない・・・わけねえだろw。
50%もの人が改正を望んでんだぞw。
・・・<中略>・・・
<太田>・・・
等から、日本においては(成文)憲法に規範性がない、ということです。
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リフレーン
国家反逆罪新法を作ろう。・・・
日本は原爆をもとう。
<「雪斎の随想録」愛読者>(2010.5.6)http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-8db8.html
元防衛審議官の太田述正という方は、沖縄における米軍海兵隊の抑止力に関して、鳩山総理と「同じ」ように、「海兵隊が必ずしも抑止力として沖縄に存在しなければならない理由にはならない」とお考えのようです。
米軍の海兵隊が、沖縄に存在しなければならない軍事的合理性が、本当にあるのでしょうか。
「防衛省OB 太田述正 アングロサクソンと軍事研究ブログ」
http://blog.ohtan.net/archives/51974973.html
http://blog.ohtan.net/archives/51424724.html
http://blog.ohtan.net/archives/51970617.html
http://blog.ohtan.net/archives/51970034.html
ご参考にしていただければ、幸いです。
<名無し三等兵>(2010.5.12)http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1255614577/77
太田述正によると、クレイグはアーヴィングの著書についてホロコースト否定論<を>誤りだと看破しつつも、「先の大戦をドイツ側から見たものとしては、最良の研究」と評していて、キーガンはアーヴィングを「創造的な歴史家としての多くの資質を備えており、彼の書誌家としての技術は比類がなく、彼の著作は人を飽きさせない」と評して、アーヴィング自身、ホロコースト否定論を一度も本当のことだとは思っていないのではないかと見ているそうだよ。
http://blog.ohtan.net/archives/50954863.html
<太田>
以上、ネットで見つけた、私のコラム関連の記述を拾わせていただきました。
それでは、記事の紹介です。
改めて、ハイデッガーとアーレントの醜悪な男女関係を取り上げたコラム。
思わずうなっちゃう最後の一言。↓
・・・It turns out it is not evil that’s banal. It’s love.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/05/10/AR2010051003693_pf.html
ニューデリーの地下鉄(コラム#781)、大変なインパクトを市民の意識に与えてるみたいね。
・・・The gleaming new Metro has gradually seduced residents since the first section opened in 2002. By September, it will carry 2 million people daily along 118 miles of track, just in time for India’s first turn hosting the Commonwealth Games. ・・・
”With the arrival of the Metro, many people in Delhi now say, ‘We are like other big cities of the world now. We have an advanced, super-high-tech Metro.’ It is an important marker of the direction of development of the city,” ・・・
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/05/10/AR2010051004795_pf.html
日本が資金を提供している話にも触れて欲しかったね。↑
http://fund.jugem.jp/?eid=1161
・・・when it comes to spy fiction, life and art tend to collide fully: nearly all of the genre’s greatest practitioners worked in intelligence before signing their first book contract.
“W. Somerset Maugham, John Buchan, Ian Fleming, Graham Greene, John le Carr���: all had experienced the world of espionage firsthand,” Ben Macintyre writes in his new book, “Operation Mincemeat.” “For the task of the spy is not so very different from that of the novelist: to create an imaginary, credible world and then lure others into it by words and artifice.” Both are lurkers, confounders, ironists, betrayers: in a word, they’re spooks. ・・・
↑というので、てっきりスパイ小説の書評かと思ったら、ノンフィクションでした。↓
・・・It would find a corpse, create a false identity for it, plant misleading secret papers on its person and set it afloat off the coast of Spain, where German spies would most likely find it. If all went according to plan, the Germans would take the bait and believe what the faked papers declared: that the Allied attack would take place in Greece or Sardinia rather than Sicily. The operation took its gory code name, Mincemeat, from the fact that its protagonist was literally dead meat. ・・・
Ultimately, the ruse did work, and it became, in the words of Michael Howard’s official history of British intelligence in World War II, “perhaps the most successful single deception of the entire war.” Among the lessons of “Operation Mincemeat” is this: during wartime, brawn helps. But wars are won, too, by passionate oddballs and nerds, the patriotic geekerati that help an army to live by its wits.
http://www.nytimes.com/2010/05/12/books/12book.html?hpw=&pagewanted=print
この本の第一章の抜き刷りも出てるよ。↓
http://www.nytimes.com/2010/05/12/books/excerpt-operation-mincemeat.html?ref=books&pagewanted=print
11月総選挙で手打ちと思ってたら、どっこいタイの情勢まだ不穏なのね。↓
A deal to end two months of protests in Bangkok appeared to be weakening on Tuesday as antigovernment protesters hardened their stance on one demand while the prime minister threatened to take “necessary action” if they failed to leave their barricaded encampment by Wednesday. ・・・
http://www.nytimes.com/2010/05/12/world/asia/12thai.html?ref=world&pagewanted=print
英国で1812年来、最も若い首相(1966年生まれの43歳)誕生。↓
David Cameron has entered 10 Downing Street as prime minister, returning the Conservative party to power after 13 years・・・<as the> Britain’s youngest prime minister since the Earl of Liverpool in 1812.・・・
http://www.guardian.co.uk/politics/2010/may/11/david-cameron-uk-prime-minister
イートン、オックスフォード卒で大金持ちであることはよく知られてるけど、彼のウィキにはこんなことも載ってた。↓
<His> great-great-grandfather Sir Ewen Cameron・・・played key roles in discussions led by the Rothschilds with the Japanese central banker (later Prime Minister) Takahashi Korekiyo<(コラム#3522)> concerning the selling of war bonds during the Russo-Japanese war.・・・
Cameron is a direct descendant of・・・King William IV・・・
http://en.wikipedia.org/wiki/David_Cameron
フィリピンの今度の大統領、同国に事実上駐留している米軍をお払い箱にしたがってんだね。
少なくともこの点じゃ、日本よりフィリピンの方がまともだわ。↓
Senator Benigno S. Aquino III, who appeared almost certain・・・to become the Philippines’ next president,・・・said that American Special Forces troops, who have been training the Philippine military to fight against Islamic terrorists on the southern island of Mindanao since 2001, should not become a “semi-permanent or permanent” force. Mindful of rousing anti-American sentiments, the Arroyo government and American officials have said little about the American force’s activities. ・・・
http://www.nytimes.com/2014/05/12/world/asia/12phils.html?ref=world&pagewanted=print
ギリシャはソ連型社会主義国家だとよ。
さすがに旧ソ連に失礼だが、言いえて妙だわ。↓
・・・ In reality, the country has completed the transition from an agrarian society to a republic of bureaucrats.
The country has no industry to speak of, no products capable of competing in global markets, and no research community that could develop such products for the future. Some 70 percent of the Greek economy is dependent on consumer spending.・・・
”The Greeks aren’t even competitive in tourism anymore,” says a senior official in the German government. “The standards have been below those of Turkey for some time, but the prices are comparable with those in Italy.”・・・
”Greece is probably one of the last economic systems based on the Soviet model,”・・・
http://www.spiegel.de/international/europe/0,1518,694263,00.html
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太田述正コラム#4004(2010.5.12)
<帝国陸軍の内蒙工作(その2)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x831)
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とうとう、アメリカ海軍の原潜に女性士官が乗ることになりそうですね。
セクハラ、規律の乱れのなど現場からの懸念の声をにも負けず、トップが断行するところがアメリカらしいです・・・。
http://www.navytimes.com/news/2010/05/navy_women_subs_051110w/
どうでもいいけど写真中央の候補生は美人。