太田述正コラム#4323(2010.10.19)
<皆さんとディスカッション(続x988)>
<roma_sakamoto>
属国論はよくわかるのですが、実際に従わせられている生々しい現場を知りたくて、つい連投になってしまいました。お許しください。
誰もが知りたい素朴な疑問ではなかろうか、と思ったのですが、別に盛り上がっている様子も無いので、これ以上、他の読者と太田さんを退屈させない為にも、本当に最後にしたいと思います。
口頭であればすぐに終わる事ですが、考えをを上手く伝えることの出来ない自分の文章表現力にもどかしさを感じています。
牛のたとえ、非常に分かりやすいながらも、どうしても腑に落ちない、そして今日(昨日)の質問に至ったのにはわけがあります。
といいますのは、日米合同委員なり何なり、あまり詳しくありませんが、とにかく交渉で各省庁の事務方なり、大臣なりが米国と接するわけですよね?
そこで大切なことは宗主国の利益にかなう決定となるのでしょうが、官僚なり大臣も馬鹿ではないでしょうし、一応、日本人なのですから、当然「ん?おかしいぞ」と思うこともある筈です。
ですが、最終的にこちらの考える決定にならず、相手側の言いなりになる、ということは当然、従わなければまずい理由、何らかの圧力を感じている、と考えて当然ですよね?(工作員によるスキャンダルの流布で失脚させられる等)
ですから、大臣、官僚の一部は属国であることに気がついているのでは、という質問に至ったわけですが、これはそんなにおかしな疑問でしょうか?
<ΘΘΔΔ>(「たった一人の反乱」より)
>実際に従わせられている生々しい現場を知りたくて、つい連投になってしまいました。お許しください。誰もが知りたい素朴な疑問ではなかろうか、と思ったのですが、別に盛り上がっている様子も無いので・…
そんなことはないよ、たぶん皆しっかりと、かなり注目しているしている。
ヒネ親父(関係ないけど北海道・斜里町の街中に山親父=羆が出没して大騒ぎ・10/18)は、気さくなようでああみえてそのまんま気難しい気配<も>あるのと、情動や共感が一般のヒトと若干のズレがあるように見受けられるので、善く言えば媚・諂い等ない真摯さ、悪く言えば厳しい遠慮なしの辛辣さ(悪いことではないけどw)…故に、みんな遠慮しがちなんだと、個人的な主観だがそうおもってる。
おいらだけぢゃなく、太田さんのような防衛審議官なんぞとの国防を左右する現場を経験してきた官僚故の、その生々しい(現場の)様子ややり取り、属国故の屈辱感、周囲の温度…下世話な話も含めて聞きたいことがたくさんあるある・・。
≫日本は属国との自覚症状を持った官僚(・政治家・企業人)に遭遇したことはありません≪(コラム#4321。太田)
所謂IQが高いのと、社会的・人格的知性(EQ)とは比例しないってことの証明なんだな。
太田さんが防衛庁(省)ではなくて、外務省や他官庁の官僚となっていたら、自覚なしの家畜牛になっていた可能性が高い…というより、立派な家畜牛と成長していたってことなのか。凄いなコレ。
<太田>
最後のところ、スゴーくいいポイントだな。
防衛省以外の官僚は、在日米軍の実務家レベルの軍人や文官との接触度合いが極めて少ないから彼等の宗主国意識を察知することができる域まで親しくなれない・・ついでに言うと、少なくとも私がいた頃までの防衛庁(省)じゃ、英語のできる官僚がほとんどおらず、よって、いくら接触があったって親しくはなれなかったからやっぱダメ・・のであるぞなもし。
もちろん、日本が法的に米国の属国(保護国)であるっちゅうことは、別に「在日米軍の実務家レベルの軍人や文官」に教えてもらわなくたって、ちっと考えりゃ分かるはずなんだけど、何せ、脳のシワが伸び切っちゃってるもんだから、頭使うだけじゃ分かんないのよね。
さて、肝腎のroma_sakamotoさんの質問だが、属国ちゅうのは、外交・安全保障の基本を宗主国サマにやっていただくっちゅうことだっての覚えてるでしょ。
ということは、「宗主国サマの国益」=「属国たる自国の国益」とみなすっちゅうことだ。
このことは、山本七平じゃないが、ずっと以前から日本の政界・官界の「空気」になってて、誰もそれを疑うことを知らない。属国であること自体は忘れちゃってるのにね。
ま、家畜ってそんなもんだけどな。
だもんだから、宗主国サマが露骨に要求してきたらもちろんのこと、遠回しに何かを要求してきた場合ですら、無条件でそれを実行しようとする。
まことにけなげな家畜なんである。
ただし、様々な障害が国内にある時は、それをひたすら宗主国サマサイドに申し上げて、宗主国サマが要求を撤回したり要求を緩和したりすることを期待することがある。
まだ、どっか分かんないとこあるかな?
<ΘΔΘΔ>(同上)
「多文化社会は失敗だ」 メルケル独首相、内向き志向強める<(コラム#4321参照)>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/452455/
記事の最後の段落
「「イスラムはドイツの一部であることは明らかだ。サッカー選手のメスト・エジルのことだけではない」と、トルコ生まれのドイツ・ナショナルチームの若きエースを引き合いに出し、融合と異文化否定は異なることを強調した。」
そういやあフランスも98年の自国開催W杯を制した時、ナショナルチーム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E4%BB%A3%E8%A1%A8
を引き合いに出してフランス多文化主義の勝利と喧伝していたな。
わが日本と、英国はこれからどうなるかな。
<ΘΔΔΘ>(同上)
≫言葉の意味が分からない時は、オンライン辞書で調べましょう!≪(コラム#4321。太田)
「就中」を「しゅうちゅう」と読んでいたのは俺だけでは無いはずだ!
<太田>
読みを間違ってても、意味をおおむね正しくつかんでれば、まあいいんじゃないか。
役所に入ってから2年目の1972年に、思惑(おもわく)を「しわく」と読んで、上司に大笑いされたことを今でも思い出す。
ちなみに、「思惑」には、「しわく」という読み方もあるが、その場合は、意味がかなり違ってくる。(=仏教用語で世俗の諸諸事に対して起こす迷ひ心の事。)
http://nippongo.hp.infoseek.co.jp/nippongo/content/kanyou.html
<ΔΘΔΘ>(同上)
一昨年の「リーマン・ショック」後、米連邦準備制度理事会(FRB)は狂ったようにドル札を刷り、問題を抱える債券を100兆円分も買い上げた。
この100兆円を原資に、米国債や株式を買う市場操作を開始して金利を下げ、株価を維持し、ドル安を促進している。
さすがの日銀もじっとしていられなくなり、周回遅れで小規模な株式や不動産の投資
信託の買いに入ったが、円高を止められない。
米国は金融政策を軸にした“通貨戦争”を展開しているのだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101010/fnc1010100800000-n1.htm
円高が止まらないのは。このアメリカ政府の市場介入といってもよい人為的なドル安政策のため。
こういうことをやっておきながら、中国には為替操作国うんぬんっていうんだよなあ。
生真面目な日本は打つ手なしか。
外国為替市場で円相場が15年ぶりの円高ドル安水準となり、収益悪化に直面する 自動車大手の経営トップが18日、相次いで危機感を表明した。
http://www.asahi.com/business/update/1018/TKY201010180349.html
<太田>
知人の田村秀男産経新聞編集委員は、元日本経済新聞の記者で、彼の書く記事は、産経新聞の中で、信頼性が高い例外に属する。
ただしだ、この記事、必ずしもでき良くないぞ。
ちゅうのも、田村の言ってること、別段最近の話ってわけじゃなく、実は、ここ30年にわたって米国のFRBが基本的に一貫してやってきたことだからだ。
何と言うことない。米国の中産階級の借金漬けの過剰消費も、住宅バブルも所得格差もそのような金融政策の結果起きたことさ。
実は、以上の話、以下のコラムの受け売りだけどね。↓
http://www.csmonitor.com/Commentary/Global-Viewpoint/2010/1018/Debt-and-inequality-Why-China-and-US-must-both-change-their-ways
<ΔΔΘΘ>(同上)
丸山議員が官房長官の電話暴露「APEC飛んでしまう」
http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY201010180406.html
対立政党の議員にこんな話する官房長官なんて存在すんのか?
暴露する方もどうかと思うが、それ以上にそんな重要な用件ペラペラ喋るとか信じられん。
中共じゃないけど何かの計略の元に講じた1手なのでは!?
・・・考えすぎ?
<ΔΔΘΘ>(同上)
元々、東京弁護士会で友人でしょ。
仙谷も相当滅入ってるんでしょ 国会答弁見ても痛々しい。
<太田>
検察は、例の船長を釈放する旨、事前に法務大臣に報告している。(典拠省略)
菅内閣は、法務大臣を通じて指揮権を発動することによってこの方針を撤回させていないのだから、「仙谷氏<が>一貫して「釈放は検察の判断」と説明してきた」ことと、全く矛盾はない。
新味があるとすれば、指揮権を発動しなかった理由の一端を官房長官が漏らしたという点だが、いずれにせよ、大した話じゃありません。
<ΔΘΘΔ>(同上)
そういえばまたデモやるんだってね。
普段から日本のマスコミは糞、自分達こそが真のマスメディアと公言してるちゃんねる桜が主催と思われるデモをメディアが取材に来ないからとまた批判してますが、嫌いなくせに取材はしろって冗談なんでしょうか?
<ΘΘδδ>(同上)
アキバで営業妨害ってw。しょぼ過ぎる・・・。
「今回、このデモ隊が主に抗議していたのは、ソフマップ、オノデン、LAOXなど秋葉原に本拠地を置いて免税販売を行っている家電量販店。
9月末~10月はじめの、中国国慶節(建国記念日)の大型連休で秋葉原に来訪・お買い物をする中国人観光客を狙ったセールを行ったことに対しての抗議行動らしい。」
http://d.hatena.ne.jp/workshop/20101018#p1
<太田>
少なくとも、支那資本のLAOX
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
には抗議じゃなくて、支那の小金のある大衆のホンネの対日観を教えてくれたとして感謝すべきじゃん。
それよか、やっぱし中共での「デモ」の方がオモロイよね。
中共当局、古代ローマを見倣って、「市民」に「パン」だけじゃなく、「サーカス」ももっと提供せにゃ。
時たま、オリンピックを北京で、万博を上海で提供するくらいじゃ、「サーカス」、決定的に不足しとるよ。↓
「・・・家にいたら、知人から面白いから見に来いと電話があった・・・
興奮した若者らが日本車を壊し始めた・・・様子を見ていたという男性は「彼らはスローガンなんてどうでもいい感じ。興奮していた。・・・」・・・」
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101018/chn1010181116002-n1.htm
この「デモ」について、毎日新聞、社論で実にまともなこと言ってるね。↓
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20101019ddm001070053000c.html
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20101019k0000m070130000c.html
<ΘδΘδ>(同上)
<話変わるが、>正に我が意を得たりってとこだろ、おーたん。↓
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101019/amr1010190008000-n1.htm
<太田>
産経新聞の古森義久「大」記者が、どんだけ正確にモンデール元駐日大使の新著の内容を伝えているか、分かったもんじゃないけど、そういうことが書いてあったとしても、日本人以外は誰も驚かないだろうね。
<ΘΘΔΔ>(同上)
<上記記事には、>「日本が憲法の制約を除くことへの期待を表明した。しかし同氏は「日本側は米軍の駐留を望み、アジアの安全保障は米国に委(ゆだ)ねることを期待し、米軍は実際に日本各地に長年、駐留してきたため、米国はいまになって突然、日本に憲法を書き換えるよう求めることはできなくなった」とも書いている」<とある。>
≫この飼い主、かなり前から、この牛をもてあましており、この牛を野生に戻すべく、おどしたりすかしたりしてきたけど、牛の方が全く乗ってこない もんだから、仕方なく飼い主続けてるんですよ。≪(コラム#4317。太田)
で、そのうちにこの飼い主も、年を取り往年の元気は無くなり、ついでに金欠になり生活を維持する術として、この鈍牛に依存して命を存えているってことかぁ?
米国が、日本がお荷物で面倒と本気で考えているなら、宗主国から有無を言わさず属国の憲法改正を厳命し、日本国の外交・防衛を米国は放棄すると高らかに宣言すれば、いくらピン呆けした真性家畜の日本人でも覚醒するとおもうが…。
しかし現実は、没落米国と日本も、相互依存のドロドロの関係で、まぁ例えは適切かどーかは別にして、チンピラヤクザとその情婦のような…底なし沼からは容易に這い上がることが困難になってるってことなんだろ・・。
<ΘΘδδ>(同上)
いろいろ考えたんだが、日本の支配層が支配を維持し続けるために属国状態が都合がいいんだな。
だから日本が属国状態にあることを一般の国民にわからせないようにしてきてるんだ。
<太田>
残念ながら、「日本の支配層」、脳のシワが伸び切ってるから、そんな高等なこと考えたり実行したりする能力ないよ。
ただし、宗主国サマと日本が合邦すると、自分達が日本を「支配を維持し続ける」ことはできなくなるかもしれない、くらいは潜在意識の中にあるかもしれないけどね。
<ΘΘδδ>(同上)
・・・しかし、民主党も仙谷も惨いね。
天下りを現役出向と名前を変えて、「はい 公約通り 天下りを無くしました」ってか? ↓
http://www.youtube.com/watch?v=6HaGCZ6Cd5o
<太田>
天下りなくすには、恩給制度の復活しかないんよ。(すり切れたレコード)
<太田>(ツイッターより)
(コラム#4262に関し)このシリーズは米国人の日本近現代史認識を根底的に批判するものだが、コラム#4303でやった日本人の日本近現代史認識への根底的批判と一対をなすものだ。
どっちも言われて見りゃコロンブスの卵ざんしょ。
(コラム#4263に関し)アングロサクソンを理解したいのなら、まず、『アーロン収容所』を読み、映画『エリザベス』『エリザベス・ゴールデンエイジ』を鑑賞し、それぞれについての私のコラム(シリーズ)を読むところから始めよう。
(コラム#4264に関し)ダワーにせよ、昨晩TVで鑑賞した『戦場のピアニスト』<
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88
>の監督のロマン・ポランスキーにせよ、結局のところ身内びいきの史観を露呈してしまっている。
弱き者、汝の名は人間なり。
<太田>
お前もそうじゃないかって言われそうだな。
それでは、その他の記事の紹介です。
嘘つきポッポ禁治産者の真骨頂ここにあり。↓
http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY201010180416.html
小沢は小沢で、厚顔無恥の理念型として生き恥をさらし続けている。
小鳩の両名、とにかく、一刻も早く、永久にこの世の中から・・いや少なくとも我々の目の前から・・姿消して欲しいよ。↓
「東京地裁が、東京第5検察審査会の起訴議決執行停止などを求める小沢一郎民主党元代表の申し立てを却下した・・・
衆院政治倫理審査会での弁明さえも小沢<はしようと>していない。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101019/stt1010190013000-n1.htm
このエゴの塊のような日本の現在の「選良」達に比べ、戦争直前の頃の日本の選良達がどんなに人間主義的な立派な人々だったか、思い起こそう。↓
・・・While the diplomat・・・Chiune Sugihara・・・pumped out his visas independently, a much more organized and lesser-known effort was under way for Jewish refugees once they reached Japanese territory ? which is where Osako enters the saga.
In 1940, the Japan Tourist Bureau (JTB), the country’s main tourist agency, agreed to help Jews in the US distribute aid money to refugees fleeing Europe. This would allow them to fulfill immigration requirements and help them function once inside Japan.
The decision was made despite Tokyo’s close ties to Germany; according to JTB records the company had the permission of officials in the Foreign Ministry and other agencies.
The bureau assigned workers to help refugees at various stages of their journey, and Osako, in his second year of employment, worked as an escort and clerk on ships that took them across the Sea of Japan to the island nation.
Most would then go on to the port cities of Kobe and Yokohama and try to arrange passage onward.・・・
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2010/10/19/2003486052
英国にもイスラエルにも、そもそも憲法がない。↓
だから、日本のように、憲法に規範性がなくったって、全然かまわないんだわさ。
・・・Israel never drafted a constitution.・・・
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-israel-jewish-state-20101019,0,2864120,print.story
こいつは驚きだ。
あのキリスト教原理主義米国が、このところ急速に世俗化しつつあるってよ。↓
・・・As recently as 1990, all but 7% of Americans claimed a religious affiliation, a figure that had held constant for decades. Today, 17% of Americans say they have no religion, and these new “nones” are very heavily concentrated among Americans who have come of age since 1990. Between 25% and 30% of twentysomethings today say they have no religious affiliation ? roughly four times higher than in any previous generation.・・・
・・・Throughout the 1990s and into the new century, the increasingly prominent association between religion and conservative politics provoked a backlash among moderates and progressives, many of whom had previously considered themselves religious. ・・・
http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-oe-1017-putnam-religion-20101017,0,6552414,print.story
台湾は、経済面でこそ接近しつつも、政治的には着実に中共から離反の度を高めつつある。↓
・・・ a study published in September by the Taiwanese United Daily News revealed that 16 percent of participants support full independence while only 5 percent want reunification with China. (The same study in 2000 showed that 12 percent supported independence and 9 percent wanted reunification.) ・・・
http://www.newsweek.com/2010/10/18/military-tensions-increase-between-china-taiwan.html?from=rss
復讐するとかえって自分が不幸になるってよ。
お釈迦様の言ったことは常に正しい。↓
・・・merely contemplating revenge stimulates a region of the brain called the dorsal striatum, which is known to become active in anticipation of a reward or pleasure, such as making money or eating good food.・・・
Although it can be a misguided, costly craving in the modern world, evolutionary psychologists believe the thirst for revenge ensured our ancestors’ survival ? retaliation was the only way for victims to deter aggressors from harming them or their tribes in the future.・・・
Men retaliate slightly more than women.・・・
・・・men use more overt weapons than women, who tend to stick to gossip and covert sabotage.・・・
The researchers measured their mood on a seven-point scale (with 7 being extremely satisfied) and found that avengers scored 1.5 points lower than other players who didn’t get a chance to retaliate・・・. That’s probably because they kept thinking about the ringer, while those who couldn’t retaliate didn’t dwell on the incident,・・・
http://www.latimes.com/health/la-he-revenge-20101018,0,6233918,print.story
リムスキー・コルサコフの「くまんばちの飛行(Flight of the Bumblebee)」演奏のスピード世界記録達成! 聴いてごらん。↓
http://www.bbc.co.uk/news/uk-11568642
————————————————————–
太田述正コラム#4324(2010.10.19)
<『網野史学の越え方』を読んで(その2)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x988)
- 公開日:
ちょっと前に役人の天下りが敵視されてニュースになった時に、自衛隊を佐官クラスで定年退職した人のブログに“天下り”と“再就職”の違いも分からないバカどもがぎゃーぎゃー騒いでうんたらかんたら、と書いてましたが、厳密な違いはあるのでしょうか?因みにその方は海自の機関科を勤め上げて、某ダイヤモンド系大手電気メーカーで第二の職場を得ていました。
読めば読むほど暗くなりますし、出すぎなので、やめる筈でしたが、意外な反響もあったのであと少しだけおつきあいください。しつこい(笑)。
今日の太田さんの答えからいきますと、つまり、官僚、内閣が宗主国の決定が日本の国益に必ずしもならないことが分かっていない。つまり、宗主国に強要されているという感覚すら全く無い、ということになりますね。そこが一番わからないんですよねぇ~。そんなことってあるのでしょうか?確かにそうであるならば、最初の牛の例えに全ての答えが内包されているわけですが。確かに、宗主国の決定が?たまたま日本の国益と見事一致する?別に日本にとって良くも悪くもない、というケースにあたることは結構あるにしても、現に与野党並びに、世論から、疑問の声があがりますし、今回の尖閣事件での船長釈放など、誰が考えてもおかしさに気づくと思うのですが。それとも官邸に入ったとたん思考停止するようなウィルスでもあるのでしょうか?また、そんな現状(現時点では民主党も宗主国の決定に従っている)であるならば、自民党以上に平和憲法、自衛権の封殺にこだわりの強そうな民主党に政権交代したぐらいで、なぜ独立への可能性が開けると言えるのでしょうか?(その答えはきっと何処かで散々書いているのでしょうが、ニューカマーですからお許しください。)
一応、なぜ自民党では絶望的なまでにダメなのか、という理由は過去コラムで理解しております。