太田述正コラム#4401(2010.11.27)
<皆さんとディスカッション(続x1027)>
<ΔΔΞΞ>(「たった一人の反乱」より)
≫田母神は対米従属主義の政治家をアメリカ派と呼んで批判しているよ。デモはしていないかも知れないが一括りにはできない。≪(コラム#4399。δννδ)
だから、あなたもお気づきのように、少なくともタモガミは、米国に対するよりもはるかに強く中国に対して反発しているわけでしょ。
それってただの事大主義じゃないかい?
百歩譲って、タモガミが確信犯的事大主義者じゃないとしても、客観的にみて米国の属国でい続けることの方が、中国のちょっかいなんかより、よっぽど、大問題なんだから、問題の軽重の判断ができない点から、まったく無能な人物としかいいようがない。
日本の独立のためには、一刻も早く国民の大多数が、属国である状況を直視し、事大主義的な考えから抜け出さないといけない。
タモガミたちのやっていることは、この問題の本質から、国民の目をそむけさせつつ、内輪のガス抜きをしているに過ぎない。
ことの本質から国民の目をそむけることで、(確信犯的か、そうでないかは別として)自らの事大主義者的生き方を「保守」している点では、タモガミも自民党と同じ穴のむじなということよ。
タモガミのような無能で声ばかり大きい人が騒いで目立っているのをみると、太田さんの、草の根レベルで問題の本質を正しく述べ続け、地道に国民の考え方を変えようとする行為が、いかに大切か、改めて実感するけどね。
<ΔΞΞΔ>(同上)
>少なくともタモガミは、米国に対するよりもはるかに強く中国に対して反発しているわけでしょ。それってただの事大主義じゃないかい?
中国という脅威を宣伝することで、安全保障への関心を高めたいということでは?
少なくとも、吉田ドクトリン墨守で安全保障はアメリカにおんぶにだっこを望んでいるとは思わんが。
目標とするところは、結果的には、太田さんと同じ「独立」だろ?
現状認識が無茶苦茶だから、太田さんとはアプローチが全く違ってくるが。
重要な違いは、「属国」への反省が伴うか否か。
太田さん的には、反省のない「独立」でも構わないと思っているんじゃないかな?
<ξξΔΔ>(同上)
>中国という脅威を宣伝することで、安全保障への関心を高めたいということでは? 少なくとも、吉田ドクトリン墨守で安全保障はアメリカにおんぶにだっこを望んでいるとは思わんが。
吉田ドクトリン墨守政党の本丸である自民党を批判しない=日本は米国の下部組織で良い(田母神)
≠日本が米国を善導する(太田)、
だから、田母神を買い被り過ぎじゃないかな。
田母神は、米国の庇護のもと、米国より弱い中国をイジメたいだけでしょ。
俺のバックには米国親分がいるんだぜ、とちらつかせたい、という感じw。
>太田さん的には、反省のない「独立」でも構わないと思っているんじゃないかな?
そうは思ってないだろうけど、田母神式独立論=「支離滅裂さは耐え難い(#4325)」独立論、に対する太田さんの優先順位は低いんじゃないかな。
お前の流派の独立論は気に食わない的内ゲバをするよりも、日本が属国とは思っていない人に属国論と独立論を広めたほうが効率的だし。
<ξξΔΔ>(同上)
>田母神は、米国の庇護のもと、米国より弱い中国をイジメたいだけでしょ。俺のバックには米国親分がいるんだぜ、とちらつかせたい、という感じw。
それはどうかなあ。
本音ではアメリカに対してやってやりたい事ではあるけれど、アメリカは強すぎるから、手ごろな中国を叩いてウサ晴らししてるってとこだろう。
日本人ならアメリカに対して無意識的な屈辱感を感じてないはずが無い。
<ΔΞΞΔ>(同上)
俺より、適切に言語化してくれた感じ。
自衛官になると強制的に去勢されるんだけど、去勢されるとは露知らずに自衛官になった若者が大多数じゃないかなあ。
文官出身のおーたんには、田母神の心の病み<(闇?(太田)>は分からないかもなあ。
<ξΔξΔ>(同上)
<δνδνクン(コラム#4397)>に対し太田さんは、
≫「英領北米植民地人<(=米国人)>って、まことに観念的かつ暴力的」(コラム#4889)だからして、「正義の味方の助太刀として世界平和のために立ち上がっ<てる>」(と思い込んでる)派の方が、「利権」を「搾取」し続けたい派よりも圧倒的にツオーイのが米国なんじゃらほい≪(コラム#4397。太田)
とのことだけど、太田さんは一見米国のことを“脳みその足りていない大男”なんぞの比喩を使って苦言を言ってはいるけど、米国に対してシンパというより妄想気味の信頼というか…買いかぶり過ぎでないの?(陰謀論的には米国のスパイかw)←失礼 人(´д`;)
米国に対し普通の堅気衆は、≪属国を利用して「利権」を「搾取」し続けたい派≫が圧倒的多数派であると考えるほうが無理が無いとおもうが。
最近問題になっている裁判員制度や、関岡英之氏のベストセラー「拒否できない日本」にこれでもか~というくらいにある。
有無を言わさない「アメリカ型への日本改造プログラム」の指令(命令)の数々は、「自由化」なんぞと謳ってはいるけど、日本の歴史や文化を破壊し、極めて特殊で民族的に偏向したアメリカ的価値観を押し付け、自国の利益を確固たるものにすることを目的としている現実がある。
この現実を前に、日本に独立を促す宗主国…というのは日本人の大多数が理解できないとおもうが。
<ΔΔΞΞ>(同上)
太田コラムちゃんとよみなはれ。
<太田コラム読者>(2010.11.25)http://8706.teacup.com/uedam/bbs
初めて投稿させて頂きます。
太田コラムの中で、植田さんのことを知り、また同じ静岡県民ということで、この掲示板を拝見させて頂いております。
しかし、植田さんは太田さんのことを良く言及する割には、殆どそのコラムを読まないのは何故でしょうか?
太田さんは、直接、反論しないものの、本人のコラムの中では、殆ど植田さんに対して反論しております。
太田さんも植田さんから何の反論もない事を寂しがっておられますので、ツイッターのつぶやきだけではなく、コラムの中も覗いてみて下さい。
<一昨>日のコラムでも、下記の通り言及が有りました。
太田述正コラム#4397(2010.11.25)
<植田信>(2010.11.23/24)http://8706.teacup.com/uedam/bbs
・・・私は、東大卒の太田述正氏を最大限、評価しています。冗談ではなく。・・・
だから、いいところもあり、そうでないところもあり、ですよ。・・・
<太田>
植田サン、戦前日本非自由民主主義(的)国家観(事実無視)、昭和天皇属国化責任
論(陰謀論)、に立ってる限り、タモさんを始めとする、日本の「右」のメンメンと同
じくらいのピンボケぶりであり、そんな人に「最大限、評価」してもらっても、ボク、
苦笑するだけでさあ
因みに太田さんは、昭和天皇属国化責任論の典拠となっている豊下樽彦説について承知の上での反論です。
余計なことかもしれませんが、太田さんも気にしておられますので、どうかキチンと反論なさって下さい。失礼致します。
追伸:それから、藤原不比等戦略についても、その内容を知りたがっておりますので、一度、ご教授して上げたらどうですか?
<植田信>(同上)
–太田コラム読者さん、書き込みをありがとうございます。–
・・・コラム読者さん。
ご紹介をありがとうございます。
いや、当分、一言コメントでいいです。
私は、2005年あたりからでしたか、それとも2004年の時点だったか、太田述正氏を発見しました。いや、2002年12月には、もう言及していました。
以来、数年、丹念に読みました。
今は一口コメントで十分です。
太田氏の意見との食い違いも、ちっとも気になっていません。
太田氏は私よりも、西尾幹二氏あたりと、まず議論したほうがいいと思っています。
以前、この私の意見に賛同された方が、太田氏のディスカッションで私のこの意見を紹介してくれました。
以来、まだ実現していませんねえ。
誰か両氏の対談をアレンジする人はいないものか。
それはそうと、日本は属国であり、それはみずからそうしたのである、という点で一致していれば、あとはオーライです。
どうでもいいです。
ということは、その一致点が、現時点では、最も重要である、ということです。
それ以外のところで、なんだかんだ言ったところで、焦点が薄まるだけです。
というわけで、そうですねえ、あと3年くらいは、一口コメントで十分です。
それよりも、まだまだ自分の考えを先に延ばしていく方が私には先決事項です。
豊下氏の件は、以前、太田氏の言及を一度見た覚えがありますが、それはそれでいいでしょう。
きっとどなたかが、整合性を発見してくれることでしょう。
今のところは、たとえ間違っているとしても、自分の設定した路線を進んでいくだけです。
要するに、早い話、昭和天皇要因にせよ、吉田茂要因にせよ、律令理性の世界の話ではありませんか、と。
肝心な点は、太田氏の持論である、早く自立せよ、です。
どうですか、私と太田氏は、基本のところは、一致しているでしょう。
だから、あとの多少の食い違いは、どうでもよし、です。
コラム読者さん、テイク・イット・イージーですよ。気楽に考えてください。
大学院で博士論文を書いているわけではあるまいし、ですよ。
とにかく、太田氏を気遣っての書き込み、十分そのお気持ちは理解できますので、ご安心ください。
あと数年、お待ちください。
<太田>
親切な「太田コラム読者」がいてくれたわけだが、「植田さんから何の反論もない事を寂しがっておられます」じゃなくて「植田さんから何の反論もない事で植田さんのことを心配しておられます」でしょ。
「結論独立派」中の肉体派のタモちゃんの方は、心配する必要全然ないけど、「結論独立派」中の知性派の植田サン、「あと数年」太田コラムから逃避する自閉症的生活を続けたら、多分取り返しつかないぜ。アーメン。
<太田>(ツイッターより)
(コラム#4148に関し)19世紀は英国の世紀、20世紀は米国の世紀だったけど、21世紀は人間主義(日本/アングロサクソン文明)の世紀になって欲しいものだ。
そのために最低限必要なことは、中共と北朝鮮の体制変革だ。
<Rindenda>(同上)
この人のアイコンはちっちゃい日の丸付きですが、所謂ネトウヨとは異なります。
<太田>
それでは、記事の紹介です。
韓国軍の装備は、国産のものはことごとく使い物にならず、また、輸入(ライセンス生産?)物もまた、メンテナンスがひどくてこれまた使い物にならないようだね。
も、どうしょうもないよ。↓
「・・・今年10月に行われた国政監査で、延坪島とペンニョン島に配備された対迫レーダー・・・(AN/TPQ-36
http://en.wikipedia.org/wiki/AN/TPQ-36_Firefinder_radar (太田)
<ないし>AN/TPQ-37
http://en.wikipedia.org/wiki/AN/TPQ-37_Firefinder_radar (太田)
)・・・は、同年2月に配備されてからわずか8カ月の間に、11回も故障していた・・・
3月に哨戒艦「天安」が北朝鮮の攻撃を受けて沈没した際、やはり最先端のハイテク兵器といわれる海軍戦術情報システム(KNTDS)<(国産)>は、1200トン級の艦艇が二つに割れたことや、位置を示す信号が消え去ったことを把握できなかった。平沢第2艦隊司令部は、隊員たちからの携帯電話による連絡ではじめて事態を把握し、非常態勢に入った。当時、ペンニョン島に展開する部隊には熱監視装置(TOD)<(国産?)>が配備されていたが、兵士たちはその装置が何をするものかさえ知らなかった。そのため天安が沈没した当時の映像を確保するだけで数日もかかった。哨戒艦が沈没するという非常事態が起こっていた頃、敵潜水艦の位置を把握して攻撃もできるはずの哨戒ヘリコプター「リンクス<(LINX)
http://en.wikipedia.org/wiki/Westland_Lynx (太田)
>」は、故障によって1台が墜落、もう1台が不時着する事故を起こしていた。ヘリの整備を請け負っていた民間企業が、部品を交換したかのように偽っていた事実が、後から明らかになったのだ。」
http://www.chosunonline.com/news/20101127000011
「水上を走行できるといわれる装甲車K-21<(国産)>は、湖の中に入った直後に重心を失って沈んでしまった。2018年までに3兆9000億ウォン(約2830億円)を投入し、370台以上の導入を目指していた戦車XK-2(通称・黒ヒョウ)<(国産)>事業は、後からエンジンの欠陥が発見され、いつになったら量産体制に入れるのかさえ分からない状況にある。・・・」
http://www.chosunonline.com/news/20101127000012
経済発展に、健康が全く追いついていない中共、どっちも停滞している米国!↓
・・・China・・・has grown vastly wealthier, but only modestly healthier.
There is an intriguing parallel here to the Industrial Revolution. ・・・longevity and health did not improve much when economic growth took off in the early 19th century.
With rising incomes, people could afford better food, clothing and shelter. However, they were also exposed to more disease because so many of them were moving to cities.・・・
As in the Industrial Revolution, many people have left the countryside, where disease rates are lower, and poured into crowded cities. Accidents have become common, like the Shanghai fire last week and a series of workplace tragedies in recent months. Obesity is rising. Pollution is terrible.・・・
There is, after all, another large country with unimpressive recent gains in life expectancy, even smaller than China’s. That’s right: the US. Since 1990, we have been passed by Chile, Denmark, Slovenia and South Korea, among others. China is still five years behind us, but it’s gaining.
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/print/2010/11/27/2003489528
昨日始まった「人の気持ちが分かる人分からない人」シリーズ(未公開)に即して言えば、アナキストもボルシェビキもイスラム原理主義者も、大衆の気持ちが分からない権力者が生み出した病理だということになるわけだが・・。↓
・・・The type of young activists who now kill to “defend” Islam from a perceived attack are similar to those who would have killed in the name of class struggle in previous generations, or who a century ago would have killed in the name of anarchism. In its potential to mobilise, an “ideology is only as strong as the ties of friendship”・・・
In the slums of those Muslim-majority countries often viewed as vulnerable to the spread of extremism, football often enjoys a huge following.・・・
http://www.ft.com/cms/s/2/573ab4ea-f363-11df-b34f-00144feab49a.html#axzz16RdKpvAd
——————————————————————————-
一人題名のない音楽会です。
ユダヤ人音楽のシリーズの第3弾(落ち穂拾い篇)です。
今回は、エルネスト・ブロッホ(米国ではアーネスト・ブラック)をとりあげます。
彼(Ernest Bloch。1880~1959年) は、スイス出身のユダヤ人作曲家であり、米国で活躍しました。
その「最も有名な作品を含む成熟期の作品は、しばしばユダヤ教の典礼音楽や、ユダヤ人の民俗音楽を依り拠としている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%9B
[Jewish Life–suite for cello and piano]より
Prayer チェロ Sol Gabetta Staatskapelle Dresden
http://www.youtube.com/watch?v=If6BIHDcOPM&feature=related
[Schelomo (Rhapsodie Hebra���que)]
チェロ ロストロポヴィッチ バーンスタイン Orchestre Nationale de France
http://www.youtube.com/watch?v=-jII0zpO9Pw&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=UZyI6HfCOQQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Isj-v0Vipbs&feature=related
[Baal Shem Suite]
Nigun(Improvisation) バイオリン レオニード・コーガン(Leonid Kogan~
http://www.youtube.com/watch?v=qZa9N4TeEbA&feature=related
Abodah バイオリン メニューヒン
http://www.youtube.com/watch?v=Hb0DDyLmvhU&feature=related
Vidui バイオリン Niki Vasilakis
http://www.youtube.com/watch?v=Q8cJn36r1L0&feature=related
[Suite Hebraique–suite for viola and orchestra]
第1楽章 Rhapsodie ヴィオラ G���rard Causs���
http://www.youtube.com/watch?v=rPPB4CtLTCA&feature=related
第2楽章 Processional ヴィオラ G���rard Causs���
http://www.youtube.com/watch?v=-63PkD805uY&feature=related
第3楽章 Affirmation ヴィオラ Avri Levitan
http://www.youtube.com/watch?v=tMYis8PqQkA&feature=related
もっと聴いてみたいと思われた方は、以下もどうぞ。
[Avodath Hakodesh(Sacred Service)]バリトン独唱と合唱
http://www.youtube.com/watch?v=Q1uiUpRn7HY
http://www.youtube.com/watch?v=DzzALJOcbgA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Nyh26f6HjAg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ZOssh7doQm8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=mXqZbxSjj5c&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=lGjOGwgrh9w&feature=related
[Concerto Symphonique for piano and orchestra] ピアノ Marjorie Mitchell V. Golzhammer指揮 Vienna State Opera Orchestra
http://www.youtube.com/watch?v=RCdgX8Otoho&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=bNLHxKuu4GE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=TVgzIJDpn2E&feature=related
[Violin Concerto]
http://www.youtube.com/watch?v=8jSAqFqln0I&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=-MDsHZ0WeH0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=qy8AcILtVB8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=_-u6oCdVl3Q&feature=fvwk
皆さんとディスカッション(続x1027)
- 公開日:
》韓国軍の装備は、国産のものはことごとく使い物にならず、また、輸入(ライセンス生産?)物もまた、メンテナンスがひどくてこれまた使い物にならないようだね。 …どうしょうもないよ。↓《(太田)
韓国も日本と同じような「平和ボケ」をしていたということですか。
アメちゃんに依存してたと?
「太田コラム読者」 (太田コラム#4401) 様
植田さんの (あなたへ) レスの中に、私の名前(ハンドルネーム)への直接の言及はないものの、西尾幹二氏に関しての私の太田コラムへの投稿 (太田コラム#3001、 皆さんとデイスカッション続351) への言及があり、(「太田コラム読者」様に)誤解されたくないので (私の植田さんへの) 反論を(「太田コラム読者」様宛に太田コラム内で) 投稿しておきます。
別に私は植田さんの歴史観その他に賛成して植田さんの名前を引用したわけではありません。(理由は全くわかりませんが) 太田さんが (当時…今もか?) しきりに引用する植田さんへ敬意を表して植田さんのコラムに西尾氏への言及があったことを指摘しただけです。私は植田さんの戦前日本非民主主義国家観にも昭和帝日本属国化論にも「全面的」に反対です。太田コラム#3003 ( 皆さんとデイスカッション続352))における私の投稿をめぐる植田さんと太田さんのやり取りを見ていただければわかると思いますが、太田さんの「懇切丁寧」な解説を植田さんは本当に読まれたのでしょうか? 植田さんが本当に太田さんの歴史観なり日本属国論・独立論を理解しておられるのであれば、日本の「今そこにある」危機が何であるのか、現在進行形で国際情勢の解釈とそこにおける日本のおかれている立場への理解・解釈・分析・判断が全く異なるはずで、(太田さんのいう) 「結論」、(植田さんのいう)「基本」としての日本の自立を口にしてればいいという議論には絶対にならないでしょう。
「太田コラム読者」 (太田コラム#4401) 様 (続き)
ちなみに私は、過去二年間で考えが変わりまして、日本の保守派には完全に失望。西尾氏が太田テーゼを理解するのはアイン・ランド (太田コラム#3632等) に「大英帝国 (本物のアングロサクソン)」を理解させるぐらい困難なことかもしれないと考えるにいたりました(笑)(あと太田さんと西尾さんはチャンネル桜で既に移民問題で激突?しておられますよね・・・2008年7月)。率直に言って植田さんが属国日本の精神病理のなかであと数年ほど過ごしてみたいとおっしゃる気持ちがわかりません。時間の無駄だと思います。
書き間違いです。「時間の無駄」じゃなく「狂気の沙汰」でしだ。