太田述正コラム#4795(2011.6.8)
<皆さんとディスカッション(続x1228)>
<太田>(ツイッターより)
ピカソっていや、絵画は初期の具象画の青の時代(Blue Period) とバラ色の時代(Rose Period)のものが好きだし、それ以降のものでは、彫刻が好きだね。
http://bit.ly/17kR9n
いわゆるピカソらしいシュールな絵画はボクの肌に合わない。
日本の「浮遊少女」の最新の写真(「浮遊」写真は3枚目から)
http://bit.ly/kt5Edi
を載っけた人民網。
テーマは美女でも、週刊ポスト的シンブンから脱皮?
<通りすがりの準教授>
≫<数学>偏差値29から<一浪して>東大に合格した美人作家」 http://media.yucasee.jp/posts/index/7850/2 最近じゃ、数学のできない子がガリ勉すりゃ理系のイイところに行けるのか?。(理系コンプレックスのボク)≪(コラム#4793。太田)
東大であれば、かりに入試の数学がダメでも英語や国語で得点を稼げば総合点で合格となることはあるでしょう。(それは別に今にはじまったことではありません)
その種の『受験技術』への依存はわたしはあまり評価しません。
受験コミック「ドラゴン桜」等の影響でその類の技術に長けた学生達は最近増えつつあるのですが、しかし彼らの存在は率直に言えば大学/大学院教育の質の低下を招くと思います。
理系のステータス(≒理系のイイところ)は、卒業大学よりも誰(指導教官)の元でどのような専門業績(海外論文誌への投稿etc)を残せたか、でしょう。
大学受験程度の知識では理系も文系も大差無い、と思います。
ニューズウィークの記事『アメリカの「原発世論」の特徴と日本への視線とは? 』
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/05/post-295.php
にも、以下のような記述があります。
『~(米国では)少なくとも勉強熱心な大学を卒業して官民の主要な地位についていたり、ジャーナリストとして活躍するような人間は、高校から大学にかけて数学とサイエンスはかなり真剣に勉強させられます。ですから、基本的に日本で言う「文系人間」的な発想法、つまり微積分なり統計学なり周期表といった「ツール」を無視した議論が世論に影響力を与えるということは、極めて限定的です~』
太田さんが良く指摘されるところの日本戦前史に対する左右論壇の誤解や、日本における戦史研究の貧困さも、大学の西洋史学科などを卒業した人文系「知識」人の硬直化した思考と価値観の結果ではないでしょうか。
『歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学』なんて本もありますし、せめてもうすこし議論に使う分析ツールを広げてもらいたいものだなあ、と思う次第です。
<宮里>
–『伊藤博文 知の政治家』の件–
差しあげた瀧井一博『伊藤博文 知の政治家』にお付き合い下さり、ありがとうございました。<(「『伊藤博文 知の政治家』を読む」シリーズ(未公開)>
太田史観からすれば、<瀧井氏、>なんだかまだるっこしいことを言って、中途ハンパの当たり前の(凡庸な)結論を述べているだけと、ご批判を受けるのではないかと恐れておりました。
伊藤を「イギリス流の漸進的立憲政治家」と大書するのは、今更どうかと思いますが、本書の提示する伊藤の朝鮮統治観は、従来の戦後歴史学の文脈ではどうしても言えなかったことで、これを「実証的」に特筆しているのは、大きな前進だと感じました(しかし、歴史的素養を持たない「知識人」が本書でいちばん批判しやすいのも、残念ながらこの「朝鮮統治観」だと思います)。
歴史学も戦後の「負の遺産」が大きすぎて、その枠組みから抜け出すだけで、たいへんみたいです。そういう点を考慮すれば、自分などには示唆に富む本でした。
ただ、瀧井氏が自分の「独創的」解釈で、伊藤を「知の政治家」と高く評価せんがため、従来の研究史上の伊藤博文評価が「機会主義的ポリティシャン」風であったという言い方には、やや言い過ぎの憾みが残ります。明治史的には、なんだかんだ言っても、伊藤
博文は「維新の三傑」に次ぐ政治家と言う定評はあると思います。
瀧井著は、伊藤をなんだか独創的な「大政治(思想)家」と持ち上げようとして、明治政府、ひいては明治の国民的コンセンサスである、太田さん流に言えば「横井小楠コンセンサス」を等閑に付し、伊藤ひとりを近代日本の国家設計者として描こうとしている点に、私は今ひとつ、ついていけませんでした。それが前にも申しあげた、伊藤博文の評伝の冒頭に、よりによって、ルソーの言葉を掲げる不可解さにつながります。
最後に本書で論じる伊藤と統帥権の問題について、太田さんはどのようにコメントされるのか、その点に不勉強な自分には、正直興味深かったです。外交権の問題について、それも明治以来、当たり前のように政府が管理していると思っておりましたが、考えてみれば、戦前(戦後も、でしょうか)の外務省は、政府が独自に外交に関与しようとすると、「二元外交」と称し、嫌っていたことは少し歴史を調べれば出てくる話ですね。ありがとうございました。
<εΦεΦ>(「たった一人の反乱」より)
菅降ろしに原発の影
2011/06/03 東京新聞
「不信任決議や党分裂の最悪の事態こそ回避したものの、「辞意表明」へと追い込まれた菅直人首相。
首相としての求心力は放棄したのも同然だ。それにしても「菅降ろし」の風は、なぜ今、急に、これほどの力を得たのか。背後に見え隠れするのは、やはり「原発」の影だ。初の市民運動出身宰相は、この国の禁忌に触れたのではなかったか。 (佐藤圭、小国智宏) 」
http://livedoor.2.blogimg.jp/boku2ch/imgs/7/2/72dd8243.jpg
http://livedoor.2.blogimg.jp/boku2ch/imgs/9/3/9345f42c.jpg
ちょっと管降しが不自然な印象だったんだが、こういう事か。
「反復興増税」「地下式原発」… 与野党重鎮が相次ぎ超党派議連
2011/05/29 20:29 産経新聞
原発の地下建設推進、議連発足へ 与野党党首ら超党派
2011/05/21 00:59 朝日新聞
地下原発で超党派議連=会長に平沼氏、顧問に森元首相ら
2011/05/31 19:00 時事通信
「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」
会長/たちあがれ日本 平沼赳夫
自民党 谷垣禎一、森喜朗、安倍晋三氏、古賀誠、中川秀直、山本拓(福井2区)
民主党 鳩山由紀夫、羽田孜、渡部恒三、石井一
国民新党 亀井静香
この人達やその周辺は今後も注目だよ。
<ΕΦΦΕ>(同上)
「たかじん・・・」で田嶋さんが「この記事を読んで、菅さんが辞めない理由が分かった!」とか言ってたやつだな。
田嶋さんは、脱原発を、菅首相が最後の大仕事としてやりたがっているとかいう妄想をまくしたててたが、妄想膨らませ過ぎだろ。
<εΦεΦ>(同上)
田嶋の妄想かもしれんが、管降しと民主・自民の大連立には原発推進の意向が絡んでいると思うね。
「日本経団連の米倉弘昌会長は7日の新成長戦略実現会議を、5月19日の前回会議から2回連続で欠席した。
経団連は「先約があり、日程調整がつかなかった」としているが、度重なる欠席に「菅首相を見限ったのではないか」(財界関係者)との声も出ている。」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110607-OYT1T00936.htm?from=main5
経団連も歩調を合わせてる。
<εεΦΦ>(同上)
<ΦεεΦクン(コラム#4703)、太田さんの小沢裁判への見解に執拗に異論を唱えているのは>複数の投稿子なんかじゃないよ。
<6月2日の「たった一人の反乱」への「平日休日問わず毎日かつ常時このスレへの大量書き込み&チェックをしている、それがいろんな意味で生き甲斐になっちゃってる約一名の人(説明不要だよね)にいくら論理的なことを言っても意味はないと思う。
問題は、そんな人の非論理的で感覚的な書き込み(それがそそっかしい新参者とかなら全然いいんだけど) を逐一ディスカッションで取り上げてる太田さんのほうがむしろ問題じゃないのかなぁ。・・・
この人は、かなり前からいるんだな。
しかし過去に一度、太田さんとのやり取りでよほど頭にキタらしく盛大にファビョッて以来、定期的に病的な書き込みをするようになっちゃったんだよ。
↓以下を見ればすぐにこの人だと分かる。
【たった一人の反乱】太田述正 3【ヒネオヤジ】 – 2ちゃんねるキャッシュ
http://2chnull.info/r/mass/1261739034/1-1001」
という>・・・指摘以降、姑息に文体変えてるけどアレな書き込みしてるのはあくまで一人だけ。この人昔はちんみというハンドルネームでむこうに投稿してた人だよ。
<εΦΦε>(同上)
(ちんみさん)目から目糞、もとい鱗。
http://blog.ohtan.net/archives/51134623.html
(名無しさん)目から目糞 もとい鱗だな。
http://blog.ohtan.net/archives/51429595.html
自分も過去ログ漁ってる時に、独特な口調から十中八九その人だと思ったね。
色んな主張があって良いと思うけど、継続した議論をする時に匿名を盾にするような事はすべきではないわな。
見てて何が不満てディスカッションが成立してるように思えないところだな。
<ΦεεΦ>(同上)
><6月2日・・・>の指摘以降・・・
http://2chnull.info/r/mass/1261739034/1-1001 <(εεΦΦ)
あ~、ウッズのSEX依存症で騒いでた人か。
印象的だったんで覚えてる。
もっともアレは太田さんの方も
≫キミ、癌に罹った人を人間的に「だらしな」いって言うんかい? 癌に罹った人の高(好?)感度上がるんかい? ≪(コラム#3707。太田)
とか、
≫キミらのように、精神疾患にかかった人々に冷たい連中が日本に多いからこそ、精神疾患者を追い詰め、本来は逆であってしかるべきなのに、日本の自殺率が米国の3倍にも達してるんだよ≪(コラム#3745。太田)
とか変な事言ってたんで、どっちもどっちって感じだったけど。
ところでSEX依存症って結局精神疾患なのか?
何かグダグダであの話終っちゃってて結局結論出てなかったんだけど。
<ΕΕΦΦ>
・・・パチンコ依存症とかを寛容に見守る必要ってあるのか?
<ΦεεΦ>(同上)
太田さんはあるってスタンスだけど、SEX依存症については俺はそこまで寛容になれんわ。
俺みたいにモテない男からすると「そんな羨ましい病気があってたまるか!」ってのと「そんな病気なら俺がかかりたいわ!」って感じなんで。
結局タイガーがただのド助平だったってだけの話のハズなのに何だかんだ理屈つけて必死でタイガー庇う太田さんに違和感感じまくったなぁ。
いや最初はタイガーを責めてたんだっけ?それに対してタイガー庇った奴がいて
≫キミ、癌に罹った人を人間的に「だらしな」いって言うんかい? 癌に罹った人の高(好?)感度上がるんかい?
に繋がるんだっけ?
それで癌とド助平病を同列に語ったってんで火病った奴が出て他の連中がそいつを宥めたりフォローしたりして変な流れになっちゃったんだよな。
<φφΕΕ>(同上)
セックス依存症騒動は興味無かったから、ほとんど把握してないけど、太田の考えを察するに・・・・・・。
<ΕΕΦΦクン、>ギャンブル依存症は歴然とした病気だから、見守るなんて言ってる時点でアレじゃん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87
太田の言に引っ掛けると、病気の人を寛容に見守るって言ってるようなもんじゃない。
<ΦεεΦクン、>性依存症<については下掲参照。>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87
既に日本でも認知されつつあるから、病気じゃないと言うのにも典拠必要になっとるよ。
<φΕφΕ>(同上)
>見守るなんて言ってる時点でアレじゃん。
太田さんによればそういうセックス依存症だのパチンコ依存症だのの人たちを「冷たく追い詰める」ことが自殺を増やす原因になるからいけないことらしいよ。
ならばそういう人に対しては「温かく見守る」という対応なら問題ないんじゃね?
実際それ以上の何をしろと?
<φφΕΕ>(同上)
性依存症って本人は苦しんでるらしいんでこんな事言っちゃ不謹慎なんだろうけどやっぱり羨ましいな・・・。
何だよSEX依存症って。
俺も依存してーよ。
歌舞伎界なんかは性依存症の温床になってそうだな。
規制しちまえ。
羨ましいからじゃねえぞ?
歌舞伎界の事を考えて性依存症に苦しむ人を救う為に規制しろって言ってんだからな!? 羨ましいからじゃねえぞ?
<φΕφΕ>(同上)
つうかセックス依存症なんて相手に不自由しないという前提があっての話だろ?
普通の男やモテない不細工はかかろうたってかかりようがない贅沢な病それなりに金も暇もルックスも社会的地位もある奴だけがかかるもん。
全く同情出来ません。
<太田>
全く分かっとらんね。
依存症が先にあって、それが自宅で無償のインターネットポルノを毎日見るだけの形であれば「病」じゃないが、有償のインターネットポルノで月ウン十万使ったり、風俗に週何回もいりびたりになって山のように散在したり、強姦に及んだりしたりするとカネが尽き、あるいは警察のご厄介になったりして正常な社会生活を送れなくなる場合が多くなって病じゃーということになるわけ。
有名人や大金持ちなら顔ないしはカネで何とかできるからその限りにおいちゃー病とは言えないが、本人が政治家だったり一部上場会社の社長だったり、配偶者がいたりする場合には病と認定される場合が出てくるってこと。
この後に続く本件に係る投稿子の諸君もこのこと理解してな。
<φΕΕφ>(「たった一人の反乱」より)
男は皆SEX依存症。
歌舞伎界と将棋界は似てるね。
やることさえやれば、後は不倫・ギャンブルやりたい放題。
これアメリカのビクトリア朝的価値観の産物じゃないの?
<太田>
最後の一文は意味不明だぞ。
<ΕφΕφ>(「たった一人の反乱」より)
・・・<εΦΦεクンによる太田さん>のコラム引用文しか見てないけど、察するに精神疾患をどのように理解して、どのようなアプローチを採るべきか、という問題じゃないか。
たぶん、太田は精神疾患は歴然とした病気なのだから、病気に対するアプローチを採らなければならない、いや、採るべきだと主張して居るんだと思うよ。
そこで実際、何をすれば良いかと言えば、(病気だと理解した上で)精神疾患に適切なアプローチを採るべきだって事じゃない。
こう理解したから、自分は別に太田が変な事を言ってると思わなかった。
いや、よく知らんから間違ってる可能性もあるんだけどね。
<ΕΕφφ>(同上)
まぁどんな精神疾患も誰でもなるわけじゃない、何らかの前提があるだろうし何か満たされてないが為に病気になることもあれば、満たされているからこそ病気になることもあるだろう
<φφΕΕ>(同上)
<ΕφΕφクン、>うん、結局太田さんが言いたかったのもそういう事だったみたい。
過去コラム読んできたけど怒ってる連中は太田さんの言いたい事が理解出来てないし太田さんの方も連中が何に怒ってるのかがまったく理解出来てないから話が拗れてた。
<ΕφΕφクン>が言う通り最初の段階で、
>精神疾患は歴然とした病気なのだから、病気に対するアプローチを採らなければならない。そこで実際、何をすれば良いかと言えば、(病気だと理解した上で)精神疾患に適切なアプローチを採るべきだ。<(ΕφΕφ)
って感じで簡潔に性依存症に対しての認識を諭せば良いのに、精神疾患(性依存症)を癌に例えて話をややこしくした上でいつもの如く相手を挑発して馬鹿にして怒らしてって感じだった。
一般人は起・承・転・結で話を組み立ててくれないと内容が理解出来ないんだが太田さんって普段でも承から、場合によっては転から、酷い時は結のみ話すから何が言いたいのかワケが解かんなくなっちゃうんだよな。
…違うか。
起からいきなり転、起からいきなり結に話が飛ぶからワケが解からないのか。
<ΕφφΕ>(同上)
>太田さんの方も連中が何に怒ってるのかがまったく理解出来てないから話が拗れてた。
理解はしてるんじゃね?相手が「理解出来てない」(相手が馬鹿)という前提では議論をするつもりがないんだと思ってる。
>太田さんって普段でも承から、場合によっては転から、酷い時は結のみ話すから何が言いたいのかワケが解かんなくなっちゃうんだよな。
これも、過去コラムをある程度読んでいる相手を想定して書いてるからだろ。
<φφΕΕ>(同上)
>(相手が馬鹿)という前提では議論をするつもりがないんだと思ってる
だから毎度どうでもいい事で話が拗れるんだろうな。
もっとも以前出演していた「たかじんのそこまで言って委員会」を見るに、この手の細やかな説明が苦手なのかな?って印象だけど。
あの放送でも終始、宮崎哲弥と辛坊治郎がフォローしてたから何とか対話が成立してたけど、太田さんの言だけじゃほとんどの人は太田さんが何を言いたいのか理解出来なかったんじゃね?
<φΕφΕ>(同上)
そういえば太田さんは、三宅久之とかが頓珍漢な事を言いだしたときもきちんと反論して三宅や視聴者に理解を促そうとはせず、「馬鹿は相手にしたくない」と言わんばかりに黙っちゃうんだよね。
<太田>
お疲れさん。
それでは、記事の紹介です。
菅首相の次の手が注目されるな。↓
「・・・自民党役員会で、谷垣禎一総裁は「菅政権への協力は復興基本法成立まで」との方針を示した。
民主党は首相の退陣と引き換えに、11年度予算の執行や第2次補正予算案の財源確保に必要な特例公債法案を成立させたい考えだ。しかし、自公両党は首相が交代しない限り同法案の審議に応じない姿勢を強調している。」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110608k0000m010118000c.html?toptopic=tab1_text
原子力安全・保安院を独立機関にするという日本政府の決定が国際的に喧伝されている。↓
Facing widespread criticism for its handling of the crisis at the Fukushima Daiichi plant, the Japanese government on Tuesday announced its intention to create an independent nuclear agency, breaking up the ministry that both promotes and regulates atomic energy.・・・
In it, Japan cites the “possibility” that melted fuel has penetrated the reactor pressure vessels in units 1, 2 and 3 and dropped on to the floors of the primary containment vessel.・・・
http://www.washingtonpost.com/world/japan-report-promises-independent-nuclear-agency/2011/06/07/AG1f02KH_print.html
↑だけど、またまた新しいオヨヨ話が!↓
「東京電力福島第1原発事故で政府の原子力災害対策本部は、国際原子力機関(IAEA)に提出する事故報告書をまとめ、発表。1~3号機の一部で原子炉圧力容器の底に開いた穴から核燃料が格納容器に落下して堆積する「メルトスルー(溶融貫通)」が起きている可能性を指摘した。メルトダウン(炉心溶融)より深刻な事態である。・・・」
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/28535.html
英仏米(?)政府の意向で、天野IAEA事務局長の福島原発事故に係る日本政府べったりの姿勢・・先般のIAEAの報告書に如実に表れているとする・・に不満で、OECDと国連本部での原発安全に係る重要会議が、わざわざ天野事務局長が出席できない日を選んで開催されることとなったとさ!↓
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304906004576371781243470772.html?mod=WSJ_World_MIDDLENews
二代にわたり、アサド家は兄弟が役割分担をしてきたとさ。↓
・・・ “Sometimes I think Bashar means it about reform,・・・But his brother・・・Maher・・・won’t take it.”
In many ways・・・the relationship between President Assad and his younger brother mirrors the relationship of their father, Hafez al-Assad, with his younger brother Rifaat, who served as the government enforcer and was the architect of the 1982 Hama massacre, in which at least 10,000 people were killed. ・・・
“The only military divisions that are definitely loyal are the Fourth Division and the Republican Guard, and of course the security forces are loyal,”・・・
http://www.nytimes.com/2011/06/08/world/middleeast/08syria.html?hp=&pagewanted=print
↑そのシリアで、ついに反体制派が、軍隊の中から反体制派に寝返る者が出始める形で武装を始めた。↓
Syrian state television claims that 120 security forces were killed ・・・
・・・activists and some of the town’s inhabitants concede that residents have taken up arms. Some say the gunmen were in fact army soldiers who defected and fled after refusing to fire on protesters, mirroring reports by opposition figures and activists over recent weeks.・・・
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,2076250,00.html
小沢のあせりが石川証言のすべての否認ということになったんだろうな。↓
「・・・ 検察官役の指定弁護士は、石川被告ら元秘書は04年10月、小沢元代表から借り入れた4億円で土地を購入。その後、関連政治団体から集めた4億円で定期預金を組み、これを担保に銀行から小沢元代表名義で同額の融資を受け、政治資金収支報告書には融資のみを記載することで、小沢元代表からの借入金4億円を隠したと主張している。
これに対し、小沢元代表の弁護団も、元代表からの4億円の記載について、銀行から受けた4億円の融資を指すと主張する。ただ、小沢元代表からの4億円は土地購入代金ではなく、この融資の担保となった同額の定期預金に充てたとし、その段階では陸山会には帰属しておらず、記載する必要はないとしている。
一方、石川被告は自身の公判で、収支報告書に記載したのは銀行融資ではなく、「小沢元代表からの4億円」だとしており、主張にはズレが生じる。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110608-OYT1T00211.htm?from=main2
国と国の間の戦争は70年間にわたって次第に減少してきている。↓
・・・ a trend that began after World War I. Yet as political scientist Joshua Goldstein demonstrates in a forthcoming book, the incidence of international war — wars between two or more states — has been declining for 70 years.・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2011/06/07/dont_fear_the_reaper?page=full
パターン認識による原理の理解に人間は長けており、この点に着目した教育を推進する必要があるってさ。↓
・・・The brain is a pattern-recognition machine, after all, and when focused properly, it can quickly deepen a person’s grasp of a principle, new studies suggest. Better yet, perceptual knowledge builds automatically: There’s no reason someone with a good eye for fashion or wordplay cannot develop an intuition for classifying rocks or mammals or algebraic equations, given a little interest or motivation. ・・・
Ideally, perceptual training does more than breathe life into abstract principles,・・・<and i>t・・・primes students to apply the principles in other contexts. This ability to transfer, as it’s known, is fundamental to scientific reasoning and is among the highest goals of teachers at all levels. ・・・
http://www.nytimes.com/2011/06/07/health/07learn.html?hpw=&pagewanted=print
パリを訪れる日本人観光客の中でパリ症候群に罹る人が結構いるみたいね。
人間主義的でないフランス人に遭遇して腰を抜かすってんだけど・・・。↓
・・・Around a million Japanese travel to France every year.
Many of the visitors come with a deeply romantic vision of Paris – the cobbled streets, as seen in the film Amelie, the beauty of French women or the high culture and art at the Louvre.
The reality can come as a shock.
An encounter with a rude taxi driver, or a Parisian waiter who shouts at customers who cannot speak fluent French, might be laughed off by those from other Western cultures.
But for the Japanese – used to a more polite and helpful society in which voices are rarely raised in anger – the experience of their dream city turning into a nightmare can simply be too much.
This year alone, the Japanese embassy in Paris has had to repatriate four people with a doctor or nurse on board the plane to help them get over the shock.
An encounter with a rude Parisian can be a shocking experience.
They were suffering from “Paris syndrome”. ・・・
http://news.bbc.co.uk/2/hi/6197921.stm
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太田述正コラム#4796(2011.6.8)
<映画評論22:300(その2)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x1228)
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