太田述正コラム#5015(2011.9.26)
<皆さんとディスカッション(続x1334)>
<太田>(ツイッターより)
 ・・・改めてとりあげ<たい>が、
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-15033046 
で繰り返されるチャーチル賛歌を読むにつけ、現在の日本人に「健常者」吉田茂のダメ宰相ぶりを理解させるのと、現在の英国人に「躁鬱病患者」チャーチルのダメ宰相ぶりを理解させるのとでは、やっぱ後者の方が大変だろうと思うね。
 「石川被告ら元<小沢>秘書3被告に有罪判決」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110926/trl11092613370007-n1.htm
 判決理由の詳細を知りたいが、とりあえずは結構なことだ。
<ΖΖΟΟ>(「たった一人の反乱」より)
 以下、分割されてYOUTUBE上にあった。観たい人は早めに観たほうが良いぞ。
たかじんのそこまで言って委員会 腐ってる官僚SP 9月25日
http://www.youtube.com/watch?v=m_RQP5dG6Rw
http://www.youtube.com/watch?v=nrDHp36nUoc
http://www.youtube.com/watch?v=TBNHWZHTuG8
http://www.youtube.com/watch?v=QYIlNFtQ_30
http://www.youtube.com/watch?v=PpF1ikHIeVM
<ΖΟΟΖ>(同上)
 録画を見終わっんだが、三宅爺さんの老害やぶりやざこば氏のアホっぷりが見てて痛すぎた・・・。
 例のパネラー大学教授はまさに吉田ドクトリンの物差しでしか外交、防衛を語れないんだなぁって印象だった。
 意外に金婆さんが今回は好印象だったのは俺だけかな?
<οοΖΖ>(同上)
 三宅さんは太田さんの発言内容が理解出来なかったらしくてトンチンカンな反応してたけど、ざこば師匠に関しては番組を盛り上げる為にやってた節があるんで一概に否定出来ないんじゃないかな?
 太田さんが会話に入っていけずに手を拱いている状態の時、常に助け舟を出してたの実ははざこば師匠だったワケだし。
 で、今回のTV出演を見て再確認したんだが、太田さんって漫才で言うところの「ボケ」の属性の人だと思うんだよ。
 太田さんが突拍子も無い発言をする → 他のコメンテーターが突っ込む → 太田さんが物事の核心を突いて話を落とすって感じで。
 ざこばさんは太田さんの「ボケ」の本質を見抜いたからこそ自ら突っ込みを担当して太田さんの更なる発言を促してたって印象を受けたよ。
<οΖοΖ>(同上)
 太田さん「国民の中の有識層が逃げている。そこを正さない限り、絶対よくならない。迷走することも含めいて・・・国民が・・・」
 金さん「やめて。無駄な議論、やめて。若者はちゃんと勉強しなさい」
 太田さんと金さんとの間にあったやり取りがカットされたようで、意味不明な編集になってたな。
<οΖΖο>(同上)
 何か太田さんがいいところを持っていった気がするな。
 岸氏はかなり頭脳明晰な印象だが、太田さんが根本のところを抑えていたし、編集も好意的だたのでは。
 最初の方はざこばさん、途中からは宮崎氏・勝谷氏・金氏が味方だったね。
 しかし、太田さんは太田さんの言論に助け舟を出していた宮崎氏の言論を直接的に否定するのはやめた方が。
 なんで味方を撃ってるのと。
<ΖοΖο>(同上)
>なんで味方を撃ってるのと。
 いやそれこそが太田節ですがな。
 例え自分を擁護してる人間であっても納得いかなきゃ平手打ち。
 そこに痺れる憧れる。
 しかし確かに番組全体(三宅さんを除く)が太田さんに好意的だった印象だね。
<ΖΖοο>(同上)
 細かいけど>>204の書き込みの最後の”思う”がメルマガでカットされてたんで、ブログでは訂正してほしいなぁ・・・なんて。
 #5012<3度目の「たかじんのそこまで言って委員会」出演記(その2)> 、#5014<3度目の「たかじんのそこまで言って委員会」出演記(その3)>、上記の2編が公開されれば、村田さんが悪い意味で典型的な日本の学者(責任を伴うレベルの価値判断・評価を避ける、結局一般論的なことしか言えない、しかも本人はそういう判断停止的なところが知的なことだと思ってる)だと共感してくれる人がいるんじゃないかな。
 コレ、たかじん視聴者でそう思ってる人は結構多いと思う。
 この人、自分がよく知らないこと理解の及ばないことでも、これを言っとけば間違いないと思ってるんだよ。
<ΖοοΖ>(同上)
 村田みたいな人間の言説は普通に流通してる言説のリピートだから、特に否定されたりしないんだよ。
 言ってみれば「幇間芸」みたいなものか。
<ΟΟζζ>(同上)
 そうそう、そのとおり。
 それにしてもこの人、例の「決め台詞」を言うとき、いつもドヤ顔なんだよねwそれがまたねww。
<ΟζΟζ>(同上)
 女性のフリーアナウンサーは何をしに来たんだろう・・・。
<ΟζζΟ>(同上)
 最後の「逃げちゃ駄目ですよ」は、すぐ太田さんの話そらそうとする三宅じじいに一撃食らわせたなw。
 おいしいとこもっていって、一番印象に残ったわ。
 太田発言のとこだけノーカットで見たい。
<ζΟζΟ>(同上)
 岸さんって大学の先生としてより官僚、政治家を批判することでメシを食ってるみたいで好きになれないな。
<ζζΟΟ>(同上)
 官僚批判だけして一瞬のカタルシスを得て終わり、という番組作りはもう飽きられてるんじゃないでしょうか。↓
 「番組の最初から最後まで 腐りきった省庁の実態を聞かされたとあっては、ええ加減 番組の姿勢に疑問が沸いてしまう。
 今さら 官僚や省庁の悪口、暴露、ねたみ、そねみ・・・言い合ったところでわれら国民はどうにも出来ないだろがッ。
 番組の最後 残り2分に ようやく 日本の将来の為に 現役官僚や政治家は何を為すべきかと ポジティブな話題になりかけたが、所詮 バラエティー番組の悲しさ。」
http://blogs.dion.ne.jp/kazami213/archives/10396439.html
 問題の本質やその処方箋を示せる太田さんの「表メディア」への出番が増えると良いんですが・・・。
<Kyuusyutannia>(ツイッターより)
 久々に、おーたん閣下が見られて良かったです(≧∀≦)b
 最初の出演と違って、通訳が居なくても大丈夫だったのが良かったですw
<ネットカフェの住人>
 「委員会」、見終わりました。
http://www.youtube.com/watch?v=m_RQP5dG6Rw
(たぶんすぐ削除されるでしょう)
pandora.tvでもみられるよ。
 太田さんの番組全体での印象はそんなに浮いている感じはしませんでした。
 「外交・安全保障なんてないんだから外務省の名前なんてはなんとか連絡係で良いんだよ。」(正確な内容は失念<・・「対外連絡所」です(太田)>)までならただの皮肉屋で終わっていたと思いますが、最後にちゃんと意見を述べられてよかったのではと思いました。
 官僚、政治家が腐敗、堕落するのは君ら国民の責任でもあるんやで、と付け加えられても良かったんではないでしょうか。
 テレビを見ているわれわれ一般人は外交とか安全保障とか考えないし、何のことか知りません。
 せいぜい、基地問題とか尖閣問題などがニュースになったときだけ興味を持つ程度です。
 パネラーの方々さえ本当のところ、よくわかってないという感じでした。
 なので、こういう↓意見が出るんだと思います。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1316373279/794
 太田さんには掛け算九九みたいなことでしょうが、外交・安全保障とはは何で、その国にとってどれほど重要か、話された方が良かったかもしれません。
 ただの結果論ですし、限られた時間の中で的確に述べるのは難しいかもしれませんが。
 以下、パネラーについてコメント。
 どのテーマだったか忘れたけど、「太田総理」では太田さんの発言に対して金さんは「この人はシニカルに言っているだけ。真に受けないで。」というようなことを発言していたけど、今回、特に前半は太田さんの発言を好意的に受け止めていてくれたんではないでしょうか。
 後半はポーカーンでしたが。
 太田さんはどう感じられたかわかりませんが、ざこば師匠からは何度も良いパスを渡してもらってラッキーだったと思いましたよ。
 テレビ慣れしている人にいじってもらえるのも芸のうちでしょう。
 宮崎さんは太田さんの普段の主張をまったく知らないか理解できていないと言う感じでしたね。
 三宅さんは(今回だけじゃないけど)飲み屋ですればいいような話ばかりで、もういいよ、です。
 岸さんは瑣末な話をダラダラしすぎ。
 番組の性格上、仕方ない面もあるけど、せめて「俺、しゃべりすぎかな?」くらい思ってくれ。
 いつものことだし、ほかの番組でもそうだけど、政治家や官僚の批判や愚痴ばかりで、じゃあどうしたら良いのかという案はないんだよね。
 だったらその分野について評論するのを辞めれば良いのに、と改めて思ったしだい。
 今回も最後の5分くらいでしたね、三宅爺さんに話の腰を折られたけど。
 いろいろ述べましたが応援しているのでこれからも発信し続けてください。
<鯨馬>
 関西出張お疲れ様でした。
 <ミニ・オフ会で>久々にお話うかがえて楽しかったです。
 番組拝見しましたが、出だしと最後が特によかったと思いました。
 久方ぶりの登場としては上出来だったのではないでしょうか。
 レギュラーに定着できると頻繁に関西オフ会開けてよいのですが…。
 とにかくお疲れ様でした。
<MS>
 たかじん、見ました。
 何点か気づいたこと。
 宮崎さんは、太田コラムを読んでいるといいながら、憲法の規範性に関する議論についてご存知なさそうだった。本当に読んでいるかは疑問です。
 金さんが最後に「無駄な議論はやめて」と割って入ったのは、少し唐突で意図がよく分からなかった。編集されているのかもしれない。
 村田さんは、「官僚を養成する旧帝国大学のシステムを引き継いだ(ことが悪い)」というようなことをちらっといっていた。
 ざこばさんは、感情的過ぎる。
 三宅さんは、太田さんが有識者の責任をとうた時に、何ともいえないゆがんだ表情をしていた。次回の出演はないも知れない?
 たかじんさんと中野さんは、うなずきながらきいて、いらっしゃった。コメント欄も太田さんに賛同する意見が一番多い。まともな日本人にはかなり言いたいことが伝わったのでは?
<TTKK>
 <昨>日のたかじんのそこまでいって委員会を拝見させていただきました。
 最後のコメントが他のコメンテーターに遮られましたが大変気になり一度太田さんの本<『防衛庁再生宣言』>を読んでみたくなりました。
 残り少ないとのことで手に入らなかったら後悔するのでこの本からスタートしてみたいと思います。
 もし他に数少ない本が他にあるなら教えてください。
 以上これからも引き続き情報発信頑張ってください。
<TA>
 「たかじんのそこまで言って委員会」、拝見しました。感想等は置いておいて、とりあえず、書き起こした文を使って、議論が噛み合っていなかった点の列挙と、それに対するコメントを、極力客観的(太田コラム読者でないことを前提として)に付けてみました。
 暇な時にでもお読み頂き、多少なりとも、今後の参考として頂ければ幸いです。
 <<テーマ2…4位 防衛省>>における噛み合っていない点
・・・・・引用開始・・・・・
太田 要するに「自衛隊」ですからね。日本に軍隊はない。ないってのをはっきり認識しないと駄目ですね。
テロップ挿入 「根本的矛盾 日本に軍隊は存在しないという前提」
・・・・・引用終わり・・・・・
 太田の発言を受けての番組制作者によるテロップに、それが集約されている。太田の言う「日本に軍隊はない」を、憲法九条に起因するタテマエ(政府の公式見解)の事だと誤解をしている(それは「根本的」、「前提」という言葉から読み取れる)。
 太田が言う「ない」とは、何もタテマエ論に限らず、実体論としても「ない」ということである。
・・・・・引用開始・・・・・
太田 要するに(自衛隊は)警察に毛の生えた程度のものなんですよ、何も出来ないわけ。最小限の権限しか与えれてないわけね。それから、とにかく軍法会議もなければ軍立裁判所もない。集団的自衛権もないわけでしょ?要するに何も出来ない。
 そんなものが軍隊な訳がないわけですよ。
・・・・・引用終わり・・・・・
 このように、自衛隊は実質的に警察の延長だという主張である。
 ちなみに、軍隊と警察の根本的違いに付いては、番組内での説明はなされていない。
・・・・・引用開始・・・・・
宮崎 だからこの問題は結局憲法問題になるわけでしょ?つまり、近代憲法ってこの番組でずっと言っている通り、軍隊というものを(憲法で)規定することによって制限していくのが憲法の役割なわけ。それが、軍隊はないってことになっている。でも実力組織・・・
太田 あのね、こういう話で憲法を持ち出すのは止めた方が良い。
宮崎 ああそう!?
太田 って言うのは、私は明治憲法の時からね、日本の憲法っていうのは守んなくても良いものだっていうことだったんですよ。要するに「規範性がない」っていうこと、難しい言葉で言えばね。基本的な物の考え方っていうかな、その程度のものであって、何も個々の条文によって縛られるものじゃない・・・
三宅 あのね、そりゃ憲法問題やるのは良いんだけど、そりゃそれ(がテーマ)のときにやりゃ良いんでね、「腐ってるか腐ってないか」っていうことに絞ってやってくんなきゃ困るんだよ。話が・・・
太田 ですからね、だからさっき列挙した軍隊じゃないことの非常に大きな要素が、集団的自衛権を行使できないって話だから、そんなもの集団的自衛権を行使するっていう風に政府解釈を改めれば良いわけですよ。
三宅 そりゃそうですよ。
・・・・・引用終わり・・・・・
 太田が「腐っている」ことを前提にした上でその原因について述べているのに、三宅はそれを世間一般レベルの「憲法問題」に関する議論と誤解をしている(というより気付いていない)。
 「そりゃそうですよ」も、何も太田の主張を理解してのものではなく、集団的自衛権の行使を認めるべきことに同意しているだけで、太田の述べた原因論に同意している訳ではない。それは後テーマ6での発言(「「逃げちゃ駄目」じゃないんだよ。
 アメリカが作った憲法が未だに変えられないでいるんだよ。」)からも明らかである。
・・・・・引用開始・・・・・
村田 改めたら、今の陣容で防衛省は良くなるんですか?
テロップ挿入 「確かに… “集団的自衛権”だけで防衛省は良くなる…?」
太田 いやだって、何もやらせないやつを何兆円もかけて維持している訳だから、その・・・
村田 だけど、なんかその、マジックワードみたいで、集団的自衛権の行使を認めたら、今の仕組み、今の陣容、今の質で、防衛省は良くなるんですか?
太田 「良くなる」って言うか全然変わるでしょうね。
・・・・・引用終わり・・・・・
 ここも全く噛み合っていない。つまり、村田は先の太田の「軍隊じゃないことの非常に大きな要素が、集団的自衛権を行使できないって話だ」との主張を全く理解していない。太田は集団的自衛権の有無が軍隊か軍隊でないかを分ける重要な要素だと主張している(その主張の詳細は、必ずしも明らかにされてはいない)。
 村田が太田の主張に同意するなら、質問は「自衛隊が軍隊となって何が良くなるんですか?」という異様なことを聞いていることになるし、理解していないのであれば、「集団的自衛権を行使できない事で、なぜ自衛隊は軍隊でないことになるのか?」と質問すべきだ。
 もっとも、これは村田だけではなく、少なくとも番組制作者側も同じであろう(挿入されたテロップ参照)。
・・・・・引用開始・・・・・
金 今ね、「税金は使うけれども何もしちゃいけない」って言われて、問題はこの本質なんですよ。問題はここが本質よ。だから「腐っているか腐っていないか」っていう風な(問題)提起をすると、要するに防衛省そのものの内部、制服組はそれなりに一生懸命頑張っているけれども、でもシステムとして「何もするな」って言われているっていう。そこが本質なんで、じゃ・・・
テロップ挿入 「本質 防衛省を良くするにはやはり改憲?」
宮崎 そういう組織は腐るんだよ。・・・腐るんだよ。
金 そういう組織っていうのはね、何もできなくなってしまうっていうね、この制度の問題だとあたしは思ってますからね。だから、「憲法に行っちゃいけない」って言うけど、問題はやっぱりそこなんですよ、本質は。
・・・・・引用終わり・・・・・
 金は「システム」(憲法九条)によって自衛隊が何もできないのだと主張している。
 ここは是非とも太田の反論が聞きたかったところである。
 と同時に、金は太田の「こういう話で憲法を持ち出すのは止めた方が良い」との発言の含意を質すべきだった。
 番組制作者側もこの論点には関心があるようだ。
・・・・・引用開始・・・・・
勝谷 それとね、本質的なもんだけ太田さんね、これは昔の軍部からそうなんですけれども、調達の問題があると思うんですね。調達の問題って言うのはまさにその、戦わない軍隊っていうのは、一番そこが淀むんです。僕は日本の調達費っていうのは、非常に国際的に見ても、調達費って武器を買うお金ですよね。
テロップ挿入 「ナゾ 世界的にも高い防衛省の調達費」
三宅 いや、武器以外のものも・・・
勝谷 武器以外のものもね。高いですよ!高いですよ!あの辺にこう、まさに腐ったとこってないですか?
太田 そんなの当たり前じゃないですか。だって、使わないんだからさ、それがホントに役に立つかとかね、費用対効果なんて考えられないじゃないですか。(会場 どよめき笑い)
勝谷 確かに。(笑いつつの発言)
太田 使い切るためにどうするかっていうだけの話ですよ。
三宅 いや、あのね、皆さん聞いて下さい。武器なら分かりますよ?ところがね、机とかなんかも全部ね、防衛省仕様っていうのがある。高いんですよ、一般汎用品よりも。だけどね、防衛省が使う机だからって言ってね、特別に何かなきゃならんって言うことはないですよ。防弾チョッキか何か・・・(会場 笑い)、使えるものならよほど安いものを買ってきてね、入札も一番安いのを使えば良いんでね、そういうところでね、僕は非常に割高になっているということをかねて(から)思ってた。
ざこば 太田さん、それ官僚やってね、その通りみな認める訳ですか?「無駄なもんの机買うたり、無駄なもん買うてますわ。私の時確かにそうでした」って、思うんですか?
太田 いやだって、そうならない方法ってないんですよ、そんなの。だって・・・
ざこば そうならなしゃあないの!?
三宅 防衛施設局長やっててね、「そういうことになっているんですから」っていうのは、それは・・・
ざこば おかしいでしょ!?あんた入る前、「やる気があって入った」言うたんちゃ
うんかいな!?(会場 拍手)
・・・・・引用終わり・・・・・
 ここほど議論が噛み合っていない部分もない。先の太田の「日本の戦後に外交・安全保障はない」という主張から、太田がここで言っているのは「役割のない軍隊もどきが費用対効果なんか考えるわけがない」ということと思われる(蝋細工の展示用サンプルの味を気にする馬鹿はいない)。
 そもそも質問した勝谷自身、単に太田の見聞きした汚職等の暴露を期待しただけのように見える。
 なので三宅が一般調達品の話を持ち出した時、完全に太田の主張がうやむやにされてしまった(三宅の発言が的外れという訳ではない)。
 なので、根本的原因への問題提起を前提として発言した「そうならない方法ってない」との太田の発言が、番組制作者にも「居直り」(CM移行前に挿入されたテロップ参照)と捉えられてしまった。
 極めつけは三宅の「そういうことになっているんですから」という曲解だ。太田はそんなことは一言も言っていないのに・・・。
 <<テーマ6. 1位 経済産業省>>における噛み合っていない点
・・・・・引用開始・・・・・
太田 せっかく良い方向に行っているのにね、またおかしな方向に変わっちゃってるんだけれども、要するに、じゃあどうして碌な政治家が居ないかっていう話になってくるんだけれども、結局私が何度も同じことを言っているような気がするんだけれども、要するに、外交・安保をなげうっちゃっている訳ですよ。そうするとね、政治家になって何が面白いかっていう話なんだよ。そんなの、地方の政治家と同じじゃないかと、いろんな人のちょっとした世話を焼いている程度の話でね、国家の基本っていうのは外交・安全保障ですけれどもね、それをやっていない国の政治家に、どうしてまともな人がなりたがるか。だから戦後、どんどんどんどん政治家の質が劣化してきてる訳よ。
テロップ挿入 「太田論 やっぱり何はともあれ外交・安保」
三宅 だけどね、太田さんね。その「政治家が劣化した」って言ったって、ず~っと国民が選んできてるんだよね。あなたは民主主義っていうものを否定するんですか?
しょうがないじゃないか、これはみんな、国民が劣化しているから政治家も劣化している・・・
太田 いやだからね、どうしてそういう風になっちゃったのかっていうことを、ちゃんと考えないと駄目(なんですよ)。要するに吉田茂がね、日本の戦後の路線を敷いたわけ。それは軍事を放棄する(というものだ)、軍事を放棄するってことは、外交・安保の基本を放棄するってことですからね。全部アメちゃん(アメリカ)お任せにしゃちゃうってことですよ、大事な部分はね。そんな逃げちゃ駄目ですよ!
三宅 「逃げちゃ駄目」じゃないんだよ。アメリカが作った憲法が未だに変えられないでいるんだよ。
太田 皆さんが逃げ回っているからいつまでたっても良くならないんだよ!
ざこば え?誰が逃げてるって?
太田 皆さん!
ざこば 逃げてへんよ!ここ(の出演者)は皆逃げてないよ!
太田 結局、国民の中の有識層が逃げてるんだよ。そこを正さない限りは絶対良くならないですよ!迷走することも含めて、とにかく国民がいろいろものを考えて・・・
金 あのね、ちょっともう止めて!あのね、無駄な議論は止めて!あのね、若者はちゃんと勉強しなさい。まともな教育をちゃんとしよ。ちゃんと勉強しよ。
ざこば 日本を愛そうよ!(会場 拍手)
・・・・・引用終わり・・・・・
 三宅の「あなたは民主主義っていうものを否定するんですか?しょうがないじゃないか、これはみんな、国民が劣化しているから政治家も劣化している」との発言は完全に的外れだ。
 太田は「戦後の路線を敷いた」吉田茂に言及して、政治家の劣化の原因を述べているにも関わらず、「政治家の質=選挙民の質」という式を絶対視するだけで、思考停止してしまっている(この式は根本原理的には正しくとも、全ての事象を説明できるほどの効力はない。
 例えば、いわゆる「一票の格差」の問題にしても、その弊害や原因、是正の困難さは、「政治家の質=選挙民の質」で説明や解決が出来るほど単純ではない)。
 金はこの問題を将来世代に託す(押し付ける)つもりで教育について言及しているのだろう。
 教育を根本問題ととらえているようにも感じる。
 そしてざこばは、いわゆる「愛国心」の有無を問題視(原因視?)しているようである。
 結局、最後の最後まで議論は噛み合わなかったと言わざるを得ない。
 ————————————————————
 「たかじん・・・」の感想ですが、正直、太田さんとの議論が全く噛み合っていないと感じました。
 ゲスト席が三人では、腰を据えた議論にはなり難いのですかね。
 各々が相手の話を咀嚼するゆとりを持てていないため、相手の話を聞くことよりも、自分が発言することを優先させている感じがしました。
 太田さんは結論部分は十分に主張出来ていたと思いますが、その結論に対する説明が十分に出来なかったようであったことが残念です。
 しかし、最初から最後まで外交・安保をベースに主張出来たことは、とても良かったと思います。
≫始まってから少し経ったところで、私との打ち合わせを踏まえてざこばさんにディレクターがふったのか、あるいは(いつもの)私の人を冷笑しているかに見える笑みに感ずるところがあったのか、突然ざこばさんから私に発言が促されました。≪(コラム#5012(未公開)。太田)
 前者のような類の可能性はないと思います。
 それは辛坊さんの役目ですし、あの番組がそんな気の利いたことをやるとは思えません。
 単純に、以前の出演時のやり取りからの、ある種の期待感から質問されたのだと思います。
 他の出演者及び観覧者も、太田さんに対し同様の期待感を持っていたように感じました。
 ちなみに、中盤でざこばさんが太田さんに対して怒った言葉から、ざこばさんが太田さんをかなり好意的に見ていたことが分かります。
≫かなり浮いた感じにもなった。≪(コラム#5010。太田)
 まあ、浮いていないとは言いませんが、上で述べたある種の期待感がそのような空気を作っただけだと思います。
≫宮崎サンのように、向こうから話しかけてきて、ニコニコしながら「コラム読んでます」と言われりゃ、その人、「愛読者」と思うでしょ。≪(コラム#5010。太田)
 単なる勘ですが、これは社交辞令だと思います。
 普段の発言から太田コラムを読んでいる痕跡は見出せませんし、他の方同様の太田さんに対するある種の期待感が、ニコニコ顔にさせたのだと思います。
 まあ、ディスカッション上の海外ニュース紹介だけをつまみ食い的に読んでいる可能性は、なくはないと思います。・・・


<太田>                            
 たかじんのそこまで言って委員会272
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1316373279/
から、関連投稿を集めてみました。
788 :文責・名無しさん:2011/09/25(日) 18:46:16.58 ID:8i66fQA20
官僚の中では一番太田がまともな考えなのに
喋るとバカにされて可哀相だったな
794 :文責・名無しさん:2011/09/25(日) 19:07:48.26 ID:+Esvkpqc0
太田の特徴は、物事の本質を太田なりに考えて、そこから話をしてるから
口からでてくるのはもう既に出来上がった太田の結論であって
そこがまわりとかみ合ってないように映ったんだとおもう。
なので、太田はてっちゃんとかが1対1のインタビューとかした時に
おもしろい議論が聞けるんだと思う。
797 :文責・名無しさん:2011/09/25(日) 19:20:09.75 ID:R5+v0wKY0
>>794
俺も同感
今回はアホの三宅が頭ごなしに黙らせまくってたから殆ど話が聞けなかった
宮崎哲弥のトーキング・ヘッズあたりで一対一で深い話が聞いてみたい
809 :文責・名無しさん:2011/09/25(日) 21:00:59.47 ID:KI3kgmWJ0
官僚機構が問題なのはわかるけどテレビで徹底的に糾弾したところで変わらんからな。
もどかしさを感じる回だ。まず政治を変えて官僚を変えないと。
847 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 02:17:26.66 ID:rL0d5p0w0
外務省でアメリカの話題が出たら村田が噛み付くだろうなと思ってたら案の定だった
しかもアメリカの例なんて大したレベルでもないことを日本と比べ同じでしょなんて詭弁どこかで見たなと思ったら原爆の時のオコナーと同じ話の持って行き方だ
今回はちゃんと日本のほうがずっとひどいというツッコミがあったから引っ込んだが、ゲストがアメリカ人やいつものパネリストだけだったら絶対押し通してただろうな
853 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 02:57:11.52 ID:xZsvPDTu0
太田って人の話を簡単に言えば
要は愛国心をもっと持てと
そういうことだろ
854 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 03:07:58.01 ID:S0Pox0dt0
今回のランキングについてだけど、警察庁が入ってないのには納得出来ないなあ。
例えば暴力団やパチンコやソープランドとのズブズブの関係なんて許せないと思うけど。
防衛省が入るなら警察庁入れろって思う。警察はタブーなのかな
855 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 03:18:57.50 ID:eo1I++D10
最後に三宅の爺さんが太田の「外交安全保障から逃げてる」って言われて怒ってたけど
あれは太田が正しいだろ。
いつまで国民もそれで選ばれた政治家も逃げてるからこうなるんだよ。
いつまで吉田茂のやり方を守ってるんだよって話だよ。
857 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 03:34:50.11 ID:uDBX6Y210
太田氏の言った番組最後の発言は正論だ。
吉田ドクトリンは間違っていた。
日本の戦後政策は経済ばかりに偏重し、
軍事や外交をおろそかにした、いびつな成長だった。
バランスの取れた政策をとる必要がある。
858 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 03:48:49.77 ID:/n/H3LHu0
>軍事や外交をおろそかにした
ちょっと違う印象をもつな。
近年の外交のもたつきの原因の日本側の起源は、一部商社と政治家が結託して賠償ビジネスで私腹を肥やしたこと。
その結果、アジア諸国では「親日の独占」と言われる一連の対日政策が行われた。
中華民国、フィリピン、韓国、インドネシア、タイなどでトップは親日的態度をとり、国民には反日教育を施す政策がとられた。
反日の方が日本の政治家にとって都合の良い状態が続き、悪役でも構わないという鷹揚な態度が現在の中韓の態度を作りだした。
米にとっても都合が良いが、初期はハンドリングの対象ではなかったはずだ。
慰安婦賠償はこの流れの傍系、遺棄ガス兵器処分問題は直系の問題である。
862 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 04:55:27.20 ID:JWiuUtBU0
日本だけが外務省とか金美麗が言ってたけどほとんどの国が外務省じゃん
http://en.wikipedia.org/wiki/Ministry_of_foreign_affairs
イギリスもThe home officeって言い方もあるんだろうけど正式名Foreign and Commonwealth Officeらしいぜ
むしろ国務省って言い方の方が珍しい
→home office は内務省。
http://ejje.weblio.jp/content/Home+Office
http://www.homeoffice.gov.uk/
金さんの勘違い。(太田)
863 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 05:06:14.58 ID:9Iub3N3Y0
所詮、金の知識も知ったか、鵜呑みにしては、いけない。
866 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 05:41:15.42 ID:s4P7SHFc0
>>862
Department of State だから、State を国務と訳してるんだな。
何か違和感あるねw。
873 :文責・名無しさん:2011/09/26(月) 07:05:38.40 ID:fCqhbOes0
法務省(検察)、警察庁は、完全スルー。
腐ってる完全な日本の闇は、検察・警察・裁判所。
誰も怖くて口にできない。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1316373279/
<太田>
 事前のアンケートの時、省の名前が全部あげられていて、そこから選べというスタイルだったから、ボク自身、警察庁を入れたかったのだけれど、断念して文科省を代わりに入れたんだよ。
<やまもと>
 <「たかじん・・・」、>誰かうpしてないか調べるとあったのでやっつけ仕事で作りました。 
http://www.ohtan.net/video/takajin20110925.html
 TAさん書き起こしお願い。
<太田>
 やまもとさん、はやい!
 上記URLをクリックしたら、私の静止画像が目に入ったけど、東京を出る時に、暑いと思ってワイシャツの腕のところのボタンをかけなかったら、結局そのことを忘れまま、収録に臨んでしまったことがモロ見え。
 自分からは上着に隠れてワイシャツの腕の先の所は見えないので、大丈夫かと思っていたけど、正面から撮られるとボタンがはずれているのが丸見えなんだ。アッチャー。
<TA>
 ・・・太田さんの発言箇所だけの書き起こしました・・・。
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第395回:2011/9/25 放送視聴率:ーーー%
◇司会 やしきたかじん、辛坊治郎
◇パネラー 三宅久之、金 美齢、桂ざこば、古賀茂明、勝谷誠彦、宮崎哲弥
村田晃嗣、内藤聡子
◇ゲスト 太田述正(元防衛庁審議官)、岸 博幸(元経済産業省官僚)、中野雅至(元厚生労働省官僚)
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 <<テーマ1…アバン+5位 厚生労働省>>
太田のパネル 「「腐っている」!?/腐らせたのは…」
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ざこば すいません、太田さん、今「ふっふっふっふ」っていう感じで表情を出してはったんですけど、なんですか?(会場 笑い)
テロップ挿入 「どうしたんですか? 不適な笑みの太田元防衛官僚」
太田 いや、もう、「例によって」っていうか、ちょっと別のこと考えていたもんですから。(会場 笑い)
*「例によって」とは、太田は「たかじん…」一回目の出演時、スタジオ登場前に出演者の議論をモニター越しに観ていたが、そのあまりに頓珍漢な議論に呆れ、途中から別のことを考えていたという件を指す。(コラムが探せない!)
**コラム#5012「3度目の「たかじんのそこまで言って委員会」出演記(その2)」によると、「私が話をするだけのやりとりがまだなされていないという判断で、「ちょっと別のことを考えてました。」と答えました。」とのこと。本当に別のことを考えていた訳ではない。
辛坊 別のことってなんですの?(笑いつつの発言)
太田 ・・・いや、「この前出演した時は立っていたな」と、「今度は座って(での出演だな)」・・・(会場 笑い)
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ざこば あの、すいません。太田さん、今ちょっと、手を挙げかけはって、あんまり喋ってはらへんので、太田さん<以下略>
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中野 意外と国民の人は、年金制度は積み立てやと思っている人が・・・
岸 太田さんが手を挙げたから・・・
中野 ああ、失礼しました。スイマセン。(会場 笑い)
辛坊 さあ、ざこばさん。満を持して(会場 拍手)・・・さあ、どんな言葉が太田さんの口から飛び出すか!どうぞ。
テロップ挿入 「お待たせしました 元防衛官僚太田氏の主張」
太田 いやあ、最初のうちは「なかなかいい方向に議論が向いているな」と思っていたんだけども、どうもなんか枝葉末節な話になって来てるんでね、もっとも、つい先だって皆さんの間で話題に出てたことに関連してるんだけれども、もともと・・・厚生労働省ってもともと厚生省ですけどね、当時も労務行政も併せて所管してたんだけれども、それはいつ出来たかと言うと、日華事変の最中に出来てんですよ。それは陸軍の要請によって出来たんですね。それで、また話題になった国民年金制度が出来たっていうのも、それは先の大戦中の話で、・・・
テロップ挿入 「じつは 厚労省は安全保障が原点」
辛坊 厚生年金ですね。国民年金はもっとずっと後です。
*「<国民年金は、>1959年・・・、国民年金法が制定され、1961年・・・から施行された。・・・厚生年金・・・等の被用者保険に加入している者・・・は、同時に国民年金に加入していることになる・・・」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%B9%B4%E9%87%91
 「話題になった<現在の>国民年金制度<のもとになったもの>が・・・先の大戦中<に>・・・出来た」という趣旨の指摘であり、必ずしも間違いではない。
三宅 いいんだよ、太田さんには防衛問題やってもらってさ、生半可な、中途半端な知識の話は・・・(会場 笑い)
太田 いやだから、何を言いたいかと言うと、要するにそういう風に安全保障の観点から、もともと厚労省っていうのは出来たし、それから年金制度だって根幹にはそれがある。軍人恩給的なものを広く一般の国民にも及ぼそうという、そういう発想から出来ているわけですよ。ところが、戦後、外交とか安全保障をなげうっちゃったもんだから、すっかり原点の志を忘れちゃって現在に至っていると。だからそういうところから、これ厚労省に限らないんだけれど、あらゆる問題点、腐敗っていうのは起こっている・・・
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 <<テーマ2…4位 防衛省>>
太田の事前アンケート 「税金を使うだけで何もやるなと言われているトホホな 防衛省/その存在そのものが 不祥事であり 腐っている」
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たかじん まあ、呼び名だけがちょっとカッコだけ、防衛庁が(防衛)省になったんですが、名前だけ変わって、太田さん、ほとんど何も変わっとらんちゅうことですね、じゃあ。
太田 要するに「自衛隊」ですからね。日本に軍隊はない。ないってのをはっきり認識しないと駄目ですね。
テロップ挿入 「根本的矛盾 日本に軍隊は存在しないという前提」
辛坊 たかじんさん、たかじんさん、太田さんの意見、「存在そのものが不祥事」。(会場 笑い)
 <CM挿入(テロップ挿入 「CMのあと… しょうがないじゃん 防衛省、驚愕の居直り)>
太田 日本の戦後に外交・安全保障はないわけだから、当然、最大の遂行手段っていうか、最後の拠り所である軍隊っていうのは、ないのはごく自然な話ですね。
勝谷 (岸のパネルを見て)岸さん、(聞き取れない)なんですかそれ、「上が・・・」
岸 「う○こ」。(会場 笑い)これ簡単で、制服組はそれなりにまじめなんです。それは東日本大震災の救援(活動)でも証明されていますけれども、やっぱり現場はまじめなんだけれども、じゃあ本省の方がどうかと言うと、もっといろいろ考えてもっといろいろやんないといけないのに、沖縄問題もそうですけれども、結局なんか、じめ~っとしているだけでですね、ホントに男だかなんだか分からないことやってる、それが一番問題だと思います。
太田 要するに(自衛隊は)警察に毛の生えた程度のものなんですよ、何も出来ないわけ。最小限の権限しか与えれてないわけね。それから、とにかく軍法会議もなければ軍律裁判所<(「軍律法廷」の言い間違い)>もない。集団的自衛権もないわけでしょ?要するに何も出来ない。そんなものが軍隊な訳がないわけですよ。
宮崎 だからこの問題は結局憲法問題になるわけでしょ?つまり、近代憲法ってこの番組でずっと言っている通り、軍隊というものを(憲法で)規定することによって制限していくのが憲法の役割なわけ。それが、軍隊はないってことになっている。でも実力組織・・・
太田 あのね、こういう話で憲法を持ち出すのは止めた方が良い。
宮崎 ああそう!?
太田 って言うのは、私は明治憲法の時からね、日本の憲法っていうのは守んなくても良いものだっていうことだったんですよ。要するに「規範性がない」っていうこと、難しい言葉で言えばね。基本的な物の考え方っていうかな、その程度のものであって、何も個々の条文によって縛られるものじゃない・・・
三宅 あのね、そりゃ憲法問題やるのは良いんだけど、そりゃそれ(がテーマ)のときにやりゃ良いんでね、「腐ってるか腐ってないか」っていうことに絞ってやってくんなきゃ困るんだよ。話が・・・
太田 ですからね、だからさっき列挙した軍隊じゃないことの非常に大きな要素が、集団的自衛権を行使できないって話だから、そんなもの集団的自衛権を行使するっていう風に政府解釈を改めれば良いわけですよ。
三宅 そりゃそうですよ。
村田 改めたら、今の陣容で防衛省は良くなるんですか?
テロップ挿入 「確かに… “集団的自衛権”だけで防衛省は良くなる…?」
太田 いやだって、何もやらせないやつを何兆円もかけて維持している訳だから、その・・・
村田 だけど、なんかその、マジックワードみたいで、集団的自衛権の行使を認めたら、今の仕組み、今の陣容、今の質で、防衛省は良くなるんですか?
太田 「良くなる」って言うか全然変わるでしょうね。
金 今ね、「税金は使うけれども何もしちゃいけない」って言われて、問題はこの本質なんですよ。問題はここが本質よ。だから「腐っているか腐っていないか」っていう風な(問題)提起をすると、要するに防衛省そのものの内部、制服組はそれなりに一生懸命頑張っているけれども、でもシステムとして「何もするな」って言われているっていう。そこが本質なんで、じゃ・・・
テロップ挿入 「本質 防衛省を良くするにはやはり改憲?」
宮崎 そういう組織は腐るんだよ。・・・腐るんだよ。
金 そういう組織っていうのはね、何もできなくなってしまうっていうね、この制度の問題だとあたしは思ってますからね。だから、「憲法に行っちゃいけない」って言うけど、問題はやっぱりそこなんですよ、本質は。
岸 金先生のおっしゃった点はすごく大事で、ホントは背広組の方がそういうの、安全保障に関わるから難しいとは言え、やっぱりもっと変える方法を考えないといけないと。でもそれをなかなかやらないで、結果的に組織はずと残って予算をいっぱい使っているっていうのが現状ですので、非常に中途半端なんですね。
勝谷 それとね、本質的なもんだけ太田さんね、これは昔の軍部からそうなんですけれども、調達の問題があると思うんですね。調達の問題って言うのはまさにその、戦わない軍隊っていうのは、一番そこが淀むんです。僕は日本の調達費っていうのは、非常に国際的に見ても、調達費って武器を買うお金ですよね。
テロップ挿入 「ナゾ 世界的にも高い防衛省の調達費」
三宅 いや、武器以外のものも・・・
勝谷 武器以外のものもね。高いですよ!高いですよ!あの辺にこう、まさに腐ったとこってないですか?
太田 そんなの当たり前じゃないですか。だって、使わないんだからさ、それがホントに役に立つかとかね、費用対効果なんて考えられないじゃないですか。(会場 どよめき笑い)
勝谷 確かに。(笑いつつの発言)
太田 使い切るためにどうするかっていうだけの話ですよ。
三宅 いや、あのね、皆さん聞いて下さい。武器なら分かりますよ?ところがね、机とかなんかも全部ね、防衛省仕様っていうのがある。高いんですよ、一般汎用品よりも。だけどね、防衛省が使う机だからって言ってね、特別に何かなきゃならんって言うことはないですよ。防弾チョッキか何か・・・(会場 笑い)、使えるものならよほど安いものを買ってきてね、入札も一番安いのを使えば良いんでね、そういうところでね、僕は非常に割高になっているということをかねて(から)思ってた。
ざこば 太田さん、それ官僚やってね、その通りみな認める訳ですか?「無駄なもんの机買うたり、無駄なもん買うてますわ。私の時確かにそうでした」って、思うんですか?
太田 いやだって、そうならない方法ってないんですよ、そんなの。だって・・・
ざこば そうならなしゃあないの!?
三宅 防衛施設局長やっててね、「そういうことになっているんですから」っていうのは、それは・・・
ざこば おかしいでしょ!?あんた入る前、「やる気があって入った」言うたんちゃうんかいな!?(会場 拍手)
辛坊 この人は防衛施設局長って言うて、まさしくそういう調達もやってた・・・(会場 笑い)
ざこば (業者から賄賂を?)なんぼもろうてんのよ!?(会場 笑い)
太田 だから辞めて、こういう風に頑張っているのは、そのためですよ。根っこを正さなきゃいけないからね。
勝谷 至言だね。「どうせ使わないんだから、使えるか使えないか分かんないから、なんぼ値段付けても良い」って言うのはね。すごい話だ、うん。
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 <<テーマ3…3位 財務省>>
太田の事前アンケート 「予算をつけ税金を取り立てるコワモテな 財務省/金融部門を切り離されたその残りが なお権力を握り続け 腐っている」
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 <ここは、私の発言が削除されている。削除された唯一の発言。(太田)>
 <<テーマ4…2位 外務省>>
太田の事前アンケート 「ふんぞりかえってる宇宙人達の巣窟のような 外務省/その全体が ODA利権まみれで 腐っている」
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太田 日本に外交・安全保障がないんだからさ、外務省がある方が不思議なんですよ。「対外連絡所」とかね、「対外連絡・諸用事務所」とかね、それで良いんだよ。(会場 笑い)
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 <<テーマ5. その他(6位以下)>>
太田の事前アンケート 「役人の落ちこぼれの吹き溜まりみたいな 文部科学省/仕事は「ゆとり」だらけにしか見えないが やたら天下り先が多く 腐っている」
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 <<テーマ6. 1位 経済産業省>>
太田の事前アンケート 「口だけは達者な 経済産業省/安全無視で原発利権漁りをしてたことが バレても屁の河童で 腐っている」
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太田 せっかく良い方向に行っているのにね、またおかしな方向に変わっちゃってるんだけれども、要するに、じゃあどうして碌な政治家が居ないかっていう話になってくるんだけれども、結局私が何度も同じことを言っているような気がするんだけれども、要するに、外交・安保をなげうっちゃっている訳ですよ。そうするとね、政治家になって何が面白いかっていう話なんだよ。そんなの、地方の政治家と同じじゃないかと、いろんな人のちょっとした世話を焼いている程度の話でね、国家の基本っていうのは外交・安全保障ですけれどもね、それをやっていない国の政治家に、どうしてまともな人がなりたがるか。だから戦後、どんどんどんどん政治家の質が劣化してきてる訳よ。
テロップ挿入 「太田論 やっぱり何はともあれ外交・安保」
三宅 だけどね、太田さんね。その「政治家が劣化した」って言ったって、ず~っと国民が選んできてるんだよね。あなたは民主主義っていうものを否定するんですか?しょうがないじゃないか、これはみんな、国民が劣化しているから政治家も劣化している・・・
太田 いやだからね、どうしてそういう風になっちゃったのかっていうことを、ちゃんと考えないと駄目(なんですよ)。要するに吉田茂がね、日本の戦後の路線を敷いたわけ。それは軍事を放棄する(というものだ)、軍事を放棄するってことは、外交・安保の基本を放棄するってことですからね。全部アメちゃん(アメリカ)お任せにしゃちゃうってことですよ、大事な部分はね。そんな逃げちゃ駄目ですよ!
三宅 「逃げちゃ駄目」じゃないんだよ。アメリカが作った憲法が未だに変えられないでいるんだよ。
太田 皆さんが逃げ回っているからいつまでたっても良くならないんだよ!
ざこば え?誰が逃げてるって?
太田 皆さん!
ざこば 逃げてへんよ!ここ(の出演者)は皆逃げてないよ!
太田 結局、国民の中の有識層が逃げてるんだよ。そこを正さない限りは絶対良くならないですよ!迷走することも含めて、とにかく国民がいろいろものを考えて・・・
金 あのね、ちょっともう止めて!あのね、無駄な議論は止めて!あのね、若者はちゃんと勉強しなさい。まともな教育をちゃんとしよ。ちゃんと勉強しよ。
ざこば 日本を愛そうよ!(会場 拍手)
勝谷 後はね、革命とクーデター起こそう!(会場 笑い)
宮崎 止めなさい、そういうこと言うのは。
たかじん この番組らしく、ばらばらで終わらせて頂きます。(会場 笑い)
 <番組終了>
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<とおりすがりの准教授>
≫物理学の研究者のTwitterによると、ニュートリノは>光より遅いことが超新星爆発から既に観測されているので、今回の発表は実験のどこに不備があるのか検証してもらう理由でしたって話みたいよ。≪(コラム#5013。太田)
 専門家のblog
http://planck.exblog.jp/16894606/
http://nojirimiho.exblog.jp/14626467/
を拝見しますと、残念ながらこの結果は測定系のシステムエラーに原因がある、と判断せざるを得ませんね~。
 かりにニュートリノが超光速なら、超新星1987aをカミオカンデで観測した際に既に報告されていてもいいはずですし。
 実験を行った当の専門家集団も、letter論文やCERNからのプレスリリースとして発表していないことから、測定系のなんらかの問題が引き起こしたみかけの現象である、という解釈がほとんどなのではないでしょうか。
 #ところで全く上記と関係ない話で恐縮なんですが、ある出来事からわたしは経産省の古賀氏を個人的に知っていますが(典拠は出せませんがw)、太田さんが古賀氏をあまり評価していない?ようで、ちょっと太田さんを見直しました。
<フリンジドピンク>
≫「海上自衛隊において法律の素人が「専門家」として通用している・・・<また、>内局<は、各幕から>・・・報告を受けていながら放置<するところだ>・・・。<更に、>内局キャリアが「法令の専門家」として、「軍事の専門家」である制服組と両輪となって防衛大臣らを支える<どころか、>・・・軍事面のみならず法令面についても制服組に丸投げしているのが実情で<ある。私はこのように受け止めたが、いかが?> 」(コラム#4975)というご質問をいただいた、というのが私の認識です。≪(コラム#。太田)
→明らかな曲解です。(フリンジドピンク)
→へーそうですかねえ。(太田)
 
≫しかし、私に雑誌論文に図書館に行って読めとおっしゃってもそんなことをしている時間はありません。「阿部泰隆論考の内容を少しご紹介いただけませんか」(コラム#4977)と申し上げたのは、私としては、あなたがこの論文の全体か該当部分を書き写すか電子文書化して私にメール送付するか、全体または該当部分をコピーして私宛FAX送付/郵送していただくことを期待していたわけです。≪(同上)
→そのような理解は無理でしょう。著作権法違反の疑いもある。(フリンジドピンク)
→あなたがたとえ全文を私に提供したとしても、私がその全文を公開でもしない限り、著作権法違反になるワケないでしょ。いずれにせよ、あなたが読解力のあまりない方であることは良く分かりました。だから、ご自分が書かれた文章が他人にどう「読解」されるかも想像できないわけですね。(太田)
 …以下、屁理屈・詭弁による自己正当化、揚げ足取り、「反論のための反論」「批判のための批判」が延々と続き、指摘すべき誤りが雪達磨式に膨れ上がっていきます。いずれまとめて指摘するとして、話を先に進めます。
→とりあえずは、どうやらご理解、ご納得いただけたようで祝着至極でやんす。(太田)
≫ですから、リスト事件の「被害者」は、特定できるかどうかは定かではないけれど、真の加害者であるところの、内局の人間に対して損害賠償請求をすべきなのです。
 それなのに、彼らは、交通事故にあったようなものであるところの、この3佐に請求を次々に行って勝訴判決を勝ち取っているというのですから、何をかいわんやです。≪(同上)
 まず、「この3佐に請求を次々と行って…」とありますが、国家賠償請求訴訟で公務員個人が被告となることはあり得ません。「読者にわかりやすいように表現したのだ」と言われるかもしれませんが、国家賠償訴訟の被告が国であるというのは常識であり、そこまで配慮して頂く必要はないと思います。逆に知らなかったのなら正直に言ってください。
→あなたの説明によれば、国は、敗訴するたびにこの3佐に求償(国賠法1条2項)しています。よって、国賠訴訟は、事実上この3佐個人に対する損害賠償請求訴訟になっているという状況であるとの認識の下、まさに(あなたの表現を借りれば)、「読者にわかりやすいように表現したの」ですよ。(太田)
 次に「真の加害者であるところの、内局の人間に対して損害賠償請求をすべき」とありますが、まず上述のように内局の人間個人を被告とすることはできません。また、「内局の人間」とは誰を指すのでしょうか?一、「リストを部内LANに載せた人間」を指すのだとすれば、リスト新潟訴訟の原告はリストを部内LANに載せた行為についても損害賠償請求しています。この点については、判決では「部内LANに載せられたリストは個人識別性が無く違法性が無い」として退けています。太田さんは何を根拠に「原告はLANへの掲載については損害賠償請求していない」と断定し、「何をかいわんや」などと侮辱しているのでしょうか。二、あるいは「内局の人間」とは、リストを毎日新聞にリークした人間を指すのでしょうか。まずリークしたのが「内局の人間」だというのは太田さんの決め付けであり、具体的証拠は無いはずです。その点は措くとしても、原告らはリークがあったおかげで自己のプライバシー侵害を知ることができたわけで、リークした人間に対しては被害感情を感じていないはずです(個人情報提供に遡及的に同意した、と説明することもできる。)。太田さんの論理は、女性から訴えられた強姦犯人が、「セックスしたという点では同じだから、被害女性は夫や恋人も訴えるべきだ」と言うのと同じような馬鹿げたものです。
→読解力があまりない方のようですので、私が以前に述べたことの趣旨を繰り返しましょう。
 この3佐によるリスト作成行為は、形式的には違法かもしれないが、必要な業務行為であり、リストを公開もしていないことから、到底不法行為とは言えない一方、このリストをリークした者は、部内の、しかもごく一部の者しか知りえないものを故意に公開したことによって、リスト掲載者に損害を与えたのですから不法行為になる、というのが私の考えです。
 (あくまで、「テーミス」の記事を書いた当時に把握していた事実関係に基づいていることにご注意。)
 この私の考えに不同意であるというのなら、あなたは、件のリスト作成が「正当な業務行為で」ありえないことを説明しなければなりません。これは法律論議ではありませんからね。念のため。(太田)
 なお両判決については、新聞記事等でその概要を知り得るほか、「判例時報」1895号・1955号でも読むことができます。
→だから、そんなものにあたっているヒマはないと申し上げているでしょう。
 新聞記事等については、過去のものであってもブログ等に全部または一部が転載されているものがありうるのであって、それらを探した上で私にURLを教えるとかすべきでしょう。それでも見つからなかったというのなら、こんな無意味な「紹介」をするのは止めましょうね。(太田)
<太田>
 それでは、宿題だけを果たし、(本日もたまたま紹介すべき記事は少ないのですが、)本日の記事は明日回しにさせていただきます。
 ナチスの空前の悪魔性にチャーチルが気付けたのは彼が躁鬱症を患っていた(コラム#4896)からこそ。↓
 For most of the politicians and opinion-makers who wanted to appease Hitler, the Nazis were not much more than a raucous expression of German nationalism. It needed an unusual type of mind to see that Nazism was something new in the world, a radically modern movement with a potential for destruction that had no precedent in history.
 A recent study・・・maintains that Churchill’s insight was related to his episodes of mental ill-health. We needn’t accept the diagnosis, but it’s hard to resist the thought that the dark view of the world that came on Churchill in his moods of desolation enabled him to see what others could not.・・・
 <そんなチャーチルが最有力候補のハリファックス(平和主義者)に代わってチェンバレンの後継の首相になれたのは、ブレンダン・ブラッケンのおかげ。↓>
 Brendan Bracken was a strange, self-invented personality, who achieved success as the publisher of the Financial Times and the Economist and served as Churchill’s minister of information during the war. Born in Ireland, Bracken grew up in Australia – where his father was a builder – before migrating to England, where he effaced his modest past and became Churchill’s confidant during the inter-war wilderness years.
 Bracken hero-worshipped Churchill, and supported him when the world had written him off. But the greatest service Bracken performed was in making it possible for Churchill to take power.・・・
 <彼は、次の首相を選ぶ会議でチャーチルがハリファックスの下で引き続き国防相として務めるかと聞かれたら沈黙を保てと指南。↓>
 ・・・when Chamberlain decided to resign he・・・arrange<d> a meeting in Downing Street from which Halifax would emerge as next prime minister.・・・
 ・・・a great many influential people wanted Halifax to take over, and it is highly likely that he could have been persuaded to do so.
 Crucially, Churchill seems to have shared the view that Halifax (then foreign secretary) would be Chamberlain’s successor. ・・・
  Bracken urg<ed> Churchill to say nothing if asked whether he would serve under Halifax・・・as minister of defence・・・. In the end, Churchill was persuaded to remain silent.・・・
  ・・・a meeting was held at Downing Street later that day, and when the issue of the succession came up Churchill did what he had promised – he said nothing.
 <そこで、ハリファックスは自ら首相になることを辞退した。↓>
 After a long pause, Halifax said that his position in the Lords would make it difficult for him to be prime minister. Next morning, news arrived that Hitler had invaded Belgium and Holland, and in the afternoon Churchill went to the palace to tell the King he was forming a government.・・・
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-15033046
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太田述正コラム#5016(2011.9.26)
<戦間期日本人の対独意識(その12)>
→非公開