太田述正コラム#5133(2011.11.24)
<皆さんとディスカッション(続x1388)>
<太田>(ツイッターより)
 パキスタン、新駐米大使にリベラルな女性議員(元情報相)・・やっぱ美人・・を任命。
http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/pakistan-appoints-liberal-lawmaker-as-new-us-envoy/2011/11/23/gIQAv8PsnN_story.html
 外相も女性だし、ザルダリ大統領、亡くなった奥さん(ベナジール・ブット元首相)への敬慕の念があるんだろね。
 このところの日本の中共への投資の急速な拡大は、円高によって海外投資チャンスが訪れている一方で、欧州債務危機のために欧米の投資先としての魅力が相対的に低下していること、等が原因
http://j.people.com.cn/94476/7654069.html
だが、TPP等で米国との経済的結びつきを強化する必要があるね。
<bonkers_blunder>(ツイッターより)
 TPP参加以前に日本独立を達成してからでないと属国日本は米国の植民地に転落してしまうのではないでしょうか?
 TPPで日本は郵貯・簡保の資産を無差別開放させられる
http://www.youtube.com/watch?v=G_mRJcdJpRg
<太田>
 以下の台湾の有識者2人が書いているように、TPPは、中共中心のASEANプラス1に対抗するための自由民主主義陣営中心の経済関係強化の枠組みであり、非「独立」日本が軍事面で自由民主主義陣営に貢献できないからといって、経済面での貢献まで渋るというわけにはいかないでしょう。↓
 ・・・The ASEAN-China Free Trade Area came into effect during the first half of last year・・・
 If we think about other nations that could also join, like South Korea and the Philippines, the future scale and power of the TPP could even be enough to gradually deconstruct the Sino-centric regionalism prevalent among ASEAN countries and help the US use an Asia-Pacific framework to realize its major strategy in recent years: returning to Asia.・・・
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2011/11/23/2003518973
 ・・・China has not agreed to join the TPP because Beijing sees it as the US’ return to Asia and its first step toward reclaiming dominance in the Asia-Pacific region in an attempt to fight the ASEAN Plus One (China) economic grouping directed by Beijing.・・・
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2011/11/23/2003518974
<XXXX>(「たった一人の反乱」より)
≫<フリンジドピンクさん>の最初の問題提起を、PDFで太田に送れる学生いないかな?≪(コラム#5129。φφζζ)
 もし、他に居ないようだったら週末に太田さんに送る予定の資料に混ぜて送付しときます。
<φφζζ>(同上)
 ありがとう。阿部教授が提案する解決策は解決策になってるかな?
<φζφζ>(同上)
≫「世界の女性軍人 一番美しいのは?…・・・だけど、どうして中共はいないの?」≪(コラム#5131。太田)
 ベルギーに一票
http://j.people.com.cn/94474/7652912.html
<秋の空>
 『どうして中共はいないの?』っておっしゃるってことは太田中将は全部ご覧になったということですよね(笑)。
 引用された人民網(日本語版)の記事は2010年のSouthdreamz.com (South Indian Cinema Magazine)の記事
http://www.southdreamz.com/2010/07/top-50-killer-military-girls.html
のコピーであり、元記事には中華人民共和国婦人警官の写真はありますが、人民解放軍女性兵の写真がないのが理由だと思います。
 当然のことながら、台湾美人軍人は人民網には掲載されておりませんし、オランダ軍女性の写真も掲載されていないですね。
 不思議なのは国籍は『(北)朝鮮』とされる人民網の写真2の女性ですが、彼女はネット上で『ベトナム女性軍人』として有名な方で
http://blogs.yahoo.co.jp/hayase_ausf_h/59322240.html
、Southdreamz.comの元記事(6ページ目)でもベトナム人とされていることです。
 ちなみに人民網の写真1のチリと37のベルギーの方、なかなかいいですよね。
 ノルウェー(写真19、以下番号のみ)、チェコ(28)、フィンランド(32)、ポーランド(36)の子、お茶に誘いたくなります。
 一緒に楽しく食事したいのはカナダ(29)とイギリス(3)の子かな。
 二人とも実物のほうが写真よりかわいいような気がします。
 でも付き合ってみたいのはイスラエル三人娘(7)の左端の子かな。
 16のスウェーデンの娘も素顔はかわいいのでしょう。
 写真21のメキシコと8のイラン美人軍団が太田事務所に行進してきたら中将はどんな顔で彼女らをむかえられるのかぜひ見てみたいです。
< 秋の空>
 ・・・「豪州への米海兵隊基地設置をめぐって」のコラム(#5120)の公開を楽しみにしておりますが、今日のThe New York Timesの記事にあるHugh White教授の意見『中共の力の増大にこのような形で対抗しようとすることは愚か(よく考えよ)』はオバマの豪州議会演説のあと、かの地の新聞(web版)に寄せられた豪州国民の声を集約しているなと感じました。オーストラリアのパール・ハーバーという発言にも、日本軍にオーストラリア侵略の意図はなかったという読者の反論がすぐに出ていたと思います(There was no Australian Pearl Harbor. And in 1942 and thereafter, Japan did not, as BING520 suggests, want to invade Australia, and it didn’t try to. There were harassing air raids in the north, nothing akin to what air forces were doing in Europe at the time.・・・すみません、どの新聞だったか忘れました)。
 Joseph Nye の普天間の写真つきの記事に比べ、(Stanford University) Hoover fellow
http://www.hoover.org/fellows/10404
(にして、かつ要職を歴任した)Kori Schake の記事はおっしゃるとおりちょっとわかってないところが一部あるなと感じました。
 要するに日本の独立ほどアメリカ・日本・世界にとって最善の策はないのですが、今の日本にそれをする気がない・・・本当に本当に日本はどうかしていると思います。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介ですが、1件のみ。
 なんじゃこれ?↓
 「・・・「井川家はスピードの出る大きなレジャーボートを2隻所有していた。意高氏はそのボートを使って愛媛から瀬戸内海を渡って、神戸の進学塾に通っていたと聞いています」・・・「飛行機で、東京の塾にも通わせていたほか、専属の家庭教師をつけた。その家庭教師は小・中と意高さんを教えていたんですが、成績アップに貢献したことが認められて、後に厚遇で大王製紙に迎え入れられたそうです」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/6055082/
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太田述正コラム#5134(2011.11.24)
<世界殺戮史に思う(その12)>
→非公開