太田述正コラム#5502(2012.5.25)
<私の現在の事情(続々)>(2012.9.9公開)
1 始めに
 本日、ヨドバシカメラのインターネット通販サイトで新しい家電をあれこれ購入し、6月1日(転居翌日)に転居先に搬入される運びとなり、また、防衛省の生活協同組合の火災共済で、転居当日の5月31日から転居先がカバーされることになり(注)、後の課題はカーテン(カーテンレールを含む)の設置と裏「庭」への物置の設置くらいになりました。
 (注)かつては、(元家内との共有名義であり今次判決で私に帰属することとなった)練馬のマンションのほか、(亡くなった)父親と中野のマンションも所有しており、このマンションのローンを解消した時点で、火災保険が切れたので、防衛庁時代にこの火災共済に入った。ところが、父親死亡後、このマンションを売却した時、この火災共済も解約すべきところ、その時既に役所を退職していたので、解約してしまうと、二度とこの火災共済が利用できなくなる。
 そこで、その後も、掛け金を払い続けて現在に至っており、ついにこれがお役に立つ時が来たというわけだ。
 (練馬のマンションは、ローンを解消してからも火災保険には入っていないが、一旦は火災共済をこちらをカバーする形に切り替えようとして、申請書類まで取り寄せながら、書類を出さなかった。その頃、自宅の私の持ち分を(当時の)家内に贈与しており、後知恵的に言えば、練馬のマンションも早晩手放すことになることを予期しつつ、私が自分名義の自宅を取得する際に、この火災共済を活用しようという潜在意識が働いた、といったところだろうか。)
 言うまでもないが、生命保険でも損害保険でも団体内のものは、一般のものよりワリがよい。
2 残った問題
 (1)TVをケーブルで見るかNTTで見るかについては、自分で調べてみた結果、TVについては、月額4000円弱のベーシックタイプで比較すると、通常の、かつての地上波や衛星放送に加えて、ケーブルでは37局、NTTでは(スカパーと契約した場合)15局、と前者に完全に軍配が上がります。(実際には、15局も、まず見やしませんがね。)
 他方、インターネットの速度については、ケーブル160に対しNTTでは200ですから、後者に軍配が上がります。
 どちらも、私にとっては商売道具なので、やむなく、ケーブル(TVのみ)、NTT(電話・インターネットのみ)といういいところどりの申し込みを、それぞれにした次第です。
 しかし、NTTと比べると、より民間会社度の高いケーブルは、商売熱心です。
 ただちに、本日、私の転居先を訪れて様子を確認するとともに、明日、私の所までやってきて、改めて詳細説明をした後、申し込み用紙にその場で私に記入してもらう、というのです。
 しかも、5月31日から使えるように努力したい、というのです。
 かてて加えて、TV機能をつけるとNTTは回線敷設料を26,000円がかかるというのに対し、ケーブルの方は、TV機能のみなら敷設料21,000円が、電話・インターネット機能を付加すると、サービスで敷設料をタダにする、というのです。
 明日、もしも、電話・インターネット機能を付加した形で申し込んだとして、すべて5月31日に間に合うというのなら、NTTの方をキャンセルしてケーブルに完全依存しようと考えています。
 NTTの方は(同社系のプロバイダーであるOCNともども)、私からの口頭連絡だけで(水道やガス同様、)転居先での契約が既に成立している、と言うかもしれませんが・・。
 実は、既に同社からは、転居先の電話番号も付与されているのです。
 (2)そんなことより、もっとヤバイ問題ですが、元家内が、彼女の弁護士ともども、(彼女側への鍵の引き渡しと彼女側からの私へのカネの支払い、という形での同時履行の前提として、)自宅見聞にやってくる、というのにはまいりました。
 こういうケースでは、自宅内の動産については、元家内の私物と息子の私物は残し、元家内と私の共有物については、半々に分ける、ということくらいは法律知識がなくても想像がつくところですが、厳密にこの線引きをするのは容易ではありません。(なお、私は、廃棄対象の自分の私物は残すことを宣言しています。)
 元家内がいきりたっても、既に荷物は運びだした後です。
 そこで、大変不満だから今日はカネは渡さない、などと言い出したら目もあてられません。
 元家内の弁護士には、彼女に不満があれば、それには私として誠心誠意対処するので、とにかく、31日は、スケジュール通り進行させて欲しい、と繰り返し念を押しています。
 この弁護士も、そんなことにはさすがにならないだろう、とは言ってくれていますが・・。