太田述正コラム#5775(2012.10.11)
<皆さんとディスカッション(続x1690)>
<コラム#5769の訂正>(ブログは訂正済)
「韓国中部の基地から射程距離500メートルのミサイルでも
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「韓国中部の基地から射程距離500<キロ>メートルのミサイルでも
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<太田>(ツイッターより)
「中国大陸部 解放軍芸術学院の美女たち…」
http://j.people.com.cn/94638/94659/7971853.html
人民解放軍も、この美女達に倣って、芸術学院を軍から切り離し、スリムにならなくっちゃあ。
<BYWHuudYO>(「たった一人の反乱」より)
雁屋哲がブログで伊藤博文がドイツ医学者ベイツに皇太子を操り人形に見立てて揶揄したって言ってたけど本当なん(´・ω・`)?
<2pheC0OD0>(同上)
その雁屋哲のblogとやらの典拠ないと意味がわからないんだけど。
まぁ大体想像つくけど、伊藤博文が揶揄した典拠が無いならそれはダウトて思っておけば迷わなくてすむんじゃない。
<81EDiUZ70>(同上)
>>311
<l+M2B45v0クン(コラム#5773)、>ああ、この記事はファーウェイ製のスマホの秋モデルをドコモで出すよってことでしょ?
端末は前から出てるからしょうがない。
よりネットワークの根幹たる基地局で使われてないから、まだマシって判断で、ドコモauが完全に信頼出来るわけではないですよ。
米下院諜報委員会は一切の取引を停止するようキャリアに勧告してる訳だから端末だけOKしているキャリア、ひいては日本政府はやっぱり甘いよね。
これだけでも大したもんだ、やっぱりおかしいものはおかしい↓
・・たとえば「ルーターが深夜に大量のデータを中国に送信しているような様子がある」
・・シスコシステムズ(Cisco Systems)がZTEと結んでいたパートナー契約を打ち切っていたことも伝えられている。シスコでは内部調査の結果、自社のスイッチなどがZTE経由でイランに流れていたことが明らかになったため、
wirelesswire.jp/Watching_World/201210091143.html
大体人民網が猛反発ってその時点でズブズブですと認めているようなもの。
というかあの国で中共に関わらない、影響受けない企業なぞないのだけどね・・。
そんにしてもこの騒動、日本の全国紙で報じたの朝日だけかね、それ以外見つからない。
<太田>
FTが本件で米国を批判する記事を載せたね。↓
<テレコム産業を戦略的保護産業とする発想は20年前のものだと。↓>
・・・The time to declare telecoms a strategic, protected industry like defence, was 20 years ago; now is the time to make a deal.・・・
<英国のやり方・・ファーウェイの機器を事前に英国政府が点検する・・を見倣えって。↓>
The best thing for US consumers would be to admit Huawei and ZTE with safeguards. In the UK, Huawei’s equipment is examined by former staff of GCHQ, the UK intelligence service, before being used by BT. ・・・
<更に考えられる措置として、ロンドンかNY証券取引所への上場を求め、更に、ファーウェイ内の共産党委員会を解散させよと。↓>
The US might require Huawei to list in London or New York to illuminate who owns the company; submit technology to the NSA; and separate its US division like a defence group. It could even demand the dissolution of its Communist party committee. What it cannot do is recreate the past.
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7d5d4fc6-1200-11e2-bbfd-00144feabdc0.html#axzz28wumZmW1
それでは、その他の記事の紹介です。
今度の人民網の反論は? いや、反論するかなあ。↓
「「60年の中国地図、尖閣は沖縄」 玄葉外相が反論・・・」
http://www.asahi.com/politics/update/1010/TKY201210100656.html
「・・・中国民間保釣(釣魚島防衛)連合・・・<は>2004年には・・・7人が尖閣上陸を果たし、英雄扱いもされた。・・・民間保釣のスポークスマンをしていた李楠氏・・・に日本と中国の軍事力を比較して、どちらが強いと思うかと聞くと、彼は「もちろん日本の方が中国より軍事力は上だ。しかし、俺たちには決心・覚悟がある」という。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20121009/237792/?mlt&rt=nocnt
支那の歴史を振り返ってみると、ほとんど全員がワルだったって言われちゃってるぜ。(周公を除き)。↓
・・・Mostly in Chinese history everyone seems to be behaving badly. Regent uncles, dowager empresses, concubines, brothers… all end up doing the wrong thing. Skim read the dynastic ups and downs of imperial China and it is a terrifying bloodbath of unexplained deaths, heads severed, babies strangled, siblings thrown down wells, kings poisoned, whole families executed or challengers torn limb from limb.・・・
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-19821144
はいはい、頑張ってね。↓
「【社説】日本は科学分野のノーベル賞16人、韓国は…・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/10/2012101001004.html
「ノーベル賞:幹細胞研究で韓国に遅れの日本、科学者育て逆転・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/10/2012101001010.html
キューバ危機が終わってから、実は、(米国がその存在を知らず)米ソ間の取引で抜け落ちていた、キューバ内のソ連の戦術核兵器をどうするかの問題が残ってたって。↓
・・・Long after the world thought the Cuban Missile Crisis had ended, with Soviet leader Nikita Khrushchev’s withdrawal of his medium-range nuclear missiles announced on October 28 — and two days after President John F. Kennedy announced the lifting of the quarantine around Cuba — the secret crisis still simmered. Unknown to the Americans, the Soviets had brought some 100 tactical nuclear weapons to Cuba — 80 nuclear-armed front cruise missiles (FKRs), 12 nuclear warheads for dual-use Luna short-range rockets, and 6 nuclear bombs for IL-28 bombers. Even with the pullout of the strategic missiles, the tacticals would stay, and Soviet documentation reveals the intention of training the Cubans to use them. ・・・
<キューバに飛んだソ連のミコヤン副首相に対し、カストロは戦術核を残せと談判したが、ミコヤンははねつけたって。↓>
Castro almost begged Mikoyan to leave the tactical warheads in Cuba, especially because the Americans were not aware of them and they were not part of the agreement between Kennedy and Khrushchev. ・・・
But Mikoyan rejected Castro’s pleas and cited a (nonexistent) Soviet law proscribing the transfer of nuclear weapons to third countries.・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2012/10/10/cuba_almost_became_a_nuclear_power_in_1962?page=full
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太田述正コラム#5776(2012.10.11)
<米国論再訪(その2)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x1690)
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