太田述正コラム#5803(2012.10.25)
<皆さんとディスカッション(続x1702)>
<太田>(ツイッターより)
「通常」の日本ヨイショ記事二つ。
相変わらず尖閣がらみの日本罵倒記事も載ってるけど、編集部、ご苦労さーん。
「日本の所得倍増計画、中国の参考に…」
http://j.people.com.cn/94476/7988279.html、
「日本人初ミス・インターナショナル、優雅なしとやかさ…」
http://j.people.com.cn/94475/7989205.html
ロンドンの地下鉄に関わる20枚の絵や写真だよ。
http://www.guardian.co.uk/books/gallery/2012/oct/23/london-underground-tube-gallery#/?picture=398217322&index=0 …
<midshipman>
<コラム#5801>「皆さんとディスカッション(続x1701)」<を読み>ました。
とはいえ、誰がリークしたのでしょうかね。
簡単に漏れてしまいますね。
<太田>
何のことでしょう?
それでは、その他の記事の紹介です。
だって、首相を辞任する時にそう説明しなかったじゃん。↓
「安倍総裁が小倉智昭アナを名指しで批判「意図的な中傷」・・・
私はテレビで何回も潰瘍性大腸炎について説明しています。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/7074105/
文書を取り交わさなかった野党側の負けだよ。
文書にしたってそんなもん守る義務はないが、少なくとも言った言わないという悶着はなくなる。↓
「・・・「『野党にとって最大の対抗措置の不信任案、問責決議案を封印する。武装解除するから解散時期をいってほしい』と・・・谷垣<氏が>言った」・・・
谷垣氏の「武装解除」<と>は「一体改革関連法の成立まで」という意味だったが、首相の口ぶりは約束を破ったのは武装解除どころか問責決議に賛成した自民党と言わんばかりだった。・・・
<いずれにせよ、野田首相は、>『概算要求だけはやらざるをえないので理解を』。そう谷垣<氏>に言った・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121025/plc12102508000006-n1.htm
『風と共に去りぬ』は北朝鮮でベストセラーであり続けてるんだね。
(米国の南部も北朝鮮もアメちゃんに国土を滅茶苦茶にされたってワケ。)↓
http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/in-pyongyang-finding-history-and-comfort-in-gone-with-the-wind/2012/10/24/48e6c78c-1d99-11e2-8817-41b9a7aaabc7_story.html
恐らくはイスラエルが、(ガザのテロリストへの武器がスーダン領内を通って供給されていることへの報復として)スーダンの首都カルツームの武器廠を空爆した。↓
http://www.guardian.co.uk/world/2012/oct/24/sudan-threatens-retaliation-alleged-israeli-air-strike
在アフガン米軍の広報官が、(個人の資格でだけど、)タリバンは敗北したと宣言した。
タリバンによる自殺的攻撃や、アフガン治安部隊員によるNATO軍部隊襲撃はタリバンの絶望の表れってんだけど、確かにそうかもね。↓
・・・Have insider attacks and sensational Taliban attacks taken place?
Yes, and we are accountable for that.
But there is something to the comments made by senior officials that the sensational attacks are reflective of a desperate insurgency.・・・
・・・where transition to the ANSF has taken place in our area of operations, there has been no significant increase in either insurgent or criminal activity.・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2012/10/24/were_winning_in_afghanistan?page=full
アジアタイムスに『アルゴ』に対する最も激しい批判が掲載された。↓
<ジョセフ・ナイが指摘するように、ハリウッドは米国のソフトパワーの一貫であり、プロパガンダの役割を担ってきた。↓>
In his narrative on “soft power,” Harvard professor Joseph Nye has enlightened us about the powerful American movie industry as a source of American “ideological attraction” that complements the Western superpowers’ “hard power.” This means that instead of pure entertainment or mere artistic creations, Hollywood movies function as propaganda supplements, often by providing a binary image of “good Americans” versus the “hostile others” on US’s enemy list. ・・・
<ハリウッド映画でのイランはいつも悪役。↓>
Thus, a common thread runs through Iran-bashing movies, including Not Without My Daughter (1991), Peacemaker (1997), Syriana (2005), 300 (2006), and most recently Argo (2012). That is, the negative stereotype of the Iranian “other,” as basically overemotional, angry and diabolically anti-Western,・・・
<しかし、『アルゴ』でいい子ぶりっこを演じたCIAは、米国大使館人質事件が現在進行形であった1980年に始まったイラン・イラク戦争で、積極的にサダム・フセインに肩入れするという悪役ぶりを発揮した。↓>
・・・the history of American hostage crisis and Iraq’s invasion of Iran are highly intertwined, in light of the ample evidence that the CIA was instructed to provide Iraq’s brutal dictator with vital information on Iran’s military formations.・・・
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/NJ25Ak03.html
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太田述正コラム#5804(2012.10.25)
<『秘録陸軍中野学校』を読む(その10)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x1702)
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