太田述正コラム#5841(2012.11.13)
<皆さんとディスカッション(続x1721)>
<太田>(ツイッターより)
「「国民は無罪と無実は別と思っている」自民・安倍総裁…」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121112/stt12111217520010-n1.htm …、
「山口公明代表「説明責任は残っている…」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121112/trl12111212380009-n1.htm …、
「「この事件なければ総理大臣に…」 生活議員…」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121112/trl12111211550006-n1.htm
検察💮
<iu8B1/c5O>(「たった一人の反乱」より)
太田先生は
1、眉米→×
2、護憲→×
3、その他→○
で、とりあえず3に該当する政治家は評価するんだよ。
そのあとに個別に掘り下げ政治的資質で判断する。
1、2に該当する政治家は資質や能力以前に評価しないと。
<星>(ツイッターより)
防衛中枢に居られたようですが、日米協力の言の裏に アメリカの対日脆弱化政策(終戦直前のアメリカの政策)あるを類推できなかったですか。
<太田>
過去の太田コラムを読んでおられないようだが、私の防衛庁在職中にそんな「類推」を促すような出来事は全くなかったし、そもそも、朝鮮戦争が始まった瞬間から、米国の「対日脆弱化政策」など、雲散霧消してしまった、というのが私の見解ですよ。
それでは、その他の記事の紹介です。
この話、ホントである可能性が大いにあると思うけど、こんな野田首相が、安住淳民主党幹事長代行が集団的自衛権行使禁止の政府憲法解釈維持を唱えたのをあえて放置している意味を、よくよく考えて欲しいな。↓
「・・・野田佳彦首相が尖閣諸島の国有化を発表した後の9月中旬、首相官邸に緊張が走った。 〈中国が尖閣上陸部隊を編成し、人民解放軍の工兵を漁民に偽装させて漁船に乗り込ませる準備をしている可能性がある〉という情報が官邸にもたらされたのだ。安全保障に関わる政府のある部局が、衛星画像を分析してまとめた報告だった。
工兵部隊を送り込むとなれば、尖閣上陸後、施設建設まで計画していると考えなければならない。中国側がそこまで尖閣奪取に本気なら、海上保安庁では手に負えない。
「自衛隊を尖閣に上陸させて警備させる必要があるのではないか」
野田首相は側近で同じ松下政経塾出身の長浜博行・官房副長官(現環境相)に自衛隊を尖閣に派遣する準備をさせるよう内々に指示したという。外務、防衛両省の上層部は首相の姿勢に驚愕し、聞きつけた岡田克也・副総理が即座に「それだけはやってはいけない」と正式な指示が出る前にストップをかけたと政権内で伝えられている。・・・
経緯を知る官邸スタッフはこう振り返る。
「その後、中国軍の尖閣上陸作戦の情報は間違いだったことがわかったが、野田側近たちは、しばらく後まで副総理の岡田さんが総理の指示をひっくり返すのは越権行為だと不満を漏らし、政権内は有事対応で足並みが乱れた」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/7133640/
ペトレイアスと愛人は、二人が共に一つのGメール・アカウントにアクセスできるようにして、そこに、二人の間のやりとりをアップしてたんだって。↓
・・・They wrote their “intimate messages” as draft e-mails in a shared Gmail account, according to the AP, allowing them to see one anothers’ messages while leaving a much fainter data trail. When messages are sent and received, both accounts record the transmission as well as such metadata as the IP addresses on either end, something the two seemed to be seeking to avoid. ・・・
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2012/11/12/heres-the-e-mail-trick-petraeus-and-broadwell-used-to-communicate/?print=1
コロンビア、ひいては中南米の多くの国では、植民地時代から、地方のボス達に大幅な権限移譲がなされてきており、このボスの中には、麻薬密輸、組織犯罪、左翼ゲリラ、右翼民兵、等のボスだって、本来的に含まれてるんだと。↓
・・・The model for Colombia’s political system is a form of indirect rule, common during the period of European colonial empires, in which the national political elites (mostly residing in cities) delegate authority over the countryside to local elites. Colombia’s local bosses are given discretion to run things as they like in exchange for an implicit commitment not to challenge the authority of the center. International drug markets, organized crime, leftist guerillas, and rightist paramilitaries are thus not the causes of Columbia’s problems; they are part and parcel of a dysfunctional style of governance. ・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2012/11/12/the_orangutan_in_a_tuxedo?page=full
狩猟採集社会の頃の過酷な環境で生き残るためには現在よりも高度な知能が必要だったはずだから、当時に比べて現在の人間の知能は劣化しているに違いない、という仮説をスタンフォード大のセンセが唱えてるよ。↓
・・・In the past, when our ancestors (and those who failed to become our ancestors) faced the harsh realities of a hunter-gatherer lifestyle, the punishment for stupidity was more often than not death. And so, Crabtree argues, enormous evolutionary pressure bore down on early humans, selecting out the dimwits, and raising the intellect of the survivors’ descendants. But not so today.・・・
We, as a species, are surprisingly intellectually fragile and perhaps reached a peak 2,000 to 6,000 years ago・・・
http://www.guardian.co.uk/science/blog/2012/nov/12/pampered-humanity-less-intelligent
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太田述正コラム#5842(2012.11.13)
<ジェファーソンの醜さ(その7)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x1721)
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