太田述正コラム#5887(2012.12.6)
<皆さんとディスカッション(続x1742)>
 「中国式に劣る「米国式道路横断」…」
http://j.people.com.cn/94475/8045789.html
 米国じゃ徹底した歩行者優先だってことを忘れてるぜ、人民網サン。
 とまれ、米中は、領土・人口大国であること等、結構似てるところがたくさんあるのは事実だな。
 オマケだよ→http://j.people.com.cn/94473/8046837.html
 「動物たちの可愛らしい「食いしん坊」な風景…」
http://j.people.com.cn/94638/94659/8046958.html
 写真を眺めてたら食欲が・・。
 犬や猫を食いたいと思った訳じゃないないからね。
 (北京で食った犬料理は旨かったけど・・。)
 世界腐敗度一覧地図を御覧じよ。
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2012/12/05/map-the-most-and-least-corrupt-countries-in-the-world/
 旧日本帝国は、砂漠に取り囲まれたオアシスって感じだな。
<太田>
 日本は17位。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012120602000096.html
 (香港は14位(中共は80位)、韓国は45位。)
http://www.guardian.co.uk/news/datablog/2012/dec/05/corruption-index-2012-transparency-international
 台湾は37位。
http://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2012/12/06/2003549457
 ギリシャはEU最下位の36位。↓
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2012/dec/05/greece-corruption-index-hong-kong
<FpkxrWi40>(「たった一人の反乱」より)
≫選挙の洗礼を受けたわけじゃないが、かつての自社さ連立の時、「与党」第2党から村山首相が出た≪(コラム#5885。太田)
 太田さんは石原慎太郎が次の首相になる可能性があると踏んでるの?
→いんにゃ。(太田)
 安倍が首相の座を譲るかなぁ?
<ekeglnIy0>(同上)
 自民、単独過半数の勢い 衆院選序盤、朝日新聞情勢調査
http://www.asahi.com/politics/update/1205/TKY201212050935.html
 自民が過半数の勢い、民主半減以下も 序盤情勢 日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05034_V01C12A2000000/?dg=1
 自民、過半数超す勢い…衆院選情勢10万人調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news2/20121205-OYT1T01268.htm?from=top
 終了~。
 自公での過半数割れが前提条件の話はこれで意味を失った。
 ・・・
 参院と再議決の事をすっかり失念してた・・・。
<太田>
 フム、忘れるでないぞ。
 ただ、それにしても、このままでは自民党を勝たせすぎだよ。
 選挙の終盤までに、何とかならないもんかなあ。
 なお、世論調査結果については、他社のがまだあるよー。
 「自公で過半数上回る見通し 第三極伸び悩み 本社情勢調査・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121206/stt12120600270000-n1.htm
 「衆院選、自公3百議席うかがう 政権奪還も、民主激減・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012120501002015.html
 「衆院選:自民単独過半数の勢い、民主は激減・・・」<(共同)>
http://mainichi.jp/select/news/20121206k0000m010114000c.html
 ちなみに、「・・・ 今回の調査は衆院選が公示された4日と翌5日という平日に、自宅に固定電話を持つ有権者を主な対象として実施したため、会社員や学生を中心とする無党派層の声を十分には反映していない可能性がある。」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05037_V01C12A2EA2000/?dg=1
ってことのようだよ。
 自公で過半数をとられちゃうことを見越して、こういう発言をしてるってことだろうな。↓
 「橋下徹代表代行(大阪市長)は・・・「連立には入らず、有権者が求めることを実現するためにいろんな党と組む」と話し、政策ごとに他党と部分的に連携する方針を示した。石原慎太郎代表は自民との連立について「できると思う」と積極姿勢を示しており、選挙後の枠組みを巡っても幹部間の温度差が浮き彫りになった。・・・
 松井一郎幹事長(大阪府知事)も同日、大阪市内で記者会見し、連立与党入りを「ない」と否定。・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20121206k0000m010020000c.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012120602000097.html
 おのおのがた、ボカァ、区役所まで出かけて先ほど期日前投票を済ませてきたぞ。
<XAuiLZ8f0>(「たった一人の反乱」より)
 このニュースについて一言お願いします。
http://www.asahi.com/business/news/xinhuajapan/AUT201212050126.html
<太田>
 特に感想はありません。
<豊丘時竹>(2012.12.2)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20121202
 ・・・「溝口敦の切り込み時評(日刊ゲンダイ、毎週月曜連載)」に「106)信金立てこもり事件をどう見るか(12年11月26日)」と題して、反消費税増税、反TPP、反原発を唱える政党を、大新聞テレビが取り上げないと述べている。
 これらは、太田述正氏は、集団的自衛権問題の対立より小さいとしていたが、溝口敦氏は取り上げてくれた。読者諸氏、願わくばリンク先から「溝口敦の仕事」をお読みいただきたい。なんとなればコピペしようしたが、できなかったからである。
 私は、集団的自衛権の宣言と同じくらいに反TPPは大事だと考える。集団的自衛権宣言、反TPP、続原発の立場をとる。・・・
<太田>
 集団的自衛権の話は日本政府のガバナンスを回復するかどうかの話なので、他のあらゆる事柄より大事なのです。
 また、TPPについてですが、TPP並、或いはそれ以上の大きな動きが今始まっています。
 既に存在するNAFTAと現在進行形のTPPに続き、TAFTA・・Trans-Atlantic free-trade agreement、通称経済NATO(economic NATO)構想が米・EU間でまとまりつつあるのです。
 この構想がまとまり、実行に移されれば、その結果、この三つが合体することになり、先進自由世界は単一の巨大な経済共同体を形成することになります。
http://www.washingtonpost.com/opinions/david-ignatius-a-free-trade-agreement-with-europe/2012/12/05/7880b6b2-3f02-11e2-bca3-aadc9b7e29c5_print.html
 私は、安全保障面でNATOを(集団的自衛権行使を解禁した日本を含む)全先進自由世界を包含した共同体に発展的解消させることを望んできたのですが、どうやら経済面が先行しそうな感じになってきました。
 TPP参加の是非は、以上のようなことも踏まえて、ご検討願いたいと存じます。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ヘー、てなもんだな。↓
 「米国が北朝鮮の長距離ロケット「銀河3号」の打ち上げに備え、ハワイにある海上配備Xバンドレーダー(SBX)を西太平洋に移動していることが分かった。・・・
 SBXは大型の石油採掘船に載せられて移動するのが特徴だ。ロシア製の掘削船は全長119メートル、幅73メートル、高さ60メートルで、時速15キロの速度で移動する。高さ15メートルの波にも耐えられる設計となっており、レーダーと掘削船を合わせた総重量は5万340トンに達する。円形のカバーに覆われたSBXだけでも8階建てのビルと同じ高さになる。掘削船の下部からレーダーの先端までの高さは85メートルで、28階建てのビルに相当する。乗組員は85人で、価格は9億ドル(約740億円)に達する。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/06/2012120600665.html
 こんなこと↑ばかりに血道をあげてずに、米国民の精神の作興をやった方がエエんとちゃう?(この前のNY市警巡査の善行がこれでフイになっちゃった感じだよな。)
 改めて、米国と支那の類似点・・非人間主義・・を確認!↓
 「線路に転落した韓国人男性見殺し、NYの非情・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/06/2012120601039.html
 かつて米国は、盛んに英国の産業技術窃盗を行ったというコラムだ。(そんな米国が今度は中共に同じことをやられてるってわけ。)↓
http://www.foreignpolicy.com/articles/2012/12/05/we_were_pirates_too?page=full
 投票に行ったことを含め、雑用を片付けたために時間切れになった。
 記事の残りは明日。
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太田述正コラム#5888(2012.12.6)
<近現代における支那と世界(その2)>
→非公開。