太田述正コラム#6225(2013.5.24)
<皆さんとディスカッション(続x1909)>
<太田>(ツイッターより)
「 「日本はニューハーフに優しい」女装で性的サービスの韓国人 意外な“お国事情”とは… 日本の売春防止法では、男性が男性を相手に性的サービスを提供して報酬を得る行為を取り締まることはできない。…」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130519/crm13051918010004-n1.htm
女性差別反対!
<よこ>(同上)
確かに。女性による「売春行為」を取り締まるのなら、男性によるものも同様にしないとおかしい。
「売春は女性が売り、男性が買うもの」という固定概念が間違っている。
<太田>(ツイッターより)
22カ国の人気度についてのこの22カ国の世論調査結果は、独、加、英、日、仏、ブラジル、米、中、韓…の順と出た。
ドイツが一位になったことが衝撃を与えている。
< http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2013/05/23/poll-germany-is-the-worlds-most-popular-country/ >
その前年の調査に比べて人気の低下が日本が一番大きいのはフクシマのせいだろな。
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-22624104
世界無神論マップが載ってるワシントンポスト記事で、中共に次いで無神論者の割合の多い日本について、その理由の説明がモノスゴイ反日。
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2013/05/23/a-surprising-map-of-where-the-worlds-atheists-live/
ワシントンポスト、どうやって教育したらよかんべ?
<sato>(同上)
まぁ地道に、ワシントンポストを諭せるだけの知識と語学力のある方が直接投稿するというあたりからかと。その意味で、太田さんは最適任だと思います。この手の比較対照として、では英国の王室と国教会は立派なのかと、歴史の浅いアメリカ人に聞いて見たいところです。
<太田>
アレー! 前段についてだけど、同紙は外国人には投稿させないってコラム#6215で書いたでしょうが。
後段については、国家神道は英国教会をマネして明治政府がでっちあげたものでは、というのがボクがコラムで言ってきたこと。(以上、ツイッターより)
なお、中共では無神論が事実上強制されているところ、そういった環境下にない日本こそ、世界で最も無神論者の多い(30%)国ということになるけど、それも当然、日本は文明度が一番高いからだ。
人間主義社会では、人間が相互に支え合うから、神サマの出番はないのさ。
<C9D0icRw>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
今回の中央日報の[原発は神の懲罰]騒動、実は前段がある。
下記の通りWPの記事を中央日報が引用する形で反日記事を仕立てたのだ。
日付は5/3
http://japanese.joins.com/article/159/171159.html?servcode=A00§code=A00
ユキ氏は「(日本で)私たちは原爆の犠牲者と習っただけで、原爆を招いた戦 争の核心加害者という事実は習わなかった」と告白した。特に「ここ(米国)で 中国人・韓国人・フィリピン人・台湾人・オランダ人に会いながら、日本が戦争 中に犯した行動を世界がどうに見ているのか、客観的で不便な事実を知った」と 明らかにした。
注目すべきはWPの読者投稿と偽り、日本叩きの道具とする手段の姑息さ卑怯さ。
まるで某国のA新聞ではないかと見紛う。
このユキ氏の意見とやらがまた酷い。
具体的に旧日帝の加害内容の記述抜きで、[戦時加害行動の代償としての原爆の正当性]を当時存在してない国も含む周辺諸国の総意のもと行ったと高らかに主張する、もの凄くチープなミスリード。
WPは本当にクオリティペーパーでしょうか。
上記原発正当化記事で日本政府からの抗議ないことで自信を得た中央日報が満を持して[神の懲罰]を掲載し壮絶に自爆するあたりが、いかにも韓国人の間抜けさ。
まぁそれもこれも中央日報には抗議できてもWPやNYTには抗議できない外務省の弱腰が原因、あるいは保護国の悲哀ではないかと思うのだけど。
<cewLG7OI>(同上)
どなたか下記の記事中の国連の公式見解を原文で見た方いらっしゃらない?
どうも探せないのだが・・
「慰安婦妄言が出ないよう全国民に教育を」国連、日本に警告
http://japanese.joins.com/article/912/171912.html?servcode=A00§code=A10
・・・
自己解決しました!
http://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=13344&LangID=E
しかし少しずつ読んでいるけど、日系米国人?ジョージ・ツグシ委員の発言がそれのことかな?
しかし見つけるまで国連が日本ただ一国のために対して勧告をだすなんてありえないと思っていた。
・・・
私が発見したリンクはどうやら、下記産経記事の元ネタとおもわれるものでした。
「国連拷問禁止委員会が日本政府に見解ただす」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130523/waf13052313160019-n1.htm
でも、「拷問禁止委は大阪市長の発言に繰り返し言及」と云う割に全然該当記述が見当たらない。
サイト内サーチエンジンで「osaka mayor 2013」で検索しても別の記事は出てくるけど、該当記述は出てこない。
従って前述の中央日報の記事も産経もソースが出てこない以上、「国連が慰安婦問題に関して日本政府をただす」は、事実ではない疑念ありと云わざるを得ない。
ちなみにジョージ・ツグシ委員の発言は慰安婦200000人の存在が事実無根との発言でした。
<7cfB9UJs>(同上)
所詮は敗戦国だって現実を見つめろ日本人。
<htcPsY.A>(同上)
この記事、消したな。原爆では朝鮮人も死んだってこと、誰かに教わったんだろうか。
【時視各角】安倍、丸太の復讐を忘れたか(1) – (中央日報)
http://japanese.joins.com/article/765/171765.html
<dI2N5RCM>(同上)
<C9D0icRw君、>保守はアメリカにだんまりを決め込み、左は韓国をスルー。
広島市長は、即座に文句を言ってもいいのだが、なぜか発言が聞こえてこない。
<dI2N5RCM>(同上)
・・・「親の因果が子に報い」的思考
http://pinoccio.at.webry.info/200701/article_17.html
これでは、反日が終わるわけない。
<TA>
<オフ会に>出席します
≫日本人は本当に潜在的には反米なのか?≪(コラム#6179。太田)
戦前から一貫して親米なのだと考えています。
またロシアに対しては戦前から一貫して反露。
<太田>
最初のセンテンスの根拠をオフ会の時に聞かせてください。
なお、オフ会に出席される方は、忠臣蔵関係コラム(コラム#29、250、5179)にも目を通しておいてください。
駆け込み申し込みは下掲から。↓
http://www.ohtan.net/meeting/
ついでに、関西オフ会の主幹事の手助けをしていただける方、どなたかいらっしゃいませんか?
やってもいいと思った方は、ご連絡ください。
http://www.ohtan.net/contact/
ところで、午前中に、アジアタイムスのおバカ・コラム
http://www.atimes.com/atimes/Japan/JAP-01-230513.html
やこのコラムへのおバカ投稿群に反論する投稿をしたんだけど、(フェイスブックとも提携してる投稿欄だったけど、)どっちにも反映されてないね。
せっかくだから、ここに採録しておく。↓
Sheer nonsense!
Japan, a liberal democratic country, fought Sino-Japanese
War and Pacific War as a war of self-defense against the
indirect aggression of the Soviet Russia and the aggression
of the irrational U.S./UK, and lost.
The tragic but logical consequence was the communist take
over of the East Asia and the accompanying consequence
was the emancipation of the whole Asia and eventually the
whole world from the colonialism of the West.
Recollect the astronomical number of Chinese people
starved to death and killed by Mao, as well as the tragedies
of Korean War and Vietnam Wars. and the Gulag country.
whose name is North Korea, all of which could have
been avoided.
歴史認識の根幹にかかわる部分↑であり、やはり、太田述正ってクレジットさえ入れてくれれば、転載、転使用自由だからね。
それでは、その他の記事の紹介です。
キャー、橋下代表、ムチャクチャ言うのやめてけれー。
相手が会ってくれなくて助かったぜ。↓
「橋下氏:「政府に法的責任」 元慰安婦に表明へ・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20130524k0000m010170000c.html
と書いたら、橋下代表自身がこの記事はウソだと記してたな。↓
http://blogos.com/article/62944/
FTよお前もか。
安倍首相を貶める部分を含むコラムを載せやがったぞ。
それにしても、FTの名誉のために残念でならないのは、靖国神社をA級戦犯の遺骸を葬った場所だなんてひでー間違いを書いてることだ。↓
・・・<Mr. Abe> has obfuscated when asked about Japan’s atrocities in Korea and China during the first half of the last century; his senior ministers pay their respects at the Yasukuni shrine, which holds the remains of a dozen Class A war criminals; question marks have been put over Japan’s culpability for the wartime enslavement of Korean women as prostitutes for the occupying soldiers.・・・
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a5a6a5e0-c1ff-11e2-8992-00144feab7de.html#axzz2UBMXUaoq
「ドイツ中心近代史観」シリーズ(未公開)で取り上げたシムズの新著に対する新たな書評がガーディアンに載ってた。↓
<ホッブスの万人の万人に対する闘争は、人の間ならぬ、欧州の大国間における実態だったとするAJP・テイラーの言を拳拳服膺する著者シムズだとさ。↓>
”In the state of nature which Hobbes imagined,” AJP Taylor declared in the opening sentence of his classic study of 19th-century international relations, The Struggle for Mastery in Europe, “violence was the only law, and life was ‘nasty, brutish and short’. Though individuals never lived in this state of nature, the Great Powers of Europe have always done so.”・・・
Like Taylor, Simms sees European states as engaged in perpetual, Darwinian competition, a rivalry that determined almost everything that happened not only in relations between them but also in the internal development of their polities and societies.・・・
<だけど、欧州じゃ、協調の時代も何回もあった、と。↓>
Simms seems blind to these lengthy periods of common action between states, just as he seems insensible to the enormous changes that have taken place in the nature of international relations within Europe over the period he covers.・・・
<また、シムズは、経済的要素を完全に無視しているとさ。↓>
Almost nowhere in this book is there any recognition of the role economic factors played in international relations, and where it does occur, it is often breathtakingly wrong-headed.・・・
<外交も内政も、それぞれ重要だと。そりゃそうだ。↓>
The “primacy of foreign policy”・・・the “primacy of domestic policy”・・・historians have generally opted for a mixture of the two, stressing one or the other side of the interaction as historical circumstances dictate, and that’s as it should be.
<時代遅れの地政学の強い影響も受けているシムズだと。エエぞエエぞ!↓>
Simms borrows yet another outmoded concept from early-20th-century scholars when he repeatedly insists on the importance of “geopolitics”.・・・
<そもそも、シムズのドイツ中心史観は誤りであり、ルイ14世からナポレオン、そしてその後まで、むしろフランス中心に欧州史は動いていたって。全く同感。↓>
・・・from Louis XIV to Napoleon and beyond, it was the French whose ambitions proved the decisive motor of war and peace・・・
http://www.guardian.co.uk/books/2013/may/23/europe-struggle-supremacy-simms-review
生物学的に男は浮気性で女は一夫一婦制志向だってのは、実はウソでその真逆だった・・・ただし、経済学的には長期間にわたって正しかったが・・、ということが次第に明らかになりつつあるらしい。
((高額所得者の)矢口真里の「お持ち帰り」に驚くなんて、夫も世間も、ナイーヴ極まるってことのようだ。)↓
http://www.slate.com/blogs/xx_factor/2013/05/23/nytimes_on_lybrido_women_get_bored_with_monogamy_faster_than_men.html
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太田述正コラム#6226(2013.5.24)
<中共の資本主義化の軌跡(その10)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x1909)
- 公開日:
>同紙は外国人には投稿させないってコラム#6215で書いたでしょうが。
これとか如何でしょうか
http://cameme.net/google/Article13574/