太田述正コラム#6612(2013.12.4)
<皆さんとディスカッション(続x2102)>
<太田>(ツイッターより)
「韓国汚職レベルは46位 3年連続下落=日本18位…米国は19位、中国が80位となった。北朝鮮はアフガニスタンやソマリアと共に最下位の175位。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/03/2013120301823.html
まあこんなところだろうが、韓国はもっと事態を深刻視しなくっちゃね。
日本は天下り廃止を!
「行きたい国:日本、2年連続首位…アジア8カ国・地域調査…中国でも日本が昨年の3位から2位に浮上した。韓国では逆に日本が13位から17位に低下した。…」
http://mainichi.jp/select/news/20131204k0000m020101000c.html
放蕩息子たる韓国の立ち直りは遠くない、と信じたい。
他方、中共の親日は本物。
<+IN5tyqX0>(「たった一人の反乱」より)
≫そんなもん、特定秘密でも何でもないのであって、プライバシーの話でしょ。関係あーりません! バッカじゃないの。≪(コラム#6610。太田)
やっぱりそうですよね?
特定秘密にはプライバシーも含まれるのかと思って焦ってしまいました。
関係無くて本当に良かった。
太田先生、質問に答えていただき本当にありがとうございました。
<gjvTN93o>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
<S1YJQPb.クン(コラム#6610)、>罵詈雑言を浴びせたらネトウヨかよw。
<RQV/ykok>(同上)
≫日本版CIAの創設を急がなければ・・。≪(コラム#6608。太田)
日本版CIAが出来てもわしは全く期待できへんと思ってます。
特に害(外)務省には消えてもらいたいし、縦割りの弊害をどうクリアできるのか全くもってわからんのです。
太田はんは、どない考えへてんの?おしえてけれや!
<太田>
まともな独立国家のどれにもある政府機関がなくていい、という退嬰的な発想はとるべきじゃない。
工作員を、きちんと予算をつけて、教育した上で、堂々と、但し、秘密裏に諸外国に送りこめるようにしようよ。
この日本版CIAがどれだけ機能するか、なーんて今から心配してても仕方ないさ。
陸軍中野学校が、設立後、短期間で練達の諜報要員を輩出し、彼らの活躍もあって、あの大英帝国を瓦解させるに至ったことを思い出そう。
<べじたん>
≫column1.7zの中に、#1~#1600までの別のcolumn1.7zが入ってます。<(べじたん)>→ひえー! 直しました。※(太田)≪(コラム#6610)
直っていません。
⇒おかしいですね。
私のパソコンのハードディスク内で旧column1.7の次に新column1が並んでおり、恐らく両者を一緒に圧縮してしまうというミスを私が犯したと思われるところ、今度はそうならないように注意して新column1だけを圧縮したのですが、その容量が小さかったからこそ、問題なくアップできた(と思った)のですがねえ。(太田)
≫また、column6.7zをクリックすると、column5.7zがダウンロードされます。<(べじたん)>→もう一度ひえー! 直しました。(太田)≪(同上)
index.htmlをいじらないと直せないはずですが、どうやって直したのですか?
⇒column6の中身が、これまた私のミスで、column5の中身になっていたので、column6の中身に差し替え、圧縮した上で再アップしただけのことです。(太田)
≫「column+数字」のファイルは「リンクが自動作成される」ようになってるってことですかね。(太田)≪(同上)
もしこんな設定になっていれば、column6.7zをクリックするとcolumn5.7zがダウンロードされるようなリンクが読者画面にできなかったでしょう。
⇒???(太田)
最近、読者画面に「ダウンロードできない。更新されていない。題名と内容が違う。などの不具合はお問い合わせ迄。」と加筆されていましたが、太田さんがindex.htmlをいじったのでなければ、ITグループの方が書かれたのでしょう。
⇒気が付きませんでしたが、そういう加筆を行ったことが私に連絡されていないというのは困ったものです。(太田)
≫2 「この変更は保存していません」→保存してください。それをやっておいていただければ、当分、このシステムをメンテナンスする必要はなくなりそうですから・・。≪(同上)
大幅に書き換えたので、確認してください。
⇒ありがとうございました。(太田)
近い将来、column7.7zをアップしたときは、↓をindex.htmlに加筆しなければなりません。
⇒その折には、やってみてうまくいかなかったら、改めて相談させてください。
それにしても解せません。
今回、(この前書き忘れましたが、既に削除された)column0だけでなく、column6も新設したけれど、両方ともただちに読者画面上に反映されましたよ。(太田)
<べじたん>
<以下でリンクを貼った>中国以外の各国のまとめサイトでも、漏れがないか確認してください。このお返事は急ぎません。
⇒ウーム、大変そうですね。
誰か、他の読者でチェックしてくれる人いないですかねえ。(太田)
≫太田述正コラム#6423(2013.8.31)<日支戦争をどう見るか(その39)>
1 タイトルを「米国が太平洋戦争以降に直接的間接的にアジアにもたらした死」に変更する。
これに伴い、米比戦争の分を「参考」として別扱いにする。
2 「対米戦死者数」を「米国による直接的死者」に変更する。
(「戦死者」に民間人の餓死者・戦災死者や捕虜である間に処刑されたり死亡した者や軍人の餓死者・病死者を含めるのは用語的に無理がある。)≪(太田→べじたん)
いったん「対米戦死者数」のページを消して、「米国が太平洋戦争以降にアジアにもたらした死」の新規ページを作ってみましたが(タイトルの字数制限のため「直接的間接的に」は入れられなかった)、たとえば「戦死者数」で検索してみても、ヒットしませんでした。
まったく同じ内容ゆえ、コピペページと見なされ、はじかれたのかもしれません。なので、「対米戦死者数」のページを復活させました。
≫3 新たに、「米国による間接的死者」の表を作成する。これには、以下のものを計上する。
支那:
国共内戦、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%85%B1%E5%86%85%E6%88%A6
チベット動乱(絶対に計上すべきであるとは言えない)、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E5%8B%95%E4%B9%B1
大躍進、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%BA%8D%E9%80%B2%E6%94%BF%E7%AD%96
文化大革命、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E5%A4%A7%E9%9D%A9%E5%91%BD
天安門事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%9B%9B%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ほかの「騒擾」(どこまで拾うか、また拾うとして数字が得られるか)。(この他にないか、また、中印国境紛争、中越戦争を計上するかどうかは一考を要する。) この他にないか≪(太田→べじたん)
中国関連はここにまとめられています。(Matthew White(#5104)のまとめサイト)
http://necrometrics.com/warstatx.htm#China
「Executions, 1983-84」↓が漏れているようですが、これが何の事件なのか分かりませんでした。
「China (1983-84)
Govt. Crackdown on Crime:
Eckhardt: 5,000 civilians executed
26 Sept. 1984 NY Times: 5,000 executions in 1st 3 months
16 Nov. 1984 Christian Science Monitor: 5-10,000 executions by Jan. 1984」
http://necrometrics.com/warstat6.htm#Ch83
国共内戦
1st Chinese Civil War, Nationalist Era (1928-37): 5,000,000
http://necrometrics.com/20c1m.htm#Nationalist
2nd Chinese Civil War (1945-49): 2,500,000
http://necrometrics.com/20c1m.htm#Chinese
毛体制(チベット動乱、地主殺害、大躍進、文化大革命など)
People’s Republic of China, Mao Zedong’s regime (1949-1975): 40,000,000
http://necrometrics.com/20c5m.htm#Mao
天安門事件
3-5,000
http://necrometrics.com/warstat7.htm#Chinat
≫ベトナム:ホーチミン作戦(南北統一作戦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%B3%E4%BD%9C%E6%88%A6≪(太田→べじたん)
Vietnam, post-war Communist regime (1975 et seq.): 365,000
http://necrometrics.com/20c300k.htm#VN75
ベトナムまとめ
http://necrometrics.com/warstatz.htm#VN
≫ラオス:ラオス内戦(1953~75年)(米国の空爆による死者は「米国による直接的死
者」中に計上されているのでそれ以外の死者ということになるが、 数字は得ら
れない可能性がある。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%82%B9%E5%86%85%E6%88%A6≪(太田→べじたん)
直接と間接を分けるのは難しそうです。
My guess is 3.5M for the Vietnam conflict, plus .6M for Cambodia, plus 62,000 in Laos
http://necrometrics.com/20c1m.htm#Lao65
ラオスまとめ
http://necrometrics.com/warstatz.htm
≫カンボディア:内戦(1967年頃~1997年頃)(ただし、米国の空爆による死者は「米国による直接的死者」中に計上されているのでそれ以外の死者というこ とになるが、数字は得られないと思われる。)、
ポルポト政権下の虐殺(ただし、その間、内戦も続いていたことに注意が必要。)
(参考)「<米>軍と<ロン・ノル将軍によるシアヌーク追放後の>カンボジア軍はコンポンチャムなどの都市や農村部に激しい空爆を行い、農村イ ンフラは破壊され数十万人が犠牲とな<った。>・・・フィンランド政府の調査団によれば内戦と空爆による死者が60万人・ポル・ポト政権奪取後の 死者が100万人とする。マイケル・ヴィッカリーは内戦による死者を50万、ポル・ポト時代の死者を75万人としている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%88≪(太田→べじたん)
Cambodian Civil War (1970-75): 600,000
http://necrometrics.com/20c1m.htm#VN2
Cambodia, Khmer Rouge (1975-1978): 1,650,000
http://necrometrics.com/20c1m.htm#Cambodia
Cambodian Civil War (1978-91): 225,000
http://necrometrics.com/20c100k.htm#Cambodian
カンボディアまとめ
http://necrometrics.com/warstatx.htm#c
≫マライ(マレーシア):マライ共産党叛乱(1968~89年)(数は大きくない)
http://en.wikipedia.org/wiki/Communist_Insurgency_War≪(太田→べじたん)
まとめには載っていないので、英ウィキの「155+212」で代用。
http://necrometrics.com/warstatz.htm#Malay
≫インドネシア:1965年の9月30日事件(米CIAが協力した)
(参考)「共産主義者、約50万の人々、特に40万の中国系の集団虐殺が起きた(華語教育や文化活動も同時に禁止された)。20世紀最大の虐殺 の一つとも言われ、50万人前後とも、最大推計では300万人とも言われるその数は今日でも正確には把握されていない」
http://ja.wikipedia.org/wiki/9%E6%9C%8830%E6%97%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6≪(太田→べじたん)
Indonesia (1965-66): 400,000
http://necrometrics.com/20c300k.htm#Indonesia
インドネシアまとめ
http://necrometrics.com/warstatx.htm#Indon
≫インド:インド共産党(毛沢東派等)叛乱(1967年~)(数が得られるか?)
http://en.wikipedia.org/wiki/Naxalite≪(太田→べじたん)
Harff & Gurr: 1,000-3,000 Naxalites killed (1968-82)
Ploughshares 2000: up to 6,000 since 1980 in Andhra Pradesh
http://necrometrics.com/warstat7.htm#Nax
インドまとめ
http://necrometrics.com/warstatx.htm#India
≫ネパール:ネパール内戦(ネパール共産党毛沢東主義派叛乱)(1996~2006年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%86%85%E6%88%A6≪(太田→べじたん)
Nepal (1996-2006) 12,700
http://necrometrics.com/warstat6.htm#Ne96
ネパールまとめなし
<太田>
せっかく、ここまでやっていただいたのですから、「米国による間接的死者」の表
http://wiki.livedoor.jp/veg_tan/d/%ca%c6%b9%f1%a4%ac%c2%c0%ca%bf%cd%ce%c0%ef%c1%e8%b0%ca%b9%df%a4%cb%a5%a2%a5%b8%a5%a2%a4%cb%a4%e2%a4%bf%a4%e9%a4%b7%a4%bf%bb%e0
に、とりあえず数字を入れていただけませんか?
おんぶにだっこで恐縮ですが、早く、概数をつかみたいので・・。
(今後、基本的に増えることはあっても減ることはないでしょうから。)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
ゆとり教育の弊害がいかに大きかったかだな。↓
「日本の学力 回復続く 読解・科学4位、数学7位・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013120402000125.html
それにしても、米国の若者の学力は相変わらず低いねえ。↓
・・・American teens ranked 17th in reading, 21st in science, and 26th in math. ・・・
http://www.slate.com/articles/double_x/doublex/2013/12/pisa_results_american_kids_did_not_do_well.html
韓国に対し、その新規格携帯電話のインフラを中共の華為(Huawei=ファーウェイ)に依存するのを、安全保障上の観点から止めるように米国が内々働きかけているとさ。↓
・・・U.S. officials and lawmakers said their concerns center on plans by South Korea to use Huawei in building the country’s advanced long-term evolution network nationwide. U.S. officials said Huawei was selected as a subcontractor on the LTE project.・・・
http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304355104579236372543293320
フランスが、アラファト毒殺説を否定。↓
http://www.theguardian.com/world/2013/dec/03/yasser-arafat-died-natural-causes-french-investigators
ちゃうだろ。
フランスの2009年のNATO軍事機構への復帰
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%BB%8D
もそうだが、米国の力の総体的低下に伴い、フランスが天邪鬼的スタンスを是正し始めたことの一環と受け止めるべきだ。↓
「・・・シリアのアサド政権に対して米国のオバマ大統領が空爆を行うと声明を出した際、イラク戦争の時には強硬に反対したフランスがアメリカ合衆国を強く支持しました。それは一体なぜでしょうか?・・・
その背景には、フランスがシリアの宗主国であったという歴史的な関係が横たわっています。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201312020408.html?_requesturl=articles/TKY201312020408.html&ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201312020408
村上隆のつくった映画を通じて彼の芸術観に迫った記事だ。↓
http://blogs.wsj.com/scene/2013/12/04/takashi-murakamis-monster-movie-gives-children-a-reality-check/
電磁波を出して走ってる車を止める技術が開発された。↓
RF Safe-Stop shuts down car engines with radio pulse・・・
http://www.bbc.co.uk/news/technology-25197786
いくら現時点では健康でも、太っていることは確実に将来の死のリスクを高めてるんだと。(体重計買おっと。(太田))↓
・・・even when a person is “metabolically healthy,” being obese raises his or her risk for cardiovascular disease and premature death.・・・
http://www.latimes.com/science/sciencenow/la-sci-fat-healthy-myth-20131202,0,5532717.story#axzz2mTQySK00
男性の脳の神経網は前後のつながりが密で左右のつながりが疎であるのに対し、女性の脳はその逆であることが分かった。
これが、女性が、男性に比べてマルチタスクに優れているが単独タスクで劣っていることの「原因」だろって。↓
・・・Male brains appeared to be wired front to back, with few connections bridging the two hemispheres.
In females, the pathways criss-crossed between left and right.
These differences might explain why men, in general, tend to be better at learning and performing a single task, like cycling or navigating, whereas women are more equipped for multitasking・・・
http://www.bbc.co.uk/news/health-25198063
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太田述正コラム#6613(2013.12.4)
<台湾史(その20)>
→非公開