太田述正コラム#6690(2014.1.12)
<皆さんとディスカッション(続x2141)>
<太田>(ツイッターより)
僕は大沢・喜多嶋問題について、どっちもどっちという立場だったけど、
http://news.livedoor.com/article/detail/8423032/
等を踏まえると、喜多嶋側に一方的に責任があるように思えてきた。
仮にそうだとすると、「長男」を含めた喜多嶋家3代は、岩倉具視の最も不肖なる子孫達であって、大沢は、舞とのできちゃった婚以来、一貫して彼らの被害者であり続けて現在に至っている、ということになりそうだ。
内藤洋子、危うし。
<太田>
参考資料だ。
ありきたりだが、この四つのウィキを読んだだけでも、実に色んなことが見えてくるぜ。
岩倉具視 特に「子孫」のところ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E5%80%89%E5%85%B7%E8%A6%96
内藤洋子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E8%97%A4%E6%B4%8B%E5%AD%90_%28%E5%A5%B3%E5%84%AA%29
喜多嶋舞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E5%A4%9A%E5%B6%8B%E8%88%9E
大沢樹生
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%A2%E6%A8%B9%E7%94%9F
<太田>(ツイッターより)
「金日成ファミリーが抱く日本への憧れ 金正恩第1書記は「白頭血統」ではなく「富士山血統」!?…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/12/2014011200204.html
記事の大部分はナンセンスだが、最後の部分はまあそんなところか。
さてと、この記事↓
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/12/2014011200262.html
を読むと、北朝鮮の癌はデフォルメされた旧日本帝国の軍部、韓国の癌はデフォルメされた戦後の一時期の日本の左翼、という感が否めないな。
いずれにせよ、南北朝鮮とも、潜在的には日本事大主義なんだよ。
憎たらしいけどカワユイ、日本帝国の末裔達だ。
いずれにせよ、金王朝を一刻も早く打倒しようぜ。
<3BTmC8.g>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
コラム#6688で紹介された人民網の二つの記事を読んで中共は一流の奇術師だなと思いました。
ネット上では専らBBCで放映されたものばかり紹介されていますが、まさか同日付けでこのような記事を載せるとは。
<太田>
太田コラムの一般読者は、「『チャイナ・ナイン』を読む」シリーズ(未公開。コラム#6651、6653、6655、6657、6665、6667)が公開された時に読めば、より戦後日支関係の変遷と現状を的確に把握できるからね。
それにしても、ボクが理解できないのは、みんながどうして、同日付の「親日」記事を無視しているのか、だな。
いや、遡って、どうして誰も、人民網の一連の「親日」記事の執拗なまでの掲載に注目しなかったのか、だわな。
人民日報や人民網の漢語版ないし英語版等を読んでいる人々に比べて、日本関係の記事を中心として掲げる人民網日本語版を読んでる日本人こそ、これらのことに真っ先に気付いてしかるべきであることを考えると、気付いたのがいまだにボク一人っちゅうのは、世界七不思議の一つと言ってもいいんじゃないか。
いずれにせよ、ボクが最近到達した中共の(トウ小平以来の)対日戦略の見方については、大沢樹生じゃないが、自身、99.9%自信があるぜ。
この見方について、現時点ではまだ半信半疑の読者がいてもかまわないが、太田コラムを読むこと等を通じて、少なくとも国際情勢ってのは特定の国や勢力を、その当局に限定したとしても、単純に黒と白、敵と味方に分ける発想は間違いのもとだ、という自覚だけは持って欲しいな。
(大沢・喜多嶋問題、なんてのは単純に黒と白、敵と味方に分ける発想でもよろしいが・・。)
それでは、その他の記事の紹介です。
メリル・ストリープが言うようにディズニーがひでえ野郎だった(コラム#6684)ことは確かだが、彼が生み出したものの素晴らしさは否定できない、っちゅう主張がなされている。
(日本でもディズニーランドは大入り満員が続いてるもんなあ。ああ!(太田))↓
・・・That Disney held attitudes that were ugly or harsh in real life does not detract in the least from his legacy, which, for better or worse, is everywhere you look.
http://www.latimes.com/local/abcarian/la-me-ra-meryl-streep-is-right-walt-disney-was-a-gender-bigot-so-what-20140109,0,1334459.story#axzz2q9bXILq8
ポーランド人がロシアよりドイツを選んだ結果、いまや、両国の国境は事実上消滅するに至っている、と指摘する記事だ。↓
The border that set off WWII is crumbling as Poles and Germans forget the past・・・
<貧しく腐敗したロシアより金持ちで気前のいいドイツってわけ。↓>
The bottom line for Poland is this: Is it better to be a subordinate partner of poor, corrupt Russia, or a more or less normal partner of rich, generous Germany?・・・
<独露ともポーランドにひどいことをしたが、前者は謝り後者は謝っていない、とも。↓>
Both the Germans and the Russians have done terrible things to Poland, but Germany has expressed regret, whereas Russia has not.
<しかも、メルケルは自分をビスマルクだと思ってないがプーチンは自分をアレクサンドル3世(ポーランド王でもあった)的存在だと思ってるフシがある。つまりドイツ人はそうじゃないが、ロシア人は過去志向だ、だと。↓>
”Looking at today’s situation, I don’t think Angela Merkel imagines that she’s Otto von Bismarck, but I think Vladimir Putin imagines that he’s a bit like Czar Alexander III [who was also king of Poland]. Today the Russians are looking toward the past; the Germans are not. “・・・
http://mag.newsweek.com/2014/01/10/poland-germany.html
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<太田>
福岡オフ会(1月25日(土))まで2週間を切りました。
出席ご希望の方は、下掲から。↓
http://www.ohtan.net/meeting/
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太田述正コラム#6691(2014.1.12)
<またもや人間主義について(その7)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x2141)
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