太田述正コラム#6886(2014.4.20)
<皆さんとディスカッション(続x2239)>
<太田>(ツイッターより)
 「韓国社会にごまんといる「セウォル号の船長」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900589.html
 このコラムは日本を引き合いに出しているだけでなく、踏み込んで、事実上、日本は文明国だが韓国はまだ途上国(野蛮国)だと言っている点で画期的だ。もっとも、あの船長に、この三等航海士ときたら(「旅客船沈没:操船していた3等航海士、名前偽り脱出か」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900512.html )、朝鮮日報の執筆陣を始めとする韓国の知識層としても、もはや腹を括るしかなかった、ということだろうがね。
 韓国の高校生達の痛ましい犠牲のおかげだと言えるだろう。
 「旅客船沈没:大統領の叱責恐れもたつく官僚…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900568.html
、「国民に不信感を抱かせる韓国政府の対応…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900580_2.html  野蛮国は、当然、それに「ふさわしい」政府を持っているってだけのことだが、はた迷惑の限り。
<太田>
 関連記事だ。
 船長も含め、よくもまあこんな、無能で無責任なトリオが揃ったもんだ。↓
 「・・・船長らとともに逮捕された操舵(そうだ)手は、船が急旋回した時の状況について次のように話している。
 操舵手「普段より舵(かじ)が大きく動きました。私がミスした部分もあるが、異常に早く舵が回った」
 また、合同捜査チームは、事故当時に操縦をまかされていた3等航海士は、出港場所のインチョンからチェジュを結ぶ航路で約6か月間、勤務していたものの、南下するルートで事故海域を操縦するのは、今回が初めてだったことを明らかにした。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8754638/
 韓国のネチズンからまともな声もあがってるねえ。↓
 「・・・「こんな国家運営では我々は再び植民地国家に転落してしまう」など自国批判の声が上がっている。一方「政府より、未確認の情報を報じる低級なマスコミが問題だ」「マスコミにも韓国の知性のモニターとしての責任がある」と、新聞社も他人事ではないという指摘もある。」
http://news.livedoor.com/article/detail/8753724/
 まさに、李氏朝鮮/大韓帝国は野蛮国だったのさ。↓
 「・・・「韓国はなぜ日本の植民地になったのか」という<ことについて、>・・・ト教授は、刑事裁判制度の反動化に注目した。不公正な裁判など大韓帝国の無能に背を向けた民心が、日本の近代的な文明改革に向かったというのだ。・・・
 「韓国には裁判制度がないといえるほど、裁判制度が不完全」。伊藤博文・初代韓国統監はこのように酷評している。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/20/2014042000147.html
 家族達が首相に水入りペットボトルを投げつけるのはなぜかを追求した記事だ。↓
 <これぞ、韓国の国民的性格・社会的文化の核心だと。↓>
 ・・・Korean responses to the Sewol ferry tragedy — unrestrained fury at government and emotional fireworks from victims’ families, even physical confrontation — reveal passions that, some say, are central to the national character and social culture.・・・
 <韓国じゃあ感情を抑制するのは美徳ではない、と。他国ならペットボトルを首相に投げつけるのは犯罪。↓>
 “There is no education on tempering passion with reason,” said Mr. Breen. “And emotion is completely acceptable: Throwing a bottle of water at a prime minister leads to a ticking off here, where in another country, it would be assault.”・・・
 <朝鮮半島の歴代専制的王朝は民のための統治をした試しがなかったんで、何でも、すぐ、敵意が政府に向けられちゃうってさ。↓>
 “This practice of blaming government for anything comes from the medieval kingdoms, when the king was the owner of the country and had all the fortune and power; then came the imperial and authoritarian governments that were against, not for, the people.・・・
http://blogs.wsj.com/korearealtime/2014/04/19/in-emotive-south-korea-government-is-target-in-ferry-tragedy/?mod=WSJBlog&mod=WSJ_korearealtimeRealTime
 他方、韓国にも人間主義者達はいるって話の続き。↓
 「・・・高校の副校長・・・<の>自殺のもう一つの原因は、学生たちを避難させるため、数名の教師が死亡したり行方不明になったりしたこととみられる。
 事故発生の翌日17日には、高校の担任教師(35歳)の遺体が発見された・・・。救助された生徒の話によると、この教師は多くの生徒を避難させるために浸水後も船中に留まっていたという。
 さらに、行方不明になっている32歳の担任や40歳の生活指導教師についても、生徒らが「自分たちが避難するのを手伝ったあとで行方不明になった」、「救命胴衣を生徒に渡し、自分は船内に留まっていた」と行動を説明したと伝えた。」
http://news.livedoor.com/article/detail/8754638/
 東アジアで、日本事大じゃないのは、韓国だけだぞー。↓
 「外務省が東南アジア諸国連合(ASEAM)の7か国で行った世論調査によると、「最も信頼できる国」に日本を挙げた人は33%で、トップだった。米国は16%で2位、中国は5%、韓国は2%だった。
  「ASEAN諸国にとって現在重要なパートナーはどの国か」との質問(複数回答可)でも、1位が日本(65%)で、以下、中国(48%)、米国(47%)が続いた。2008年の前回調査では1位が中国だった。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140419-OYT1T50110.html?from=ytop_main3
<GkvtBoHQ>
1.AcronisTrueImageを使ったリカバリ方法について
 リカバリには、一、ブータブルディスクを使う方法と、二、Windowsから行う方法の2種があります。
 OSがクラッシュした時には、一の方法を、OSが起動できる場合(悪質なアプリをインストールしてしまってアンインストールできない・意図しないOSの設定変更が行われて設定の戻し方がわからない場合等)は、二の方法を使うことになります。(二の方法が取れる場合でも、一の方法で行ってもOKです。)
 一、ブータブルディスクを使う方法
 ↓のページの「5.リカバリ」を参照してください。”2012版”の説明ですが”2014版”でもほぼ同様です。
http://fromthree.ddo.jp/fromthree/PcTech/Backup/TrueImage/TrueImage.html#00500
 ただし、上記のページは
 「パーティションを切っていないHDDへのパーティション単位」のリカバリを説明しています。太田さんが行うであろうリカバリは、
 「ディスク全体」のリカバリ(パーティション情報はバックアップファイルにあるので、パーティションを切る必要無)
もしくは
 「パーティションが切ってあるHDDへのパーティション単位」のリカバリ(パーティションは既に切られているので、パーティションを切る必要無)
になります。つまり、上記ページのパーティション操作は必要ありません。
 TrueImageが立ち上がったら「ツールとユーティリティ」ボタンをクリックせずに、「リカバリ」ボタンor「リカバリする」ボタンをクリックしてリカバリ作業に入ってOKです。
注1:WindowsとTrueImageのブータブルメディアとではドライブレター(C:,D:・・・)の割り振りのルールが異なりますので、パーティション単位でのリカバリの際には注意して下さい。
注2:太田さんが直面する可能性がある大事故は、外付HDD/内蔵2台目HDDのバックアップファイルを内蔵2台目HDD/外付HDDにリカバリしてしまうことです。不安であればケーブルを抜く/BIOSから無効にする措置をとってからリカバリ作業を行ってください。
 二、Windowsから行う方法
 ↓のリカバリの部分を参照して下さい。こちらも”2012版”の説明ですが”2014版”でもやはりほぼ同様です。
http://www.pc-master.jp/backup/acronis.html#recovery
2.複数の”バックアップ(保護機能)”を走らせる
 「”バックアップ”≒Windowsの保護機能」と思って下さい。
 そして、このソフトでは”バックアップ(保護機能)”を複数走らせることができます。
 また、それぞれの”バックアップ(保護機能)”にスケジュール(自動バックアップ設定)とバックアップスキーム(完全・増分・差分バックアップ)を設定することができます。
 もちろん、手動でバックアップを取ることもできます。
*完全・増分・差分バックアップの違いは、↓の図か、マニュアルP22-24を参照して下さい。
https://kb.acronis.com/ja/content/16852
(マニュアルは↓のAcronis True Image Homeからダウンロードして下さい。)
http://www.acronis.co.jp/support/documentation/
 そして、マニュアルに
「詳しい知識のあるユーザー向け:システムディスクのバックアップを作成する最善の方法は、Windowsの下ではなくブータブルメディアの下で作成することです。」(マニュアルP54)
「詳しい知識のあるユーザー向け:2~3個の完全バックアップバージョンを作成し、異なるストレージデバイスに保存することをお勧めします。この方法で信頼性を大幅に高めることができます。」(マニュアルP54))
とあります。
 (本来は、ブータブルメディアから1回は完全バックアップバージョンを取ってほしいのですが、飛ばすことにして) とりあえず、4月17日に作成した”バックアップ(保護機能)”1本だけでは不安なので、もう1本作りましょう。4月17日と同じ要領で、ただし「保存先」は2台目の内蔵HDDに、「バックアップ名」を管理しやすいものに、「スケジュール」はOFF、「バックアップスキーム」を差分にして、作成してみて下さい。(昨日コピペではなく、この方法を勧めるべきでした。もちろん新しい”バックアップ(保護機能)”を作成したら、昨日のコピペファイルは削除でOKです。
 後述する3と4がバックアップファイルの大きさに影響しますので、一応3と4も目を通してみてから行って下さい。)
 以上でバックアップ体制の基礎が出来たことになると思いますので、後は太田さんの好みで
「スケジュール」「バックアップスキーム」等に変更を加えて下さい。
3.クリーニングソフト
 <太田さんが>探しているソフトかどうかはわかりませんが、定番とされている不要ファイル削除ソフト<は、>CCleaner<です。>。↓
http://ccleaner.softonic.jp/
 確信はありませんが、AcronisTrueImageは一時ファイル等もバックアップしてしまうようです。
 ですから、バックアップを取る前に上記ソフト等で不要なファイルを削除するようにして下さい。
 また、バックアップ体制が整った後であれば、レジストリの掃除をレジストリのバックアップを取ること無しに行ってもOKです。
 Windows環境がおかしくなったら、スマートな方法ではありませんが、HDD丸ごとリカバリしてしまえばよいわけですから。
4.1台目のHDD空き容量確保法
 一、「ドキュメント」フォルダ等を2台目HDDへ移動
既に実行しておられるかもしれませんが、個人用フォルダ(C:\Users\(アカウント名))内の「アドレス帳」「お気に入り」「ダウンロード」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」「リンク」「検索」「保存したゲーム」の10個のフォルダを2台目のHDDに移動すと、結果としてバックアップファイルのサイズが小さくなります。
 移動方法は↓です。
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=013974
*ビデオ、画像、音楽ファイルは既に圧縮されているので、AcronisTrueImageでほとんど圧縮されない様です。
 二、仮想メモリの移動
 ↓の「ページファイルの移動」を参考にして、仮想メモリを2台目のHDDに移動してみて下さい。
http://www.pc-memo.info/windows8-1/996/
 三、復元ポイントの削除・システムの保護無効化
 AcronisTrueImageでのバックアップ体制が整ったと感じたら、復元ポイントの削除・システムの保護の無効化を行ってもよいのではないかと思います。
 復元ポイントの削除方法↓
http://enjoypcblog.blog32.fc2.com/blog-entry-685.html
 無効化は上記ページの3枚目の画像のところで「○システムの保護を無効にする」を選択すればOKです。
 長くなりましたが、「太田コラム=日本のリカバリ」と捉えれば、まったく関係のない話題でもないかな?と思います。
<太田>
 懇切丁寧な説明をありがとう。
 (無条件で一年間名誉有料読者になっていただく用意があるので、その気になったら、お名前(ハンドルネームで結構)とメルアドを教えてください。)
 クリーニングソフトですが、windowsにそもそも備わってるんですね。
 Driveを右クリックしたら「クリーンアップ」というのが目に入ったので、昨日、DellパソコンのC Driveをクリーンアップしておきました。
 ただし、専門のクリーニングソフトの方が優秀なんでしょうから、ご推奨のソフトをEpsonパソコンにインストールして使ってみることにします。
 リカバリの話、ややこしくて、少し腰が引けてます。
 16日に最初にバックアップをとった時、一週間後(水曜)の同じ時刻にパソコンがオンになっておれば、自動的にバックアップ(差分)が外付けハードディスクにできる、で、それ(差分のみ?)を第2のハードディスクにコピペすりゃいい、と思ってたんですが、それだけじゃマズイんでしょうか。 
<神聖キュウシュタニア帝國皇帝>(ツイッターより)
≫米国は民主主義国家ではなく寡頭制国家である、という実証研究結果が出た。≪(コラム#6884。太田)
 似た様な話は #TED でもあった。
 引用元は、この事を言ってるのかな?
http://digitalcast.jp/v/17074/
<太田>
 私の紹介したBBCの記事は、 ‘Princeton University Prof Martin Gilens と Northwestern University Prof Benjamin Page’の研究を引用しているのに対し、お示しのYouTube映像は、「法学者ローレンス・レッシグ」の講演を収録したものであることから、違う話みたいですね。
 もちろん、趣旨的には似た話のようですが・・。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 まず、お馴染みの中共人民の日本事大記事から。↓
 「世界が驚く日本の“当たり前”!・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8752014/
 へー。↓
 「・・・安倍<首相>と・・・ナレンドラ・モディ<インド>首相候補・・・はいずれも民族主義者でタカ派の保守主義者であり、多くの問題について見解を共有する長年の友人でもある。今後何年間にもわたって、大いに助け合うことができる可能性のある間柄だ。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8750216/
 産経が電子版にこういう記事を載せた点は評価するが、まだまだ突っ込み不足。↓
 「小保方氏“譲れない”STAP細胞「成功」 認識めぐり「上司・笹井氏」ともズレ・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8752535/
 西原、大江という二人のエセ知識人の史観を聞かされると、小保方嬢を思い出す。
 自分が信じ込んでることが事実なのかどうかを検証しようともしないらしい、という点でね。↓
 「・・・西原春夫・・・(早稲田大学の前<学>長)・・・、「中日の民間の力で平和の潮流を促進したい」・・・」
http://j.people.com.cn/94474/8603156.html
 <「明治の精神」って要するに、「アングロサクソン文明継受」であり、その精神が死に、日本(縄文モード)回帰が始まったってことなのよ。漱石が滞英中にノイローゼになったのは何故か、大江は考えたこともないんだろう。↓>
 「漱石が生きた「明治の精神」 大江健三郎さんに聞く・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASG4G62WLG4GULZU00M.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG4G62WLG4GULZU00M
 何という、吉田ドクトリン墨守論者の醜悪さよ。↓
 「集団的自衛権「軍事費拡大せず抑止力」 菅官房長官・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASG4M55KZG4MUTFK008.html?iref=comtop_list_pol_n02
 失踪機捜索で露呈した、中共の海洋技術力の低さを皮肉った記事だ。↓
http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-china-malaysia-plane-20140417,0,883028.story#axzz2zObrcXCe
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太田述正コラム#6887(2014.4.20)
<フランス革命再考(その6)>
→非公開