太田述正コラム#6892(2014.4.23)
<皆さんとディスカッション(続x2242)>
<太田>(ツイッターより)
見出しだけでも斜め読みしてちょ。
 「韓国客船沈没 名簿にない遺体発見…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042202245.html
、「旅客船沈没:第1通報者の高校生に緯度・経度尋ねた海警…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042200980.html
、「旅客船沈没:逃げる船長にイタリア海警はき然、韓国は…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042201208.html?ent_rank_news
、「旅客船沈没:「放送不能」はウソ、乗客の動画に音声…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042201194.html
、「旅客船沈没:タイタニック号と優先救助順位が逆…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042201215.htm
、「旅客船沈没:船会社の安全意識、完全に欠如…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042200908.html
、「旅客船沈没:船内拡張工事、施工業者は実績ゼロ…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042200880.html
、「…事故が起こるまでは安全と危機管理能力の問題だが、その後発生している状況は、韓国社会の病状がどれだけ深刻かを示している。子どもたちの遺体の前でも心が一つにならない。20年前の事故では、少なくともこんなことはなかった。もし、これが韓国社会の構成員の平均的な姿なのだとしたら、韓国社会に未来はない。…<ただし、>過度の自虐は役に立たない。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/22/2014042201379.html
 19世紀末から20世紀初の頃に日本人の目に映った朝鮮半島の国や民の惨状がいかばかりのものだったか、まさに想像を絶するものがある。
日本の朝鮮半島統治は余りにも短過ぎた。
 「…潮流が速く波が高い…事故現場付近の海域にさしかかる。…セウォル号は遅れを取り戻そうと焦ったのか、通常は時速17~18ノットに減速する地点で19ノットを出していた。<その後、>…船は…右旋回する。…このとき、操舵室にいたのは船長でなく、経験約1年、セウォル号に乗り始めて4カ月の20代の3等航海士だった。船は2時間遅れの出港だったが、勤務表を変更しなかったため、潮流が速いことで知られる海域で、経験の浅い航海士が運航を担うことになった。さらに、その指揮を受けて操舵していた50代の操舵士は、旅客船の航海はこの日が初めてだった。その前は貨物船などで勤務していたという。旅客船と貨物船ではスクリューの数が違うので操舵感覚も異なる。しかも普段よりスピードが出ていれば、かじの回りも速い。操舵士は韓国メディアの取材に「私のミスもあったが、思ったより舵が早く回った」と話した。ここに改造と過積載で重心が不安定になっていたセウォル号の構造が追い打ちをかけた。ただでさえバランスを崩しやすい船が、過積載の積み荷が崩れ、旋回方向と反対側の左側に大きく傾いたとみられる。…船尾側の4階に客室の増設…などの工事がされ、… 施工後検査では貨物積載量を…減らすよう指摘されたが、沈没事故の日は3倍以上に当たる<貨物> を積んでいた。…」
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/22/korea-ferry-reason_n_5192652.html
 現時点での最も詳細な事故原因の説明だったので紹介しておく。
<太田>
 関連記事だ。
 まず、お粗末事例の列挙から。↓
 「・・・「セウォル号」の2等航海士は「事故発生当時、乗務員たちは救命ボートに手を触れたり、実際に操作しようとしたりしなかったのか」との捜査員の問いに対し「操作しようとしたが、滑るため、そっち(救命ボートのある場所)まで行くのが困難だった」と供述した。・・・船長やほかの乗務員たちも「船があまりにも傾いていたため、体を支えるのも困難だった」と供述している。ところが、・・・救助隊員1人・・・がセウォル号に乗り込み、手すりに沿って取り付けられた救命ボートの方に移動<できた。しかし、>・・・12個の救命ボートに手を触れたが、一つも作動させることができず、13個目の救命ボートを足で蹴るなどして、ようやく2個だけを固定装置から取り外し、海に浮かべることができた・・・。だが、その救命ボートもきちんと開かず、ぐるぐると回りながら海面に浮かぶだけだった。
 救助船が到着したとき、セウォル号の広い屋上や甲板、手すりなどに乗客の姿はなかった。・・・船の操作に慣れた乗務員であれば、誰でも船室に行って避難命令を伝えることができる状況だった。乗客のことは乗務員たちの頭の中になかったようだ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/23/2014042301008.html
 「・・・イ船長をはじめとするセウォル号の乗員全員が緊急時マニュアルを知らず、安全教育も受けていなかった・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/23/2014042300986.html
 「・・・船長(69)は・・・船長として船に乗っていたものの、事実上の船長役は部下の航海士に任せていたものとみられる。あくまで『代打船長』であり、『名義だけの船長』ということだろう・・・
 比較的若いエリート船長たちが沿岸旅客船を避ける傾向と、低賃金で雇用しようとする船会社の意向が一致したことから、・・・定年をはるかに過ぎたイ船長が代打で船長を務めることになった・・・
 代打船長は問題のある乗員に対し下船命令など人事権を振るうことができないため、代打船長が船に乗るときには乗員たちが指示に従わないことが多い・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/23/2014042300979.html
 「・・・捜査本部は乗船者リストに含まれていない遺体が収容されたことから、セウォル号の乗船者が当初集計した476人を上回る可能性もあるとみて調べている。捜査本部は清海鎮海運の乗組員が長期間にわたり、乗客を無賃乗船させる見返りに金銭を受け取っていたとの証言を得ており、裏付け捜査を進めている。
 捜査本部はまた、沈没当時セウォル号に積まれていた1100トン余りの貨物と車両の固定状態が規定に違反する状態だった事実も確認した。
 ・・・コンテナは角ごとに鎖で固定しなければならないが、セウォル号ではロープで大雑把に結ばれていただけで、トラックや車両も固定されていなかった・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/23/2014042300408.html
 「・・・海洋警察署幹部が・・・初動対応が不十分だったのではないかとの記者の質問に「海洋警察に何の問題があるのだ。80人救助したのだから大したものではないか」と発言。海洋警察庁は・・・不適切な発言だったとしてこの幹部を更迭した。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140423/kor14042300250001-n1.htm
 もちろん、ごく僅かながらも、立派な行動をとった人々もいた。↓
 「・・・食堂もあり、多くの乗客がいた3階では、パク・ジヨンさん(22)ら一部乗員が「安心して」と泣き出す高校生らに努めて笑顔を見せ、救命胴衣を着せていった。パクさんは船(せん)橋(きょう)に「脱出していいか」と十数回問い合わせたが、1度も応答はなかったという。・・・
 ヘリコプターの音でパクさんらが自身の判断で「皆さん、脱出してください!」と叫んだ。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140423/kor14042300390002-n1.htm
 「・・・安山で22日、遺体が発見されたチョン・チャウン君の葬儀が営まれた。沈没直前、自分の救命胴衣を友人に譲り、おぼれた人を助けようと海に飛び込んで犠牲となった。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140422-OYT1T50148.html?from=ytop_main3
 さて、今度は懺悔関係だ。
 ここでも、日本の事例を挙げたのは大変よろしい。↓
 「韓国メディアは事故報道の原則を守ろう・・・
 2011年3月の東日本巨大地震で、日本の放送各社はヘリコプター数十機を被災地に飛ばし、取材競争を繰り広げたが、当局が「救助活動の妨げになる」と指摘し、直ちに共同取材体制に切り替えた。特ダネよりも人命救助が優先だからだ。1995年の神戸大地震(阪神大震災)の際、NHKは遺体や悲惨な現場の様子を一切放送しなかった。必要な場合には静的な写真のみを流した。刺激的過ぎる場面は視聴者に新たな苦痛をもたらすと判断したためだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/23/2014042300796.html
 参考数字を挙げておこう。↓
 <韓国での毎年の死者の13%が事故死。これは先進国随一の高さ。↓>
 ・・・In South Korea, more than 31,000 people, including 3,000 students, die every year in accidents, accounting for 12.8 percent of the country’s total annual deaths, the highest rate among major developed nations.・・・
http://www.nytimes.com/2014/04/23/world/asia/as-ferry-toll-rises-hand-wringing-over-tendency-to-overlook-safety-in-south-korea.html?ref=world
 朝鮮日報が、またまた、素晴らしい懺悔記事を載せた。↓
 「・・・ある意味、セウォル号の船長と船員は、恥ずべきわれわれの時代の自画像だ。責任と倫理に基づいた職業意識よりも、成功と生存だけが全てと強調してきた高度成長の後遺症だ。・・・」
 生まれつき利他心を持ってはいない以上、これまで一度たりとも重要とは思ってこなかった行動を突然取れるはずがない。生死の境目という瞬間にそのような行動を期待するのは無理がある。
 成熟した民主社会の市民に要求される社会的責任意識を養うためには、政府や学校、企業、公共機関で普段からその重要性を話し合い、教育するしかない。協力や責任感、共同体意識が利己心に打ち勝つ姿を現実の中で示せるように、システムを整備しなければならない。そうでなければ、切迫した状況で犠牲精神を発揮することなどできない。
 セウォル号は沈没したが、われわれはまだ韓国社会という船に乗っている。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/23/2014042301015.html
 だんだん、「民主主義」と「独裁」の違いこそあれ、韓国と北朝鮮が同類に見えてきた。
 <20年前とは様変わりで、北朝鮮の人々の大部分は政府に怒っている。↓>
 ・・・Twenty years ago North Korea was better. Life was comfortable and people didn’t have bad thoughts. Now everybody is angry,・・・
 <彼らは、機会さえあれば、中共に密出国してカネを稼ぎたいと思っている。↓>
 In 2007 or 2008, it became clear that the attitude of people had changed・・・ Before, people said a lot of really bad things about South Korea; they don’t any more. Also, you just see people disappear; it often means they have left North Korea. And if you are with people you are very, very close to, you might express your position; you might say ‘I’d like to leave if I could・・・
 <2009年のデノミの失敗が決定的だった。↓>
 The real tipping point, many believe, was 2009’s disastrous currency reform. Designed to rein in markets, it wiped out savings and set food prices soaring due to hoarding. ・・・
 <そこへもってきて、昨年11月の、金正恩による義理の叔父の処刑でみんな浮足立った。↓>
 Then came November’s dramatic purge and execution of “traitor of the ages” Jang Song-thaek, Kim Jong-un’s uncle.
 ・・・Something like that was incredible. Ordinary people became terrified because a high-ranking official died,・・・
http://www.theguardian.com/world/2014/apr/22/north-koreans-turning-against-the-regime
<GzEj46/Y>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「“独立”する富裕層 貧困層への福祉を拒否
 アメリカの自治体で今、異変が起きている。
 「州」の下の行政区分である「郡」から“独立”するCITY=「市」が相次いでいるのだ。
 独立運動の中心は高級住宅地に住む富裕層。その動機は「所得の再分配」に対する不満と「効率の悪い政府」への反発だ。
 彼らは、自分たちで「市」の境界線を決め、州議会を動かし、住民投票を実施。法にのっとり独立を成し遂げている。
 誕生した「市」では、ほとんどの業務を民間企業に委託。運営コストを半分以下に抑え、減税に向けて動き出している。
 一方、税収が少なくなった「郡」では、福祉サービスの予算を削減。貧困層が打撃を受けている。
 「税」や「公共サービス」のあり方を巡り分断が進むアメリカ社会。その行方を展望する。」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3488.html
 (既にコラムとして取り扱われていると思いますが)アメリカが分裂しかねない重大な岐路にオバマは立たされているんですね。
<1yC0FKVE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 コラムでも太田さんは米国の格差社会故に米国崩壊を主張されてますが、同意できません。
 米国:格差社会→大半が低所得→軍隊に入る→軍事的優位により米国の世界支配揺るがず、キリスト教の影響が強い米国では聖書にある「他人を羨まない」教義が浸透しており格差社会自体による弊害は少ないと思われますが。
<太田>
 この種の主張をする時は典拠を付けてね。
<+eMVuD9u>(同上)
 この記事の「オキシトシン細胞」の話を読んで、太田コラムを思い出しました。人間主義を科学的にも説明できそうかも? ↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140409/262669/?n_cid=nbpnbo_leaf_bn
<太田>
 オキシトシンについては、太田コラムでも、これまで何度も取り上げてまっせ。
<globalyst>
 「“独立”する富裕層 ~アメリカ 深まる社会の分断~
 アメリカの自治体で<は>…「郡」から“独立”するCITY=「市」が相次いでいるのだ。独立運動の中心は高級住宅地に住む富裕層。…彼らは、自分たちで「市」の境界線を決め、州議会を動かし、住民投票を実施。法にのっとり独立を成し遂げている。…税収が少なくなった「郡」では、福祉サービスの予算を削減。貧困層が打撃を受けている。…」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3488.html
 利己主義的人間像(太田。コラム#6679)のホンネが相次いで現出するアメリカ。
 「人間主義礼賛論・・が米国で市民権を得る時は恐らく永久にやってこないだろう」(コラム#6679。太田)、と私も思う。
<太田>
 GzEj46/Yクンが引用した記事(番組)とカブっちゃいましたねえ。
 なお、「永久にやってこない」とは必ずしも言えないのかもしれない、と最近、私は考え始めています。
 一つは、ご承知の、米経済界にすら見られるダライラマ・ブームです。
 もう一つですが、興味のある書評が出てました。
 例のピケティの本(~コラム#6807、6842、6880)についてのものです。↓
 
 <この本、アマゾンの書籍売れ行きで現在トップなんだと。↓>
 ・・・Capital in the Twenty-First Century, Piketty’s 685-page tome about the history and future of inequality, has improbably climbed to No. 1 on Amazon’s best-seller list. ・・・
 <これまで、米国の所得不平等問題を巡って、民主党系と共和党系が真っ二つに分かれて論争が続いてきたが、ピケティが問題にしているのは富の不平等であり、これについては、民主党系も共和党系も一致できるとさ。というのも、米国人は貴族的存在が大っ嫌いであり、ピケティの全球的な相続税導入提案にも抵抗感がないからだって。↓>
 Capital will change the political conversation in a more subtle way as well, by focusing it on wealth, not income. Discussions about income can become very muddy, in part because Americans don’t like to begrudge a well-earned payday, and in part because it can be tricky to decide what should count as income. If you start adding health insurance and government transfers such as food stamps into the equation, as some do, the top 1 percent don’t dominate quite so severely.
Wealth is a different story. Americans don’t like the idea of aristocrats・・・
http://www.slate.com/articles/business/moneybox/2014/04/thomas_piketty_capital_how_america_s_liberals_fell_for_a_french_economist.html
<K.K>
 –Windows8新規インストールについて–
 太田さん「たった一人の反乱(避難所)」で回復ドライブの作成を推奨しておられる方は、私とは別の方ですよ。
⇒d7nwv3yE=QX.Pdhdsサンは、K.Kさんじゃないってことですかあ?
 d7nwv3yE=QX.Pdhdsサンも、ハンドルネームとメルアドを教えていただければ、取りあえず、半年名誉有料読者になっていただきますが・・。(太田)
 
 混乱を避けるために、基本私の方はPC関連に関してはメールに限定することにしますね。
≫そんなことできるんでしょうか。≪(コラム#6890。太田)
 改めて聞かれると困ってしまうのですが、まず私は太田さんと同程度のPCユーザー(デスクトップx2(Win8.1、Win7)、ノートPC(Win7))で、自分で検証できることには限界があるということは理解してください。
 まず、DVD版ならできます。これは経験済みです。
 で、ダウンロード版だと以下の手順1→2でできるだろうとしか言えないです。
1.Windows8 USBインストールディスクを作成
http://dekiru.net/article/3450/
2.Windows のクリーン インストールを実行する方法
http://windows.microsoft.com/ja-
jp/windows-8/clean-install
 (ただし、現行OSが32bitだと自動的に32bitがダウンロードされるので、32bit→64bitはこの手順では出来ないです。)
 XP→8→8.1とアップグレードした人が再インストールする必要に迫られた場合、8を新規インストールするしかないと思いますし、できるでしょ。
 それから、新規インストールしないにしても、ダウンロードの上限が5回なのでUSBに保存しておいて損はないと思います。ただ、ダウンロード完了回数ではなくて、試行回数5回でダメな気がします。
 私すでにもうダウンロード出来ませんが、5回もダウンロード完了していないです。
 記憶が確かなら、太田さん1回ダウンロードに失敗してませんでしたっけ?
 もしそうなら、チャンスはあと2回かもしれません。ですから、気を付けてくださ
い。
http://mycsharp.seesaa.net/article/378005005.html
 それで、仮に新規インストールした(できた)として、次のようにバックアップを取ったと仮定してみてください。
○完全バックアップ1
Windows8+Windows8.1にUpdateできるようになるまでの最小限のWindowsUpdate(最小限なのはただそれ以上Updateするのが面倒だから。要らないと言えば要らないけれど記念に。)
○完全バックアップ2A
Windows8.1+WindowsUpdate+Windows基本的な設定変更+デバイスドライバ(LAN等動作確認等)
○完全バックアップ2B
バックアップ2Aと同じものを内蔵HDDに取る
○完全バックアップ3
2のWindows環境+Office2013+定番アプリケーション(定番APP:動作に問題がないことがほぼ確実とわかっているAPP,仮に問題が出たとしても利用者が多くて障害情報を得やすいAPP。例Adobe関連、クリーナー。デフラグ、解凍・圧縮、Realplayer,Java,etc)
○差分バックアップ4
3のWindows環境+太田さんがよく使うAPP(ただし問題を引きおこしそうなAPPはここではインストールしない。例:アンチウイルスソフト)
 (ここまでの5つのバックアップは削除せずにずっと取っておく。内蔵HDDに余裕があれば、3・4も内蔵HDDに確保。)
○差分バックアップ5
太田さんが必要だと思ったAPPをすべてインストールしたもの
 ↓
 ↓この期間、差分バックアップを取りつつ、期間が過ぎたものは削除。
 ↓
○差分バックアップ(m):なんとなく重要そうなものは、削除せずに保存しておく。
 ↓
 ↓この期間、差分バックアップを取りつつ、期間が過ぎたものは削除。
 ↓
○差分バックアップ(n-3):4週間前
○差分バックアップ(n-2):3週間前
○差分バックアップ(n-1):2週間前
○差分バックアップ(n) :1週間前
*2B以外は外付けHDDに保存
*バックアップ1~3は完全バックアップ、4以降は差分バックアップ
*バックアップ1~4/5は手動バックアップ、5/6以降は自動バックアップ
 で、今そのWindows環境を使い続けるのと新規インストールして上のWindows環境を使い続けるのと1年2年3年というスパンでどちらが良いか考えてみてください。
 もちろん、新規インストールしても同じ障害がでるという可能性も考慮に入れてみて。(もし、太田さんが上のようなWindows環境つくりたいというのなら、私はお手伝いしますし(来月中ぐらいまでは時間が取れます。)、掲示板の方の方も協力してくれると思いますよ。「みんなで定番アプリを考えよう」みたいな。)
⇒その後、長く席をはずす時はパソコンの電源を切るようにしており、今のところ障害は生じていません。今度また障害が生じ、しかも、起動ができなくなったら、リアルタイム的ご協力をお願いしようかな。ややこしくて、とても自分じゃできそうもないからです。こちらまで来ていただければ一番確実だけど、そうされた過去の読者、全員、過激な形で太田コラムとご縁がなくなっているので、止めといた方が、お互い、無難かもしれませんね。(太田)
 あー、あともしかして内蔵1台目はSSDですか?(Intel? Plextor?)
⇒どーやって調べりゃいいんです?
 ところで、「後で試してみましょう」(コラム#6890)を、実際「試そう」としたんですが、リカバリーディスクを入れた状態で起動したら、windows 7の再インストール画面らしきものが開いちゃったのであわてて中止し、改めてマニュアルを見たら、「BIOSの初期化」をしたい場合は、電源を入れてからDeleteキーをトントンと押せ、とあったので、これですかねえ。(太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 果たしてそうかねえ?↓
 「・・・外資優遇策の縮小が、特に日本企業を狙い撃ちにしたものとは思わない。例えば、昨年(2013年)、製薬企業であるGlaxoSmithKline(グラクソ・スミスクライン)がやり玉に挙がっている(注:贈賄容疑で中国人幹部が逮捕された)が、これは英国企業だ。現在、海運業界の競争は激化している。商船三井が狙われたのはトップ企業だからだろう。トップ企業である外資系企業に厳しく当たって、中国国内企業の底上げを図りたいという思惑が中国側にあるのではないか。・・・」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140421/347738/?bpnet&rt=nocnt
 東大野球部の連敗記録が過去ワーストに並んだという話が取り上げられていた。↓
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2014/04/23/tokyo-university-baseball-team-slides-into-losing-record/?mod=WSJBlog&mod=WSJ_Japan_JapanRealTime
 キャメロン発言に対する英国内での反響についての記事が出ていた。↓
http://www.csmonitor.com/World/Europe/2014/0422/What-s-behind-Cameron-s-embrace-of-Christian-Britain
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太田述正コラム#6893(2014.4.23)
<フランス革命再考(その9)>
→非公開