太田述正コラム#7056(2014.7.14)
<皆さんとディスカッション(続x2324)>
<太田>(ツイッターより)
 「韓国沈没船事故遺族に手編みの贈り物届く 日本から…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/13/2014071301308.html
「韓中蜜月と中国の「歴史侵犯」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/13/2014071300055.html
 日本人を褒め、返す刀で中共批判を展開する、朝鮮日報の眦を決した姿はエエでねえか。
⇒これがアップできなかったようだったので、再度ツイッターのURLをクリックしたら、そのまま原稿のところに表示されていた。(つまり、アップされてないと「確認」できた。)しかも、先ほどと違って字数が余っているときた。
 で、下掲のように手直ししてアップし直してからチェックしてみたら、先ほどのも下掲のもツイートできているではないか。
 このところ、インターネットの調子が悪く、ブログのアップやまぐまぐの配信でも手間取り、皆さんにもご迷惑をかけているがあしからず。(太田)
 「韓国沈没船事故遺族に手編みの贈り物届く 日本から…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/13/2014071301308.html
「韓中蜜月と中国の「歴史侵犯」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/13/2014071300055.html
 日本人を褒め、返す刀で中共批判を展開する、朝鮮日報の眦を決した姿に痺れる。
 (でも、「遠い他国」?)
 「集団的自衛権:日本の行使容認を歓迎する米国の意図…当面は日本の軍事的膨張が米国の覇権維持に役立つ可能性があるが、長期的にはマイナス要因になる公算が大きい。… 軍事力を高めた日本はむしろ「危険国家」になる恐れもある。韓国が日本と外交的に距離を取れば、韓米日の三角同盟にひびが入り、米国の覇権強化を阻害しかねない側面もある。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/14/2014071400921.html
 まさにそれが狙いで習近平が対日・対韓等に向けた対外戦略を推進しているって早く気付きなさい!
 現状なら、アホになった日本の知識人を史上初めて出し抜けるでー、朝鮮日報の諸君!
<yEG5yedw>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 退職自衛官、建設業に 政府、人手不足で解禁検討
 政府は11日、人手不足が深刻な建設業界で、退職した自衛官を活用する検討を始めた。現役時に重機や大型車両などの運転資格を取得した自衛官を、即戦力となる技能労働者として雇用するよう促す。近く国土交通省と防衛省が、日本建設業連合会など業界団体へ申し入れを行う予定だ。
 だが、旧防衛庁(現防衛省)は平成18年以降、旧防衛施設庁の発注工事をめぐる官製談合事件を受けて、自衛官を含む全ての職員に対し、事件に関係した建設会社約60社に対する再就職の自粛を求めていた。」
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140712/biz14071210560007-n1.htm
 自浄作用出来てないのに大丈夫なん?
<太田>
 そう心配するのは当然なんだが、恩給のない現在、自衛官の再就職先の確保は不可欠だし、一般の国家公務員の天下りが再び野放し状態になっていることとの権衡も考えなきゃならない。
 例えば、こういった状態だよ。↓
 「・・・下村博文・文部科学相が小保方氏の参加による検証実験の必要性に言及、政治も介入した。理研は5人いる理事のうち2人が文科省の天下りだ。<うやむや化を図っているとしか思えない検証実験の実施にこだわる>理研の判断の背景に、文科省の意向があるとみるのは自然だろう。・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO74176560S4A710C1TCR000/?dg=1
 そういう観点からは、少なくとも原発癒着当事者を当選させる時期じゃあない。滋賀県民はよくやった。(太田)↓
 「滋賀県知事選、三日月氏の当選確実 「卒原発」引き継ぐ・・・元経済産業官僚の小鑓(こやり)隆史氏(47)=自民、公明推薦=、共産党県常任委員の坪田五久男(いくお)氏(55)=共産推薦=を破<った。>・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASG7C3FKGG7CPTJB002.html?iref=comtop_list_pol_n04
 <ところで、維新/橋下市長は小鑓支持だったのね。(一体何考えてるんだ?「せっかく」石原と手を切ったというのに、全然風が読めてないね。(太田))↓>
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140713/waf14071323190022-n1.htm
 <風。↓>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014071402000107.html
http://mainichi.jp/opinion/news/20140714k0000m070151000c.html
 産経と朝日のバトルは、なりふり構わずでオモロイねえ。↓
 「なりふり構わぬ朝日「邦人輸送、米が拒否」→防衛省抗議で修正も、なお「一面的」・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140714/plc14071409180005-n1.htm
 また例によって郷原節が高らかに唄われているが、贈賄側の(証言以外の)物証の有無は? また、会食の経費は誰が負担したの?↓
 「「前代未聞」の検察の判断を待つ藤井美濃加茂市長事件・・・」
http://blogos.com/article/90465/
 テレサテンの日中台席巻は、今日の(あるいは近未来の)日中台枢軸時代の前兆だったと言えよう。↓
 「台湾の歌姫、テレサ・テン…中国人も魅了・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20140704-OYT8T50220.html?from=ytop_ymag_tmb
 日本人「戦犯」調書の9人目だ。
 (まるっきし迫力のない内容だな。それにしても、欠番2人はどうなったん?(太田))↓
http://j.people.com.cn/n/2014/0714/c94474-8754934.html
 イラクの議員の分布がどうなっていて、どうして新政権樹立が遅れているのかが分かる記事だ。(要するに、スンニ派議員もクルド人議員も割れてるのね。いずれにせよ、マリキの続投なんてありえねーってどうしてみんな思わないんだろうか。(太田))↓
http://www.nytimes.com/2014/07/14/world/middleeast/iraq.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news&_r=0
 イラク軍の半分は、スンニ派過激派の巣窟、ないしはイランの影響下にあるだと。↓
 ・・・Iraq’s security forces<’s> many units are so deeply infiltrated by either Sunni extremist informants or Shiite personnel backed by Iran that any Americans assigned to advise Baghdad’s forces could face risks to their safety・・・ only about half of Iraq’s operational units are capable enough for American commandos to advise them・・・ <Further,> Iraqi forces loyal to Prime Minister Nuri Kamal al-Maliki are now heavily dependent on Shiite militias — many of which were trained in Iran — as well as on advisers from Iran’s paramilitary Quds Force. ・・・
 <そんな部隊に米軍の顧問を派遣したら命がいくつあっても足らない。↓>
  But without an American-led effort to rebuild Iraq’s security forces, there may be no hope of reducing the Iraqi government’s dependence on those Iranian-backed militias, officials caution.・・・
 <現状では、イラク軍はバクダッドへのIsisの侵入を防止はできないが、奪取されるのを防止することはできる。だが、Isisに反撃する力はない。↓>
 Iraqi forces had the ability to defend Baghdad, but not necessary hold all of it, especially against a major attack. ・・・ they were not capable on their own of launching a counteroffensive and reversing the ISIS gains. ・・・
http://www.nytimes.com/2014/07/14/world/middleeast/us-sees-risks-in-assisting-a-compromised-iraqi-force.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&version=LedeSum&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news
 イスラエルは、ハマス等の軍事能力を根絶やしにすることを目指しているだと。↓
 ・・・There is little appetite for a return to the cease-fire of November 2012, which lasted about 19 months. Yuval Steinitz, the minister for strategic affairs, told Israel Radio that while the immediate goal was “quiet,” “the strategic goal is demilitarization.” He added, “We have to finally not be satisfied with a temporary filling, but do a root canal.”・・・
 <ハマスの方は、イスラエルに加えてエジプト新政府によって包囲され、せっかくよりを戻したファタにも見捨てられており、生き残るための必死の戦いをしている。↓>
  Hamas’s main goal from this conflict is to end the siege,” Mr. Abusada said. “It can no longer survive this way, feeling suffocated by Israeli and blockaded by Egypt and ignored by Abu Mazen,” the Palestinian president, Mahmoud Abbas.・・・
http://www.nytimes.com/2014/07/14/world/middleeast/israel-gaza.html?action=click&contentCollection=Middle%20East&region=Footer&module=MoreInSection&pgtype=article
 アウェーかどうかでこんだけ結果が違うってことは、いかに、心理的、ひいては政治的要素、がサッカーでは大きいかってことかもね。
 いずれにせよ、ややひねくれた見方をすれば、サッカー発明国イギリスによる、(広義の)欧州分断戦略にものの見事に(広義の)欧州諸国が乗せられてるってことだな。↓
 「ドイツ、技のサッカー花開く 米大陸大会で欧州勢初のV・・・
 これまでのW杯優勝は欧州10勝、南米9勝。だが、北米、中南米の大会に限ると、過去7度すべてを南米勢が制していた。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASG7G341CG7GUHBI009.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG7G341CG7GUHBI009
 そう。自分らがアングロサクソンのしかも本流だという米国の主張はまさに同じようにトンデモナイだわ。↓
 「・・・「サッカー」という言葉は実際には英国で使われ始め、少なくとも1970年代までは「フットボール」とともになんの問題もなく英国でも共存してきたことを指摘している。しかし、米国に対する反感と反米主義が強まり、放射能のように忌み嫌われるようになった。・・・
 今では非常に多くの人たちが『サッカー』という言葉を、まったくの米国での発明と見なして<いる。>・・・
 「『われわれの<(アメリカン・)フットボールの>方がよくて君たちと違うのだから、自分流の違う名称を使う』というアメリカ例外主義が、米国以外の人々をイライラさせるのだ・・・
http://digital.asahi.com/articles/ASG6N71WRG6NULPT008.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG6N71WRG6NULPT008
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太田述正コラム#7057(2014.7.14)
<米独立革命の起源(その2)>
→非公開