太田述正コラム#7215(2014.10.2)
<皆さんとディスカッション(続x2403)>
<太田>(ツイッターより)
 日本で9月1日になると誰も海で泳がなくなるのはなぜかを追求した記事だ。
 法の順守(監視員がいなくなるので泳がない)、集団的同調性、季節感、クラゲの出没といった理由が紹介される。
http://www.bbc.com/news/magazine-29429742
 力作だが、冷笑的な眼差しが中共当局と違っており、英人の限界。
<QOHev4oY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫アルバニアのWBに確認したところ真正のデータだとウィキペディアに書き込んでも、ウィキペディアでは削除対象ということです。
⇒じゃあ、「アルバニアのWBに確認した」(コラム#7211。QOHev4oY)って何のことだったのさ、≪(コラム#7211。QOHev4oY、太田)
 私がウィキペディアにWBのデータを書いたとします。
 他の編集者が、出所が信用できないから削除したとします。
 アルバニアのWBで真正のデータだと確認した、というコメントを添えて、削除された私の書き込みを復活させたとします。
 それでも、私の書き込みは他の編集者によって再度削除されるでしょう。
 ということです。
≫例えば、ある芸能人の誕生日を、子供時代からの友達である太田さんが知っているとしますよね。で、その誕生日をウィキペディアに書き込んでも、現在非公開情報であるなら、太田さん以外には確かめるすべがなく、太田さんの書き込みは削除されるのが、ウィキペディアの編集合戦なのです。≪(コラム#7211。QOHev4oY)
≫また、「WBのデータ<が>・・・現在非公開情報」(上出)だと教えてくれたのは誰なのさ。(コラム#7211。太田)
 この例え話は誕生日ですよ?
 これ以上のウィキペディアの仕組みの説明は、私には無理です。
<l6SnpLDA>(同上)
 「アルバニアのWBに確認したところ真正のデータだと・・・」
 ↑これだと、貴方が「アルバニアのWBに確認した」と読めます。
 恐らく貴方は、「アルバニアのWBに確認したところ<で、>真正のデータだと・・・」と書きたかったのでしょ?
<QOHev4oY>(同上)
 「アルバニアのWBに確認したところ真正のデータだとウィキペディアに書き込んでも、ウィキペディアでは削除対象ということです。」<についてですが、>「アルバニアのWBに確認した真正のデータだとウィキペディアに書き込ん<だとして>も、ウィキペディアでは削除対象ということです。」
 これではどうでしょう?
<太田>
 キミに日本語力がないことが全ての発端だったってことだな。
 他人が書いた文章の読解力がない、論理的な文章が書けない、それ以前に、論理的な思考を行うための言語を身につけてないってこと。
 そんなキミが、投稿なんかしちゃダメだよ。
 もちろん、アルバニア大使館に問い合わせるなどもってのほかだ。
 これだけ、自分自身や私やTAさんの「リソース」の無駄遣いをもたらしたんだから、せめて、キミ、自分の日本語力がないのはどうしてなのかを、身近な人に相談するなりして追求して欲しい。
 その結果、努力で向上させることができない原因が見つかっちゃうかもしれないけど、それを恐れずにね。
 なお、なんなら、相談に乗ってあげるよ。
<f9ib19hY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫⇒ベクターシは、「シーア派やスーフィズム、キリスト教やその他土着信仰を習合させた教団」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%95%99%E5%9B%A3 ≪(コラム#7211。太田)
 このリンク先に「ベクタシュ教団は十二イマーム派(シーア派)の分派とされるスーフィズム教団。」と記述されているのですが。
⇒だから、「概念の相対性」なんだよ。(太田)
≫⇒意味不明。≪(同上)
 意味不明で済むなら無敵ですね。
⇒最初の「意味不明」は文字通り、何を言ってるのか分からないから書き直して欲しい、という趣旨。
 次の「意味不明」は、(スーフィーじゃなく)ベクターシへの(アルバニアとは言わないが、せめてバルカンでの)実利以外の改宗動機を裏付ける典拠が示されていないから、意味不明と言わざるをえない、という趣旨。(太田)
≫現に、1939年時点で、自称イスラム教徒は50%、自称ベクターシ教徒をイスラム教徒にカウントすれば70%、もいたじゃん。
http://en.wikipedia.org/wiki/Religion_in_Albania
 要するに、アルバニアのイスラム信仰、もともとえーかげんであり、オスマントルコ系の権力者にすり寄ったオボテュニスト達がイスラム教徒を自称したって程度のハナシなんだわさ。(上掲に出てくる表現をちょっとだけエゲツなく変えただけだぜ。)≪(コラム#7201。太田)
 この段階では、まだベクタシュ教徒をイスラム教としてカウントしていて、「上掲に出てくる表現」の中身は「ベクタシュ教団の教えに従い、交易網や官僚、軍隊で優位に立つため、アルバニア人が徐々にイスラム教へ改宗。」でした。
⇒「自称」が目に入らないの?(太田)
 #7201の時点ではこのような意識だったのが、この後こちらが、スーフィーの中には権力者にすり寄るために改宗したわけではない人々もいたことを典拠付きで話し始めたら、途端にスーフィーはイスラム教じゃないと言い始めました。
 これは明らかに途中から、こちらの指摘に影響されて考えを変えましたよね、と言っているのです。
⇒考えを変えてなんかいやせんよ。
 まさか、キミも、QOHev4oYクンと同じ、日本語力欠如人間じゃないだろな。(太田)
 
 それと勘違いされているようですが、「改宗」の件については、「動機が不純なオボテュニスト」なる断言はおかしいということを、典拠を挙げて指摘しているのであって、それ以上でも以下でもなく、厳密に原理主義かどうかを問題にしているのではありません。
 意図的なのか他と混同しているのか、厳密に原理主義的かどうかが主題であるかのように持っていこうとしていますが、違います。
 オスマン帝国支配当時、イスラム教に改宗するのに、権力者にすり寄る(=実利)以外の改宗の動機は当然考えられます。
⇒実利って、「権力者にすり寄る」だけじゃないよ、病がなおる/病にかからない、長生きする、カネが儲かる、等々、ありとあらゆる現世利益のことだぜ。
 で、具体的に、現世利益以外の理由で、バルカン半島でベクターシやイスラム教に改宗したケースが通例であることの典拠をあげてみなって言ってるの。(太田)
≫「アルバニア<では、>・・・地主をはじめとする支配階級によるキリスト教からイスラーム教への改宗が相次<ぎ>・・・現在アルバニア人の半数以上がムスリムであるといわれる<が、>・・・現在も家にイコン画を飾る風習など、正教会やカトリックとの共通点を多く持つ」≪(コラム#7211)
 このレベルのことを聞いているのではなく、例えば、改宗の私的動機としては、献納義務や租税負担の軽減、社会的上昇、等が考えられます。
 他方、私的動機とは言えない場合は、安全の確保、民衆的なイスラムの教えによる感化、旧領安堵のための封建領主の改宗に誘発された地域住民の改宗、外部から移住したムスリムとの融合、異端的キリスト教徒がギリシア正教徒やカトリック教徒の迫害を嫌ってイスラムへ改宗する道、当時イスラム教はキリスト教よりはるかに自由な宗教であったこと、当時の進んだ文明への自己同一化、等が考えられます。
 当時、アルバニアにおける改宗で、私的な動機がどの程度あったのか、私的とは言えない動機がほぼ無かったことを確認した上で「動機が不純でオボテュニスト」なる断言をしたのか、を聞いています。
⇒「<アルバニアの自称イスラム教徒が、>他のイスラム諸国とは異なり、禁忌とされる飲酒や豚肉食を厭わないなど、世俗色が強いのが特徴である」のは、「1923年にティラナで開かれた、アルバニア人ムスリム会議で<イスラム教徒たる外形のほぼ全てを否定>」したせいではなく、この会議は、それ以前からの状況を基本的に追認しただけだと考える方が自然である
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99 (「」内)
ところ、それは、最初から、ベクターシないしイスラム教への改宗が現世利益を求めた、しかも、いいころかげんなものであったからに違いない、というのが私の推察。
 換言すると、ベクターシ経由の場合はもとよりだが、アルバニアでのイスラム教への改宗者は、最初から、現世利益目当てのしかもいいころかげんな、自称改宗者であって、礼拝(モスクにおけるものを含む)すらロクにやらない、非真正イスラム教徒が、その大部分であったに違いない、ということ。
 そうじゃない、というのなら、具体的反証を典拠付でやるべきなのはキミの方だよ。(太田)
 例えば以下はジズヤ(非ムスリムに課せられた人頭税)に関する文書群の分析により、アルバニアにおける改宗の可能性を検討しています。
 重税がアルバニアのイスラーム化を促進したのか―オスマン朝期ジズヤ研究の課題と展望―
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/casia/pdf/No105.pdf
(pdfなので注意)
⇒「アルバニア<では、>・・・イスラーム化がジズヤの増額により促進されたとは言えないのではないか」ってのは、そもそも、(「増額」前も後も、)ジズヤが「高額」ではなかったらしい(上掲)ってこと。
 その程度のジズヤさえ払えば、堂々とキリスト教徒でおられるんだから、ジズヤの存在だけで、真正キリスト教徒どころか非真正キリスト教徒すら、イスラム教徒に改宗することはなかったってわけさ。(注)
(注)「ギリシャ系農民らは<正教徒(キリスト教徒)であるがゆえに>重税<(イスラム教徒に課された税金+ジズヤ)>を課せられていたとは言えども、西欧の農民らよりかは良い暮らし向きであった<上、イスラム教徒と違って>・・・兵役に召集されること<も>なかった」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2
ことからして、アルバニアでも事情は同じであったと思われる。
 それよか、ここでも、「アルバニア<は、>・・・いわゆる隠れキリシタン的な、表面的改宗者が多い地域でもある」って出てくるじゃん。
 (ベクターシ経由であると否とにかかわらず、)いかにアルバニアの自称イスラム教徒が非真正イスラム教徒だったか、いや、そもそも、アルバニアに、もともと、いかに非真正キリスト教徒が多かったか、ってことだよ。
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/casia/pdf/No105.pdf 上掲 (「」内)
 ちなみに、アルバニアとは違って、ギリシャでは、イスラム教への改宗者はごくわずかである一方、「西ヨーロッパへ移住<(脱出)>」する人が大量に出た
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2 前掲
が、両者の間にこのような極端な違いが生じたのは、ギリシャ人には、相対的に、真正キリスト教徒が多く、また、そのこととも相俟って、現世利益追求者が少なかったからである、と考えざるをえないだろう。
 とにかく、もっと勉強をすること、そのためには、もっと幅広く知的好奇心を掻き立てることだが、頭が固そうなので無理かな。(太田)
<QqtdKcA.>(同上)
 アルバニアの人、もういい加減やめませんか?
 避難所の荒らしになってますよ
<太田>
 本人が無知で頭が固い結果、客観的には荒らしになっちゃってるってところだろうが、おかげで、僕、昔の知識を活性化させることができた部分もある。 
 f9ib19hYクンもいいかげんに目を覚ましてくれるといいんだけどなあ。
 とまれ、「ディスカッション」は、少なくとも、成人矯正施設ではあるかもねえ。
<ma60WfM0>
 サンディエゴ州立大学が、アメリカ全土の690万人を対象にした大規模な調査の結果、 アメリカのうつ病の症例は過去数十年で最大の率に達したことがわかった、ということを紹介している記事です。
 若者の74%が睡眠障害を持っていること、アメリカの大学生の50%が、精神的抑うつ状態にあることなどがわかったということです。
 Depression Rates Are Higher Across The Country
http://www.designntrend.com/articles/20452/20140930/depression-rates-higher-country.htm
 EUもこの点でアメリカと変わりなく、3000万人ものうつ病患者が居るとの事です。(16人に1人)
 Depression affecting 30 million people across the EU
https://www.theparliamentmagazine.eu/articles/opinion/depression-affecting-30-million-people-across-eu
 韓国も成人男性の8人に1人がうつ病 (人口約5000万人ですから、<成人女性も子供も同じだとすると、>約625万人)
http://www.ajunews.com/view/20140915090218682
 中国うつ病患者 9000万人 (約15人に1人)
http://jp.ntdtv.com/news/10619/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E6%82%A3%E8%80%85+9000%E4%B8%87%E4%BA%BA
 では、日本はどうなのかというと、厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害患者数は1996年には43.3万人、1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、著しく増加しています。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html
 少しデータが古い点はありますが、人口比を考慮しても欧米や中韓などから見ると<、依然、>格段に低いです。
 上記のうつ病の多い国はどれもキリスト教徒人口が多く、<太田さんの>気分障害(うつ病、双極性障害)のキリスト教原因説は正しいのかもしれません。
 そうだとすれば、米国に於ける若年層の患者数の増加は、リベラルキリスト教化が急速に進んでいる事を裏付けていると考えられます。
<太田>
 おー、ありがとうございます。
 我々日本人は、有害な宗教であるキリスト教の、しかもその論理だけに染まっている危険極まりないリベラルキリスト教徒達や、同じく有害なイスラム教のしかも狂信的な真正教徒達、そしてやはり有害なヒンドゥー教の信徒達、はたまた、阿Qばかりの支那人、等が溢れかえっている、未開でアブナイ地球という汚泥に、殆んど一輪だけ咲いている美しい文明のハスの花である、という感を、私は、改めて深くさせられました。
 この中で、自ら根本的改革に着手したのは支那人だけであるところ、残りの人々をどう根本的改革に着手させるかがむつかしい。
 アブラハム系の上記2宗教に関しては、瞑想の普及、ウルトラCだけど、有害度がはるかに少ないユダヤ教的なものへの「回帰」、ヒンドゥー教に関しては仏教への「回帰」、が、それぞれ鍵なのかもしれませんね。
 話は少しズレますが、上出のオスマントルコ、もっと研究され、もっと評価されてしかるべきでしょう。
 イスラム教各派のみならず、その他の宗教をも平和共存させ、域内平和を達成し、そのおかげもあって、非イスラム教徒にすら、欧州よりも低い税金、イスラム教徒に至っては、欧州よりも格段に低い税金を課すだけで、国家運営をしていたんですからねえ。
 これは、オスマントルコ(本体やその一部地域で)の欧州文明継受努力、その後の英仏による植民地化、の弊害がいかに大きかったか、ということでもあります。
<ma/JFNCY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 国立大学から文系学部が消える!安倍首相と文科省の文化破壊的“大学改革“
http://news.livedoor.com/article/detail/9310435/
 国のやってることが、なんやかんやいっても国民の総意ということなら、日本の文系はおわっとるって、うすうすみんな思ってるってことかな
<m8Op5Ejs>(同上)
 仏文学より理工系のほうが安泰と考えるのが普通だろうが、それ以前の問題として少子高齢化がすすんでいるので、すべての学部で人員が減ってくる。
 国の立場としては、一定の理工系の人材は確保したいと考えるので、必然的に理工系の学部を優先せざるをえないはず。
<太田>
 この話、知らなかったよ。
 以下のような首相発言がホントだとすりゃ、m8Op5Ejsクンのようなボケたツッコミを入れてる場合じゃない。
 「・・・安倍首相は5月6日のOECD閣僚理事会基調演説でこう語っている。
「だからこそ、私は、教育改革を進めています。学術研究を深めるのではなく、もっと社会のニーズを見据えた、もっと実践的な、職業教育を行う。そうした新たな枠組みを、高等教育に取り込みたいと考えています。」・・・」(上掲)
 既に、事態は進んでるっていうじゃないか。
 大学人達も、大学生達も、そして民主党を始めとする野党も、そして、主要メディアも、寝てる場合じゃないぞ。
 そんなに文教費の削減をしたいんなら、安倍首相、自分が小中高大を通じてお世話になった成蹊学園
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89
等の私学への「憲法違反」の助成を止めりゃあいいだろ。
 これ、Isisや御嶽山なんかよりも、桁違いに大きな問題だぜ。
 みんな、即刻、安倍首相の辞任を求めるべきだろうに。
<MH>
  –9月29日から始まったNHK朝の連続ドラマ–
 「マッサン」
http://www.nhk.or.jp/massan/
 ニッカウヰスキーの創業者である、竹鶴正孝がスコットランドにウィスキーの修行に行き、スコットランド人と国際結婚して夫婦になり日本で初のスコッチウィスキー作りを
する物語。
 竹鶴正孝
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E9%B6%B4%E6%94%BF%E5%AD%9D
 ニッカウヰスキー(公式サイト)
http://www.nikka.com/80th/story/note/
 まだ最初しか見てませんが、竹鶴氏自身が波乱の人生ですから結構面白そうです。
 スコットランドの修行時代は描くのかどうかは分かりませんが。
 もしごらんになっていなければご参考まで。
<太田>
 その番組が始まることは前から知ってました。
 MHK-Hで昨日朝だかに、チャンネル切り替え中に放送していることに気付き、斜めチラ見したところです。
 竹鶴さんのことは、そのスコットランド時代を含め、結構良く知っているのですが、時間がないのでNHKの番組は基本大河ドラマしか見ないと決めていることもあり、今後、この番組を鑑賞するつもりはありません。
 なお、ニッカの余市蒸留所
http://www.nikka.com/company/facility.html
を、海上自衛隊の余市防備隊
http://www.mod.go.jp/msdf/oominato/butai/yoichi/
訪問の際、見学したことがあります。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 「・・・ いまのところ、暴言は暴力沙汰にまでは至っていない。・・・そして明らかに、こうした攻撃がいつか暴力に発展する恐れがある。・・・
→発展なんかするワケねーだろ。(太田)
  少なくとも、反米主義で日本の帝国主義の過去を郷愁する「一水会」という1つの右翼団体は、韓国・朝鮮人への人種差別を拒絶している。一水会の創設者である鈴木邦男氏は、これほど大きな排外感情は見たことがないと述べている。
 憎しみに満ちた集会の急増の背景にあるのは、日本と韓国、北朝鮮との緊張関係だ(韓国とは、戦時中に日本軍の性の奴隷として働くことを強いられた韓国人女性の問題を巡って関係が緊張しており、北朝鮮は1970年代から1980年代にかけて日本人を拉致した)。・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41855
→慰安婦問題も含め、一方的に日本人側が被害者になっている、という認識をFT記者は持たなきゃ、日本人の凄まじい怒りを理解できないぜ。
 ホント、イギリス人の劣化はひでーもんだ。(太田)
 フォーリンポリシー誌電子版が、下掲サイト記事を転載してた。
 Isisが実態上の領事館をトルコ国内に設置した、という趣旨(だが、恐らくホントだろ。
 トルコ・Isisヤミ連合が形成されつつあるってことみたいね。
 トルコは、組む相手をクルド人から乗り換えることで、オスマントルコ時代の栄光を追い求めてる?(太田))↓
http://www.iraqinews.com/arab-world-news/isis-opens-diplomatic-consulate-istanbul-turkeys-president-denies/
 教育、とりわけ女性教育こそ、Isis的なものへの根本的対処方法だとよ。
 (間違い!
 このコラムニスト自身が、アルカーイダ等の指導者が高等教育を受けていることを認めてるが、話は逆であり、このところ、非真正イスラム教徒の真正イスラム教徒化、そして真正イスラム教徒の最真正イスラム教徒化が加速度的に進行しているのは、中東イスラム世界を中心とするイスラム世界の(女性を含む)教育程度が高くなった結果、インターネット等を通じて、真正イスラムとは何ぞや、ということが、彼らの間で知れ渡ったからこそなんだぜ。(太田))↓
 ・・・No one is naive enough to think that education is a panacea. Al Qaeda leaders, including Osama bin Laden and Ayman al-Zawahri, have been university educated. Iraq, Syria and Lebanon were all reasonably well-educated and supportive of gender equality by regional standards, yet all have been torn apart by civil wars.
 Still, the historical record of the last half-century is that education tends to nurture a more cosmopolitan middle class and gives people a stake in the system. In Hong Kong today, we’re seeing how educated youth often behave. They are demanding democracy, but peacefully.・・・
http://www.nytimes.com/2014/10/02/opinion/nicholas-kristof-what-isis-could-teach-the-west.html?ref=opinion&_r=0
 中共の本土人は、概ね、香港での最近を騒ぎを冷笑的に見つめているとさ。
 (私の想像した通りだねー。(太田))↓
 The swelling ranks of Hong Kong protesters demanding more of a say in their city’s future have inspired wide admiration among Western observers for their peacefulness, their cleanliness, and their democratic aspirations. But among mainland Chinese, they are largely seen as “alarmist,” “coerced,” “exploited by political forces,” or just plain “spoiled.” ・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2014/10/01/in_chinese_mainland_shrugs_and_sneers_for_hong_kong_protesters
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太田述正コラム#7216(2014.10.2)
<中東イスラム文明の成立(その16)>
→非公開