太田述正コラム#7295(2014.11.11)
<皆さんとディスカッション(続x2443)>
<太田>(ツイッターより)
 「習近平国家主席は…日本側の要求を受け、…安倍晋三首相と会談した。…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2014/1110/c94474-8807292.html
はうそ、「…中国側は対日方針を転換して会った…」
http://www.sankei.com/politics/news/141110/plt1411100037-n1.html
が正しい。
 但し、「…尖閣諸島問題などで中国を押さえ込むためのキックオフだ」」(同上)は間違い。
 「尖閣諸島問題などで日本を米国から「独立」させようとしてくれた中国」に対して何と失礼かつ忘恩的な発言であることよ。
 一連の所感を口にした日本「政府高官」は、一体どうして「中国側」が「対日方針を転換」したと思っているんだろうか。
 ぜひともご高説をご承りたい。
<gNB9Ta/c>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 買ったイスってこれやろか?
http://store.shopping.yahoo.co.jp/shoumei/a0407267.html
⇒それや。そのうちの背もたれが赤いやつ。(太田)
 クッションがやや固めって事らしいけど結構評判良かった。
 こっちのが解りやすいか。
http://interior.victor.jp/product/new_desk_flat/light_chair.html
 今のイスってほとんどが背面メッシュだよなぁ。
<YEdj2LMc>(同上)
 4万の高級品なら大丈夫だろうけど、自分はこれにデザインがそっくりな1万代の安物買ってしまったのだけど、座高が高い位置をキープできずに時間とともに体重で空気が抜けてずり落ちたり、背面メッシュが端から破けたり、イスの足首の樹脂部分が折れて車輪がとれたり、首の支えのパーツがゆるゆるになって使い物にならなくなったりで、長持ちしなかった。
<5.kjMowo>(同上)
 残念ながら4万じゃ高級品にならない。
<太田>
 安楽椅子じゃないんだから、10万円以上もする事務用椅子なんて詐欺に近いさ。
<ねこ魔人>
  –読者さんが指摘の太田さんの運動不足の解消方法について–
 最近コラム上で、読者さんが、太田さんがあまり運動をなされていないのを懸念しているようですが、恐れ入りますが、ご提案させていただくと、弓道を学ばれたらいかがでしょうか。
 弓道は、聞いた話では、60歳から始めた方がいるように、何歳からでもできる非常に息の長い武道で、さらに体全体を使う全身運動で非常に健康促進、体作りにはもってこいだそうです。
 さらには、私は、武士道と聞くと剣道が真っ先に思い浮かびますが、太田さんが評価されている弥生モード下の武士は、その時代の武士道が弓馬の道といわれているように、まさに弓を以て自らが武人であることの基礎となしていたようです。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/55393/m0u/
 そして、弓道は、オイゲン・ヘリゲルの著「弓と禅」
http://www.amazon.co.jp/%E5%BC%93%E3%81%A8%E7%A6%85-%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%83%AB/dp/4571300271
にも書かれているように、禅と非常にかかわりがあり、別名「立禅」という名称でも親しまれているようです。
 太田さんは、日本における左右両翼に通底する根源的な日本の思想観である人間主義を確立されることに努められ、その思想観はこれまでのどのような保守派のものよりも国粋主義ながら、その思想の特徴である他者の中における自己の存在の肯定から、自由主義となおも親和性を有しているという驚異的なものであり、にもかかわらず、いや、だからこそ、日本精神を西洋におけるナショナリズムの引き写しにより理論づけ、そのような貧弱な理論を以て自己規定しようとする傾向のある日本の保守派に違和感を感じているのは重々承知しているつもりですが、そろそろ観念されて、日本文化の精髄が宿る弓道や茶道等に身を浸らせてはいかがでしょうか?
<太田>
 私の生活が禅や茶道や弓道的なものになっている、と認識しています。
 毎日、ほぼ同じ日課の繰り返しで、一日の流れの中での個々の日課は様式化され、夜間の割安な多彩な食料品の買い出しとその折の競歩
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E6%AD%A9
に近い速歩
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9F%E6%AD%A9
は相俟って私の健康を維持しています。
 しかも、日課中、最も重要なコラム執筆(、及び時折のオフ会)を通じて多くの読者との直接間接の人間主義的交流が実現されています。
<MH>
≫なお、松浦は声量不足だし、カワイイけど私の好みの顔からほんのちょっとですがハズレてます。≪(コラム#7289。太田)
 そんな!あややが可哀相。
 ところで太田さんの好みの顔って誰(芸能人に例えると)なんでしょうか?
<太田>
 八千草薫(コラム#2477。但し、今彼女の写真
http://matome.naver.jp/odai/2126389168657529101
みてもあんましピンと来ない)、内藤洋子(コラム#2477、4787、6544、6690)、久保田早紀(多過ぎるのでコラム#省略。残念ながら、彼女、必ずしも美しく年輪を重ねていない。
https://www.youtube.com/watch?v=c0hW4qODoPY )、石川ひとみ(但し、補欠。コラム#4688、4702、5625m7233、7247)、深田恭子、
http://goethe.nikkei.co.jp/human/141104/ (←マニアックな書きぶり。)
井上真央(コラム#6659)。
 こうやって内藤洋子以下を並べてみると、共通してパンダ顔ですねえ。
 松浦亜弥はパンダ顔だけど、補欠にも入らないということで、スンマヘン。
<MH>
 さて今回は大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王(原題:FROZEN)」のテーマソングを歌うMAY J。
http://ja.wikipedia.org/wiki/May_J.
 「父親は関西生まれの日本人、母親はイラン、ロシア、スペイン、イギリス、トルコのバックグラウンドを持つという、4か国語以上を話すマルチリンガルの家庭に育ち、英語、日本語、ペルシア語を話す。」
Let It Go ~ありのままで~ (映画テーマ曲)
https://www.youtube.com/watch?v=Jth2TZBUSm8
⇒コマーシャル等で使われているサビの部分くらいしか評価しません。理由は、カバー曲へのコメントの後半に書いたことです。(太田)
 同じ曲の現地(英語)バージョン。
Demi Lovato – Let It Go (from “Frozen”)
https://www.youtube.com/watch?v=kHue-HaXXzg 
⇒原曲はグッド!(太田)
 やや声質がMAY Jと似てる感じである。
 だから彼女はディズニーからオーディションで選ばれたのだろう。
 以下はカバー集。
ハナミズキ(一青窈)
https://www.youtube.com/watch?v=58t3vZnILAE
Believe(杉本竜一)
https://www.youtube.com/watch?v=gonsnjG4uvc
手紙 ~拝啓 十五の君へ~(アンジェラ・アキ)
https://www.youtube.com/watch?v=aa-gh-d_VfE
夜空の雪(オリジナル)
https://www.youtube.com/watch?v=EV48y6lmESs
⇒上掲カバー4曲中、私の感性をギリギリクリアしているのは2番目だけです。
 最近のJ-POP曲が一般に私の肌に合わないのは、曲のメロディーと和声に物足らなさを感じることと、歌詞の内容はともかくとして、日本語のイントネーションが極めて不自然なところですね。
 どうして、わざわざそういうイントネーションメロディーにしているのか、私には全く理解できません。 
オマケ:
 MAY Jとイラン人お母さんが故郷イランに里帰り。
 直近(2014年5~6月頃)のイランが分かる。
 MAY Jの親戚イラン人女性や町を歩くイラン女性に見とれる。
 何と古代遺跡のモスクで「ありのままに」を日本語アカペラで歌います。
 この辺がシーア派の緩いところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=F8ZwoAslc0E
 現代イランが良く分かるいいドキュメンタリー。
 皆さん英語がお上手ですね。
 また古代遺跡イスタファーシでアカペラで歌います。
 そんな許可が降りるというのは、やはりシーア派は世俗的なのでしょうね。
 トルコと大違いです。
 以上、宜しく。
<太田>
 間違えてだろうけど、同じURLが二度出て来たところ、ホントの続きを見たいと思って番組の続きを見ました。↓
https://www.youtube.com/watch?v=0iYhURLRegg
https://www.youtube.com/watch?v=a4RtrZZ0mUc
 で、最後まで見たついでに、冒頭の部分も見ちゃいました。↓
https://www.youtube.com/watch?v=xQ_hNBeQzMw
 メイのお婆さん、ロシア人とトルコ人のハーフで、ロシア革命を逃れた両親とともにイランに亡命してきたんですね。
 いや、このドキュメンタリー面白かった。
 中流の上なんだろうけど、イラン人が豊かな生活を送っているのは驚きです。
 また、急速に世俗化が進んでいる様子も見て取れました。
 私が唱えているところの、Isis対策はイランにまかせよう、で大丈夫だという感を改めて深くしました。
<K.K>
 太田さん、AtermBL900HWの無線機能停止を書き忘れていましたので、送付いたします。
 私は、実機は所有していませんので、下記のページからの抜粋になります。
 http://www.aterm.jp/function/guide23/model/900/k/
 1.EpsonPCを起動させてください。
 2.デスクトップではなく、スタート画面からInternetExplorerを起動させてください。
 3.IEのアドレス欄に[http://192.168.0.1]と入力し、[Enter]キーを押してください。
 4.[管理者パスワードの初期設定]画面となった場合は下記Aの手順を、[Windowsセキュリティ]画面となった場合は下記Bの手順を、それぞれ取ってください。
  A)[パスワード]と[パスワード再入力]に半角英数字で設定したいパスワードを入力し、[設定]ボタンをクリックしてください。このパスワード忘れないように控えてください。
  B)ユーザー名に[adm]、控えてあるはずのパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックしてください。
 5.[クイック設定Web]が起動しましたら、画面左上に[Aterm]と表示されているのが確認できると思います。その下に[Aterm-BL900HW]と表示されていることを確認してください。
 6.左上の[無線LAN設定]をクリックしてください。
 7.[無線LAN基本設定]で、[2.4GHz通信機能]チェックボックス、および、[5GHz通信機能]チェックボックスのチェックを外してください。
 8.右下の[設定]ボタンをクリックしてください。
 9.左上の[保存]ボタンをクリックしてください。
10.IEを閉じてください。
<太田>
 行いました。
 デスクトップのIEとスタートのIEとは何が違うのですか?
 それでは、その他の記事の紹介です。
 習ちゃんも味なはからいをやってくれたもんだわ。↓
 「・・・安倍晋三首相は、10日夜の歓迎夕食会で韓国の朴槿恵大統領と席が隣同士になり、会話した。外務省によると、両首脳は様々な事項について議論し、局長級協議の円滑な前進を促すことで一致したという。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASGCC0J41GCBUTFK017.html?iref=comtop_6_03
 2人とも、まるで説明になってないね。↓
 「日本総合研究所の寺島実郎理事長と東京財団上席研究員の渡部恒雄氏は10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演した。
 10日に日中首脳会談が3年ぶりに実現したことに、寺島氏は「日中の経済関係を踏まえた現実の重みが会談へ導いた」と指摘。渡部氏は「日中の衝突で影響を受ける米国から(会談開催に向け)かなりの圧力が日本にあった」との見方を示した。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141110-OYT1T50117.html?from=ytop_ylist
 米国の富の格差は開くばかり。↓
 ・・・ almost 30 years of zero growth in the bottom 90 recent of the distribution・・・
http://www.csmonitor.com/USA/USA-Update/2014/1110/Economic-inequality-in-the-US-reaches-levels-not-seen-since-Great-Depression
 現在のドイツは戦前のドイツとは別の国だとさ。
 (ドイツだって、ひいては欧州だって、全然変わってないよ。変わったのは方向性だけさ。イギリス超克からプロト欧州文明回帰へ、という・・。(太田))↓
 ・・・The memories are there, and it is right that they should remain, but that past is indeed another country.
http://www.theguardian.com/books/2014/nov/10/germany-memories-of-a-nation-neil-macgregor-review-history
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太田述正コラム#7296(2014.11.11)
<アングロサクソン文明の至上性を疑問視し始めたイギリス(その12)>
→非公開