太田述正コラム#7753(2015.6.28)
<皆さんとディスカッション(続x2672)>
<bonkers_blunder>(ツイッタより)
 戦時中の米軍による沖縄の土地接収はハーグ陸戦条約違反だったのでしょうか?
 しかし沖縄の反米モードが内地を揺さぶらないのは残念です。
  <社説>百田氏発言 開いた口がふさがらない
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244854-storytopic-11.html
<太田>
 平和条約締結までは戦争中ということになりますが、ハーグ陸戦条約第23条の7で「戦争の必要上、やむを得ない場合を除く敵財産の破壊または押収。」、8で「相手当事国国民の権利及び訴権の消滅、停止または裁判上不受理を宣言すること」を禁止しているところ、当時、米軍が民有地の所有権を奪って普天間基地を設けたわけではない以上、どちらにも該当しないでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B0%E9%99%B8%E6%88%A6%E6%9D%A1%E7%B4%84
 平和条約締結後は、米国が沖縄の施政権を持っており、米軍が、米国内法上の(?)権限に基づいて、民有地を地代を払って賃借する形で 基地としての使用を引き続き行ったことは、ハーグ陸戦条約とは何の関係もない話です。
 こういう、デマゴギーに等しいことを社説に書くから、沖縄2紙はダメなのです。
 もちろん、これに近いヨタ記事は、本土の主要紙にだって、「右」、「左」を問わずありますがね。
<太田>(ツイッターより)
 「人気作家の馮学栄さん<は>…さまざまなデマが溢れていると主張。
 例えば、「(旧日本軍の)731部隊が中国人を殺して解剖している写真」などとして出回っている写真は、1928年に発生した済南事件で虐殺された日本人を検死した際の写真と指摘した。
 馮さんが「中国人の遺体とみなすのはおかしい」と感じたのは、衣服をはがされた女性の遺体が「日本人の和服にはつきものの足袋を履いていた」ことだったという。
 馮さんは、一連の写真が国会図書館など日本の複数の機関が所蔵していることもつきとめた。
 それでも「日本による中国人虐殺の証拠」と言い張る人がいると批判。
 馮さんは同文章に遺体の写真を複数枚添えて、実際には中国人がありとあらゆる方法で日本人を虐殺したことを示す資料と指摘した。…」
http://news.livedoor.com/article/detail/10276716/
 「日本を恨む感情は「薬で治らぬ病気」…中国で人気作家が「直言」、反響続く…」
http://news.searchina.net/id/1579148?page=1
 参りました。
 諸君、こんな投稿が消去されないんだぜ。
 当局がどんなに不退転の決意の下で現在の対日戦略を推進してるかってことだよ。
 サッカー女子ワールドカップ準々決勝で日本が豪州に勝った
http://www.yomiuri.co.jp/sports/wcupwomen/2015/news/20150628-OYT1T50011.html?from=ytop_top
が、準々決勝の8強の段階では、米中日「拡大英国」独仏、とGDP上位6ヵ「国」の揃い踏みだったんだね。
http://mainichi.jp/sports/news/20150625k0000m050093000c.html
 男子の方は全くそうじゃないのに・・。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 WSJが日本の国産対潜哨戒機P-1を取り上げた。
 英国が次期対潜哨戒機を巡って日本との協力を希望しているかのような書きぶりになっている。↓
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2015/06/26/japans-new-surveillance-jet-expands-scope-for-patrols/
 そのWSJが、たまの死、そして死後のたまからのツィートを紹介している。↓
 Beloved Station Master Cat Still Tweeting After Passing
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2015/06/26/beloved-station-master-cat-still-tweeting-after-passing/
 そういや、日本体育大学も私立だもんなあ。↓
 「レスリング:全日本、初の国立大女王…部員わずか2人・・・」
http://mainichi.jp/sports/news/20150627k0000e050208000c.html
 精神科医の言うことがこれだけ違っちゃあ、やっぱ、まだ精神医学は科学じゃないねえ。↓
 「片田珠美・・・元少年A、なぜ彼は書いたのか・・・」
http://www.sankei.com/west/news/150627/wst1506270047-n1.html
 南部連合旗と同じ問題が旭日旗にもあるとするベラボーな記事だ。
 ワシントンポストも、いよいよ、NYタイムス並のイエローペーパーに?↓
 Japan has a flag problem, too・・・
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2015/06/27/japan-has-a-flag-problem-too/
 MERSへの韓国の対応のひどさのよってきたる所以を追求したコラムだ。↓
 <一つには、韓国には公立病院が極めて少なく、今回、2つの市立病院が、「顧客」減少を恐れて初期対応が甘かったことだと。↓>
 ・・・First, South Korea’s rapidly aging population has been demanding increased coverage, which exerts strong upward cost pressure on the country’s public health care system. To minimize costs, South Korea has few publicly run hospitals — instead, it relies on the private sector to an unusual degree. The country nearly tops OECD states in per capita number of hospital beds, with 10.29 beds per 1,000 people (second only to Japan) — however, only 1.2 beds per 1,000 people belong to public hospitals.
 South Korea’s relatively low number of public hospitals meant that in the early stages of the MERS epidemic, few hospitals were ready to take aggressive measures in the interest of public health. Nearly all of South Korea’s MERS infections occurred as a result of cross-contamination among patients at hospitals. Just two for-profit hospitals, Samsung Medical Center and Pyeongtaek St. Mary’s Hospital, reportedly accounted for nearly 70 percent of the MERS cases. Unlike public hospitals, for-profit hospitals were slow to quarantine MERS patients and slower still to announce the incidences of MERS inside their buildings — a public announcement would surely have driven away customers.
 <病院の個室には保険がきかないことも・・。↓>
 Other cost-cutting measures also contributed. For hospital stays, South Korea’s national health insurance only covers shared rooms with up to six patients in a room, requiring patients to pay extra for private rooms. This cost structure incentivized patients to stay in shared rooms, which exacerbated cross-contamination. The third MERS patient, and the first to die, contracted the disease while sharing a hospital room with patient zero.
 <付添人に関する保険からの給付が少ないことが、近親者による付き添いを常態化していることも・・。↓>
 The national health insurance has a low coverage rate for bedside care, which often leads the patient’s family members — rather than a trained professional — to attend to the patient. Family members tending the patients are free to enter and leave the hospital without taking proper steps to disinfect themselves, further spreading germs and disease.・・・
 <朴政権が無能であることも大きい。↓>
 South Korea’s current administration, headed by President Park Geun-hye, was not up to the challenge.・・・
 <首相は欠だし、朴大統領はリーダーシップをとらない。↓>
 With no head of government and little involvement from Park, Seoul’s initial response lacked leadership.・・・
http://foreignpolicy.com/2015/06/26/nightmers-mers-south-korea-park/?wp_login_redirect=0
 ギリシャ悲喜劇は面白い。↓
 「EU、ギリシャ支援の延長拒否…国民投票も・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150628-OYT1T50009.html?from=ytop_main1
http://www.theguardian.com/world/2015/jun/27/eu-ministers-refuse-bailout-extension-greece-referendum
 コバニからIsis駆逐さる。↓
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-33299306
 ベビメタ類は、気分をリラックスさせ、怒りを鎮めさせるとさ。↓
http://www.newsweek.com/nevermind-bollocks-study-shows-punk-metal-help-calm-nerves-347914
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<太田>
 本日昼前から、SATAケーブル取り換え作業を行いましたが、何と2時間半近くかかってしまいました!
 その間、何度も、諦めようか、場合によってはパソコンを捨ててしまおうかと観念する瞬間さえありました。
 まず第一に、新たに買ったケーブルの片方の端子の形状が、Epsonパソコンに使われていたものとは似ても似つかないものだったことです。
 形の情報を言葉だけで伝達するのがいかにむつかしいか、ということです。
 しかし、形状が似ても似つかないだけで、端子そのものは合っていたのでことなきをえました。
 こと細かに、その他、どのように困ったのか、記すのは止めますが、大昔に秋葉原で買ってあったComputer Tool Kit・・今まで、本来用途には使ったことがなかった・・が大活躍をしました。
 kit中の小ドライバーを使ったのはもちろんですが、狭いところで、はずしたネジを再度締めなければならないところで、何度かチャレンジしてもうまくいかずに諦めかけた時に、ふと、今まで使ったことのない、透明キャップ入りの小器具がKitに入っていることに気付き、開けてみると、小さいものを10cmほど離れたところからつまむためのものだったので、それでネジをネジ穴に運び込み、ようやくネジ締めに成功しました。
 (筐体の中は、どうしてこんなにきれいなんだろうと思うくらい埃が入ってませんでした。
 さすがに、ファンの上には若干埃がついていたので、湿らせたティッシューで埃を取りましたが・・。)
 筐体を元通りにして電源を入れたら、問題なくEpsonパソコンが立ち上がりました。
 (ただ、筐体のへりが少し膨らんでしまったのが気になっています。
 それこそ、埃が入り易いので、ガムテープで隙間を隠しました。)
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<K.K>
 太田さん、有料読者のアドレスリスト(←太田さんが、恐らくメーリングリストと呼んでいるもの。メールソフトによって呼び方が異なります。)について、Excelで編集可能なCSVファイルでエクスポート可能か確認したいです。(当月のアドレスリストをCSVファイルでエクスポートしておけば、メインのパソコンに障害があった場合、簡単にサブのパソコンに当月のアドレスリストをインポートすることが可能です。)
 そこで、下記の3点に関して、異なる点があれば、指摘してください。
1:Thunderbirdは、現在の最新版の38.01。
2:Thunderbirdの[作成]ウインドウで、[アドレスサイドバー]が表示されていると思います。左上の方にある[アドレス帳(K:)]という表示の下にあるドロップダウンリストボタンをクリックすると、展開するリストは、[すべてのアドレス帳][個人用アドレス帳][記録用アドレス帳]の3つであり、他のアドレス帳は存在しない。
3:有料読者のメールアドレスおよび2008年からのアドレスリストは、全て個人用アドレス帳に存在する。つまり、[アドレス帳(K:)]の下のドロップダウンリストボタンクリック→展開したリストの[個人用アドレス帳]をクリックすると、有料読者のメールアドレスおよび2008年からのアドレスリストが表示される。([すべてのアドレス帳]には、文字通り、全てのメールアドレスおよびアドレスリストが表示されるので、今は考えないでください。)
<太田>
 
 [個人用アドレス帳][無料読者(HP)][有料読者][記録用アドレス帳]の4つです。[]すべてのアドレス帳]は存在しません。
 有料読者のアドレスリストは、先般の大障害まで、全て[有料読者]の中にあったのですが、大障害時にあわてて最新の有料読者のアドレスリストを作成した際、誤って、[個人用アドレス帳]の中に作成してしまい、現在に至っています。
<K.K>
 [すべてのアドレス帳]が存在するのは、Ver38からですので、OKです。
 Thunderbirdでは、[アドレスリスト]はエクスポートできないのですが、[アドレス帳]はエクスポートできる(すなわち、Excelで編集も可、インポートも可)という前提に立ってください。
 ですから、常に[有料読者]アドレス帳内にアドレスリストを作成するのではなく、月ごとに異なる[アドレス帳]とを作成し、そのアドレス帳を元にアドレスリストを作成するように変更した方が、私としては良いと思います。
 つまり、[2015-06]というアドレス帳を作成→[2015-06]をCSVでエキスポート→Excelで編集して、2015-07という名前で保存→インポート→Thunderbirdに[2015-07]というアドレス帳が作成される→送信しやすいように[2015-07]アドレス帳内に[有料読者]等の名前で”アドレスリスト”を作成→[2015-06]というアドレス帳はCSVで保存されているので、Thunderbird上には必要ないので、削除→普段の配信は[2015-07]アドレス帳内の[有料読者]アドレスリストを利用、という感じです。 
 ですが、編集方法を無理強いするつもりはありませんので、10分くらいで済む実験を考えて、その実験の結果で、太田さんに判断してほしいと思います。
 そういうわけで、実験を考えてみますので、1晩ほど待ってください。
<太田>
 先ほど、突然、Thunderbirdが勝手にアップグレードされ、38.0.1になっていました。
 狐につままれたような思いです。
 <それはともかく、>実験というより、そうしたいと思うので、やり方を教えていただければ、と思います。
<K.K>
 太田さん、CSVファイルでエクスポート→Excelで編集→CSVファイルをインポート、という簡単な手順で済むと思っていたのですが、ところが、どっこい
 Thunderbird(Ver38.01)は、CSVファイルをエクスポートする時の文字コードはANSI、一方、CSVファイルをインポートする時は文字コードがUTF-8でないと文字化けする、らしいということが判明してしまいました。
 そういうわけで、CSVファイル(文字コード:ANSI)をエクスポート→CSVファイル(文字コード:ANSI)をExcelで編集→文字コードをUTF-8に変換→CSVファイル(文字コード:UTF-8)をインポート、という手順になってしまいました。(保存が慣れるまで、ややこしいと思います。)
 とりあえず下記の手順を行ってみて、使用に耐えうるかどうか、太田さんが判断してください。
 実際に運用する際には、6月のCSVファイルを元に7月のCSVファイルを作成、7月を元に8月を作成・・・という形になりますから、主として手順-2-のみを行えば、OKという形になります。
-0- 下準備
 [D:\Users\Nobumasa Ohta\アドレス帳]フォルダ内に、[インポート用 UTF-8]と[編集用 ANSI]という名前のフォルダを作成してください。
 以降の手順で、[インポート用 UTF-8]と[編集用 ANSI]は、これらのフォルダ、すなわち、
 [D:\Users\Nobumasa Ohta\アドレス帳\インポート用 UTF-8]と
 [D:\Users\Nobumasa Ohta\アドレス帳\編集用 ANSI]を指すものとしてください。
-1- [2015-06]アドレス帳の作成とエクスポート
 [2015-06]アドレス帳を作成し、その中に[00 有料読者]アドレスリストを作成します。さらに、[2015-06]アドレス帳を[2015-06.csv]ファイルとして、Dドライブの[アドレス帳]フォルダに出力します。
 1.Thunderbirdのメインの画面で、左から4番目にある[アドレス帳]ボタン(もしくは、[ツール(T)]→[アドレス帳(B)])をクリックしてください。[アドレス帳]ウインドウが開きます。
 2.[ファイル(F)]→[新規作成(N)]→[アドレス帳(B)]とクリックしてください。[新しいアドレス帳]ウインドウが開きます。
 3.[アドレス帳の名前(A)]テキストボックスに、[2015-06]と入力後、[OK]ボタンをクリックしてください。
 4.左のアドレス帳一覧に[2015-06]アドレス帳が作成されているはずです。[2015-06]をクリックして青色反転させた後、[新しいリスト]ボタンをクリックしてください。[アドレスリスト]ウインドウが開きます。
 5.[リストの名前(L)]テキストボックスに、”00″は半角で、[00 有料読者リスト]と入力し、[OK]ボタンをクリックしてください。(先頭に”00″と付ける理由は、[アドレスサイドバー]で、一番上に表示させるようにする為です。)
 6.[2015-06]アドレス帳の左が[▲]の場合、クリックして[△]にしてください。手順5で作成された[00 有料読者リスト]が表示されるはすです。
 7.太田さんが先日作成した今月の有料読者のアドレスリストが、[個人用アドレス帳]配下に表示されているはずです。([個人用アドレス帳]左が[▲]である場合は、クリックして[△]にしてください。)
 そのアドレスリストをクリックして青色反転させてください。ウインドウ中央に今月の有料読者のメールアドレス等が表示されるはずです。
 8.[編集(E)]→[すべてを選択(A)]とクリックしてください。ウインドウ中央に表示されている有料読者のメールアドレス等のすべての行が青色反転するはずです。
 9.手順8で青色反転させたメールアドレス等をドラッグし、左に表示されている[2015-06]配下の[00 有料読者]上にドロップしてください。
 10.左の[2015-06]配下の[00 有料読者]が青色反転していない場合は、クリックして青色反転させ、今月の有料読者のアドレス群が、複製されたことを確認してください。
 11.[アドレス帳]ウインドウを閉じてください。
 12.Thunderbirdのメイン画面で[作成]ボタンをクリックしてください。
 13.[作成]ウインドウ左の[アドレスサイドバー]の[アドレス帳(K)]下のドロップダウンリストボタンをクリックし、展開したリストの[2015-06]をクリックしてください。[名前]の下に、今月の有料読者と[00 有料読者]アドレスリストが表示されることを確認してください。
 14.[作成]ウインドウを閉じてください。
 15.Thunderbirdのメイン画面で[アドレス帳]ボタンをクリックしてください。
 16.左上の方に表示されている[2015-06]をクリックして青色反転させてください。
 17.[ツール(T)]→[エクスポート(E)]とクリックしてください。[アドレス帳のエクスポート]ウインドウが開きます。
 18.左のところで[PC]→[Data0(D:)]→[Users]→[Nobumasa Ohta]→[アドレス帳]→[編集用 ANSI]の順に辿って、[編集用 ANSI]フォルダを青色反転させてください。(つまり、保存先として[編集用 ANSI]フォルダを指定してください。)
 18.[ファイル名(N)]テキストボックスに[2015-06]と入力してください。
 19.[ファイルの種類(T)]ドロップダウンリストボタンをクリックして、展開したリストの[カンマ区切り(*.csv)]をクリックしてください。
 20.[保存(S)]ボタンをクリックしてください。
 21.エクスプローラを起動させてください。[編集用 ANSI]フォルダ内に作成された[2015-06.csv]ファイルをダブルクリックしてください。Excelでファイルが開かれます。正しくエクスポートされていることを、ざっと確認してください。確認が終わりましたら、エクセルを閉じてください。
 22.[2015-06.csv]ファイルを右クリックして、[プログラムから開く(H)]→[メモ帳]をクリックしてください。
 23.[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)]とクリックしてください。
 24.保存先を[インポート用 UTF-8]フォルダに変更して下さい。
 25.[ファイル名(F)]が[2015-06.csv]であることを確認し、右下の[文字コード(E)]を[UTF-8]に変更してください。
 26.[保存(S)]ボタンをクリックしてください。
 27.メモ帳を終了させてください。
 
 注:手順22-27で、メモ帳を利用してUTF-8で保存していますが、この操作を行わないと、Thunderbirdにインポートした際、文字化けします。
 以上で、今月(2015年06月)のリストがCSVファイルとして[アドレス帳]フォルダに保存されたことになります。
-2- 次月の有料読者リスト(CSVファイル)の作成の練習
 -1-で作成した、[2015-06.csv]を元に、来月の有料読者リスト[2015-07.csv]の作成の練習と[2015-07.csv]のインポートの練習をします。
注:[インポート用 UTF-8]と[編集用 ANSI]を間違わないようにしてください。
注:ここで作成する[2015-07.csv]ファイル、および、[2015-07]アドレス帳は、あくまで実験用のもので、実際に運用する場合は、削除し、正式なものを作ることになります。
 1.[編集用 ANSI]フォルダを開いてください。
 2.[2015-06.csv]ファイルをコピーして、[編集用 ANSI]フォルダ内に張り付けてください。[2015-06 – コピー.csv]ファイルが作成されます。
 3.[2015-06 – コピー.csv]ファイルの名前を[2015-07.csv]に変更してください。
 4.[2015-07.csv]ファイルをダブルクリックしてください。
 5.私が今月で期限の切れる有料読者だと仮定してください。
 6.私のメールアドレスが、n行目に表示されている場合は、最左列の[n]という表示をクリックして、n行目を選択したのち、右クリックして、展開したリストの[削除(D)]をクリックしてください。
 (ある有料読者の方のデータをすべて削除したとしても、前月までのCSVファイルにデータがあるわけですから、問題ないと思います。)
 (実際に運用する場合は、このステップで残り期限等を編集することになります。太田さんが大福帳で何を管理しているか、全てはわからないのですが、例えば残り期限は、[誕生年]と[誕生月]で管理する、もしくは、追加情報1-4を利用する等にすればよいのではないかと思います。)
 
 7.上書きボタンをクリックしてください。警告が出た場合は、[はい(Y)]をクリックしてください。
 8.Excelを閉じてください。警告が出てきた場合は[保存(S)]をクリックしてください。
 9.保存場所が[編集用 ANSI]であること、[ファイル名(N)]が[2015-07.csv]であること、[ファイルの種類(T)]が[CSV(カンマ区切り)()*.csv]であることを確認して、[保存(S)]ボタンをクリックしてください。
 10.警告が出た場合は、[はい(Y)]・[はい(Y)]をクリックしてください。
 11.[編集用 ANSI]フォルダの[2015-07.csv]ファイルを右クリックして、[プログラムから開く(H)]→[メモ帳]をクリックしてください。
 12.[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)]とクリックしてください。
注意:下記の手順13で、誤って保存先を[編集用 ANSI]にしないでください。
 13.保存先を[インポート用 UTF-8]フォルダに変更して下さい。
 14.[ファイル名(F)]が[2015-07.csv]であることを確認し、右下の[文字コード(E)]を[UTF-8]に変更してください。
 15.[保存(S)]ボタンをクリックしてください。
 16.メモ帳を終了させてください。
 17.Thunderbirdのメイン画面で、[ツール(T)]→[設定とデータのインポート(M)]とクリックしてください。[設定とデータのインポート]ウインドウが開きます。
 18.[アドレス帳(A)]ラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]ボタンをクリックしてください。
 19.[テキストファイル(LDIF,.tab,.csv..txt)]をクリックして青色反転させた後、[次へ]をクリックしてください。[アドレス帳ファイルを選択]ウインドウが開きます。
 20.右下の[開く(O)]ボタンの上のドロップダウンリストボタンをクリックして、展開したリストの[カンマ区切り(*.csv)]をクリックしてください。
 21.左のところで[PC]→[Data0(D:)]→[Users]→[Nobumasa Ohta]→[アドレス帳]→[インポート用 UTF-8]の順に辿って、[2015-07.csv]を表示させ、[2015-07.csv](←[2015-06.csv]ではないです)をクリックして青色反転させた後、[開く(O)]ボタンをクリックしてください。
 [アドレス帳のインポート]ウインドウが開きます。
 22.まず、文字化けがないことを確認してください。
 23.次に、[アドレス帳のフィールド]の項目と[インポートするデータ]の項目が一致していること、つまり、[名]の隣は[名]・・・[メールアドレス]の隣は[メールアドレス]・・・であることを確認してください。
 不一致がある場合は、下記のページの「5.エクスポート元(Outlook等)のアドレス帳の項目と、Thunderbird のアドレス帳の項目が違う場合があるので、ここで項目合わせをします。」を参考にして、項目を一致させてください。
http://synclogue-navi.com/thunderbird-address-import
 24.[OK]ボタンをクリックしてください。
 25.[完了]をクリックしてください。
 26.[アドレス帳]ボタンをクリックしてください。
 27.左上に[2015-07]が作成されているはずです、これをクリックしてください。
 28.[2015-06]アドレス帳から私のアドレス等を削除した[2015-07]アドレス帳が作成されていることを確認してください。
 ([2015-07]が作成されたにもかかわらず、中身が無いように見える場合があります。この場合は、一度別のアドレス帳をクリックして表示させた後、再度[2015-07]をクリックしてください。)
 また、[2015-06]アドレス帳は[00 有料読者リスト]というアドレスリストを含んでいるのに、アドレスリストはエクスポートされない結果、[2015-07]アドレス帳は[00 有料読者リスト]を含んでいないことを確認してください。(実際に運用する際は、手順-1-の4~9を行って、当月の[00 有料読者リスト]アドレスリストを作成すれば、OKだと思います。この辺は、太田さんの方が慣れているのではないかと思います。)
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太田述正コラム#7754(2015.6.28)
<内藤湖南の『支那論』を読む(その28)/私の現在の事情(続x63)>
→非公開