太田述正コラム#7995(2015.10.27)
<皆さんとディスカッション(続x2793)>
<太田>(ツイッターより)
 「ショパンコンクール優勝の韓国人に、仏審査員が付けた“1点”物議…」
http://news.livedoor.com/article/detail/10753809/
 作曲者が残した楽譜だけでは、演奏のために必要な情報が100%与えられていないので、演奏者による解釈の余地が生じ、その解釈に審査員が全く同意できない場合には起き得るさ。
<OT>(フェイスブックより)
 ・・・先生の著書「防衛庁再生宣言」「属国の防衛革命」アマゾンから取り寄せました。
 大変勉強になります。
 <仙台オフ会に出席しましたが、>12月東京講演も楽しみにしております。
 宜しくお願い致します。”
<太田>
 12月26日(土)午後に、東京の拙宅で開催予定です。
 今回は、日本初の(日清戦争から冷戦終焉まで続いた)対露100年戦争勝利記念行事、及び、太田コラム・オフ会初の忘年会、を兼ねています。
 皆さんのご出席をお待ちしています。
<太田>
 フェイスブック上のOTさんによる上掲の「リンクへのコメント」に対し、コメントすることも返信することもうまくいかず、お手上げ状態。
 OTさん、このコラム、読んでいただいてます?
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 この調子で、次へ行こうよ、孫サン。↓
 「・・・孫社長が「まとめに入りましょう。私たちはより大きな会社を作り、起業家を支援していきたい。若い人にはチャンスがある。10年ごとにソフトバンクの次の後継者を見つけたい」と話したところだ。
 アローラ氏はすかさず「私はまだ後継者に就任していないけれど、私の『次』の話になっているわけですね?」と笑いながら突っ込んだ。
 これに対して孫社長は「2人で次の後継者の候補を探し、見つけていきたい」と発言したのだ。
 「後継」の意味するところは、経営の実権を譲ることだ。実権を譲られた者が、次の後継の指名権を持つと解釈するのが自然だろう。だが、「次の次の後継選びも自分が関与する」と孫社長が考えていることをうかがわせる発言だった。
 「後継」と言いつつ、実権は自分が握り続けるつもりなのか。そこにアローラ氏との微妙なズレが生じることはないのかと疑問を持つのは、うがちすぎだろうか。・・・」
http://mainichi.jp/premier/business/entry/index.html?id=20151023biz00m010021000c
 日本のキャラ弁の好意的紹介記事だ。↓
http://www.bbc.com/news/blogs-trending-34610320
 ワシントンでの俵屋宗達展開催にあたり、彼の芸術の素晴らしさを語った記事だ。↓
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-34634881
 フォーチュンクッキーは日本起源である、と指摘する記事だ。↓
http://www.csmonitor.com/World/Global-News/2015/1026/Has-Japan-improved-on-the-fortune-cookie-video
 人民元をSDR構成通貨として認めたい、とIMFの事務方が中共に伝達したって。↓
 ・・・IMF officials have told Chinese leaders it’s likely the renminbi will enter the organization’s Special Drawing Rights (SDR), an international reserve fund made up of virtual currency meant to back up national coffers, by year’s end. That would put it in the same league as the euro, the Japanese yen, the U.K. pound sterling, and the U.S. dollar.・・・
 <これは、元が、ユーロ、円、ポンド、ドル、のお仲間入りってこと。そうなれば、元のウェートは、ポンドと円を上回ることになるので、日本が難色を示すかも、だと。
 (反対すんなよ。(太田))↓>
 If the renminbi is added to the SDR, it would make up for more than the British pound and the Japanese yen. If that occurs, “the Japanese would be the ones to object [to its addition],” ・・・because Beijing would have a bigger stake in it than Tokyo.・・・
http://foreignpolicy.com/2015/10/26/is-china-about-to-gain-entry-to-the-imfs-currency-country-club/
 米国の諸都市における黒人暴動と、外国における反米感情やそれに根差す対米テロ攻撃等の背景は同じであり、米国の自業自得だ、と指摘するコラムだ。↓
 ・・・Many wring their hands while young people riot in the streets of Ferguson, Missouri, or commit crimes in poor inner cities where law enforcement is more about suppression of violence than community protection, but they have ultimately done little to push concrete change. What Americans feel less comfortable with is the notion that this violence, clearly an outgrowth of the history of persecution and violence that Coates describes (among other socio-political and economic factors) might be derived from a similar pool of anger and resentment as those who attack the United States from abroad, or even those who attack it from within based on foreign ideologies or alleged U.S. misconduct abroad.・・・
 <釈迦が、自らの内面を省察せよ、さらば、他者達やこの世界を理解できよう、と喝破したことを想起せよ、と。
 (文中で、(引用しなかったけど、)オバマ自身がそう考えているであろうことを、筆者は示唆してるね。こういうコラムが出るようになって大変結構ではあるけど、米国は、次期大統領以降、昔に舞い戻っちゃう可能性大だな。(太田))↓>
 The Buddha told his followers to look within themselves to understand the world and others. American decision makers should heed this advice and seek honest words from observers like Coates who force them to acknowledge the connection between what happens within U.S. borders and events around the world.
http://foreignpolicy.com/2015/10/26/between-the-world-and-u-s-ta-nehisi-coates-foreign-policy/?wp_login_redirect=0
 ベーコン、ハム、ソーセージには発癌性あり、とWHOがご託宣。
 (聞いたような話だが、日本ハム等のメーカーはこれから大変ねえ。(太田))↓
 Bacon, ham and sausages rank alongside cigarettes as a major cause of cancer, the World Health Organisation has said, placing cured and processed meats in the same category as asbestos, alcohol, arsenic and tobacco.・・・
http://www.theguardian.com/society/2015/oct/26/bacon-ham-sausages-processed-meats-cancer-risk-smoking-says-who
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太田述正コラム#7996(2015.10.27)
<仙台オフ会(2015.10.24)次第(その4)>
→非公開