太田述正コラム#8666(2016.10.13)
<皆さんとディスカッション(続x3129)>
<太田>(ツイッターより)
 オバマが、女性についてああいうことを言うトランプは、「セブンイレブンに就職しようとしたって、通らないだろう」と述べた。
http://www.bbc.com/news/election-us-2016-37627088
 こんな文脈で用いられるくらい、セブンイレブン、今でも米国で有名なのね。
 モチ、現在は日本企業だって知<っ>てんだろうが。
 「…首相<が現国会>…で、憲法改正の…論戦を避けるのは、過去の国会で自民党の改憲草案や自らの意欲的な答弁が野党の反発を招いてきた経験があるからだ。…」
http://digital.asahi.com/articles/ASJBD5GMZJBDUTFK00Z.html?rm=527
 X。
 憲法改正が現実化する中、実は9条を改正する気などないことを気取られないためさ。
 始皇帝陵の兵馬俑はギリシャ文明の影響下、恐らくはギリシャ技工による指導もあって作られたらしいとさ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E9%A6%AC%E4%BF%91
 仏像の出現と同じ構図だったというわけか。
 じゃ、未公開コラムでマウリヤ帝国はアレクサンドロス「帝国」の刺激で生まれたと書いたが秦帝国も?
<Starting Over>(同上)
≫OECD… 加盟24カ国…の教師の能力<は、>…、韓国の教師たちは「数的思考力」が17位、「読解力」は14位だった。ちなみに1位はいずれもフィンランド、日本がどちらも2位に入った。≪(コラム#8658)
 フィンランド教育失敗:国内批判、分数できる生徒1割台
http://jukuyobiko.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html
<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 権力(自民党)にすり寄る維新の党。
 それを公明党への当て付けにして、新たな利益誘導をさっさとやってまおうと企む自民党。
 やだねぇ~~。↓
 「自維協調で与党に溝 IR推進でもタッグ 公明置き去り?・・・」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000069-san-pol
<太田>
 悪臭ふんぷんの国賊自民党タカ派にたかるウジ虫どもめ。↓
 「亀井氏ら靖国に「賊軍」合祀要請 現元職の国会議員90人も賛同・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016101201001613.html
 時代はどんどん進んでいく。↓
 「・・・トヨタがスズキと手を組むと、ダイハツなどのグループ企業、マツダなど「仲間」のメーカー分を合わせた国内シェアは6割を優に超す。・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12HQI_S6A011C1000000/?n_cid=NMAIL001
 ハイハイ、一応信用したげるけど、それはそれとして、現在空自所管のパトリオットを陸自所管に移しなよ。↓
 「中国の制空権獲得を阻む陸自の03式中距離地対空誘導弾 改良型は米軍関係者もうならせた ・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/161012/prm1610120003-n1.html
 ・・・。↓
 「スマホで将棋ソフト使い不正か 三浦九段・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12137536/
 私の入院中に、ヒマつぶしにYouTubeと並んで活躍してくれた二つのサービスが注目されるのはうれしいね。↓
 「ニュースアプリ「SmartNews」が世界2000万ダウンロード突破!・・・」
http://mainichi.jp/articles/20161013/gnw/00m/040/003000c
 「民放ラジオ局の番組をインターネットで聞くことができるサービス、radiko(ラジコ)は、11日から、1週間以内に放送された番組をさかのぼっていつでも聞くことができるタイムフリー聴取機能の無料提供を、全国で開始した。・・・」
http://blogos.com/article/193596/
 朝鮮日報の日本礼賛がいい調子で続いている。↓
 「少なくとも日本の科学者たちは、大学で講義さえすれば何とか生活できる道がある。国公立や私立大学の教授の選抜権を持つ日本の文部科学省の資料を見ると、日本の国立大学教授の平均年収は1172万円、准教授934万円、講師838万円、助教707万円だ。助教になるだけで700万円を上回る。韓国の大学教授の平均年収は9500万ウォン(約876万円)だが、週9時間以上講義する「教授クラスの講師」は1700万ウォン(約157万円)だ。学問をなりわいとする人々の格差が、韓国では非常に深刻なのだ。日本でも一度教授になれば安泰で、新たな人材が登用されにくいという問題はあるが、優秀な研究者は研究を続けている。
それは、先を見通す力をもって「価値ある研究」に研究費を支援する日本の研究費分配システムのおかげだ。大隅氏はほぼすべて「国の資金」で研究してきた。論文数や海外学術誌の引用回数などで研究費が分配される韓国のシステムだったら、誰も注目しない研究を続けてきた大隅氏は「特別待遇ではないか」とやり玉に挙げられていただろう。
 ある理工系大学の教授は「1980年代以降は監査を意識して『計量化指標』『客観的指標』により研究費が支援されている。その結果、ゴミのような論文ばかり量産された」と言った。韓国が経済協力開発機構(OECD)加盟国でも最高レベルの20兆ウォン(約1兆8440億円)近い政府研究費を支援しながらも、これといった成果がないのはそのためだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/13/2016101300618.html
 「「ペンパイナッポーアッポーペン(Pen-Pineapple-Apple-Pen)」。日本のお笑いタレント・古坂大魔王が「ピコ太郎」という別名で歌い踊る動画だ。単語それぞれの頭文字を取って『PPAP』とも呼ばれている。・・・
 今年8月25日に動画共有サイト「ユーチューブ」にアップされたこの動画は、このほど4000万回再生を突破した。・・・
 この動画は韓国でも人気だ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/13/2016101300584.html
 で、中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だが、まず、上掲の朝鮮日報記事それぞれに対応する、習ちゃんがスポンサーの記事2篇を掲げよう。↓
 <ちょいこじつけじゃねーの?↓>
 「日本人のノーベル賞受賞ラッシュに見る中日両国の大学英語教育・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/1012/c94473-9125895.html
 <とにかく、日本のことは何でも関心を持て、また、関心を持ったことは理論的に把握するよう努めよ、という指示が習ちゃんから出てるんだろな。↓>
 「・・・今日頭条は・・・神曲『PPAP』<が>こんなにブームになった・・・背景について、3つの点から考察している。
 1つ目のキーワードは「模倣」だ。単純な「PPAP」がこれほどまで人気を集めたのは、オリジナルバージョン以上に「やってみた」バージョンの存在が大きかったとの見方をしている。その代表格が市野莉佳・市野莉子(りかりこ)の一卵性双子姉妹のバージョンであり、その可愛らしさがムーブメントを巻き起こしたと解説した。
 2つ目のキーワードは「スター効果」。素人のみならず、ファッションリーダーという側面を持つ人気芸能人たちまでもがマネをし始めたことで、徐々に人気や注目度が高まっていったと説明している。そして3つ目は「幼稚園を卒業した子どもでもできる、簡単な動作と言葉」にあるとした。その簡単さ、シンプルさゆえに、おもしろおかしくアレンジできる可能性が広がり、エンターテインメント性を高めているとの見立てだ。・・・
  記事は、PPAPの単純ながらも中毒性のある曲調を「魔性の旋律」と形容している。」
http://news.searchina.net/id/1620687?page=1
 <外国から良いものを取り入れ、更にずっと良いものに改善する、と日本人を礼賛。↓> 
 「・・・今日頭条は・・・「中国人が発明したほぞ組みなのに、日本人によって大いに発揚された」とする記事を掲載した。記事は、数百年前に中国から日本に伝来したほぞ組みの技術が「日本の職人たちによって、一日、また、一日と複雑な組み合わせが編み出されたことで、西洋人には日本独特の木材美学として映っている」と説明した。中華文明による偉大な発明であるのに、「本家」の中国人ではなく、日本人が世界的に有名したことが口惜しいようだ。
 記事はそのうえで、このほどある日本人がツイッター上に、知りうる限りのありとあらゆるほぞ組みの形を3D映像化したものを次々を紹介しており、世界各地の人びとから注目を集めていると伝えた。ツイッター上に投稿されたほぞ組みのパターンは80種にのぼると解説すると同時に、「今これらの方法を用いようとすれば非常に高価になるが、デジタル制御加工技術、3Dプリント技術が進歩するにつれて、将来的には手の届く費用でできるようになるだろう」と評した。」
http://news.searchina.net/id/1620695?page=1
 <日本の製品は何でも素晴らしいというのに、スマホではなぜ出てこないかを解明。↓>
 「今日頭条は・・・日本のスマートフォンが世界に通用しない理由について分析する記事を掲載した。
 記事はまず、日本の半導体メーカーのこれまでの功労を認め、「戦後の日本は最速で台頭し、一時は米国に迫るほどだった」と称賛。何でも極めようとする真面目な国民性によって、日本は半導体分野でも一時は極限まで上り詰めたとした。では、その日本がなぜ世界に通用するスマホブランドを作ることができないのか、と誰もが思っている疑問を提示した。
 記事によると、日本に足りないのは2つの分野、つまり「CPU」と「OS」だという。スマホが主流の今、最も重要なCPU市場はすでにクアルコム、MTK(メディアテック)に占められてしまい、OS分野でもiOSやアンドロイドが圧倒的シェアを占めている、と現状を指摘した。
 日本は本来、スマホ分野で「世界最強になる機会と基礎があった」ものの、「スマホの世界からどんどん離れている」と主張。中国メーカーの勢いも目覚ましく、やがては華為(ファーウェイ)や小米(シャオミ)といった中国スマホが日本にあふれ、「わが国の科学技術の進歩によって、極端に自尊心の強い国を征服する時が来るかもしれない」と野望を見せた。」
http://news.searchina.net/id/1620671?page=1
 <今度は航空機エンジンがなぜ出てこないかを解明。↓>
 「・・・重慶時報は・・・日本は優れた工業力を有しているのに、なぜ航空機のエンジンでは競争力の高い製品を造ることができないのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は一国の航空機エンジンの研究開発能力は「技術資源」と「航空機エンジンの専門技術」の2つの要素から成り立っていると説明。日本は工業に携わる人口が少ないうえ、第2次世界大戦の敗戦によって日本は一時、航空機の開発が禁止されたため、技術的な蓄積が少ないと指摘した。
 続けて航空機エンジンの研究開発の難度について、航空機エンジンの大手メーカーのスタッフも「極めて難しいゆえに成功者が非常に少ない」という見方を示していることを紹介。現代の世界で最も複雑かつ多数の学科が組み合わさった機械システムこそ航空機エンジンであるとの見方もあるとした。
 <こっからは、サーチナの解説部分だが転載した。↓>
 一方で、IHIと防衛省技術研究本部が「ハイパワースリムエンジン(HSE)」の試作エンジンを2018年度をめどに完成させるという報道もあり、もし実現するならこれは日本が推力15トン級という世界的に見ても最高レベルの航空機エンジンを自国で製造できるようになることを意味する。」
http://news.searchina.net/id/1620713?page=1
 <一方、かつて傑出していたが、落ちぶれつつある日本製品群もあるというわけで、まず、家電から。↓>
 「・・・今日頭条は・・・2016年の国慶節を利用して秋葉原を訪れた家電に詳しい中国人の感想を写真付きで掲載した。
 記事はこの家電に詳しい中国人が、秋葉原の家電量販店で4Kテレビやドライヤー、オーブン、空気清浄器、自動掃除機、電器炊飯器など日本で販売されている様々な最先端家電を観察したことを紹介。観察の結果に得た結論は「やっぱり日本での爆買いは必要だ」というものだった。
 記事によれば、この中国人は日本の家電製品を非常に高く評価しており、「中国メーカーのハイエンド家電も決して悪くないが、消費者に言わせれば日本メーカーの製品はより信頼できる」と絶賛している。・・・
  さらに記事から読み取ることができる点として、日本の最先端家電製品は中国の家電製品の一歩先を進んでいる感がある。例えば記事は日本企業のウォーターオーブンとその機能を読者に紹介している」
http://news.searchina.net/id/1620682?page=1
 <次に新幹線。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「一般の利用客の視点では、新幹線と中国高速鉄道のハード面の違いはよく分からない」のが現実だと指摘しつつ、中国高速鉄道は細かい点で新幹線に劣っているのが現実だと伝えている。
 記事はまず、中国高速鉄道が新幹線に劣っているソフトの点として、「改札の不便さ」を挙げ、中国高速鉄道は発車15分前にならないとホームに入れないことを挙げたほか、改札の乗車券も定められた向きのとおりに自動改札機に入れないとエラーになってしまうと紹介。
 それに比べ、日本はいつホームに入っても問題なく、乗車券を自動改札機に入れる向きに決まりはないと指摘。こうした点は新幹線に限ったことではないが、新幹線は中国高速鉄道に比べて非常に利便性が高いと論じた。
 また記事は、中国高速鉄道の車内にあるモニター画面では「どうでも良い情報を垂れ流して」おり、誰も気に留めていないと指摘。驚くべきは「次の停車駅や到着時刻すら知らせてくれない」ことだと伝える一方、新幹線は次の停車駅と到着時刻がしっかりとモニターに表示されると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1620656?page=1
 <つまり、製品で落ちぶれても、サービスである程度カバーできるのが日本だ、というわけだが、そのサービスについてだ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の引っ越し会社は、はっきり言ってとんでもない存在だ」とする記事を掲載した。記事は、引っ越しと聞くととにかく疲れるというイメージを抱くものだとしたうえで、「しかし日本では、十分なお金を払いさえすれば、全くのストレスフリーで引っ越しをすることができる」と紹介。業者が梱包から運搬、家具の配置まであらゆるサービスを提供しており、利用者はニーズや予算に合わせてサービス範囲を選択することができることを説明した。
 また、数多くの業者が存在することで業界における競争が激しくなっており、各社のサービスレベルが非常に高いことも伝え、「プロの引っ越し集団が提供するのは、世界レベルの一流サービスだ。彼らはすべての細かい部分までしっかりと抑えているのである」と評した。
 そして、引っ越し業者の仕事ぶりについて写真付きで解説。まず、梱包して荷物を運び出す際には、屋内の角という角に緩衝材を設置してぶつかった時の破損を防ぎ、靴や衣服専用の箱など様々な備品を使って、どんな形のものでもきれいに梱包し、家具などをきれいに拭き掃除してくれさえもするとした。
 そして、新居までトラックで荷物を運んでくると、チームで簡単なミーティングを行い作業分担を決定、小さなものは人力で、大きな家具などは吊り上げ用ロープなどの器具を使って次々と運び入れて配置すると紹介。食器などの原状回復を済ませて作業が完了した時点で、ゴミ一つ落ちていない状況であると説明した。」
http://news.searchina.net/id/1620675?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「あなたは居酒屋の正しい楽しみ方を知っているか」とする記事を掲載した。記事は、仕事を終えた日本人が最も行きたがり、気の合う仲間や同僚と一緒に気晴らしをする場所として居酒屋を紹介している。
 まず、街にはさまざまな風格の居酒屋が林立しているが、大きく分けると「赤ちょうちんの焼き鳥専門店」、「炉端焼風の、焼き物を得意とする居酒屋」、「街の片隅ある、3-5人入ればもういっぱいというミニ居酒屋」の3タイプに分かれるとした。駅前などに見られるチェーンストアの居酒屋などは、どうやらカウントに入っていないようである。
 また、焼き鳥を得意にする居酒屋の良し悪しの見分け方を紹介。油やタレがまるで釉(うわぐすり)のようについた、年期を感じさせるようなコンロかどうか、そして若いアルバイトではなく、年配のオヤジが厨房を切り盛りしているかどうかで判断すべしとした。
 記事はさらに、居酒屋に入ってからまず酒を頼み、出されるお通しをつまみながら酒を飲む、そして一品料理を少しずつ頼み、最後にお茶漬けなどの主食を食べる、という「流れ」について解説。特に「梅茶漬けは本当に最高。みんなくれぐれも忘れないように」とおススメしている。」
http://news.searchina.net/id/1620693?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「・・・<日本では>リンゴたち、収穫されてから、われわれの口に運ばれるまでに、さまざまな検査や等級分けのプロセスを経ているのである。・・・
 今日頭条は・・・大量の売れ残りを出す中国のリンゴ農家は、これらのプロセスを見習うべきだとする記事を掲載した。
 記事はまず、「日本のリンゴは高価だがよく売れると多くの人が認識している」とする一方、「国内では毎年売れ残りが発生する」と指摘。その理由について「日本のリンゴ園における等級分けの細かさに、答えがあるかもしれない」としたうえで、そのプロセスについて写真付きで以下のように紹介している。
 収穫されたリンゴは箱に入れられ、まず人の目による振り分けを行う。続いて光センサーを使って表面の様子、大きさ、熟し具合、糖度、傷みの程度、着色面積をチェックし、等級分けする。等級は最高級品、贈答用、家庭用、加工用など17種類にも分けられ、高級品は再度人間によるチェックを入れることで品質を確保する。箱には産地や栽培者、生産販売者といった情報が記載される。
 記事はまた、毎年品評会が開かれて農家どうしの交流、相互学習が促進されていること、出荷する月ごとに別の倉庫に分けて保管することで、供給と品質の安定を確保していること、包装自体は簡素で中国のように豪勢ではないことなどについても紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1620591?page=1
 <これもまたまたそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本を旅して初めて分かる、日本の高速道路にある『特殊』サービス」とする記事を掲載した。以前、高速道路の高速道路のパーキングエリアにある自動販売機の充実ぶりに中国人が感動したことを紹介したが、今度はどんな「特殊サービス」に感銘を受けたのだろうか。
 記事は、日本の高速道路が有料であり、しかも、高額であると紹介。1人で高速道路を利用するなら、新幹線のほうが安価であり、3人乗ってようやく割安になるレベルだと説明した。一方で、高速道路上にはほぼ一定の間隔で大型の休憩施設であるサービスエリア(SA)と小型施設のパークングエリア(PA)が存在し、飲食や物販のほか、様々なサービスが充実していると伝えた。
 そのうえで、SAやPAの様子を実際の画像を用いて解説。まるでテーマパークのような外観のSAや、デパートやホテルのように「コンシェルジュ」が待機している場所があること、飲食店はバリエーションに富み、焼き立てパンを販売する店があるほか、冷水やお茶が無料で飲める設備もあるとした。広々として清潔感のあるトイレについても紹介している。
 さらに、特徴的なサービスを提供するSAやPAについても言及。東名高速道路の足柄SAにはドリンクを飲みながら足湯を楽しめるラウンジがあること、新東名高速道路の浜松SAではピアノ工場の街にちなんで演奏室が設けられ、定期的に演奏が行われていることなどを例として示した。
 <中共人民にも参画させている。↓>
 記事を見た中国のネットユーザーからは、「確かに、(中国との)差は大きすぎる……」、「日本の鉄道と高速道路の休憩エリアには現地のグルメがある。われわれのところには値段の高いブタのエサしかない」、「こんなSAを作るなんて、変態だ」などといった意見が寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1620658?page=1
 <いずれにせよ、現在の日本は、依然、スゴイのだ、とする。↓>
 「今日頭条は・・・「日本は不動産バブル崩壊後、3つの奇跡を作りだした」とする記事を掲載した。記事は、バブル崩壊後に日本政府の債務が急激に増加したことについて、「確かに日本経済の低迷に関係がある」とする一方で、「しかし、その主な原因は高齢化や社会保障・福祉の整備にあるかもしれない」と解説した。
 また、日本政府による「すすんで不動産バブルを崩壊させ、為替レートの大幅上昇を助ける」という政策的選択は、「バブル崩壊後の日本経済に3つの奇跡をもたらした」としている。
 その「3つの奇跡」とは、「日本企業が大いに国外進出を果たし、海外において新たな日本を作りあげたこと」、「世界的に影響力・競争力を持った製造企業を作りあげたこと」、そして「高齢化社会にマッチした、しっかりした社会保障制度を構築したこと」の3点だ。
 記事は「不動産バブルの崩壊があってこそ、日本の金融資源や貴重な土地資源は、初めて実体経済や製造業の革新に向けられるようになった。そして、大幅な為替レート上昇で日本企業を国外に出させ、最終的に実体経済と製造業の復活を実現したのである」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1620626?page=1
 <で、とにかく、日本に行って見てこい、というお馴染みの呼びかけ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人観光客から見た日本の「衝撃的」なことをまとめた記事を掲載した。
 記事はまず、皇居前にホームレスの人がいたことを挙げている。皇居の外苑には松の木がたくさん植えられており、静かで心地良い空間となっている。中国には皇居に該当する場所はないが、仮に政治の中枢である中南海にホームレスがいたら「すぐに公安に追い払われるか、捕まるだろう」と伝えている。
 また、中国人が理解できないことは「日本では国産品の価格が高いことだ」と紹介。例えば日本産の野菜は中国産の数倍はすると伝えている。・・・
 そのほか記事は、日本の駅の切符売り場に人がいないことや、商業施設では店員が膝をついて接客すること、さらに日本人が信号を守ることなども挙げている。」
http://news.searchina.net/id/1620717?page=1
 <これも要するにそういうこと。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本に対する考え方を変えてしまうであろう日本と中国の「差」について紹介する記事を掲載した。日本人からすればごく当たり前の日常的なことであっても、中国人は大きな驚きを感じ、日本への見方が変わることにつながるようだ。
 例えば記事は、「中国のトイレは使用済みの紙をごみ箱に捨てるのに対し、日本はトイレに流すこと」を挙げている。さらに「汚くて臭いのが中国のトイレ、ホテルのトイレのように清潔なのが日本のトイレ」と紹介している。トイレの清潔さにはよほど感動するようで、ベビー用の椅子や傘置き、更衣室、ピカピカに磨き上げられた洗面台などを写真で紹介。「床に座れるほど」日本のトイレはきれいであり、「トイレと呼んで良いのだろうか」と論じている。
 また、「中国の薬局はあくまで薬局に過ぎないが、日本の薬局は何でも屋のようだ」と紹介。薬だけでなく化粧品、美容品、お菓子、日用品までなんでも売っている日本のドラッグストアは中国人女性に大人気で、入ると2時間は出て来れないそうだ。さらに、「薬を飲んで3日後に効きはじめる中国の薬、すぐに効く日本の薬」も魅力だという。と中国人の間で「神薬」と呼ばれて爆買いされた薬を試してみたところ、どれも「本当に効果があった」と絶賛。便秘薬を3粒飲んだだけで10年悩まされてきた便秘が解消し、口内炎の薬も一枚貼っただけで次の日には治ったと綴り、日本では医薬品メーカーの競争が激しいので、「効かない薬は淘汰されるのでは」と理由を分析した。
 他にも「自動車優先なのが中国、歩行者優先なのが日本」であり、「どの客にも一律の挨拶しかしないのが中国、一人ひとりの客にきちんと挨拶するのが日本」、「地下鉄が市場のように騒がしい中国、病院のように静かな日本」、「写真と実物が違うのが中国、写真と実物が同じなのが日本」、「ホテルのシャンプーを使うと髪が藁のようになる中国、髪の毛がサラサラになる日本」と伝え、観光客の目線で見た日中の「差」を紹介した。」http://news.searchina.net/id/1620630?page=1
 書いてる記者も信じてるワケじゃないが、習ちゃんから、取りあえず、こういうカンジの説明をしておけ、と言われてんだろな。↓
 「・・・今日頭条は・・・日本の「国家正常化戦略」と中国の「一帯一路戦略」は互いに矛盾するものであり、この矛盾が現在の日中間における「政冷経冷」状態を生じさせているとする記事を掲載した。
 記事は、中国の「一帯一路戦略」には経済の構造転換という必要性に加えて、中国だけでなく東南アジア各国、ロシア、中央アジア、さらには欧州の発展という重要な道義も含まれると説明。中国のみならず、「44億人に利益をもたらす大戦略」であると指摘した。
 一方で、2960年代より日本は「雁行形態論」に代表される発展プロセスのもとでアジアの主導権を握っていたと指摘。雁行形態論とは経済学者の赤松要氏が提唱した発展プロセスであり、途上国が先進国の発展から利益を享受しつつ、先進国の後を追いかけて発展するというプロセスであり、記事は「日本は先進国としてアジア各国と利益を共有することでアジアの主導権を握っていた」と主張する一方で、中国が大きな発展を遂げたことで日本のアジアにおける主導権が瓦解しつつあると主張した。
 それゆえ、日本の政治家たちは「ASEAN、インド、オセアニア諸国との関係を強化することによりアジア太平洋地区における日本の影響力を保持しようとしている」と指摘、中国に対して日本は必死に抵抗しており、日本と中国の「政冷経冷」状態はアジアにおける主導権争いの結果として生じているものであると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1620720?page=1
 トランプ/サンダース現象の背後に、IT産業の興隆が雇用の増大をもたらさなかったこと(と所得格差を拡大したこと)があった、とさ。↓
 The technology revolution has delivered Google searches, Facebook friends, iPhone apps, Twitter rants and shopping for almost anything on Amazon, all in the past decade and a half.
 What it hasn’t delivered are many jobs.・・・
 The gap between what the tech boom promised and then delivered is another source of the rumbling national discontent that powered the rise this year of political outsiders Donald Trump and Bernie Sanders. ・・・
http://www.wsj.com/articles/americas-dazzling-tech-boom-has-a-downside-not-enough-jobs-1476282355
 このコラムを読むと、リベラリズム=主たる個人主義と従たる人間主義、ネオリベラリズム=個人主義のみ、と整理できそうに思うね。↓
 Neoliberalism is creating loneliness. That’s what’s wrenching society apart ・・・
https://www.theguardian.com/commentisfree/2016/oct/12/neoliberalism-creating-loneliness-wrenching-society-apart
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太田述正コラム#8667(2016.10.13)
<またまた啓蒙主義について(その15)>
→非公開